竜宮島の乙姫と一匹の竜

「報酬は姫さんの純潔ではどうだろうか」

竜宮島に流れ着き命を助けられた剣客、竜之助は島の守護の報酬として乙姫に純潔を要求する。

男たちが南北に別れた大戦で出払った竜宮島。
守護を任されたのは成人したばかりの当主の長女、竜宮乙姫。
島の占い師くじらは男たちが戻ってこないうちに海坊主が上陸すると予言し、島全体に波紋を呼んでいた。
乙姫は命を賭けても島を守る覚悟は出来ていたが、果たして自分に島を守り切れるか不安も心に秘めていた。
そこに流れ着いたのが竜之助だった。彼は剣の腕前は確かでおまけに仙術が使える。用心棒として雇えば必ずや戦力になる。しかし本当に仲間として信頼していいのだろうか。


果たして乙姫の答えは。
そして竜之助は島にとって味方か、はたまた敵か。



気に入ってくれた方はぜひ感想、お気に入り登録よろしくお願いします。
また、こちらはファンタジー大賞応募作品です。
よろしければ投票もよろしくお願いします。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,156 位 / 192,156件 ファンタジー 44,585 位 / 44,585件

あなたにおすすめの小説

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

【完結】彼女は炎の中で「さようなら」を告げる。

マンムート
恋愛
宝石姫と呼ばれる美しい姫君がおりました。 ある日、彼女は一方的に婚約破棄を告げられ、荒れ地に建つ修道院へ送られてしまいます。 彼女を迎えにやってきた貴公子が、なぜ彼女が理不尽な扱いを受け入れたのかを、見事に解き明かしてみせるのですが。 それはほんとうに彼女の真意なのでしょうか? 全七話です。 この作品は、他のノベルサイトにも別の題名で投稿した作品です。

境界線のモノクローム

常葉㮈枯
ファンタジー
世界は、白と黒に分たれている。 それぞれ文化が独立した、数多の世界を包括する"白の世界"。 混沌とした荒廃と、砕けた鏡の大地が何処までも続く"黒の世界"。 白の世界に生きる者達が抱えた負の感情は、黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。 白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。 鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。 白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。 外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。 任じられたのは平和な街。 鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。 期限は3日。 快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。 横着だが、勘が良く機転の効く弟。 お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。 だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える はず、だった───。 *カクヨム、なろう、ノベプラでも掲載中です。

追放薬師と病の姫君

桐原まどか
ファンタジー
婚約破棄の上、追放されたイルミ。彼女は薬師としての才を活かし、診療所を開く。 その評判を聞きつけた、王宮から「姫君の病を診て欲しい」と依頼を受け…?

貴方の傍に幸せがないのなら

なか
恋愛
「みすぼらしいな……」  戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。  彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。  彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。  望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。  なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。  妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。  そこにはもう、私の居場所はない。  なら、それならば。  貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。        ◇◇◇◇◇◇  設定ゆるめです。  よろしければ、読んでくださると嬉しいです。

おとめ羽衣草子

石田空
キャラ文芸
探索ミステリー×三角関係×平安風ファンタジー。 四方を海に囲まれた小国の姫君の夕花姫は、屋敷からの脱走癖と拾い物癖がある変わり者。そのたびに護衛の暁に叱られている。今日も浜辺に出て遊んでいたところで、記憶喪失の貴族を拾ってしまう。 記憶喪失の彼に浜風と名を付けた夕花姫は、海の外から来た彼にときめきを覚えるが、何故かそれを見て暁は冷淡になる。 浜風に国内を案内しているうちに、この国に伝わる羽衣伝説に触れ、ふたりでその羽衣伝説を追いかけようと言われる。 姫君と貴族と護衛の三角関係は、やがて小国の羽衣伝説を巡って大騒動へと変わっていく……?

戦う浪人生の育て方~20時間勉強と修行ができますか?~ 

久木 光弘
ファンタジー
大学入試に失敗した浪人生の仁はある日アルバイトに向かう途中で美女に話かけられる 「君には才能がある、うちでそれを生かしてみないか?」 話しかけてきたのは自称探偵のクール美人。 何のことやらわからなかったが、勉強との両立の為、高時給と色香に迷って誘いに乗ることにした しかし、それが彼の人生の転機。うまい話には裏がある。 彼に秘められた力、それは超霊媒体質。どんな霊でもその身に宿すことが可能だが、悪い霊にも体を狙われている。  八百万の神様の力を借りて人に仇なす怪異を蹴散らす。 自分自身からも目をそらして生きてきた浪人生が、勉強に修行、命がけのバトル。まさに転がり落ちるがごとく巻き込まれていく非日常。 新機軸の日本史由来の異能バトル。 彼は生き残って、大学に合格することができるのか?

エンジェリカの王女

四季
ファンタジー
天界の王国・エンジェリカ。その王女であるアンナは王宮の外の世界に憧れていた。 ある日、護衛隊長エリアスに無理を言い街へ連れていってもらうが、それをきっかけに彼女の人生は動き出すのだった。 天使が暮らす天界、人間の暮らす地上界、悪魔の暮らす魔界ーー三つの世界を舞台に繰り広げられる物語。 著作者:四季 無断転載は固く禁じます。 ※この作品は、2017年7月~10月に執筆したものを投稿しているものです。 ※この作品は「小説カキコ」にも掲載しています。 ※この作品は「小説になろう」にも掲載しています。