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第七章「純潔の一角獣」
目撃
しおりを挟む“ルト”
その時あいつの顔が浮かんだ。俺様で、変態で、いつも喧嘩してばっかりの、ザクの顔。
「・・・っ」
途端に体が熱くなって、無性に会いたくなった。
「ルト?どうした」
「確かに俺はずっと一人だった。でも…今の俺には…」
そこで一旦言葉を区切り、深呼吸をする。ゆっくりと息を整えてから口を開いた。
「俺には今、大事な人がいる」
「なっ?!」
「それに、アイツも俺を、大事に思ってくれてる」
(と思う、多分)
内心不安だけど、勢いでなんとか言い切る。言い切ったあと、顔をあげた。そこには戸惑うシオンの姿があった。腕が体から離れていく。
「そんな、ルト、わたしのルトが」
「…」
「・・・・・・大事な人というのは、誰だ?朝の赤犬か、舞台を見にきた黒犬か」
なんでその2択なんだよ。でもさすがに鋭いな。ほとんど正解だ。
「…いわない」
「わたしに隠し事とは。お前もやるようになったな」
「でも、そのどっちかだから」
「ふむ…。願わくば黒犬であることを祈ろう」
体が離れ、公園の外気に触れる。一気に寒くなった。さっきの話はそこで切れたようでシオンは元きた道に戻り歩きだしていた。俺は立ち止まったままそれを見守る。
「送ろうか、ルトよ」
「いいよ、エスが…いや、一人で帰れる」
「まあよい。気を付けて帰りなさい。愛しのルト」
「なっ…、はあ。おやすみ、シオン」
愛しの、という時、屈んだシオンに頬に口付けられた。一瞬のことだったので何もできずただ驚く。
(ったく、懲りないやつだな)
苦笑しつつ、会場に戻っていくシオンを黙って見送った。
「さて」
シオンが見えなくなってから俺も公園を出た。数歩ほど歩いたところで
どさっ
街灯から何か、大きな塊が落ちてくる。真っ黒な体に金の瞳が光る“それ”と目が合った。
「エス、やっぱいたか」
「。。。すまない。。。つい癖で」
「はは、エスにはいつも苦労かけてるよな」
「オレは平気だ。一瞬飛び出しそうになったが」
「そこも見てたのかよ?!」
「すまない」
申し訳ないと頭を下げるエス。俺はあきれて言葉もでなかった。
(エスの奴、もう護衛してくれなくてもいいのに…)
でもそれがエスか。心配してくれるのは素直に嬉しかった。
「いいよ、でも、なんか照れ臭いから…さっきの事は忘れてくれ」
「わかった」
固く頷くエス。
「よし、じゃ、帰るか」
「教会まで送る」
「いや、いいよ。エスの家ここから近いしわざわざ悪いよ」
「。。。」
「大丈夫だって、まっすぐ帰るから」
「そうか」
渋々、というように納得した。そうこうしてるうちにアパートの前に着く。
「ルト、本当に」
「いいからほら」
大丈夫大丈夫と手をふる。エスがアパートの階段を上がっていくのを見守り、俺も歩きだした。ふと振り返ると、エスが玄関の扉の前で立ち止まりこっちを見ていた。心配そうに見てくるその姿を見ていたら、無性に笑えてきた。シオンじゃないけれど、エスってちょっと犬っぽいかも。
「はは、おやすみー!エス」
少し音量を上げて声をかけると、聞こえたようで身を乗り出して返事をされた。もう少しだけ話せばよかったなと思いながら俺はエスのアパートをあとにした。
***
街の中央部に差し掛かったとき、とある路地で猫の集団を見かけた。黒や茶色、灰色など…いろんな色の猫がいたが、赤毛の猫はいなかった。当たり前だけど赤毛の猫なんて早々いない。
(あいつ、家に戻ってるといいけど…)
もしかしたら、へそを曲げて今日は帰ってこないかもしれない。
「はあ」
早く帰ってあいつの有無を確かめたいが、確かめたくない気もする。
(…ザク)
シオンの時はあんな風に言ったけど、俺はまだザクを信じきれてはいない。あいつは悪魔だ。それは変えようのない事実だしどうしようもない。だから嘘をつかれてる可能性も忘れちゃいけない。
(もしも、もしも今までの言葉が全て嘘だったら...)
