上 下
218 / 357
第八章

見聞を深めに

しおりを挟む
メルクリア女史が襲来してから三日。

俺は商店を離れ馬車に揺られていた。

右隣にはシルビア様、左隣にはエミリア。

それと正面には強面のイアン。

俺はなぜこんなところにいるんだろうか。

まだ陽も明けきらぬ頃、突然森の中に木霊した馬の嘶きに驚いて目を覚ますと家の前には見慣れぬ馬車。

中から降りてきたのはシルビア様、それとププト様の部下であるイアンだった。

まだ試運転すらすんでいない頭に数々の情報を詰め込まれ、気づけば馬車の中にいた。

「えっと、これからどこに行くんでしょうか。」

「さっきも言ったが今向かっているのは街の北にあるミジャーノ村だ。」

「酪農が盛んでな、一度見に行くべきだとププト様が馬車を手配してくださったのだ。」

「酪農の件はまだ誰にも話していないはずですが・・・。」

「そんなはずはない、お前たちの上司に当たるメルクリア氏直々の依頼だぞ聞いていないのか?」

「聞いていないというか、寝耳に水といいますか。」

リレーションが取れていないといわれればそこまでなんだが、本当に何も聞いていない。

エミリアが念話で呼びかけても今のところ応答なしだ。

だが話から察するに酪農の件を聞いて気をきかせてくれたんだろう。

酪農をするというのであれば一度現場を見ておくほうがいい。

そんな話がこの状況を作り上げたようだ。

「やっぱり駄目ですね、メルクリア様からお返事がありません。」

「今週は会議があると言っていましたから忙しいのでしょう。」

「秋節はどこも忙しくなりますから、うちも秋は予約でいっぱいですよ!」

馬車を操っているのはバスタ氏だ。

輸送ギルドの最上級馬車、話には聞いていたがかなりの速度が出ているはずなのに振動は少なく会話
に支障がない。

どこの世界にもすごいものはあるんだなぁ。

「店は残りの三人に任せてあるのだろ?シュウイチは安心して視察に精を出せばよい。」

「それはそうなんですけど、シルビアは大丈夫なんですか?」

「秋には私も晴れて引退だからな、時間に余裕はある。それに、北部は魔物の動きが盛んでな護衛は必要だろう。」

「戦場の戦乙女と名高い我が街の騎士団長殿が一緒であれば何も怖いものはないだろう。一応俺も王都の軍上がりだ、お前たちぐらいであれば難なく守れる。」

あ、その強面は元軍人だからでしたか。

納得です。

「今後の街づくりを考えていく中でこの視察は必要だとププト様が判断し私がここにいる。そういうことですよね?」

「農地改革だけでは先が無いというのは俺も同意見だ。冒険者の価値を上げるというお前の話の様に村の価値の底上げをするのであれば、この視察は非常に重要なものになるだろう。」

「定期便を出している身としては村が栄えるのは非常にありがたい話です。我が輸送ギルドも全力でお手伝いさせていただきますよ。」

「我が村が酪農で栄えるか、想像もできない話だな。」

俺にも想像できませんよ。

酪農の件はあくまで一例であって、本気で計画していたものではない。

酪農と聞いて想像するのは元の世界で見た試される大地の広い牧草地とそこで草を食べる牛の姿だ。

あの森を切り開いて広大な牧草地にするのは並大抵のことではない。

視察した所で何も得るものがなかった場合、ププト様になんて言い訳すればいいんだ。

正直に言ってあの人に関わると大変なことにしかならないんだよな。

「まぁそんなに難しく考えるな。今回の件は異世界から来たお前にこの世界を見せてやりたいというあの方の親心のようなものだ。情報は銀と同じという商人の言葉に従えば、決して無駄にはならないだろ?」

「確かにそれはありますが・・・。」

「この世界はまだまだ広い、サンサトローズと我が村しか知らぬというのはシュウイチにはもったいない話だ。」

「これから商店を大きくしていくためにも色々と見ておくべきだと思います。」

「そうですね、せっかくの機会ですからいろいろと勉強させてもらいます。」

「お前にはあの方だけでなく俺も期待している、頼りにしてるぞ。」

「はぁ・・・。」

いったい何に期待されているんだろうか。

これは視察でしたよね?

見聞を広げるのための旅行なんですよね?

面倒なことにはならないですよね!?

