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初体験編
男として認識されてなかったのなら男だってわからせるまで X
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「へえ、こういうセクシーな下着も持っていたんですね。素敵です」
淵に僅かにレースが施された淡い水色ブラジャー。下も同じセットのパンツを履いている。
「いつも着ているスポーツブラも健康的でとても良いと思います。それでは……」
両手が胸に伸びるが、
「ストップ! ストップ!!」
今度は佳子のガードが間に合った。迫りくる両手の首を掴む。
「なんでブラジャーの品評会始まってるの!? というかいつの間に脱がしたの!? そもそもこれどういう状況!?」
「ずいぶんとパニック状態に陥てしまっているようで」
「だって、だって……!」
「男の家に招かれたなら少しはそういう覚悟なり考えなりに至りませんでしたか?」
「そ、そういう習慣があることは知ってるけど」
「……それとも僕のことを男として意識してなかった。だからこんな状況になるとは夢にも思わなかったですか?」
正行が悲しい表情を浮かべる。
「ま、待って、ちがうの」
途端に佳子は訂正しなくてはいけないと頭を働かせる。彼女は彼の繊細さをよく知っている。飄々としていて何もかもそつなく受け流すように見えるが、本当は簡単に傷つく自分を悟られないように必死に隠していると知っている。
しかし人は成長するもの。
「だったら、とことん男だとわからせるまでです」
正行は力一杯に両腕を開く。すると佳子のガードに隙間ができる。
できた隙間に強引に顔を挟み込み、唇に唇をぶつける。
「ん、またぁ……!」
唇が触れると同時に舌は素早く侵入する。
彼の舌は暴食で強欲。入った途端に口内の主を探し始める。
奥に潜んでいた舌を見つけると叩き、引っ張り上げる。
飲み込まれまいと舌を引っ込めても狭い口内、嫌でも摩擦してしまう。
「んんん……!」
その摩擦もまた愛撫。
未知の快感に脳が溶ける。
抵抗の意思も溶けてしまう。
両手の主導権が正行の物へと変わる。
正行は軽い力で佳子の手を抑え込んだまま、しばらく尖兵の舌での蹂躙を堪能する。
「ん……はあ……んん……んっ……くるしっ……」
呼吸の自由すら奪う。最大戦力で落としにかかる。
舌先でエスコートする。何度も引っ張り上げ、自分の意志に従うように教え込む。
そうすると佳子の舌は怯えながらも呼応するようになる。侵入侵略を快諾したわけではない。繰り返される執拗な責めに諦めが芽生えたからだ。
「ん……はあ……ん……ん……んっ」
回数を重ねるごとに呼吸を合わせられるようになると苦しさが抜け舌の感触に集中できるようになってきた。
飼い主が手のひらを見せたらお手をする犬のような単純な反射の繰り返しという屈辱的な行為だが、
(体が熱い……頭がぼうっとしてきた……)
認めがたき快楽を感じたのも確かだった。
充分に自分の体液を送り込んだと判断した正行は一旦口を離す。
解放された佳子はベッドに横たわったまま呼吸を続ける。喉を通る空気が冷たく感じる。体中が熱い。特に耳元が熱く、ドクンドクンという脈まで聞こえる。
「……だから隙だらけなんですって」
正行は手の甲で口元と額を拭う。余裕がないのは彼も同じだった。呼吸を整えてから次の言葉を紡ぐ。
「初めて会った時からそうでしたよね。僕がいるのにバスタオル一枚で家の中をうろつくなんて」
「うろついてはいないよ!? ただお風呂上がりになってからようやく着替えを用意してないことに気付いて慌てて部屋までんん!?」
隙だらけの佳子が弁解に必死になっているうちに手は下着の下に滑り込んでいた。
「これが……佳子さんの……生の感触……すごく、いい……やっぱり服の上からとでは全然違う」
「……まさか正行君。練習中も私の体をそういう目で」
「はい、時折。チャージングの時とかそうですね。おかげでバレないバレるのラインがわかって上手になりましたが」
「一体いつから……」
「佳子さんへの格別な想いを自覚したのは割と最近ですが……でもやっぱり出会った時には恋に落ちていたのかもしれませんね」
「こ、恋……!?」
「はい、恋です。あ、外したブラジャーは癖にならないようにベッドの下に落としておきますね」
「ってまたいつの間に!? 私ですら手間取るのに一発で!?」