なんて一人不安になっていた時だった。
「おやおや、お嬢さん、一人でこんなとこにいると危ないよ?」
「俺は男だ!!って、シータ!?」
声をかけられた方を見ればコート姿のシータがたっていた。ポケットに手を突っ込んで寒そうにしてるが顔はいつも通りにやにやと薄く笑ってる。
「やあ、ルトくん♪景気はどう?顔色もなかなかいいね!」
「・・・」
とんだ皮肉。ムカついたので返事をせずに歩くのも止めなかった。しかしそこは強かなあいつ。図々しくも後ろからついてきた。
「ねえねえルトくん~」
「・・・」
無視をして足早に歩き続ける。(走るのはなんか負けたみたいで悔しいからしない。)コンサート帰りなのかこの時間にしては道行く人が多めだった。それにあやかろうとウリの者達が街の路地から誘うようにこっちを見ていた。それらをなるべく視界にいれないようにしておく。
(これ以上めんどいのに絡まれるのはごめんだ)
後ろをちらりと見ると、シータが手を振ってきた。何がそんなに楽しいか、俺を見ながらとても嬉しそうに笑ってる。
「あ、そうそう、今日どこぞの吟遊詩人のコンサートがあったの知ってる?」
知ってるもなにも今いってきたし、最前席で見てきたっつの。
「僕はそういうの興味ないんだけど結構良さげらしくて、明日のチケット買っちゃったんだ~。一緒にいかない?」
「断る。お前といくと思うか」
「ちぇ~即答しないでよ~」
手渡されたペアチケットをはねかえし、睨み付けた。一気に顔から笑顔が消えていくシータ。なるほど、これを誘うつもりだったのか。呆れて見てるとシータはやれやれとため息をついてチケットを裏返した。そしてまたそれを俺に押し付けてくる。
「ま、そういわれると思ったからこれはあげるよ」
「は?」
「だから、僕こういうの興味ないんだってば。ルトとじゃなきゃこんなんゴミキレと同じ、だからもらってくんない?」
「なにいってんだ、もったいないし...もらえないって」
「じゃあ、ポーい♪」
「わっ馬鹿!」
シータがなんの遠慮もせずチケットを放り投げた。軽く風が吹いてるため簡単に飛ばされていく。俺は急いでそれを拾いにいき、シータのいた場所に戻る。
「ほら、シー…あれ?」
誰もいない。首を傾げ、戸惑ってると、耳に生暖かい空気が入ってきた。
ふっ
「ひゃあ!…おっおまえ!!!」
「あはは、可愛い可愛い」
息を吹きかけたあとすぐに後ずさるシータ。俺は耳に手をあて怒鳴り付けるが、シータは笑いながら走り去っていく。その姿はあっという間に人ごみに消えていき見えなくなった。
「ったく、なんなんだあいつは!!」
苛立ちを顕にしながら帰路に戻る。チケットをポケットにいれて深くため息をついた。なんかむしゃくしゃする。エスにはまっすぐ帰るといっちゃったけど、少し飲んでから帰ろうかな。そう思い立ち、落ち着いた雰囲気のバーを探す。
(あ、あれなんかいいな)
ちょうど良さげな店を見つけ近づく俺。するとその店の扉が開かれた。
カランカラン
「!!」
俺は咄嗟に足を止めてしまった。店の中から出てきた人物から目が離せない。夜でも人目を引く赤い髪。片目を隠す眼帯。鍛えられ、引き締まった体。
(ザク!!?)
その姿を見つけ、俺は胸を躍らせた。
(こんな所にいたのか・・・!)
駆け寄ろうとしかけて、奴の隣に誰かがいる事に気付き、体が凍りつく。
「な・・・」
笑うザクの横には、若めの青年がいたのだ。年相応の服装に色素の薄い茶髪、ふわふわとした雰囲気の青年だった。俺はその二人に気づかれぬよう、急いで物陰に隠れた。
(って、俺なんで隠れてんだ...)
店を出た二人は仲良く通りを進んでく。なるべく気配を消してついていった。
「・・・」
栗毛の髪を撫でて、服についたゴミを払い落としてやって。楽しそうに笑うザクの姿。
「う、うそだ」
電灯の影に隠れ後を付ける俺。そっと近くの路地に入り呆然とする。なんで、ザクが?その男は誰だよ?
(てかなんで俺、こんな、落ち込んでるんだ)
崖から突き落とされたかのような絶望感に打ちひしがれている自分に気付き、頭を振った。
「馬鹿馬鹿しい」
俺はポケットに入ったチケットを取り出し、くしゃくしゃと丸める。あいつと明日行こうなんて思った自分がひどく滑稽に見えた。このまま捨てるのはさすがにシオンに申し訳ないので放り投げるのはやめておく。なるべく力を込めてそれを握りつぶし、教会に目指し足を向けた。
コツコツ...
