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第七・五章

ダンジョン障害物競走:二日目前編

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偶数組の冒険者は無事に配置についたようだ。

こっちも準備は万端。

あとは開始の鐘を待つばかりだ。

冒険者たちは緊張のためかそわそわしている。

それもそうか、開けるなって言われてお預けを食らっているわけだからそら気になるよね。

俺だったら気になって仕方ない。

「みなさんそろそろ開始の時刻ですので準備をお願いします。」

「「「「はい!」」」」

「開始の合図がありましたら封筒を開封し紐を着用。紙を確認し、各自の目標を推理してください。提出先はこちらではなく奇数側ですのでご注意を、こちらに持ってきても点数評価はできません。」

「再度確認なのですが、狩人へは攻撃してはいけないんですよね?」

「その通りです。彼らへの『直接的な』攻撃は認められていません。皆さんができることは隠れることもしくは逃げることです。どう逃げるかに関しては皆さん次第ということですね。」

あえて一部分だけを強調して説明する。

ほら、逃げ方にもいろいろあるじゃないですか。

最近話題の洋ゲーにD○Dとかいうのもありますし。

あれも鬼ごっこゲーですから。

やっている人曰く最近は『お鯖様』なんて用語ができてしまう状況らしいですが・・・。

ゲームは楽しく。

他人に迷惑のかかることはやめましょう。

以上、ゲーマーからのお願いでした。

と、そのとき腰に身に着けた鐘が澄み渡った音を鳴らす。

始まりの合図だ。

「ではただいまより予選を開始します。制限時間は二刻、皆さんの健闘を祈ります!」

合図と共に冒険者が一斉に行動を始める。

封筒を開け、紐を結び、紙を解読し始めた。

うんうん、頑張ってくれたまえ。

しばらく様子を見ていると仲間と話し合いをしたのち、一組、また一組と行動を始めた。

どうやら方針が固まったようだ。

俺が言うとあれだが、そこまで難しくしていないはずだ。

よく読めば理解できるはずだし、探し物もそんなに難しくない。

後はそれを森の中で発見できるかという事だ。

得点の高いものほど探しにくい。

だが探しにくいだけで数がないわけではない。

初日の様に見つけたものの中身が高得点じゃなかったなんてランダム性もない。

自分達の頑張りが直接得点につながる仕様だ。

後は狩人がどれだけ頑張ってくれるかだな。

ちなみに、狩人につけている鈴も魔術師ギルド製となります。

ご提供ありがとうございました。

そして気づけば最後の冒険者が開始地点から巣立っていった。

やれやれ、ひとまず休憩だな。

「みなさん行ってしまわれましたね。」

「私達はしばし休憩させてもらいましょう。」

「朝からお疲れ様でした。」

「エミリアもお疲れ様です。」

偶数側の冒険者が来るのに一刻位はかかるだろう。

持ち場を離れるわけにはいかないが、だらけるぐらいはかまわない。

ちなみに、開始場所はわかっても持っていく場所はわからない仕様になっているので探すしかない。

ただ、情報交換は禁止していないので森の中で出会った冒険者同士で是非交流してもらいたい。

この予選には普段あまり手を組まない冒険者同士の交流を促す意味もあるのだ。

「シュウイチさん、二回目の予選が終わった後は昨日同様にすぐに結果発表されるんですか?」

「まだそこは考えてないんです。食事などを済ませてゆっくりしてから発表しようとも思っているのですが、すぐに知らせて残った人とそうでない人の間で問題が起きない可能性も無くは無いですから・・・。」

「確かにその可能性は否定できませんね。辞退など出場しない班が出た場合は繰り上げになるんですよね。」

「そのつもりです。ですので、不慮の事故のような形で『何か』起きるのは避けたいんですよね。となると、翌日の朝発表するという手もあるのですが、それだと心の準備が出来ない場合もありますし、難しい所です。」

