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第12章 戦いの結末は、探索者たちが決める!
第321話 強化
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「琥珀さん!」
「ご、ゴルドかい!? な、なんだいその姿!?」
「助太刀します! うおおおおおおおおお!」
先頭を走っていたゴルドは、斧を思いっきり振り上げ、叔母さんの目の前にいたモンスターを切り裂いた。
すると、その斬撃がソニックウェーブのように飛んでいき……辺りにいたモンスターたちを一掃した。
「ゴル爺すごーい! じゃあアタシも!」
私の後ろを走っていたリンは、ボウガンのトリガーを引き、矢を放った……すると、その矢は複数に分離し、やがてそれは雨のようにモンスターたちに降り注いだ。
「ゴルドはん、リンはん、めっちゃ強いやんけ!」
「ほら! ラピラピも!」
「う、ウチも!? い、行くで! とりゃあああ!!」
ラピスはモンスターの群れに突撃し、舞い始めた。
その姿は目にも止まらぬ速さであったが、美しさに磨きがかかったかのように見えた。
しかも、気づかぬうちに、ラピスの周りにいたモンスターは、煙となって消えていた。
「瑠璃ちゃんも……戦って……」
「う、うん! じゃあ私はダイヤさんの援護に行く!」
「じゃあ……私は……アリスちゃんの方に……」
私は駐車場の入り口前で戦っていたダイヤさんの元へと急いだ。
「ダイヤさん!」
「る、瑠璃殿か!?」
「はい! 助太刀します!」
私は刀を抜き取り、ダイヤさんの後ろに迫っていたモンスターを切り裂いた。
すると、刀が巨大サイズに変貌し、一振りで、奥にいる敵まで切り裂いた。
「うおおおお!? お、驚いてしまった!? い、今の……瑠璃殿がやったのか?」
「は、はい……」
私も突然の出来事に唖然としてしまった。
な、なにこれ!? めっちゃくちゃ強いし強すぎてちょっと引いちゃったんだけど!?
「きゃあああああ!? こ、これ以上は裁けませんよぉ……」
ふと、アリスさんの方を見ると、かなり苦戦しているように見えた。
アリスさんは土の壁を何度も作り、一度退却して隙を作ろうとしているらしいが、モンスターたちはそんなことお構いなしに進み続けていた。
「まかせて……」
「き、キセノンさん!?」
そんな中、キセノンが助太刀に入り……なんと、アリスさんが作った土の壁を丸ごと持ち上げた!?
「ど、どうするつもりですか!?」
「……こうする」
キセノンは土の壁を真上に投げたかと思ったら、自由落下してきた土の壁を思いきり拳でぶん殴った。
すると土の壁は瓦礫のようになり、まるで隕石のようにモンスターたちに降り注いでいった。
モンスターたちは弾丸のように飛んでくる土の塊に耐えきれず……煙と変貌していった。
「まだ……死にぞこない……いる」
き、キセノン……随分物騒なこと言うね……。
「ご、ゴルドかい!? な、なんだいその姿!?」
「助太刀します! うおおおおおおおおお!」
先頭を走っていたゴルドは、斧を思いっきり振り上げ、叔母さんの目の前にいたモンスターを切り裂いた。
すると、その斬撃がソニックウェーブのように飛んでいき……辺りにいたモンスターたちを一掃した。
「ゴル爺すごーい! じゃあアタシも!」
私の後ろを走っていたリンは、ボウガンのトリガーを引き、矢を放った……すると、その矢は複数に分離し、やがてそれは雨のようにモンスターたちに降り注いだ。
「ゴルドはん、リンはん、めっちゃ強いやんけ!」
「ほら! ラピラピも!」
「う、ウチも!? い、行くで! とりゃあああ!!」
ラピスはモンスターの群れに突撃し、舞い始めた。
その姿は目にも止まらぬ速さであったが、美しさに磨きがかかったかのように見えた。
しかも、気づかぬうちに、ラピスの周りにいたモンスターは、煙となって消えていた。
「瑠璃ちゃんも……戦って……」
「う、うん! じゃあ私はダイヤさんの援護に行く!」
「じゃあ……私は……アリスちゃんの方に……」
私は駐車場の入り口前で戦っていたダイヤさんの元へと急いだ。
「ダイヤさん!」
「る、瑠璃殿か!?」
「はい! 助太刀します!」
私は刀を抜き取り、ダイヤさんの後ろに迫っていたモンスターを切り裂いた。
すると、刀が巨大サイズに変貌し、一振りで、奥にいる敵まで切り裂いた。
「うおおおお!? お、驚いてしまった!? い、今の……瑠璃殿がやったのか?」
「は、はい……」
私も突然の出来事に唖然としてしまった。
な、なにこれ!? めっちゃくちゃ強いし強すぎてちょっと引いちゃったんだけど!?
「きゃあああああ!? こ、これ以上は裁けませんよぉ……」
ふと、アリスさんの方を見ると、かなり苦戦しているように見えた。
アリスさんは土の壁を何度も作り、一度退却して隙を作ろうとしているらしいが、モンスターたちはそんなことお構いなしに進み続けていた。
「まかせて……」
「き、キセノンさん!?」
そんな中、キセノンが助太刀に入り……なんと、アリスさんが作った土の壁を丸ごと持ち上げた!?
「ど、どうするつもりですか!?」
「……こうする」
キセノンは土の壁を真上に投げたかと思ったら、自由落下してきた土の壁を思いきり拳でぶん殴った。
すると土の壁は瓦礫のようになり、まるで隕石のようにモンスターたちに降り注いでいった。
モンスターたちは弾丸のように飛んでくる土の塊に耐えきれず……煙と変貌していった。
「まだ……死にぞこない……いる」
き、キセノン……随分物騒なこと言うね……。
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