正行はすぐに愛撫に入らなかった。
「綺麗だ……」
初めて海を眺めるかのような少年の目を、ひん剥いた女の肢体に向ける。
「ぅ……」
率直な賞賛に照れながらも両手で乳房を隠す。
「隠すならおへそもですよ。ジャンプするたびに裾から覗かせるヘソチラにどれだけ心を惑わされたか」
「へそに興奮するとか正行君はどれだけ変態さんなの……」
右腕で両乳房を隠し、左手でへそを隠す。
「ね、ねえ、正行君。もうこのくらいで終わりにしない? 今だったらこのことは秘密にしておいてあげるから、ね? 最大限譲歩して今現在ならまだ度が過ぎたイタズラとして許してあげるから……これ以上は……本当に取り返しがつかなくなっちゃうから……」
しかしその気遣いは正行にはまるで響かなかった。
「むしろ取り返しがつかないくらいのことをしなくちゃ駄目なんです」
「……え?」
「佳子さんはわかっていない。僕がどれだけの覚悟でいるか。こうでもしないと僕は、佳子さんの一番にはなれないんです」
「一番? それって一体どういう」
正行の体が急に前に倒れ込む。
受け止めようとする、掴もうとする佳子の手をひらりとかいくぐる。
「次はこちらを可愛がってあげます」
右乳房をすぼませて乳首に舌を這わせる。
「ひゃ!? だめっ!」
正行の肩を掴み剥がそうとするが力が入らない。
「ずっと……こうしたかった……」
乳首を口に含める。舌先だけでなく唇すらも駆使して快楽へと導く。
「ど、どうしてこんなに上手なの!? 今まで付き合ってきた女の子とこういうことしてきたの!?」
そう問うと正行は口を離す。それでも手は止めずに固く隆起してきた先っぽを指先で転がす。
「もしかして焼きもちを焼いてくれたんですか?」
「そ、じゃなく、ん」
「はは、わかってますよ。信じてほしいのですが僕自身これが初めてですよ」
「嘘だよそんないたっ」
乳首を摘まみ上げられ小さな悲鳴を上げる。
サディスティックではあるが鬼畜とまでは行かない力加減、配慮のある愛情表現。
「嘘じゃありません。僕がこういう一線を越えるのはこれまでもこれからも佳子さんだけです」
「じゃあなんで……」
「あんまり話したくはありませんがあらぬ誤解を持たれるのは避けたいのでお話します。率直に言って猥談です」
「……猥談?」
「愚兄を知ってますよね? あの人、たまに男友達を連れてくるんですよ。そして決まって深酒しては深夜過ぎまで騒ぐんです。それはもう隣の部屋の僕の眠りを妨げるくらいに。それでも僕が眠っていると思って猥談を始めるんですよ。それも珍しく男子小学生が発するような下ネタじゃなく実戦向けのドキュメンタリー志向で。案外研究熱心なところがあるんですね。初めてですよ、愚兄に感謝するのなんて」
「ほ、本当にそれだけ? それだけでなんで私、こんな気持ちよくなって」
佳子は自分が口を滑らせたと判断したがもう遅い。
「……へえ」
光る泥団子を見る少年の目が絶好の獲物を見る獣の目に豹変する。
「やだやだだめだめと言ってる割にはちゃんと気持ちよくなってたんですね」
「いや違うの、今のは……」
「良いんです、佳子さん。それを聞いて僕は心底安心しました」
ニッコリと満面の笑み。
「もう遠慮はいらないですね?」
「え、遠慮? え? ちょっと待って? 今まで遠慮してたの? 遠慮がなくなっちゃったら私の体どうなっちゃうの?」
「大丈夫です。どんな体になっても僕が責任を取りますから」
そう言って愛撫を再開する。
ただし今度の愛撫先は秘部中の秘部。
延々と跨っていた体からどくと、佳子のつま先の前に座る。
そして三角状に堅牢に閉じていた膝に手を置き、強引にこじ開ける。
「正行君!? そこは、本当にだめ……!」
はしたなく開かれても、これまでに幾度となく体の部位を凌辱されてもなお、すんでのところで理性と羞恥心が勝る。
「佳子さん、言ってましたよね。なんで私がこんなに気持ちよくなっているのかって。確かに僕は情報を豊富に所持しているだけで経験自体はゼロです。だったら考えらえる答えはひとつしかありませんよね」
正行は指をゆっくりと伸ばす。
「それとこれと今は関係ないでしょ!」
「関係なくはありませんよ。ちゃんと繋がっています。話は最後まで聞いてください」
「話を聞くべきなのは正行君だよ! そこだけは本当にだめなの!」
「佳子さんが気持ちよくなった理由、それは」
指が止まる。
そしてすうっと指の腹で撫でる。
