94 / 153
第11章 クラス対抗魔法球技戦編
メンバー選抜
しおりを挟む
「それぞれのゲームの出場選手は団体戦の場合は5名で控えの選手が5名だから、合計で30名か…ってことは誰かは2つに出ないといけないってことだね」
ルーシッドが魔法球技のルールが書かれた本を見ながらそう話した。
「えぇ。魔法球技戦は4日間に渡って行われて、勝ち続ければ当然連戦となるわ。疲労のことも考えれば控えの選手も使っていかないと優勝は難しいと思うわ」
それに対して今回のクラス対抗戦の指揮を任されているシアン・ノウブルが答えた。
「そうだね。ルールでは魔法具の使用が許可されてるけど、魔法球技用の魔法具ってのは市販されてるの?」
「そうね。競技用のものが色々と開発されて市販されているわ。プロ選手とかは使ってるけど…学院のクラス対抗戦レベルだとどうかしら…この学院に入る前からの競技経験者とか、ギルドメンバーとかはもしかしたら使ってくるかも?」
「ふぅん。これって自作してもいいのかな?」
「え?
……ルール的には全く問題ないけど、クラス対抗戦のためだけに自作の魔法具を作る人なんて普通いないわよ。普通はね」
「うん、普通なら、ね」
そう言って二人は顔を見合わせて少し笑った。何気にこの2人は息が合っているのかもしれない。
「あら、言ってなかったかしら?」
その日の昼休み。ルーシッドが魔法球技のことをサラに話すと、サラはあっけらかんとしてそう言った。
「まぁ、ルーシィは興味ないだろうと思って言わなかったのかも。前に、試合観戦に誘った時断られたし」
「え、そうだったっけ?」
「えぇ、国別対抗戦とかだと、国賓として伯爵家は招かれたりするから。誘ったけど行かないって言われたわ」
「あー、なんかそんな気もしてきた」
ルーシッドが記憶を思い出しながら話す。
「今更ながらにサリー先輩って伯爵家なんですよね…すご」
フェリカが少し引きつったように笑う。
「まぁでも、この学院じゃそういう肩書とかは関係ないし。普通に接してくれていいのよ。
それにしてもルーシィが参謀役なんて、他のクラスがちょっと可哀相な気もするけど、ルーシィがどんな作戦で来るのか楽しみでもあるわね。競技は何に出るかはもう決めたの?」
「いや、まだだよ。他の選手に関しても目下選考中かな。まぁ選手の余裕もないから、何かにはエントリーするかも知れないけど、まぁ補欠じゃないかな。魔法使えないし」
「でも、こっそり魔術使ってもわかんないんじゃないかな?」
キリエがそう話すと、フランチェスカが反応する。
「ルーシィは入学試験にしろレイとの決闘にしろ、色々目立ってるから、さすがに無理じゃないかしら。学院内の試合じゃなくて、他校との試合の時ならまだしもね」
「でも、魔法球技は魔法具の使用もありだから、魔法具ってことにしちゃえば…」
「まぁバレてルール違反で処分されたりしたらめんどくさいからルール内で何とかするよ」
「そういえばこのクラス対抗戦って、全学年同時にやるんだね」
「えぇ、そうよ。空き時間とかに他の学年の試合も見れるわよ。ルーシィのクラスの試合も楽しみだわ~」
「ってことは、サリー達は去年もやってるんだよね。じゃあもう誰が何に出るかは大体決まってるの?」
ルーシッドがそう尋ねると、フランチェスカがまずは答えた。
「そうね。大体は決まってるわ。私は土の魔法が得意だからバトルボールは確定だと思うわ」