いきなりさぁ本番ですと言われるのと、事前に心構えが出来るのとどっちがいいんだろう。

個人的には準備が出来る方が好きなんだけど、ゲームでは以外に出たとこ勝負な所もある。

事前情報がないと全てが出たとこ勝負だからね。

死に物狂いでラスボスを倒したと思ったらまさかの最終形態とかよくある話です。

ノーセーブ縛りの場合コントローラーを投げたくなります。

やり直しが聞かないからこそ面白いともいえるんですけど、世の中難しい。

「私は当日に言う方がいい気がします。」

「それはどうしてですか?」

「今日結果を伝えると明日の朝一に帰ってしまう班が出てしまうと思います。もちろんそれも仕方がないことなんですが、せっかくここまでやってきたんですから最後まで全員揃って迎えたいですよね。」

「後夜祭もありますし、それが望ましいですけど用事がある場合も有りますから。」

明日の朝一で依頼をこなす場合は後夜祭まで残る事は難しい。

全員を強制的に拘束できるのは今日までだろうな。

「参加賞はいつ渡しましょうか。」

「決勝に参加しない班には、決勝が行なわれている間に渡すつもりです。」

「それを決勝後にするのはどうですか?」

「それも一つですが、そうなると時間がかかりすぎてしまうんです。150人にあれこれ選んでもらうとなるとちょっと・・・。」

「なかなか悩ましいですね。」

「本当にそうです。」

あちらを立てればこちらがたたず。

結果発表に関しては年始に行なわれている駅伝の予選会のように上から順番に読み上げていくor張り出していく感じで行くつもりだ。

ということはそれを準備する時間も必要になる。

そうなると必然的に明日の朝になるか・・・。

後でみんなの意見も聞いてみよう。

「あれ、向こうから誰か来ます。」

どうするか考えていると、エミリアが森の向こうかりやって来る人影に気がついた。

まだ始まってそんなに時間が経っていないけどもう集めたんだろうか。

「イナバ様ここにおられたんですね!」

遠くていまいち誰か分からないが向こうはもう俺を認識したらしい。

だが聞き覚えのある声だ。

これってもしかして・・・。

「あれ、モア君?」

「はい!その節はお世話になりました!」

見覚えのある人物が目の前にやってきた。

覚えている人もいるだろう、失踪事件の際に俺の護衛をしてくれた騎士団員だ。

「シュウイチさんこの方は?」

「モア君といいまして、先日の失踪事件の際に私の護衛をしてくれたんです。まさかこの催しに参加しているとは思っていませんでした。」

「実は騎士団を辞めたんです。事件の後、最後まで護衛が出来なかったのは自分が兄の姿ばかり追っていていたからだと悟り沈んでいました。そんな時、助けた冒険者の一人と仲良くなって今一度自分を見つめなおす事にしたんです。騎士団の皆もいつ戻ってきてもいいと快く送り出してくれました。」

「そんな事があったんですね。ですが大丈夫ですか?まだ予選の途中ですが・・・。」

「またすぐに戻ります。昨日はお話しする時間がなかったので今しかないと思い、走ってきました。」

「公平な立場でいるために何も出来ませんが、頑張ってください。」

「はい!偶数班なのでまた戻ってきます!」

大きくお辞儀をするとモア君は再び森へ帰っていった。

あ、いや野性に戻ったわけじゃないのであしからず。

「まさかこんな所で彼に出会えるとは思いませんでした。」

「元騎士団員の冒険者ですか。なんだかすごいですね。」

「彼には騎士団員としての基礎がありますから、すぐに素晴らしい冒険者になるでしょう。」

戦いの基礎だけでなく集団行動や統率の知識もある。

彼が立派になれば傭兵団のような冒険者の組織だって作れそうだ

今後の彼の活躍に期待しよう。

「そうですか、あの方がシュウイチさんを護衛してくださったんですね。」

「あの時は大変な目にあいましたが彼がいなかったらどうなっていたやら。」

「・・・でも、シュウイチさんの手に穴が開いた時はいなかったんですよね?」

「そ、それは無理やり地上に帰らせたからですよ?」

「そうだとしても事実は変わりませんよね。」

「エ、エミリア?」

怖い。

なんだかエミリアから負のオーラが出ている気がする。

物凄くヤンデレ臭がしてくる。

モア君逃げて!