すっかり濡れてしまい、変色してしまったショーツを。
「佳子さんに素質があったからです。すごくエッチな素質がね」
淵に僅かにレースが施された淡い水色ブラジャー。下も同じセットのパンツを履いている。
「いつも着ているスポーツブラも健康的でとても良いと思います。それでは……」
両手が胸に伸びるが、
「ストップ! ストップ!!」
今度は佳子のガードが間に合った。迫りくる両手の首を掴む。
「なんでブラジャーの品評会始まってるの!? というかいつの間に脱がしたの!? そもそもこれどういう状況!?」
「ずいぶんとパニック状態に陥てしまっているようで」
「だって、だって……!」
「男の家に招かれたなら少しはそういう覚悟なり考えなりに至りませんでしたか?」
「そ、そういう習慣があることは知ってるけど」
「……それとも僕のことを男として意識してなかった。だからこんな状況になるとは夢にも思わなかったですか?」
正行が悲しい表情を浮かべる。
「ま、待って、ちがうの」
途端に佳子は訂正しなくてはいけないと頭を働かせる。彼女は彼の繊細さをよく知っている。飄々としていて何もかもそつなく受け流すように見えるが、本当は簡単に傷つく自分を悟られないように必死に隠していると知っている。
しかし人は成長するもの。
「だったら、とことん男だとわからせるまでです」
正行は力一杯に両腕を開く。すると佳子のガードに隙間ができる。
できた隙間に強引に顔を挟み込み、唇に唇をぶつける。
「ん、またぁ……!」
唇が触れると同時に舌は素早く侵入する。
彼の舌は暴食で強欲。入った途端に口内の主を探し始める。
奥に潜んでいた舌を見つけると叩き、引っ張り上げる。
飲み込まれまいと舌を引っ込めても狭い口内、嫌でも摩擦してしまう。
「んんん……!」
その摩擦もまた愛撫。
未知の快感に脳が溶ける。
抵抗の意思も溶けてしまう。
両手の主導権が正行の物へと変わる。
正行は軽い力で佳子の手を抑え込んだまま、しばらく尖兵の舌での蹂躙を堪能する。
「ん……はあ……んん……んっ……くるしっ……」
呼吸の自由すら奪う。最大戦力で落としにかかる。
舌先でエスコートする。何度も引っ張り上げ、自分の意志に従うように教え込む。
そうすると佳子の舌は怯えながらも呼応するようになる。侵入侵略を快諾したわけではない。繰り返される執拗な責めに諦めが芽生えたからだ。
「ん……はあ……ん……ん……んっ」
回数を重ねるごとに呼吸を合わせられるようになると苦しさが抜け舌の感触に集中できるようになってきた。
飼い主が手のひらを見せたらお手をする犬のような単純な反射の繰り返しという屈辱的な行為だが、
(体が熱い……頭がぼうっとしてきた……)
認めがたき快楽を感じたのも確かだった。
充分に自分の体液を送り込んだと判断した正行は一旦口を離す。
解放された佳子はベッドに横たわったまま呼吸を続ける。喉を通る空気が冷たく感じる。体中が熱い。特に耳元が熱く、ドクンドクンという脈まで聞こえる。
「……だから隙だらけなんですって」
正行は手の甲で口元と額を拭う。余裕がないのは彼も同じだった。呼吸を整えてから次の言葉を紡ぐ。
「初めて会った時からそうでしたよね。僕がいるのにバスタオル一枚で家の中をうろつくなんて」
「うろついてはいないよ!? ただお風呂上がりになってからようやく着替えを用意してないことに気付いて慌てて部屋までんん!?」
隙だらけの佳子が弁解に必死になっているうちに手は下着の下に滑り込んでいた。
「これが……佳子さんの……生の感触……すごく、いい……やっぱり服の上からとでは全然違う」
「……まさか正行君。練習中も私の体をそういう目で」
「はい、時折。チャージングの時とかそうですね。おかげでバレないバレるのラインがわかって上手になりましたが」
「一体いつから……」
「佳子さんへの格別な想いを自覚したのは割と最近ですが……でもやっぱり出会った時には恋に落ちていたのかもしれませんね」
「こ、恋……!?」
「はい、恋です。あ、外したブラジャーは癖にならないようにベッドの下に落としておきますね」
「ってまたいつの間に!? 私ですら手間取るのに一発で!?」
正行はすぐに愛撫に入らなかった。
「綺麗だ……」
初めて海を眺めるかのような少年の目を、ひん剥いた女の肢体に向ける。
「ぅ……」
率直な賞賛に照れながらも両手で乳房を隠す。