俺一人分の足音が路地に響く。最悪な気分だった。
(夜あんだけ言っといて、次の日にはこれかよ)
やっぱあいつは悪魔なんだなと思い知らされた。嘘を吐き人間を惑わす悪魔、それがあいつの本性。俺の前では調子のいい事を言って、影ではこういう風に・・・騙してたんだ。
(くそっ)
歩けば歩くほど、振り返ってザクを追いかけたくなる。そいつは誰だよって、問いただしたくなる。でも、それ以上に悲しさが俺を蝕んでいた。
(・・・あいつは悪魔なんだ)
知っていたのに、わかってたはずなのに・・・期待してしまった自分がいて、それがとても悔しかった。朝も、シオンが現れて焦っていたように見えたけど、ただ単に自分の獲物に手を出されかけて怒ってただけだったんだ。
(なのに、拗ねたとか、思って)
恥ずかしい奴。一人で盛り上がって馬鹿みたいだ。
「…ばかザク」
カツン
足音が重なる。俺の足音ともう一つの足音。
「呼んだかよ」
「?!」
ありえない声が聞こえてきて、勢いよく振り返る。すると、そこには赤髪のあいつが立っていた。
「!!」
その姿を見た瞬間、俺の中で何かが溢れそうになりグッと必死に飲み込んだ。その時相当怖い顔をしていたのだろう、ザクが俺を見つめながら戸惑いの表情をみせた。
「ルト、腹でも痛いのか?」
「!!!!」
あまりにも的外れな答え。
(あーもう。ほんとに、俺だけ、心配して、落ち込んでたんだな)
この温度差が何よりの答えなわけで。落ち込みを通り越して諦めが生まれてくる。いや、やけになってるだけかも。そんな俺を見かねてザクが顔を寄せてきた。
「ルト~?どうしたんだよ」
「うるさいっ!もうお前なんか知るか!」
「ちょ!おい、待てよ!ルト?!」
「っ!!離せ!」
走り去ろうとしたが俺とあいつじゃスペックが違いすぎる。すぐに追いつかれ、羽交い絞めに近い勢いで抱きしめられた。どれだけ暴れても一向に緩むことがない。
「――っはな、せ!!!」
「なんでさっき、追いかけてくれなかったんだよ?」
「!!」
にやりと笑いかけられる。その笑みは意味ありげに歪められていた。まさか、ザク。全部知ってて気付かぬふりをしてたのか??
「ルト」
耳に生暖かい舌があたる。ぺろりと味見するように舐められた。熱い吐息が頬を撫でてきて、それだけでゾクゾクと体が反応してしまう。
「おい!ここ、通りだぞっ、んんっ!」
「だーいじょうぶ、人なんか通らねえよ。それより、答えを聞かせろって」
「さ、さっきって、何の話だよ?」
心の中ではわかってる。尾行してたの、バレてたんだ。最初からわかってて、わざと見せてたんだ。
(性格わる…っ!)
「そんなかわいい顔すんなよ」
「はあ?!ふざけんな!」
喋る度に息がかかり、体がゾクリと震える。なんだこの拷問は!!顔を真っ赤にして俯く。どうか俺の体が熱くなってる事、悟られませんようにと祈った。
「俺様は、ルトが追いかけて来てくれると思ったのにな~」
そう言ってぎゅっと強く抱きしめられる。逃げ場のないこの空間。ゆでダコになりそうだ。恥ずかしくて、死にそう。でももう寒くはなかった。
「俺に、追いかけられたら、どう言い訳するつもりだったんだよ」
「ん?言い訳もなにも」
ちゅっ
「!?」
突然肩をつかまれ向かい合わせにさせられる。何をするよりも前に、口づけられた。口を離したあとペロリと唇を先の割れた真っ赤な舌が舐めていく。
「俺様は女の子が好きなんだよ、基本。あんな幸の薄そうな男に興味出るか」
「・・・え、は?!」
「だーかーらー!俺様は、男なんか好きにならねーって言ってんの」
「え、でも、それじゃ」
栗毛の青年はそういう目的じゃなかったのか?男が興味ないって。でも待て。じゃあなんで一緒にいたんだよ?あんな楽しそうに笑い合ってさ。ぐるぐると思考が空回りしていく。でも心の中では一つの疑問が刺さっていた。
(じゃあ俺のことも…遊びで?)