すがるような目をするも誰も何も答えてはくれなかった。

ただひたすら馬車は北上を続ける。

目的の地、ミジャーノ村を目指して。

と、その道中のことだった。

「この先に水場があるので少し休憩にします。」

「それは助かった、体が固まってしまうところだ。」

サンサトローズを経由してどれぐらい経っただろうか。

朝一に出発して太陽はもうすぐ真上に昇ろうとしている。

夏の終わりから考えてそろそろ正午頃。

4時間は乗っている計算になるな。

なるほど、座っているだけなのに体が痛いわけだよ。

「昼食は持って来ているので楽しみにしていてください。」

「おぉ、それはありがたい。」

そういえば朝食も食べてないんだった。

連れ攫われる様に馬車に乗り込んだから、荷物らしい荷物も持って来ていない。

まさに着の身着のままというやつだ。

馬車はゆっくりと速度を落とし、小川の横で停車した。

太陽の光を反射して水面が輝いている。

心なしか外は少し涼しい感じだ。

「あー、疲れた!」

「お疲れ様でした。馬を繋いだら昼食の準備をしますので皆さんは自由になさってください。」

「俺は周りを確認してこよう。」

「ならば私も行こう。」

シルビア様とイアンが周囲の安全確認に行ってしまった。

「私達も近くを散策しましょうか。」

「そうですね。」

馬車に残るのも勿体無い、折角なので辺りをウロウロとしてみる。

「心なしか涼しい感じがしますね。」

「そうですね、商店も森の中なので涼しいですがこっちは空気がサラサラとしています。」

まるで秋の空気のようだ。

湿気は少なく心地よい風が頬を撫でる。

「冷た!」

小川まで行き水に手を入れると余りの冷たさに思わず声が出てしまった。

「大丈夫ですか?」

「余りの冷たさに驚いてしまいました。」

「奥の山から流れてくる雪解け水ですからビックリされるのも無理ありません。」

「どおりでこんなに冷たいわけです。」

馬に水をあげに来たバスタさんが笑っている。

バスタさん曰くここをずっと北に進んでいくと夏でも雪の解けない地域があるそうだ。

そこから流れてくる水は年中冷たく、サンサトローズから水遊びに来る人もいるらしい。

これだけ水が綺麗なら楽しいだろうな。

「少しつかるぐらいならいいですけど、泳ぐのには冷たすぎますね。」

「泳ぐなら森の泉ぐらいが丁度いいです。」

「果物を冷やしておくので昼食後皆でいただきましょう。」

「ありがとうございます。」

ネットに入れられ冷やされているどこかで見た事のある縞々の丸い野菜。

あれって野菜だっけ果物だっけ。

まぁどっちでもいいか。

「あ、シュウイチさん魚がいますよ。」

「本当だ、結構大きいですね。」

少し川下に行くと深くなった場所があり、底の方に魚影が見える。

うーん、川魚にしては大きいな。

ブラックバスとかあんな大きさじゃなかったっけ。

「中に入って捕まえるには深すぎますね。」

「そうですね。」

「でも見たからには捕まえてみたい気もします。」

「ふふふ、やっぱりシュウイチさんも男の人ですね。」

「普段はそんな風に見えない?」

「そんな事ありません。でも、捕まえてみたいだなんてやっぱり男の人だなって。」

草食系でどうもすみません。

魚影は同じ場所をくるくると回っている。

あそこが奴のテリトリーなんだろう。

確か鮎とかは自分のテリトリーに侵入者が来ると襲いかかって追い払うんだっけか。

何かよさげな仕掛けでおびき出せないかな。

周りを見渡すと近くの樹に長い蔓が絡まっていた。

太すぎず細すぎず、ためしに引っ張ってみるもすぐに切れる感じはない。

これに錘をつけて、近くに落としてみるか。

短剣を取り出し、適当な長さに蔓を切り取る。

大体3mぐらいかな。

丁度いい感じで先端に葉っぱが残ってくれた。

これを上手く使って挑発してみるか。

まぁ、本格的な道具でもないし暇つぶしにはなるだろう。

「それで釣るんですか?」

「釣ると言いますか遊ぶといいますか、まぁ暇つぶしみたいなものです。」

手頃な石を蔓で括り深みに沈めていく。

見た目以上に深いのかほぼ全部沈める頃にやっと水底を感じた。

そこから少し引っ張っては落とし、引っ張っては落としを繰り返す。

すると魚影が葉っぱの周りをくるくると回りだした。

お、案外単純な奴か?

魚を釣る人も居なさそうだし、こういうのに耐性がないのかもしれない。

どのぐらい動かしていただろう、突然強い衝撃を感じいとも簡単に蔓を切られてしまった。

引っ張りあげると蔓が綺麗に切られている。

まるで刃物で切ったみたいだ。

「切られてしまいました。」

「そんなに綺麗に切れるものなんですね。」

「いやー、これだけ太ければ普通は切れないと思うんですけど。」

ふと視線を川に戻すと先ほど水底でくるくる回っていた影が上がってくるのが見えた。

なんだ、なんだ?