「隠すならおへそもですよ。ジャンプするたびに裾から覗かせるヘソチラにどれだけ心を惑わされたか」
「へそに興奮するとか正行君はどれだけ変態さんなの……」
右腕で両乳房を隠し、左手でへそを隠す。
「ね、ねえ、正行君。もうこのくらいで終わりにしない? 今だったらこのことは秘密にしておいてあげるから、ね? 最大限譲歩して今現在ならまだ度が過ぎたイタズラとして許してあげるから……これ以上は……本当に取り返しがつかなくなっちゃうから……」
しかしその気遣いは正行にはまるで響かなかった。
「むしろ取り返しがつかないくらいのことをしなくちゃ駄目なんです」
「……え?」
「佳子さんはわかっていない。僕がどれだけの覚悟でいるか。こうでもしないと僕は、佳子さんの一番にはなれないんです」
「一番? それって一体どういう」
正行の体が急に前に倒れ込む。
受け止めようとする、掴もうとする佳子の手をひらりとかいくぐる。
「次はこちらを可愛がってあげます」
右乳房をすぼませて乳首に舌を這わせる。
「ひゃ!? だめっ!」
正行の肩を掴み剥がそうとするが力が入らない。
「ずっと……こうしたかった……」
乳首を口に含める。舌先だけでなく唇すらも駆使して快楽へと導く。
「ど、どうしてこんなに上手なの!? 今まで付き合ってきた女の子とこういうことしてきたの!?」
そう問うと正行は口を離す。それでも手は止めずに固く隆起してきた先っぽを指先で転がす。
「もしかして焼きもちを焼いてくれたんですか?」
「そ、じゃなく、ん」
「はは、わかってますよ。信じてほしいのですが僕自身これが初めてですよ」
「嘘だよそんないたっ」
乳首を摘まみ上げられ小さな悲鳴を上げる。
サディスティックではあるが鬼畜とまでは行かない力加減、配慮のある愛情表現。
「嘘じゃありません。僕がこういう一線を越えるのはこれまでもこれからも佳子さんだけです」
「じゃあなんで……」
「あんまり話したくはありませんがあらぬ誤解を持たれるのは避けたいのでお話します。率直に言って猥談です」
「……猥談?」
「愚兄を知ってますよね? あの人、たまに男友達を連れてくるんですよ。そして決まって深酒しては深夜過ぎまで騒ぐんです。それはもう隣の部屋の僕の眠りを妨げるくらいに。それでも僕が眠っていると思って猥談を始めるんですよ。それも珍しく男子小学生が発するような下ネタじゃなく実戦向けのドキュメンタリー志向で。案外研究熱心なところがあるんですね。初めてですよ、愚兄に感謝するのなんて」
「ほ、本当にそれだけ? それだけでなんで私、こんな気持ちよくなって」
佳子は自分が口を滑らせたと判断したがもう遅い。
「……へえ」
光る泥団子を見る少年の目が絶好の獲物を見る獣の目に豹変する。
「やだやだだめだめと言ってる割にはちゃんと気持ちよくなってたんですね」
「いや違うの、今のは……」
「良いんです、佳子さん。それを聞いて僕は心底安心しました」
ニッコリと満面の笑み。
「もう遠慮はいらないですね?」
「え、遠慮? え? ちょっと待って? 今まで遠慮してたの? 遠慮がなくなっちゃったら私の体どうなっちゃうの?」
「大丈夫です。どんな体になっても僕が責任を取りますから」
そう言って愛撫を再開する。
ただし今度の愛撫先は秘部中の秘部。
延々と跨っていた体からどくと、佳子のつま先の前に座る。
そして三角状に堅牢に閉じていた膝に手を置き、強引にこじ開ける。
「正行君!? そこは、本当にだめ……!」
はしたなく開かれても、これまでに幾度となく体の部位を凌辱されてもなお、すんでのところで理性と羞恥心が勝る。
「佳子さん、言ってましたよね。なんで私がこんなに気持ちよくなっているのかって。確かに僕は情報を豊富に所持しているだけで経験自体はゼロです。だったら考えらえる答えはひとつしかありませんよね」
正行は指をゆっくりと伸ばす。
「それとこれと今は関係ないでしょ!」
「関係なくはありませんよ。ちゃんと繋がっています。話は最後まで聞いてください」
「話を聞くべきなのは正行君だよ! そこだけは本当にだめなの!」
「佳子さんが気持ちよくなった理由、それは」
指が止まる。
そしてすうっと指の腹で撫でる。
すっかり濡れてしまい、変色してしまったショーツを。
「佳子さんに素質があったからです。すごくエッチな素質がね」
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