「バトルボールは攻撃には土の魔法しか使えませんからね」
ルーシッドがそう答えると、ライカがそれに反応する。
「種目的には私の性に合ってるんだが、私は土の魔法が使えないからね。まぁフラニーがいれば問題ないけどね。去年もゴーレムに乗って暴れまわってたよ」
「ちょ、ちょっとライカっ!」
笑いながら言うライカを恥ずかしそうに制するフランチェスカ。
「じゃあ、ライカ先輩は何に出るんですか?やっぱりエリアボールですか?」
「そうだね。遠距離魔法も得意じゃないからストライクボールも向いてないしね」
「ベル先輩は?」
「私は球技苦手なんだよね。去年も補欠でエントリーしてたけど出場はしなかったよ」
むしろこの人は何が得意なのだろう、と思わず突っ込みたくなってしまう。
「サリーは全種目出たの?」
「いや、さすがにそれは無いわよ。私は逆にどれでもいいから人が足りないところに入るって感じよ。便利屋みたいなものよ」
サラが笑ってそう話した。
「去年はサリー達のクラスが全種目優勝したの?」
「いいえ。優勝はエリアボールの1つだけよ」
「え、そうなんですね?意外です」
ルビアが驚いた反応を見せる。キリエやフェリカも同じような反応だった。
「前も言ったけど、他のクラスも強いのよ。特にやっぱりレイとクレアが強いわ。レイのクラスにストライクボールとバトルボールの2冠を持ってかれたわ」
フランチェスカは悔しそうにそう話した。
契約召喚によって、普通の詠唱より圧倒的に速く魔法を発動できる純色の魔法使い達は、この魔法球技においてもかなりのアドバンテージを持っていた。
特に、いかに相手より早く的に魔法を当てるかを競うストライクボールでは、圧倒的な火力を持つ赤の純色レイチェルが、また、バトルボールでは黄の純色クレアが、その圧倒的な防御力と無詠唱の土の魔法を駆使し、他の追随を許さない圧勝を飾ったのだった。
「でも、今年はそうはいかないわ。全種目優勝を目指すわ!」
息まいて話すフランチェスカを見て、ルーシッドはふと頭に浮かんだことを話した。
「フラニー先輩って、もしかしてクラス委員長ですか?」
「え?えぇ、そうよ。よくわかったわね?あれ、前に言ったっけ?」
「いや、聞いたことはなかったですけど……何となくそんな気がしただけです」
ルーシッドは何となくシアンのことを思い出していた。二人はどことなく雰囲気が似ている気がする。この普段は冷静なのにやたらと勝負ごとになると熱くなるところとかが似ている気がする。なんだろう、委員長気質なんだろうか?
ルーシッドが魔法球技のルールが書かれた本を見ながらそう話した。
「えぇ。魔法球技戦は4日間に渡って行われて、勝ち続ければ当然連戦となるわ。疲労のことも考えれば控えの選手も使っていかないと優勝は難しいと思うわ」
それに対して今回のクラス対抗戦の指揮を任されているシアン・ノウブルが答えた。
「そうだね。ルールでは魔法具の使用が許可されてるけど、魔法球技用の魔法具ってのは市販されてるの?」
「そうね。競技用のものが色々と開発されて市販されているわ。プロ選手とかは使ってるけど…学院のクラス対抗戦レベルだとどうかしら…この学院に入る前からの競技経験者とか、ギルドメンバーとかはもしかしたら使ってくるかも?」
「ふぅん。これって自作してもいいのかな?」
「え?