「シュウイチさん、お魚が上がってきますよ?」

「そのようです。」

影はどんどんと大きくなりながらこっちへ向かってくる。

おちょくった相手を見てやろうとでも言うのだろうか。

影はどんどんと速度を増しこちらへ上がってくる。

「シュウイチ、そんな所でなにをしているんだ?」

と、川向こうからシルビア様とイアン氏が戻ってきた。

「魚が居たので釣ってやろうと蔓を垂らしていたんですが・・・。」

「イナバ殿そこから離れろ!」

突然横に居たイアンが大声を出した。

「シュウイチさん下がってください!」

その声に反応したエミリアに突き飛ばされるようにその場から下がると、さっきまで自分が居た場所めがけて水中からものすごい勢いの水が噴き出した。

一体なんだ?

「イナバ様、その辺りには危険な魚が居ますから近づかないでくださいね・・・。」

「言うのが遅い!」

「す、すみません!」

噴き出した水と一緒に水中から一匹の巨大な魚が飛び出し、鰭を広げるとまるでムササビのように滑空しはじめた。

そいつはクルリと俺達の上を一周すると再び水中へと垂直に落下する。

「フォールフィッシュか!」

「何だって?」

「上空から獲物を狙う魔物だ。普段は水底にいて何かを襲うことは無いが、自分の領域を侵されると相手に関係なく襲い掛かってくる。まさかこんな所に潜んでいるとはな。」

「昼食の足しにするには少し手がかかるな。狙いはシュウイチだ、出来るだけ樹の陰に隠れていろ。」

「おねがいします。」

どうやら非常に面倒な相手にちょっかいをかけてしまったようだ。

すぐさま川から離れ、言われたとおり樹の陰に身を潜める。

と、再び魚が水中から空中へと飛び出した。

「下降中は手を出すなよ、並みの剣は折られるぞ。」

「言われなくても手出しはしねぇよ。」

「エミリア、滑空している所を魔法で狙えるか?出来るだけ広範囲に当てなくてもかまわん。」

「お任せ下さい!」

魔物はちょっかいを出した俺を探しているようだ。

ぐるぐると2~3回、旋回している。

そして再び水中へと垂直落下した。

「次に出てきた時が狙い時だ、準備はいいか?」

「いつでもいけます。」

「騎士団長のお手並拝見といこうじゃないか。」

「シルビア様頑張ってください!」

バスタ・イアン両名は戦線を離脱。

離れた所で様子を見ているようだ。

「シュウイチ、一瞬でいいそこから出てきてくれ。そこで勝負をつける。」

「わかりました。」

俺が不用意にちょっかいを出したせいでこんな事になったんだ、尻拭いぐらいしなきゃな。

樹の陰からゆっくりと体を出す。

水面から見える所まで体を出したその時、

「下がれ!」

奴が俺めがけて突っ込んできた。

「くそ、はずした!」

俺をめがけて飛び出してきたところをシルビア様が狙うもあまりの速度にかすりもしなかった。

魚はそのまま上空高く飛び上がり、旋回して次の機会を伺う。

「エミリア任せた!」

「はい!」

そこをめがけて地上からエミリアが弾幕のように火球を飛ばす。

細かい火球は散弾のように空へと広がり、滑空する魚に襲い掛かった。

突然の攻撃に魚の動きは乱れ、慌てて下降するも速度は先程よりも遅い。

「逃がすか!」

その隙をシルビア様が逃す事はなかった。

下降する魚を水平に薙ぎ払い、対岸へと吹き飛ばす。

あの剣で切られたのに切断されないなんてどれだけ頑丈なんだ?

吹き飛ばされた魚は土煙を上げながらその場で跳ねるが、すぐに動かなくなった。

「やれやれ、何とかなったな。」

「川の主をやっつけてしまうなんて、さすがシルビア様です!」

「なんだ主だったのか?」

「あの魔物に襲われた人は数え切れません。いつもは水底に居ますしこちらから手を出さなければ影響の無い魔物ですが、イナバ様のように知らずに手を出し何人も亡くなっておりますから・・・。」

ちょっとまって、そんな奴に喧嘩売ったの?

マジですみません。

「シルビア助かりました。」

「いや近くに居なかった私が悪い、何はともあれ怪我が無くてよかった。」

「エミリアもありがとうございます。」

「良い援護だったぞ。」

「私は言われるがままに魔法を使っただけですから。」

「まったく、相変らずシュウイチは危ない事に手を出すんだな。」

「本当に申し訳ありません。」

何かするといつも命の危険に遭遇する男イナバシュウイチ。

これまで幾度と無く危険な目に合い続けてきた男だ。

時に手に穴を開けられ、時に窃盗団に刃物を向けられる。

そして今回は危険な魔物にちょっかいを出して命を狙われた。

ほんと申し訳ありません。

「でも無事でよかったです。」

「シュウイチも昼食を増やさんと頑張ってくれたんだろう、仕方あるまい。」

「いや、まぁ、そうなんですけど。」

言えない。

暇つぶしでしたなんてもう言えない。

どうやらエミリアも黙ってくれるようだ。

「お尋ね者の魔物を誘き出して倒すとは、さすがあのお方が目をつけた男だ。」

「これでこの道も安全に通れるようになります、皆さんにはなんてお礼を言えばいいのやら。」

「ということは、ギルドに持っていけば報奨金が出るのか?」

「ミジャーノ村にも冒険者ギルドがありますからそこで換金するのがいいでしょう。」

「いい小遣い稼ぎになったな、シュウイチ。」

「それに昼食が豪華になりました。解体は私に任せ下さい。」

エミリアは嬉しそうに何処からか取り出した短剣を持って魔物に近づいていく。

魔物の素材を綺麗に剥がせるようになって一人前。

商店連合にはそういう基準もあるそうだ。

エミリアはほとんどの魔物を解体する事ができる。

残念ながら俺はまだまだ修行の身なので半人前だ。

改めて倒された魔物に近づいてみる。

体長1m~1m半。

マグロまでは行かないが鰤ぐらいの大きさはある。

こんなものに体当たりされたら余裕で吹き飛ばされるだろう。

というか体に穴が開きそう。

「こいつの肉は中々に美味しいと聞く、豪華な昼食になりそうだな。」

「せっかく皆さんを驚かそうととっておきの物を仕込んでいたんですが、かすんでしまいそうです。」

そういえば昼食を持って来てくれているんだっけ。

バスタさんには申し訳ない事をしたな。

「飯が増えるに越した事は無い。今日は良いものを見せてもらった、これで酒でもあれば最高なんだがな。」

「まだ視察先にも着いていないぞ?」

「そういえばそれが目的だった。」

仕事よりも酒が好き。

イアンはてっきり仕事男だと思っていたけどそうではない様だ。

「皆さん本当にありがとう御座います。」

改めて迷惑を掛けた事を詫びる。

他力本願100パーセント男、今日も全開で参ります。

「シュウイチさん、水を汲んできてもらえますか?」

「わかりました。」

「桶でしたら馬車にありますよ。」

「お借りします。」

バスタさんと共に馬車に向かう。

と、その時。

馬車近くの森から一匹の鳥が顔を出した。

あれ、あの鳥どこかで見たことがあるような・・・。

「ア、アームドチキン!」

「なんだ魔物か!」

「魚の次は鶏か、お宅の主人は随分と魔物に好かれているようだな!」

バスタさんの叫び声を聞きつけ、後ろからシルビア様とイアンが駆けて来る。

魔物はこちらを襲うわけでもなく、ただその場でこちらを伺っていた。

「バスタさん逃げてください!」

「イナバ様は!」

「このぐらいなら何とか・・・。」

腰から短剣を抜き魔物を牽制する。

後ろからシルビアがくるんだ、俺は現状を維持すればいい。

さっきはかっこ悪かったけれど今回ぐらいはかっこつけたいじゃないか。

魔物を睨みつけその時を待つ。

が、その時は訪れる事は無かった。

「ちょっとまってくださ~~~い!」

鳥が出てきた森から今度は人間が飛び出してきた。

いや、人間じゃない。

亜人だ。

だって、頭の上に短い角がついている。

突然現れた鶏と亜人。

ただの視察のはずが今回も面倒な事になりそうだと、どこか冷静な頭でそう思った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

天才高校生は異世界で無双する!〜チートスキルと知識チートで異世界を変革するようです〜

ピョンきち
ファンタジー
季節は夏、主人公森崎健太は夏休み家族とともに豪華クルーズ客船に乗って世界一周旅行をしていたが、何者かにより船に時限爆弾が設置されていて、爆発。船底に穴が空き運悪く沈没。目を覚ますと目の前には女神を名乗る幼女がいて… 「君は死んじゃったから別の世界で生きてもらうね!」 見た目はそのまま、頭脳もそのまま、身体能力超強化!? これは世界に影響を与えるある一人の少年の 物語だ。 【読者様へのお願い】 初作品です。ご意見ありましたらビシバシ感想来てください!率直な意見がこの作品をより良くすることができます。よろしくお願いします! 僕の作品『前世が官僚』もよろしくお願いします! 『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも投稿させていただいております。そちらもお願いします。

ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう

味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

エラーから始まる異世界生活

KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。 本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。 高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。 冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。 その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。 某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。 実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。 勇者として活躍するのかしないのか? 能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。 多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。 初めての作品にお付き合い下さい。

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが…… アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。 そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。  実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。  剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。  アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

異世界転生!俺はここで生きていく

おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。 同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。 今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。 だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。 意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった! 魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。 俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。 それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ! 小説家になろうでも投稿しています。 メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。 宜しくお願いします。

神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜

月風レイ
ファンタジー
 グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。  それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。  と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。  洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。  カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。

処理中です...