ザクが青年と歩いていたのを見たとき、いやそれ以上にショックを受けた。ザク本人から俺はありえないと言われたようなものだ。あまりのことに、言葉がでなくなる。
「おーい、ルトー?」
「・・・」
「ルトさーん?」
反応のなくなった俺を見て、ザクが心配そうに体を揺さぶってきた。それでもぴくりともしないでいるとザクは大きく息を吐き出した。
「はあ。言っとくが、ルトは違うからな」
「・・・え・・・?」
「ルトだけは特別だ」
「・・・??!」
地底にまで落ちた俺のテンションが少しだけ上がってくる。
(特別?)
聞き間違い?
「だって・・・俺は、男だぞ・・・?」
「っけけ!んなの知ってるって。昨日ばっちり体見てんだし」
「じゃあ、なんで」
「知るかそんなこと」
「はあ?」
「欲しいって、思っちまったんだよ」
「!」
正面から抱きしめられ匂いを嗅がれる。お前は犬か。
(・・・欲しい、と思った・・・?)
ゆっくりと自分も腕を上げる。テンションと同じぐらい下がっていた腕を、のろのろとザクの腰にまわして抱きしめ返した。日向の匂いと少し汗の香る体。ザクの匂い、温度、形。目をつぶってそれに寄り添った。
(俺は・・・嘘をつかれていなかった・・・?)
その大きな体に触れているだけで、今までの不安が吹き飛ぶようだった。答えはこんなにも簡単だった。わかりにくいけど、この体は嘘をつかない。ザクは同情や計算で抱けるほど器用じゃないし、そんな面倒な事もしない。
「・・・」
「ルト?なに笑ってんだ?」
「なっ、何でもない!」
そう言って俺は赤くなった顔を隠すように俯くのだった。
***
「突っ込ませてください」
「却下、俺は寝る」
「まあまあそう言わずに~」
「さーわるな!!あのな、二日連続でやるのは嫌だ、というか無理!」
お風呂上がりの俺に絡むザク。奴は俺のベッドに腰掛け、半裸だった。やる気まんまんという感じ過ぎてより萎える。
「俺様は全然イケる!」
「いやお前はそうだろうよ...」
昨日も、最後の最後までイキイキとしてたしな。呆れながらベッドから蹴落とす。ザクは受け身も取れず、尻餅をついた。しかし大して気にしたような様子はない。すぐに起き上がり足元にのしかかってきた。
「ルト~♪」
「寝苦しいから、どけ」
「なあなあー」
「...」
「ル~ト~」
「あいつ」
「?」
「あの、栗毛の男、誰なんだよ」
「?」
ベッドに体をうずめ、小さな声で聞く。未だにずっと気になってる事。男を好きにならないとしてもあの青年と二人でいたのは確かだ。
「あー、あいつに聞いてたんだよ」
「聞いてた?」
「そう、あの女男のことを色々な」
「女男...シオンのことか?」
「ん。」
「何を聞いたんだよ?まさかシオンのこと好きにっ・・・なるわけないか」
「当たり前だろ!あんな男を誰が好きになるか!」
勘弁してくれと顔をしかめるザク。
「でもほら、ルトとはなんか仲良さげだったし?どんな関係なのか気になってよー。女男の仕事場の関係者だっていうあの男を捕まえて情報を探ってたんだ」
「そんな面倒いことよくやったな」
てっきり庭で昼寝でもしてんのかと思った。そう言うとザクは俺から視線を外し部屋の隅の方を見る。そしてぼそりと言葉が聞こえた。
「なんか、面白くなかったんだよ」
「!」
「ルトが俺様以外に抱かれて、平然としてるし、他の男に俺様の知らない時のルトを話されんの、なんかムカついてよ・・・って何言ってんだか」
ふん、とそっぽを向くザク。その背中を数秒見つめてから、俺は噴き出してしまった。
「ぶはっ」
「なに笑ってんだ...ブチ犯すぞ」
「はは、やってみれば。そしたらエスに切り裂かれるけどな」
「あの吸血鬼程度じゃ俺様に傷一つおわせられねーよ!...って、はあ、なんでこんな話してんだ。俺様はルトを抱きたいだけなんだけど」
落ち込むザク。悪魔も嫉妬したり落ち込んだり..するんだ。そう思うとホッとした。
「...一回って約束できるか」
「!!!!」
ザクが目をキラキラさせて振り返る。さっきまでの傷心姿はどこへやら。
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