上 下
163 / 357
第六章

番外編~ギルド長ティナがんばる~

しおりを挟む
正直に言って初めて出会ったときにはすごい人には見えなかった。

後ろに美人ばかり連れた男は大抵中身が腐ってる。

これが私の持論だ。

その証拠にうちのギルド長は腐りきって中身が流れ出ているんじゃないかと思うぐらいのダメ男だ。

でもまぁ、それも過去の話。

あの日冒険者達を連れて帰ってきたあの人を見て、私の持論は間違っていた事が証明された。

イナバシュウイチ。

ダンジョンを経営するシュリアン商店の店主。

騎士団と共に盗賊団を滅ぼした商人。

領主様に気に入られ、元老院の参謀にも声をかけられる切れ者。

そして今回、集団失踪を遂げた冒険者を救出した英雄という肩書きが追加された。

あの人は一体何者なのか。

ただの商人と本人は言うけれど、これだけの功績を残していながらただの商人でいられるはずがない。

私が知らないだけで領主様に目をかけられるだけの別の功績があってもおかしくない。

この人が独身なら良かったのに。

何度目かわからないため息がこぼれた。

私にも結婚願望がないわけではない。

冒険者時代はともかくギルドに所属してからはその思いがどんどんと大きくなってきた。

そろそろ適正年齢も限界だ。

田舎の両親からは早くいい人を見つけろと催促が来る。

それが嫌で冒険者になったというのに結局は昔と変わらないということだろう。

良い人いないかなぁ。

あの人のようにすごい旦那様ならどれだけ家族に自慢できるだろう。

あの人が独身だったら。

でもあの人にはサンサトローズ騎士団分団長のシルビア様、それにスマート商店連合の才女エミリア様がいる。

すごい人には相応しい人が妻となるべきなのだ。

私なんてただのギルドの一職員。

釣り合うはずがない。

「ギルド長!イナバ様がお見えになっておりますが・・・。」

「すぐに通してください!」

そうだ、今日からギルド長になったんだっけ。

これで少しはつりあえる・・・かな?

眠たい目をこすり鏡で髪の毛を確認する。

昨日の今日で体はボロボロ。

眼の下にくまも出来ている。

決して綺麗とはいえない顔で嫌われたりしないだろうか。

トントンという音と共にイナバ様の声が聞こえてくる。

「失礼します、シュリアン商店のイナバです。」

「どうぞ。」

身だしなみをさっと整え出来るだけ冷静な声で私は答えた。

ドアがゆっくりと開き、その向こうからイナバ様が入ってくる。

俗に言う美形という顔立ちではない。

悪く言えば地味、よく言えば飽きの来ない顔をしている。

まぁ、それを言えば私も美人ではないからこれ以上は墓穴を掘るので辞めておこう。

「冒険者失踪事件に関しましてププト様への御報告が完了いたしました。」

「ご苦労様です。」

「だいぶお疲れのようですね。」

「イナバ様程ではありません。」

イナバ様の目にもくっきりと疲れの色が見える。

それもそうだろう。

一昨日の夕方からダンジョンに潜り、冒険者を助けた後サンサトローズに帰還したのは昨日の昼前だ。

その後ギルドで帰還した冒険者の後処理をお手伝いいただき、夕刻に騎士団に引っ張られていった。

なんでもププト様が不在なので作戦が失敗したときの指揮を任されたとか。

幸い魔物の討伐に成功し、今日の朝方無事に帰還されたそうだ。

つまりは、帰還後も報告やらなんやらで休めなかったのだろう。

私はここで仮眠もできたしまだマシな方なんだな。

「さすがにこの歳になるときついものがありますね。」

「どうぞ椅子に座ってください、報告は座ったままで大丈夫ですから。」

「すみません、そうさせてもらいます。」

応接用の椅子に座るとイナバ様は大きく息をはく。

その瞬間にどっと疲れが来たのだろう、そのまま動かなくなってしまった。

「今熱いお茶を煎れますのでそれまでお休みください。」

返事はない。

返事をする元気がないのかはたまた意識を手放してしまったのか。

今はそっとしておいてあげよう。

たしか戸棚にあの男が残した高そうな茶葉があったはずだ。

席を立ち部屋の隅に置かれた無駄に豪華な戸棚へ向かう。

たしかこの辺に、あったあった。

どこかの貴族からもらったとか自慢していたけど、本人はもういないし構わないだろう。

置いたままよりも飲んであげる方が大切だ。

茶葉を大事に抱えイナバ様を起こさないように部屋を出る。

食堂で何かつまめるものを探してみよう。

甘いものが一番だけどあったかなぁ。

昨日の今日なので表はバタバタと忙しそうだが、裏は静かなものだ。   

食堂も例外ではないようでシンと静まりかえっていた。

今のうちにお湯を沸かして、何かあったら良いんだけど。

「あれ、ティナ補佐もつまみ食いですか?」

「貴女と一緒にしないでほしいわね、それに今はギルド長です。」

「あ、そうだった!」

「まったく表をほっぽりだして大丈夫なの、グラン。」

「私一人ぐらい抜けても大丈夫です~。」

大丈夫です~じゃないんだけど?

いい加減、真面目に仕事するようにならないかな。

やればできる子なんだけどなぁ。

あの男が見てくれなかった分今の私ならちゃんと評価してあげれるのに。

「後でちゃんと戻るように。」

「はーい。」

それよりも今はこっちの方が大切だ。

「そうだ、イナバ様が来られていましたけどこんなところで油売ってても良いんですか?」

「別に油を売ってるわけじゃないわよ。お疲れのようだからお茶を淹れに来ただけ。」

「それなら誰か呼べばよかったじゃないですか。」

「この状況で誰か居ると思う?」

ガランとした食堂。

彼女と私以外の人間は表で冒険者の対応に追われているはずだ。

「それもそうですね。」

「そうだ、軽くつまめるものを探しているんだけど何処にあるか知らない?」

「何で私に聞くんですか?」

「だって貴女いつもここでサボっているじゃない。」

「べ、 別にサボっているわけじゃぁ・・・。」

「じゃぁなに?」

「休憩です!」

それをサボるって言うのよ。

「まぁいいわ、それで何か知らない?」

「ハムとパンの場所ならわかりますよ。」

「甘いものがあれば嬉しいんだけど。」

「すみません、さっき食べちゃいました。」

「さっきって、貴女何回ここにきているのよ。」

「今日はまだ4回だけですぅ。」

現在昼の中休みの鐘が鳴るちょっと前。

昼食時を除いて3回もサボりに来ているのはちょっと見逃せないわね。

「明日から一週間カウンター業務ね。」

「えぇ、それだけは勘弁してください!」

「忙しくなるからしっかり頑張るのよ。」

「そんなぁぁぁ。」

「さぁ、さっさと仕事に戻りなさい!」

しょげるグランを食堂から追い出しパンとハム、それに少しの野菜を挟んで軽食を作る。

可愛げも何もないけど仕方ないわよね。

二人分の香茶を淹れて部屋に戻ると、イナバ様はまださっきの姿勢のまま固まっていた。

起こしたらまずいかな。

でも、冷める前に飲んでもらう方が美味しいし。

「イナバ様、お茶をお持ちしました。」

机の上に準備した香茶と軽食を置き声をかける。

反応なし。

さっきも言ったけど美形ではないのよね。

でも冒険者を連れて戻ってきたときのあの顔は素敵だった。

それと比べちゃいけないけど、なんとも無防備な寝顔だなぁ。

「イナバ様、お茶が冷めてしまいますよ。」

「・・・え、あぁすみません寝てしまいました。」

そのまま寝顔を見ていても良かったのだが、お互いにまだまだ仕事が詰まっているだろうから起こしてあげるべきだと判断した。

ちょっと残念。

「少しでもお休みになれたのでしたらよかったです。お茶と簡単な食事を用意しましたので食べながら報告を聞かせてください。」

「それは助かります。今朝軽くつまんでから何も食べてなかったんです、ププト様のところで食べるはずが食事どころじゃなくて。」

「それは大変でしたね。集団暴走スタンビートは無事鎮圧できたとか。」

「被害がないわけではありませんが必要最小限の被害で収める事ができたそうです。」

「それはすごいですね!」

話によれば3000を超える魔物にドラゴンまで混ざっていたそうだ。

それをわずか半日で鎮圧し、被害も最小限で済ませるだなんて。

さすがシルビア様だ。

「ただ、導きの谷は今回の作戦で使用不能になってしまいましたので、冒険者の皆さんには御迷惑を掛けることになるかと思います。」

「南方への依頼には注意書きをつけておきます。ですが、谷が使用不能になるなんてよほどすごい作戦だったんすね。」

「そうですね、谷をまるまる焼き尽くしてしまいましたから。」

「谷を焼き尽くした!?」

ドラゴンは火を吐くけどそこまでの被害は起きないはず。

一体何をしたらそんな事になるのだろうか。

「そうなんです。魔物を誘い込んで火にかけたものですから。ですので復旧作業も行ないたいのですが、魔物の生き残りが居るかもしれないので是非冒険者の方々にも参加していただきたいんです。依頼はププト様名義で出るかと思いますのでその節は宜しくお願いいたします。」

「わかりました他の者にも伝えておきます。あの、噂で聞いたんですが騎士団の作戦もイナバ様が計画されたとか・・・。」

「草案は確かに私ですが実行は騎士団主導で行なわれました、まぁ、大部分はそのままだったそうですけど。」

「やはりそうなんですね。」

集団暴走スタンビートを食い止めたのもイナバ様の作戦のおかげですか。

これでまた新しい通り名が増えそうです。

なんせ冒険者は噂好きですから。

「作戦に参加するから留守を頼むと勝手に連れて行かれますし、終わったら終わったで失踪事件の詳細報告を求められますし、ププト様は私を便利屋か何かだと思っているのでしょうか。」

