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後日談
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性急な動きに私は逆らうことなく、彼の意図を理解し、待ちわびる。
乱暴と思えるほどの強さで壁に押しつけられ、ずらされたショーツの脇から大きく猛った彼がずぶっと割り込んできた。
「隼、人さ……ぁんっんっ」
おっきい。きもちいいっ
私の中を押し広げながら、奥まで突き立てられて、満たされた気持ちよさと、突然襲った快感に身体が震えた。
「これが、欲しかったの?」
切羽詰まったような彼の声に、何度も肯く。
「私の中、隼人さん、いっぱいっ」
おっきい。奥に当たって気持ちいい。
後ろで彼が少しだけ笑ったような気がした。
「寂しくない?」
私は肯く。
「きもちいいの。身体だけじゃなくて、全部気持ちいい」
彼と繋がってるとこだけじゃなくて、身体の隅々まで、心の中も全部満たされてるみたいな気持ちになる。
きっとそれは隼人さんが私を求めてくれて、一つになってるって感じられるから。
「俺も、全部が気持ちいいよ」
囁かれた言葉に胸が締め付けられるぐらい嬉しくて、幸せで、身体が反応して私の中にいる彼をぎゅっと締め付ける。
「香奈……っ」
隼人さんが私を壁に押しつけるようにして腰を更に奥に打ち付ける。
「ひぃんっ」
そのまま彼は腰を引いてまた最奥まで打ち付けて。
大きく猛った彼が何度も何度も私を揺さぶる。
「あっ、あっ、は、ゃとさぁんっ、あんっ、あんっ」
何度も何度も突き上げられて、私の身体はその快感を最高に味わおうとするかのように、合わせて腰が揺れる。
「香奈はっ、これが、ほしいの?」
揺さぶられる合間に、途切れ途切れに聞こえる彼の声。もう頭の中は真っ白で、何を言われているのかさえまともに分からない。
奥を疲れる衝撃と刺激がたまらなく気持ちいい。そこを何度も何度も突き上げられる度におかしくなりそうな快感が襲う。
「ほしい、のっ、これが、きもちいいのっ、あ、あんっ」
内壁をこすり上げられるだけの単純な動きが最奥を突き上げながら、身体を上り詰めさせて行く。
「も、だめっ」
イきかけたその瞬間、張り詰めた彼が、一際大きく、えぐるように突き上げてきた。
「ひぃぃん……っ」
はじけるように目の前が真っ白になり、彼の全てを感じ取ろうとするように膣が締まる。
「……うっ」
隼人さんが小さく呻いて、締め付けている私の中でどくんどくんと蠢いて、中に熱い物で満たされるのが分かる。
気持ちいい……。
イってその余韻に浸ろうとしたところで、隼人さんが更に腰を打ち付けてくる。
「ひぁっ、あっ」
ビクビクと痙攣しながら彼の残滓を受け止める。
「香奈……」
苦しげに呟かれるのは私の名前。奥に全てを放った隼人さんが、私を後ろから抱きしめる。
繋がったまま座り込むと、力の抜けた私をくるんと動かして向かい合わせになる。彼の上に座った状態で、何度も何度もキスをする。
「香奈みたいなのを、小悪魔って言うんだろうな」
キスの合間に、彼が楽しげに笑った。
小悪魔?! どこが?!
そんなはずがないので何度も首を横にふて否定をするけど。
「いいや。香奈は俺をすぐその気にさせる小悪魔だよ」
私をその気にさせるのは隼人さんなのに。
口をとがらせると、彼がチュッとキスをする。
「あんまり気持ちが良いから、つい中に出してしまったけど……出来ちゃうかな?」
彼が苦笑して、私は我に返る。そうだ、避妊……。
「まだしばらくは二人で楽しみたかったけど、出来たら出来たで、香奈が俺の子供産むんだから、楽しみではあるね」
何でもないようにそう言って、まるでそんな事当たり前のようにキスを続ける。
「赤ちゃん出来ても、一緒にいてくれる……?」
「なにをいまさら」
「……ずっと、隼人さんと一緒にいて良いの……?」
きゅっとしがみつくと、彼がぽんぽんと背中を叩いた。
「俺が香奈を手放すなんて、思ってたの?」
私は首を横に振る。でも、将来の約束なんて、なにもなかったから。思いが叶っただけでも幸せで、先の事なんて考えたらいけないような気がしていた。
「俺は、香奈が心配になるようなことをする気はないからね? しかし、こんなところで言いたくなかったけど、ちゃんと言わないと香奈は不安になりそうだね」
涙のにじむ私の目を真っ直ぐに見つめて、隼人さんが苦笑する。
彼の言いたいことがよく分かっていなかった私は、不意に神妙な顔つきになった彼に瞳を奪われた。
「香奈、俺と結婚して下さい。君がいないと生きていけないぐらい、俺は香奈を愛してるよ」
突然の言葉は、思いがけない物で。
頭の中が真っ白で、現状に頭が付いていかない。
でも、うれしいことだということだけは、わかった。
声もでなくなった私は、溢れる涙をぬぐうことも忘れ、必死で何度も肯いた。
乱暴と思えるほどの強さで壁に押しつけられ、ずらされたショーツの脇から大きく猛った彼がずぶっと割り込んできた。
「隼、人さ……ぁんっんっ」
おっきい。きもちいいっ
私の中を押し広げながら、奥まで突き立てられて、満たされた気持ちよさと、突然襲った快感に身体が震えた。
「これが、欲しかったの?」
切羽詰まったような彼の声に、何度も肯く。
「私の中、隼人さん、いっぱいっ」
おっきい。奥に当たって気持ちいい。
後ろで彼が少しだけ笑ったような気がした。
「寂しくない?」
私は肯く。
「きもちいいの。身体だけじゃなくて、全部気持ちいい」
彼と繋がってるとこだけじゃなくて、身体の隅々まで、心の中も全部満たされてるみたいな気持ちになる。
きっとそれは隼人さんが私を求めてくれて、一つになってるって感じられるから。
「俺も、全部が気持ちいいよ」
囁かれた言葉に胸が締め付けられるぐらい嬉しくて、幸せで、身体が反応して私の中にいる彼をぎゅっと締め付ける。
「香奈……っ」
隼人さんが私を壁に押しつけるようにして腰を更に奥に打ち付ける。
「ひぃんっ」
そのまま彼は腰を引いてまた最奥まで打ち付けて。
大きく猛った彼が何度も何度も私を揺さぶる。
「あっ、あっ、は、ゃとさぁんっ、あんっ、あんっ」
何度も何度も突き上げられて、私の身体はその快感を最高に味わおうとするかのように、合わせて腰が揺れる。
「香奈はっ、これが、ほしいの?」
揺さぶられる合間に、途切れ途切れに聞こえる彼の声。もう頭の中は真っ白で、何を言われているのかさえまともに分からない。
奥を疲れる衝撃と刺激がたまらなく気持ちいい。そこを何度も何度も突き上げられる度におかしくなりそうな快感が襲う。
「ほしい、のっ、これが、きもちいいのっ、あ、あんっ」
内壁をこすり上げられるだけの単純な動きが最奥を突き上げながら、身体を上り詰めさせて行く。
「も、だめっ」
イきかけたその瞬間、張り詰めた彼が、一際大きく、えぐるように突き上げてきた。
「ひぃぃん……っ」
はじけるように目の前が真っ白になり、彼の全てを感じ取ろうとするように膣が締まる。
「……うっ」
隼人さんが小さく呻いて、締め付けている私の中でどくんどくんと蠢いて、中に熱い物で満たされるのが分かる。
気持ちいい……。
イってその余韻に浸ろうとしたところで、隼人さんが更に腰を打ち付けてくる。
「ひぁっ、あっ」
ビクビクと痙攣しながら彼の残滓を受け止める。
「香奈……」
苦しげに呟かれるのは私の名前。奥に全てを放った隼人さんが、私を後ろから抱きしめる。
繋がったまま座り込むと、力の抜けた私をくるんと動かして向かい合わせになる。彼の上に座った状態で、何度も何度もキスをする。
「香奈みたいなのを、小悪魔って言うんだろうな」
キスの合間に、彼が楽しげに笑った。
小悪魔?! どこが?!
そんなはずがないので何度も首を横にふて否定をするけど。
「いいや。香奈は俺をすぐその気にさせる小悪魔だよ」
私をその気にさせるのは隼人さんなのに。
口をとがらせると、彼がチュッとキスをする。
「あんまり気持ちが良いから、つい中に出してしまったけど……出来ちゃうかな?」
彼が苦笑して、私は我に返る。そうだ、避妊……。
「まだしばらくは二人で楽しみたかったけど、出来たら出来たで、香奈が俺の子供産むんだから、楽しみではあるね」
何でもないようにそう言って、まるでそんな事当たり前のようにキスを続ける。
「赤ちゃん出来ても、一緒にいてくれる……?」
「なにをいまさら」
「……ずっと、隼人さんと一緒にいて良いの……?」
きゅっとしがみつくと、彼がぽんぽんと背中を叩いた。
「俺が香奈を手放すなんて、思ってたの?」
私は首を横に振る。でも、将来の約束なんて、なにもなかったから。思いが叶っただけでも幸せで、先の事なんて考えたらいけないような気がしていた。
「俺は、香奈が心配になるようなことをする気はないからね? しかし、こんなところで言いたくなかったけど、ちゃんと言わないと香奈は不安になりそうだね」
涙のにじむ私の目を真っ直ぐに見つめて、隼人さんが苦笑する。
彼の言いたいことがよく分かっていなかった私は、不意に神妙な顔つきになった彼に瞳を奪われた。
「香奈、俺と結婚して下さい。君がいないと生きていけないぐらい、俺は香奈を愛してるよ」
突然の言葉は、思いがけない物で。
頭の中が真っ白で、現状に頭が付いていかない。
でも、うれしいことだということだけは、わかった。
声もでなくなった私は、溢れる涙をぬぐうことも忘れ、必死で何度も肯いた。
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