「なんて、冗談ですよ。後で来られたら私からもお礼を言わないといけませんね。」

「そ、そうですね。」

ニコッと笑っていつものエミリアに戻ったが、心の中が見えないので本当はどう思っているかがわからない。

彼のせいじゃないんですよ?

本当ですよ?

悪いのはあの魔族ですからね?

「決勝に残るといいですね。」

「えこひいきは出来ませんが、彼にはその実力があると思っています。」

俺に会わせる為だけに単独行動を許した彼の仲間もすごいと思う。

森の中は静かで中がどうなっているかはわからない。

わからないが、目に見えない所で壮絶な戦いが繰り広げられているんだろう。

3人の狩人vs150人の冒険者。

実質1人vs50人か。

元の世界なら『ここで森の中に設置したカメラからの映像です』とか言ってワイプで映像が流れてくるんだろう。

もしくはドローンで撮影しているのかもしれない。

最近のドローンからの映像って4Kだっていうもんな。

すごい世の中になったもんだ。

「この催しが終わったらまた忙しくなりますね。」

「そうなる事を祈っています。」

「絶対に大丈夫ですよ。」

「エミリアがそういうのなら大丈夫でしょう。」

何処かの魔法少女と同じ台詞。

あれは語り継がれる作品になりましたねぇ。

つい先日新作も放送されましたし。

あぁ、大人が搾取されていく。

「それに私だけじゃなくて、シルビア様も、ユーリも、ニケさんも、セレンさんも、他にもたくさんの人が助けてくれますから。」

「助けてもらってばかりで頭が上がりません。」

「皆それ以上にシュウイチさんに助けてもらっていますから。」

「そうでしょうか。」

「そうですよ。」

他力本願100%が120%になりそうだ。

まるで何処かの兄弟の弟のようだ。

「これからも宜しくお願いします。」

「はい!」

エミリアの笑顔に心癒されながら冒険者達が戻ってくるのを待つ。

一刻ほどするとチラホラ冒険者が戻ってきだした。

「お疲れ様です、今提出されるとこれ以上得点は増えませんがよろしいですか?」

「大丈夫です。」

「では番号札と問題の紙、それと探し出した物を御提示下さい。」

「これです。」

冒険者はカバンからクシャクシャになった紙と番号札、それと絵が彫られた木板を二つ机の上に出した。

「番号札22番、腰の紐は・・・はい大丈夫ですね。得点は、5点と3点。お1人ですか?」

「仲間は狩人に襲われてしまいました。」

「二人とも?」

「私だけを逃がしてくれたので恐らくは・・・。」

どうやら名前どおり冒険者を狩ってくれているようだ。

「では番号札22番、8点獲得ですお疲れ様でした。時間までもう少しあります、ここで待ってもいいですし先に戻っても構いません。仲間を探しに行くのであれば腰紐はここでお預かりします。」

「じゃあ探してきます!」

「気をつけて行ってらっしゃい。」

腰紐がなければリタイアした人間と同じ扱いだ。

本当に襲われて食われているわけではないが、仲間思いの良い冒険者のようだ。

さりげなく狩人の妨害になりそうな気もしないでもないが、まぁそこはいいだろう。

冒険者リストから22番に斜線を入れて次の冒険者を呼ぶ。

「はい、次の方どうぞ。」

行列が出来るわけではないが、順番待ちが出来てしまっている。

このまま狩人に襲われた場合はどうなるんだ?

自分で考えておきながらそれは考えてなかった。

もしかしてまずくない?

耳を澄ますも鈴の音は聞こえない。

でも出来るだけ早く終わらせるべきだろう。

狩人にゴールでは襲わないってルール追加しとけばよかった。

俺もまだまだ甘いな。

「お疲れ様です、今提出されるとこれ以上得点は増えませんがよろしいですか?」

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・


もうすぐ終了時間を迎えるが、狩人がこっちに来る事はなかった。

エミリアと俺で偶数班ほぼ全員を処理した事になる。

リストを見た感じだと全員来てると思うけど・・・。

あれ、1班きてない。

リストに一箇所だけ印のない班がいた。

あれ、まさかのタイムオーバーですか?

確かにゴールの場所は知らせていないのでそういうケースもあるかもしれない。

一応狩人にやられながらでもこっち側は全員が得点を手に入れていますが、駄目なパターンですか?

「シュイチさん、後一班来ていませんね。」

「そうなんです。一体何処の班でしょうか。」

記憶を逆再生して処理した冒険者達を思い出す。

うーん、公平な立場を取る為に積極的に話しかけていないからいまいち覚えがないけど・・・。

あれ、ちょっとまて。

「エミリア、モア君の班って来ましたっけ。」

「私は処理していませんがシュウイチさんのほうで処理されたのでは無いですか?」

「いえ、私の所には来ていません。」

「ということは・・・。」

間違いない、彼の班がまだ戻って来ていない。

水を使ったこの世界のストップウォッチのようなものはもうすぐ2刻に届こうとしている。

まさか彼らが間に合わない班になるなんて。

やっぱり俺の所に来たのが失敗だったんではないだろうか。

まぁ、命を取られるわけじゃない。

ただ決勝にいけないだけだ。

知り合いだからと甘く見るわけにはいかない。

「エミリア時間が来ましたら予定通り終了しますのでそのつもりで。」

「わかりました。」

「ですが時間いっぱいまでは待とうと思います。」

「シュウイチさんのお好きなようになさってください。」

待つぐらいは別にえこひいきにならないだろう。

時間まであと少し。

ふと、耳を澄ますと森の奥から小さな鈴の音が聞こえてきた。

風鈴のような高い鈴の音。

それはいくつも重なって、だんだんとこちらへ近づいてくる。

近づいてくる?

「シュウイチさん誰か来ます!」

森の奥から足音が聞こえてくる。

それは鈴の音と共にどんどんと大きくなってきた。

そして突然、音とは関係ない近くの茂みから人影が飛び出してきた。

「イナバ様提出しますご確認ください!」

「モア君!」

音はまだ遠くから聞こえてくる。

つまり仲間を囮にして自分だけ走ってきたのか。

自分達が勝利するためには最小の犠牲はやむを得ない。

成程。騎士団の教えは確かにここに残っている。

「早く、お願いします!」

「番号札と問題の紙、それと探し出した物を御提示下さい。」

「お願いします。」

モア君が机の上に次々と荷物を並べていく。

「番号札38番、腰の紐は大丈夫ですね。得点は、5点と3点と2点の合計10点。番号札38番、10点獲得ですお疲れ様でした。」

俺の声と同時に水時計が最後の一滴を下に落とす。

時間ぎりぎり。

だが、彼は確かに滑り込んだ。

「シュウイチさん時間です。」

「これにて予選一回戦は終了とします!」

俺は森中に聞こえるように大きな声でそう宣言するとモア君の方を見た。

「間に合った~!」

「まったく、ひやひやさせないでください。」

「でも最高得点ですよね。」

「10点満点おめでとうございます。」

「これで間に合わなかったら何言われるかわかりませんでしたよ。」

今も森からは鈴の音が聞こえてくる。

どんどんと近づいてくるからもうすぐここにやってくるだろう。

「ちゃんと仲間をねぎらってあげてください。」

「もちろんです。こんなところで捕まるようなやつらじゃありませんよ。」

「信頼しているんですね。」

「信頼してるからこそ、ここまでこれたんです。」

そう言いながら彼は満面の笑みで笑った。

騎士団にいる時よりも今の方が生き生きとしているのは、冒険者びいきなのだろうか。

でもまぁ、彼が満たされているならそれでいいか。

「午後からも頑張ってくださいね。」

「はい!」

予選二日目はまだまだ終わらない。

まずはしっかり休憩して次に備えるとしよう。
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