……ルール的には全く問題ないけど、クラス対抗戦のためだけに自作の魔法具を作る人なんて普通いないわよ。普通はね」
「うん、普通なら、ね」
そう言って二人は顔を見合わせて少し笑った。何気にこの2人は息が合っているのかもしれない。
「あら、言ってなかったかしら?」
その日の昼休み。ルーシッドが魔法球技のことをサラに話すと、サラはあっけらかんとしてそう言った。
「まぁ、ルーシィは興味ないだろうと思って言わなかったのかも。前に、試合観戦に誘った時断られたし」
「え、そうだったっけ?」
「えぇ、国別対抗戦とかだと、国賓として伯爵家は招かれたりするから。誘ったけど行かないって言われたわ」
「あー、なんかそんな気もしてきた」
ルーシッドが記憶を思い出しながら話す。
「今更ながらにサリー先輩って伯爵家なんですよね…すご」
フェリカが少し引きつったように笑う。
「まぁでも、この学院じゃそういう肩書とかは関係ないし。普通に接してくれていいのよ。
それにしてもルーシィが参謀役なんて、他のクラスがちょっと可哀相な気もするけど、ルーシィがどんな作戦で来るのか楽しみでもあるわね。競技は何に出るかはもう決めたの?」
「いや、まだだよ。他の選手に関しても目下選考中かな。まぁ選手の余裕もないから、何かにはエントリーするかも知れないけど、まぁ補欠じゃないかな。魔法使えないし」
「でも、こっそり魔術使ってもわかんないんじゃないかな?」
キリエがそう話すと、フランチェスカが反応する。
「ルーシィは入学試験にしろレイとの決闘にしろ、色々目立ってるから、さすがに無理じゃないかしら。学院内の試合じゃなくて、他校との試合の時ならまだしもね」
「でも、魔法球技は魔法具の使用もありだから、魔法具ってことにしちゃえば…」
「まぁバレてルール違反で処分されたりしたらめんどくさいからルール内で何とかするよ」
「そういえばこのクラス対抗戦って、全学年同時にやるんだね」
「えぇ、そうよ。空き時間とかに他の学年の試合も見れるわよ。ルーシィのクラスの試合も楽しみだわ~」
「ってことは、サリー達は去年もやってるんだよね。じゃあもう誰が何に出るかは大体決まってるの?」
ルーシッドがそう尋ねると、フランチェスカがまずは答えた。
「そうね。大体は決まってるわ。私は土の魔法が得意だからバトルボールは確定だと思うわ」
「バトルボールは攻撃には土の魔法しか使えませんからね」
ルーシッドがそう答えると、ライカがそれに反応する。
「種目的には私の性に合ってるんだが、私は土の魔法が使えないからね。まぁフラニーがいれば問題ないけどね。去年もゴーレムに乗って暴れまわってたよ」
「ちょ、ちょっとライカっ!」
笑いながら言うライカを恥ずかしそうに制するフランチェスカ。
「じゃあ、ライカ先輩は何に出るんですか?やっぱりエリアボールですか?」
「そうだね。遠距離魔法も得意じゃないからストライクボールも向いてないしね」
「ベル先輩は?」
「私は球技苦手なんだよね。去年も補欠でエントリーしてたけど出場はしなかったよ」
むしろこの人は何が得意なのだろう、と思わず突っ込みたくなってしまう。
「サリーは全種目出たの?」
「いや、さすがにそれは無いわよ。私は逆にどれでもいいから人が足りないところに入るって感じよ。便利屋みたいなものよ」
サラが笑ってそう話した。
「去年はサリー達のクラスが全種目優勝したの?」
「いいえ。優勝はエリアボールの1つだけよ」
「え、そうなんですね?意外です」
ルビアが驚いた反応を見せる。キリエやフェリカも同じような反応だった。
「前も言ったけど、他のクラスも強いのよ。特にやっぱりレイとクレアが強いわ。レイのクラスにストライクボールとバトルボールの2冠を持ってかれたわ」
フランチェスカは悔しそうにそう話した。
契約召喚によって、普通の詠唱より圧倒的に速く魔法を発動できる純色の魔法使い達は、この魔法球技においてもかなりのアドバンテージを持っていた。
特に、いかに相手より早く的に魔法を当てるかを競うストライクボールでは、圧倒的な火力を持つ赤の純色レイチェルが、また、バトルボールでは黄の純色クレアが、その圧倒的な防御力と無詠唱の土の魔法を駆使し、他の追随を許さない圧勝を飾ったのだった。
「でも、今年はそうはいかないわ。全種目優勝を目指すわ!」
息まいて話すフランチェスカを見て、ルーシッドはふと頭に浮かんだことを話した。
「フラニー先輩って、もしかしてクラス委員長ですか?」
「え?えぇ、そうよ。よくわかったわね?あれ、前に言ったっけ?」
「いや、聞いたことはなかったですけど……何となくそんな気がしただけです」
ルーシッドは何となくシアンのことを思い出していた。二人はどことなく雰囲気が似ている気がする。この普段は冷静なのにやたらと勝負ごとになると熱くなるところとかが似ている気がする。なんだろう、委員長気質なんだろうか?