「それだけイナバ様を信頼されているんだと思います。」

「それは光栄なのですが、私はただの商人でいたいんですけどねぇ。」

ただの商人が領主様に呼ばれ留守を頼まれるだなんて聞いたことがない。

イナバ様には申し訳ないが、世間の評価はただの商人でいる事を許してくれないだろう。

その後も軽食をつまみながらイナバ様の愚痴を聞き続ける。

こんなにも素の自分を出していただけるなんて、私にも少しは気持ちがあると思っても良いかな。

「すみません、随分話し込んでしまいました。聞いてくれる人が居ないものですからつい・・・。」

「いえ、私でよければいつでもお誘い下さい。」

「ティナさんをこんな事で呼び出すわけにはいきませんよ。」

呼び出してもらえるほうが嬉しいんだけど。

でも、そんな事いえるはずがない。

「そうだ、救助した皆さんの容態はどうですか?」

「状況を上手く飲み込めていない人もいますが、皆さん落ち着きを取り戻しつつあります。怪我のひどい方も癒し手の皆さんのおかげで何とかなりそうです。」

「お一人再起不能の人が居るとか・・・。」

「あぁ、あの男でしたら海の見える治療院で保護されるそうですから気にしなくてもいいですよ。」

あの男。

そう、うちの元ギルド長だった男の事だ。

救助された冒険者の中に含まれていたのだが、なぜか女性をひどく怖がるようになってしまい話すら出来なくなっていた。

その割には男性職員だけだと挙動不審になり女性職員を呼びつけ、女性職員を見れば恐怖に震え上がってしまう。

お医者さんによれば心に何かしらの恐怖を植え付けられたとの事だが、今までのことを考えたら自業自得だ。

その後ギルド長としての職務を全うできないとの判断の後、私がギルド長として正式に任命されたわけである。

あの男が居なくなっただけでなく私がギルド長になれるなんて、他の冒険者の方には申し訳ないがダンジョンにいた首謀者に感謝しなくちゃいけない。

「それと、ガンドさんは後遺症が残るそうですね。」

「後遺症といっても少し動かしにくいぐらいで本人は冒険者を続けるそうですよ。」

「そうでしたか!それはよかった・・・。」

「当分の間癒し手のジルさんが同行して治療に当たられるそうですよ。」

「ジルさんがですか!?」

驚くのも無理はない。

教会防衛隊に所属するジルさんが専属で治療に当たると宣言したのだ。

今回の怪我の責任は自分にあると言って聞かず、ガンドさんが断っても頑として受け入れない。

これは私の勝手な想像だが、恐らくジルさんは何らかの理由をつけてガンドさんから離れたくないんだと思う。

つまりは恋という奴だ。

戦場や危険の伴う場所では恋に落ちる事が多いと聞く。

残念ながら私はそんな機会に恵まれなかったわけだけど・・・。

うらやましいなぁ、好きな人と一緒に居られるって。

「こちらとしては上級冒険者が引退しなくて済むので非常にありがたいんですけどね。それはそうと、報酬をすべて冒険者の方に還元するとの事ですが本当によろしかったんですか?」

「もちろんです。私はギルドの依頼を受けていませんのでそもそも貰う事ができません。それに、参加して怪我をした人にも何かしらの形で報酬を渡さなければ彼らが路頭に迷う事になってしまいます。」

「冒険者にとって怪我は命取りですから非常に助かります。ですがそれではイナバ様はなんの利益も得ないことになります。」

「利益がほしくて参加したわけではありませんから。私からすれば冒険者が無事に仕事に戻り我が商店とダンジョンを利用してくれるようになる方が嬉しいですね。」

本当にこの人には頭が上がらない。

あの後ププト様の正式依頼を受けた冒険者には依頼料が支払われたが、後続の冒険者にはあまり多くの報酬が支払われる事はなかった。

なぜなら、ダンジョンを制覇し冒険者を救出したのはイナバ様であり、成功報酬はイナバ様が受け取ることになったからだ。

だが、イナバ様はそれを辞退された。

それどころか、受け取るはずの報酬を後続の冒険者にも分配するように指示したのだ。

おかげで当分仕事をすることが出来ない冒険者も当面の生活を維持する事ができる。

この人は本当に冒険者の事を大切にしてくれるんだなぁ。

ギルド長としてこれほどありがたい事はないだろう。

「これからは初心者冒険者にイナバ様のダンジョンを優先的に推薦させていただきます。」

「そうしていただけると非常にありがたいです。」

「それぐらいしないと今回の功績には釣り合いませんよ。」

「問題はここから遠い事なんですけど、村との定期便とか出るようにお願いするには何処に行けばいいでしょうか。」

「それはププト様にお願いするのがいいと思いますよ。」

「あの人にお願いすると別の事をお願いされそうで怖いんですよね・・・。」

イナバ様のププト様恐怖症は相当のもののようだ。

ここは私が一肌脱がないといけないな。

「よろしければ私のほうからそれとなくお願いしておきましょうか。」

「本当ですか!」

集団暴走スタンビートが起きていたという報告もありますし、危険回避の為にお願いすることは可能だと思います。」

「そ、そうですね。」

「どうしました?」

「いえ、何でもありません。」

どうしたんだろう。

よくないことを聞いてしまっただろうか。

「では、その方向でお願いしてもいいですか?」

「お任せ下さい。」

まぁ、とりあえずイナバ様が喜んでくれるのならそれで十分だ。

よくやった私!

「ギルドの運営だけでなく折衝まで出来るなんて、さすがティナさんですね。」

「そんな事ないですよ。」

「いやいや、ダンジョン前での拠点設営から運営、それに非常時の正確な指示と学ぶ事ばかりです。」

「そんなに褒めても何もでないですよ。」

もっと褒めてくれてもいいんですよ!

イナバ様に褒めてもらえるのならどんな無理な事でも頑張るんだけどなぁ。

あの男の指示なら絶対に嫌だけど、イナバ様なら大丈夫だなんて私も現金なものだ。

だけど、それぐらいの役得があってもいいじゃない。

「イナバ様、イナバ様はこちらにおられますか!?」

突然、部屋のドアが強く叩かれ外からグランの声が聞こえてくる。

「何事です!」

「騎士団より急ぎ出頭するようにとの事です。」

「あー、もう呼び出しですか。短い休みだったなぁ・・・。」

「心中お察しします。」

これからまだ働かないといけないなんて、無理して体を壊さないでほしい。

「では、今日は失礼します。明日には商店に戻ると思いますがその前に一度顔を出しますね。」

「お時間があればで結構ですよ。」

そんな、もう帰ってしまうのか。

仕方ないよね、もともとサンサトローズにはおられない人だし。

でもこれからは何かと理由をつけて自分から行く事も出来るわけで。

めげずに頑張ろう。

慌てて出て行くイナバ様をドアの前で見送ると部屋がシンと静まり返った。

振り返れば残った仕事が山積みだ。

やりたくないなぁ。

あの男が残した仕事も山ほど見つかっているし、こんな事ならギルド長なんてならなきゃ良かった。

そのときだった。

「そうでした!」

振り返ると、先ほど出て行ったはずのイナバ様がドアの向こうから顔だけ出していた。

「お忘れ物ですか?」

「ティナさん、ギルド長就任おめでとう御座います。大変でしょうけどお互い頑張りましょうね。」

「・・・イナバ様お早く!」

「今行きます!」

ギルド長になってよかった。

『おめでとう』

その一言だけでこんなに力がわいてくるなんて。

あの人は本当にすごい人だ。

「よーし、頑張りますか!」

私は大きく伸びをすると書類の積み上がった机へと向かっていった。

私のこの気持ちがどうなったかは、御想像にお任せします。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

辺境の契約魔法師~スキルと知識で異世界改革~

有雲相三
ファンタジー
前世の知識を保持したまま転生した主人公。彼はアルフォンス=テイルフィラーと名付けられ、辺境伯の孫として生まれる。彼の父フィリップは辺境伯家の長男ではあるものの、魔法の才に恵まれず、弟ガリウスに家督を奪われようとしていた。そんな時、アルフォンスに多彩なスキルが宿っていることが発覚し、事態が大きく揺れ動く。己の利権保守の為にガリウスを推す貴族達。逆境の中、果たして主人公は父を当主に押し上げることは出来るのか。 主人公、アルフォンス=テイルフィラー。この世界で唯一の契約魔法師として、後に世界に名を馳せる一人の男の物語である。

天才高校生は異世界で無双する!〜チートスキルと知識チートで異世界を変革するようです〜

ピョンきち
ファンタジー
季節は夏、主人公森崎健太は夏休み家族とともに豪華クルーズ客船に乗って世界一周旅行をしていたが、何者かにより船に時限爆弾が設置されていて、爆発。船底に穴が空き運悪く沈没。目を覚ますと目の前には女神を名乗る幼女がいて… 「君は死んじゃったから別の世界で生きてもらうね!」 見た目はそのまま、頭脳もそのまま、身体能力超強化!? これは世界に影響を与えるある一人の少年の 物語だ。 【読者様へのお願い】 初作品です。ご意見ありましたらビシバシ感想来てください!率直な意見がこの作品をより良くすることができます。よろしくお願いします! 僕の作品『前世が官僚』もよろしくお願いします! 『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも投稿させていただいております。そちらもお願いします。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう

味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく

神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜

月風レイ
ファンタジー
 グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。  それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。  と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。  洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。  カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。

エラーから始まる異世界生活

KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。 本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。 高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。 冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。 その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。 某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。 実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。 勇者として活躍するのかしないのか? 能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。 多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。 初めての作品にお付き合い下さい。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった 【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。 累計400万ポイント突破しました。 応援ありがとうございます。】 ツイッター始めました→ゼクト  @VEUu26CiB0OpjtL

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが…… アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。 そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。  実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。  剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。  アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

処理中です...