0
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
孤独な腐女子が異世界転生したので家族と幸せに暮らしたいです。
水都(みなと)
ファンタジー
★完結しました!
死んだら私も異世界転生できるかな。
転生してもやっぱり腐女子でいたい。
それからできれば今度は、家族に囲まれて暮らしてみたい……
天涯孤独で腐女子の桜野結理(20)は、元勇者の父親に溺愛されるアリシア(6)に異世界転生!
最期の願いが叶ったのか、転生してもやっぱり腐女子。
父の同僚サディアス×父アルバートで勝手に妄想していたら、実は本当に2人は両想いで…!?
※BL要素ありますが、全年齢対象です。
婚約破棄と追放をされたので能力使って自立したいと思います
かるぼな
ファンタジー
突然、王太子に婚約破棄と追放を言い渡されたリーネ・アルソフィ。
現代日本人の『神木れいな』の記憶を持つリーネはレイナと名前を変えて生きていく事に。
一人旅に出るが周りの人間に助けられ甘やかされていく。
【拒絶と吸収】の能力で取捨選択して良いとこ取り。
癒し系統の才能が徐々に開花してとんでもない事に。
レイナの目標は自立する事なのだが……。
レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~
裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】
宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。
異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。
元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。
そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。
大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。
持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。
※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。
異世界を満喫します~愛し子は最強の幼女
かなかな
ファンタジー
異世界に突然やって来たんだけど…私これからどうなるの〜〜!?
もふもふに妖精に…神まで!?
しかも、愛し子‼︎
これは異世界に突然やってきた幼女の話
ゆっくりやってきますー
お嬢様として異世界で暮らすことに!?
松原 透
ファンタジー
気がつけば奴隷少女になっていた!?
突然の状況に困惑していると、この屋敷の主から奴隷商人の話を勧められる。
奴隷商人になるか、変態貴族に売られるか、その二択を迫られる。
仕事一筋な就労馬鹿の俺は勘違いをしていた。
半年後までに、奴隷商人にとって必要な奴隷魔法を使えること。あの、魔法ってなんですか?
失敗をすれば変態貴族に売られる。少女の体にそんな事は耐えられない。俺は貞操を守るため懸命に魔法や勉学に励む。
だけど……
おっさんだった俺にフリフリスカート!?
ご令嬢のような淑女としての様々なレッスン!? む、無理。
淑女や乙女ってなんだよ。奴隷商人の俺には必要ないだろうが!
この異世界でお嬢様として、何時の日かまったりとした生活は訪れるのだろうか?
*カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
幼馴染達にフラれた俺は、それに耐えられず他の学園へと転校する
あおアンドあお
ファンタジー
俺には二人の幼馴染がいた。
俺の幼馴染達は所謂エリートと呼ばれる人種だが、俺はそんな才能なんて
まるでない、凡愚で普通の人種だった。
そんな幼馴染達に並び立つべく、努力もしたし、特訓もした。
だがどう頑張っても、どうあがいてもエリート達には才能の無いこの俺が
勝てる訳も道理もなく、いつの日か二人を追い駆けるのを諦めた。
自尊心が砕ける前に幼馴染達から離れる事も考えたけど、しかし結局、ぬるま湯の
関係から抜け出せず、別れずくっつかずの関係を続けていたが、そんな俺の下に
衝撃な展開が舞い込んできた。
そう...幼馴染の二人に彼氏ができたらしい。
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる