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5 かくして朝霧 紫月は入部した。
しおりを挟む大学生になり、一人暮らしを始めるようになった訳なのだが、これがどうにも解放的すぎてヤバい。
解放的なことの何がヤバいのかというと、高校までは朝に起きれないことがあっても親が起こしてくれたりしたが、それがない。 遊びに行っても晩飯までには帰らなければいけなかったが、それがない。
要するに家族による庇護や縛りがなくなったことで不安やストレスが募り、今までの生活リズムが半壊してしまう。
これは誰もが一人暮らしを始めるにあたって経験する乗り越えるべき最初の壁なのだろう。
しかし、一ヶ月ほど経っても俺はこの壁を乗り越えられないでいるのだ。
プルルルル、プルルルル......
それ程まだ家具が置かれていない、ぽっかりと空いた空間が所々にある部屋に着信音が響き渡る。
「...はい...もしもし。」
俺はぼんやりとした視界の中でケータイを手にする。
『うわっ、やっぱり寝起きだ...。 ちょっとしづ!いつまで寝てる気! 1限目もう始まるよ! 現代文明論しづもとってたでしょ! 』
俺はそう聞くとケータイを耳から離し、表示されている時間を確認する。
9時20分
1限目が始まるのが9時30分で、ここから学校までは徒歩で25分程かかるから...うん無理だ諦めよう。
「んー...2限から行く...。」
『はぁ、了解......。 1限の課題、後でちゃんと提出しなさいよ? 』
「おぅ...。」
まだ寝ぼけながらに返事を返すと、こちらから通話を切った。
1限目は諦めよう、1回遅刻したくらいじゃ単位に支障はない。
それにしても俺がいないのに気付きわざわざ電話してくるとは、我が幼馴染ながら大したお節介だ。
一人暮らしにまだ慣れていない俺にとって、そこらへんしっかりしている愛梨はまるで母親のような立ち位置になっていた。
新生活が始まる季節が必ず春だっていうのも難儀な話だよな。
暑すぎず、寒すぎずの穏やかな気候だと気も緩んでしまってうまく生活リズムなんてつかめたもんじゃない。
はい、どうしようもなく言い訳ですね。
早く慣れないといけないなぁ...。
だらしない自分にゆるーく喝を入れたところで、俺は砂糖を多めにいれたコーヒーを飲みほした。
「課題はやっていても授業に出ないんじゃ意味がないんだよ? せっかく履修しているのに勿体無いとは思わないか。 そうやってサボり癖がついてしまうとこれから......」
3限目が終わって昼休憩になったので、出なかった1限目の課題を担当の教師に渡しに来たのだが、当然の如く説教される羽目になったのである。
親身になって説教してくれてるとこ悪いが、俺はあんたの名前も覚えてないんだ。
そんな俺に叱られる価値なんてないよ......。だから早く終わらせて。
「......っても私は見捨てたりはしないよ!いいかい! わかってくれたなら次からはちゃんと出てきてね!」
どうやら終わったようだ。
一つわかったのはこのおじいちゃん先生は多分いい人だ。 ほとんど話聞いてなかったけど...。
俺のことを本気で案じてくれているのは伝わってきた。 俺はあんたの名前も知らないけど...。
「失礼しました。」
俺は心優しいおじいちゃん先生の研究室を後にして武彦が待ってる学食へ向かうことにした。
だが、降りるのにエレベーターを使ってしまったのが運の尽きだった...。
「こんにちは、朝霧君!」
エレベーターが開くと目の前にたわわに実った二つのメロンが現れた。
「うっげ......こんにちは吉川先生。」
本能的にか、なんか変な声が出てしまった。
「あら、そんなに嬉しそうにしなくても...。」
相変わらずのご都合脳みそのようでなにより。
くそっ、今日はこの人の顔を見なくても済むと思ってたのに...。
「今日も学食ですか?」
とりあえず『独り』を連想させる単語を使わなければここはしのげるはず...。
「えぇそうなの、また一人でね。 誰か一緒に食べてくれる人はいないかしら。」
そう言って先生は目をパチクリさせながら俺に視線を送ってくる。
自分から言ってきやがった! しかもあざとい!
「すみません今日は弁当で、違う学科の子と一緒に食べる約束してるんですよー。」
弁当なぞ俺が持ってくるはず無いがな。
すまん武彦、今日は独りで食ってくれ。
「それはもしかして免故地さんかしら。 全くラブラブねー。」
え、なんで愛梨のこと知ってんの?
ってか今の口ぶりだと俺らが幼馴染だってことも知ってるみたいだし...。
なんかこの先生、色々と怖い...。
「ははっ...。」
とりあえず愛想笑いで流すことにした。
この人に対しては深く突っ込まない方が身のためだ。
「それと、今日の日程が終わったらちゃんと部活来てくださいね。サボったら怒りますよ?」
チーンッ
「え? ちょっ、なんでですか! 俺あそこの部員になってはいないですよ!?」
「次に機会あれば一緒にお食事してね。」
聞いちゃいない...。
学食がある3階に着くと、先生はそう言い残して颯爽と行ってしまった。
本当に都合の良い人だ...。
ってかなんでまたあの部に行かにゃならん!
これだからあの人の顔はできるだけ見たくないんだよ...。
「しづの方から来るなんて、これまた珍しい。」
「まぁ、色々あってな...。」
先生にああ言った以上学食で食べるわけにはいかないので、購買でパンを買って渋々愛梨と合流し、現在に至る経緯を説明した。
「ははっ、なるほどね! それにしても学生評議部かぁ...。」
「なんか知ってるのか?」
「ごめん、私も詳しくは知らないんだけど...。 ただその部が部活リストには載ってるのに新入部員を募集してなかったから気になって、ちょっと前に先輩に聞いたことがあるの。そしたらその学生評議部ってとこ、部員の推薦でしか入部できないって話だよ。」
「なんだそれ。」
そういえば昨日行った時は結局天宮城しか見なかったな。
一応机が五つあったからあと四人はいるのか?
「しかもその部、去年できたばっかりで、部員のこと誰も知らないっていう謎の部活なのよ。」
不可解だな...。
去年できた部なら既にそれなりの活動はしてきているはずだ。
だが先輩達ですらあの部活について誰も知らないという...。
どういうことだ?さっぱり分からん。
「でも、俺は確かに昨日その部活に行ってきたぞ? 一人だけだが部員も見た。」
「ふーん、じゃその人なんて名前なの?」
「え? あぁ......そいえば聞いてなかったゎ..。」
本人の許可なく人の個人情報をむやみに漏らすのは俺のポリシーに反するので、天宮城の名前は伏せることにした...。
「うっわ、使えなっ!」
「ひどいよー、めんこちゃん。」
「ちょっ、みんなに聞かれるでしょ!!」
「別にいいじゃん、俺はいいと思うよ?めんこ。」
「いい加減に、しろ!」
「いでっ!」
愛梨の豪脚が俺の爪先を襲撃する。
「痛いっ! 折れた! 絶対折れた!!」
お前の並外れた脚力でやられたら、タンスの角で小指を引っ掛るのなんて比にならないぐらい痛いから...。
あまりの痛さに俺は涙目になった。
「それで? 結局その部に顔出すの?」
「ん? ...まぁ、後であの先生に何されるか分かったもんじゃないからな...。」
「えー? 吉川先生のどこがそんな怖いのよ。 めっちゃ綺麗で誰にでも優しくて完璧な先生じゃん!」
お前は何も知らないんだよ!
あの先生は外面こそ完璧だが、その中身はブラックホールさながらに真っ黒だぞ...。
「知らない方が幸せなことなんて世の中には数えきれない程あるもんな...。」
「なに? 悟りでも開いた?」
俺は敢えて何も説得せず、理解してもらえないだろうというもどかしさを感じつつ目を逸らした。
「あぁ、入りたくない...。」
俺は3限目以降の授業がなかったので昼食を食べた後、重い足取りで学生評議部の部室へと足を運んだ。
しかし部室を前にして、その戸を開けられないでいた。 というより開けたくなかった。
昨日なんか最後の方、微妙に気まずい空気になっちゃったしな...。
あいつはどう思ってるか知らんが...。
それでも俺は覚悟を決めて戸をノックした。
「どうぞ。」
入室を許可されると上目に天宮城を見ながら部室へと入っていった。
「あら、来たのね。 てっきりもう来ないものだと思っていたのだけれど。」
「そりゃ、悪かったな...。」
「別に悪いとは言ってないじゃない。」
「え?」
あれ、少しだけ優しい? まさかこれはデレというやつではないだろうか。
こいつにもそんな属性があったとはなー。
「まぁ、言ってはいないだけなんだけれど。」
ですよねー。くそぅ、俺の純情を返せ!
「これじゃ男心がいくつあっても足りないな...。」
「何か言った?」
「いや何も...。」
俺は天宮城に少しでも甘い期待をした自分の愚かさを心の中で戒めると、昨日と同じ真ん中の席に腰を下ろした。
「なぁ、二つほど聞いていいか?」
「なにかしら。」
今回は素直に聞いてくれるのか...。
「......今日は等価交換とか言ってこないんだな。」
「あれはあなたを試したのよ。 最後にはちゃんと教えてあげたでしょう。」
そうなの? 俺試されてたの?
「じゃあ俺は一体何を試されてたんだ?」
「......臨機応変な対応力...かしら?」
彼女は顎に手をあて首を傾げながらそう言った。
「何で疑問形なんだよ。 絶対ただの嫌がらせじゃねぇか。」
そして何故か楽しそう...。
結局昨日と打って変わらずだなこいつは...。
「そんなことより何が聞きたいの?」
「あぁ、まずはここの部員についてだ。 俺は昨日からお前しかここで見ていない。 他の部員はどうしたんだ?」
机の数からするとそんなにはいないんだろうけど...。
「部員なら私達だけよ。」
予想はしてたがまさか本当にいないのか。......ん? 私達?
「なぁおい、私達って、お前の他に誰を指して言ってるんだ?」
「それが二つ目の質問?」
何故そこで揚げ足を取ろうとする...。
「質問じゃない、疑問だ!」
「面白くも何ともない屁理屈ね。」
なにスベった芸人を見るような目で見てんだよ。
お前も似たようなこと言ってたじゃねぇか。
「どうでもいいから答えろよ。それは他の誰を言ってる。」
「私とあなた。」
は? 俺?
こいつはこの手の冗談は口にしない奴だと俺は思ってたんだが......。
でも少しは人間らしいところがあって安心したよ。
「なんだお前、冗談も言えるんだな。」
「そりゃ私も冗談は言ったりするけど、質問を冗談で返すような武骨な真似はしないわ。事実よ。」
おいおい俺が正気を失って入部届を提出したとでも言う気か? それこそ冗談じゃねぇか。
「ちょっと待て、俺がいつ部員になったんだ!入部届だって出しちゃいないし出す気もない。それはお前も知っているはずだろ。」
そうだ、俺がこの部を訪れたのは今現在を除けば昨日の一回だけ...。
そして俺は昨日入部届なんざ出していない。
「ふふっ、やはりまだ気づいてないのね。 なんというか、愛らしいほど愚かだわ。」
なんだ、こいつ......。なに笑ってんだよ。
俺は何か重大な見落としをしているのか?
「あなたは昨日入部届をしっかり書いていたじゃない。」
俺が入部届を書いた?
そんなもの書いた覚えなんて...。
「あ......。」
そこでふと昨日の出来事が脳裏を過る。
いや、入部届を書いた覚えはないが自分の名前なら昨日書いた覚えがある...!
「あの腹黒巨乳教師っ!」
「気づくのが遅いわ。」
昨日、吉川先生が書かせた用紙こそ入部届だったんだ...。
名前の記入欄以外を折りたたんで見えないようにしてたんだ。
著名活動とか言ってなんだよ! 詐欺だろこれ...。
「おい、知ってたんならなんで止めなかった! お前、俺に入って欲しくないんじゃなかったのかよ!」
「そうだったのだけれど......あの人の手の上で転がされてるあなたがあまりにも愉快だったものだから。」
騙されてる人間に悦楽を感じるとか......悪魔じみている...。
そういえばこいつ俺が記入してる時、口に手を当てていたような......。
笑ってやがったのかこいつ。
ガラガラッ
「入るわよー。」
さもタイミングを見計らっていたかの如く件の巨乳詐欺師が現れた。
「あら、なんだか楽しそうね。」
「えぇそうですね。ずいぶんと俺を楽しませてくれますよね、先生は。」
先生の顔を見て俺の抑え難い苛立ちが湧き上がる。
「あら、なんのこと?」
「とぼけないでください。 昨日、著名活動とかなんとか言って俺を騙しましたね?」
「騙しただなんてそんな......先生嘘はついていないわ。 昨日私がなんて言ったか覚えてる?」
まだとぼける気かよ、どんだけ白々しいんだよ。
俺は朧げながらも昨日のやりとりを思い浮かべる。
「学生を対象に著名活動をしているとかなんとか...。」
「部活の顧問が入部届を書かせるのも、立派な学生を対象とした著名活動でしょ?」
確かに間違っちゃいない、間違っちゃいないがそれは十分に詐欺だろ......。
それより先生この部の顧問だったんですね......。
「......先生ならきっと凄腕の詐欺師になれますね...。」
「褒めてもなにも出ないわよ?」
褒めてねぇよ! つかあんた教師なんだから否定しろよ!
「もういいです...。」
ひどく不本意だが仕方ない、ここまできてこの人に反抗してもどうせ無駄だろう...。手遅れだ。
ほんとこの人の傍若無人っぷりにはかなわない...。
「それより天宮城、二つ目の質問だ。」
俺は気を取り直して再び天宮城への質問へと戻った。
「この部は去年からあると聞いた。 だが、どの先輩方もこの部についてほとんど何も知らないらしいのは何故だ?」
部員になってしまった以上はこのことについて深く追求する必要もあるだろう。
「それはこの部が活動もしてなければ、正式な部活でもなかったからよ、今現在もだけれどね。」
聞いたはいいがますます分からなくなったな。
「どういうことだ?」
「この部が私の父の意向で発足させられたというのは昨日言ったわね。 それが去年の話という訳になるのだけれど、今年私が入るまでこの部には部員はいなかったの。」
部員がいなかった? 部活が存在してるのに?なんか矛盾してないか?
ふと先生の顔を見ると先程とは変わってなにやら不安そうに天宮城の話を聞いている。
それを見て俺も黙って話に耳を傾けることにした。
「父はこの部を私のためだけに作ったから...。」
彼女はそう言うと目元を少し強張らせる。
「だから私が入学するまで活動させる意味も、部員を入れる意味もなかった。 去年部活を作ったというのも、このフロアにこの部屋を増設するための口実にしか過ぎなかった。ということよ。」
ふむ、薄っすらとこいつが苗字で呼ばれたがらない理由が見えてきた気がする。
おそらくは父との間の確執か、あるいは......。
まぁ他人の家族のいざこざなんて俺には関係ない。本人がこれ以上話さないのなら俺も深く聞く必要もないだろう。
「で? 期待にそえる応えにはなったのかしら。」
「あぁ十分だ、理解した。」
「十分......ね...。」
彼女はそう呟きながら見透かすような目つきで俺を一瞬睨むと、静かにまぶたを閉じた。
「そういえば、今も正式な部活じゃないってのはどういうことなんだ?」
去年はともかく今はもうこの部には天宮城がいるんだ。聞いた話の限りではもう部活として成っているはずだろ...。
「確かに天宮城会長の出した条件下では部として成り立っているでしょう、でもここはあくまで大学であり国の高等教育機関です。大学側で定められた条件に五人以上いなければ創部申請できないという項目があるんです...。だから正式な部活とは言えないのよ。」
天宮城に変わって吉川先生がご丁寧に説明してくださった。
なるほどな...。
いくら理事長といえど、部員は娘だけでいいなどという我儘は通らない訳か。
かといって部活というシステム以外に、娘の『鳥かご』を用意出来る術はない現状......。
机が五つあったっていうのもそういうことか。
「要するにこの部活はまだ非公式ってことか。だから部活名の書かれた札も無ければ、誰もこの部についてまともに知る奴もいないって訳ね。」
「そういうこと。だから当面は創部申請のための部員確保がこの部の第一目的となるわ。」
しかしもう一ヶ月は経ってるぞ?
なのに今まで一人も部員確保できていなかったってのはこいつの交友関係が疑わしくなってくるな...。
まぁ見た目そうとしか思えないがな。
「あと噂で、ここの部員の推薦でしか入部が許可されてないとか聞いたんですが...。」
「それについては非公式だからっていうのもあるのですが、なによりそれも天宮城会長の意向なんですよ。」
「なんでまた...。」
そこは親が口出すとこでもないだろうに。
「どうせ一緒に活動する同士も己で見定めるべきだ。とかそんな理由よ。」
「あはは......私達もそこは詳しく聞かされてないのよ。」
なんかキナ臭いな...。
まぁ特に気になった訳でもないしいいか、この部活のことは大体把握したしな。
「それじゃさっそく部員候補を探しに行きましょうか。」
候補を探すって......あてがある訳ではないんですね先生...。
「せっかくなのですが、今日はもう帰らせてもらいます。」
天宮城はやや申し訳なさげに提案を断った。
すると張り切って提案した先生の方は、そのテンションの向けどころを失いあわあわしだした。
「そうか...。」
「ごめんなさいね...。」
俺に謝る彼女の表情はどこか疲れているようにも見受けられた。
別に謝るとこじゃねぇだろ。さっきまでの淡白なお前はどこ行った。まぁ俺的にはそっちの方が接しやすいのですが。
「先生もわざわざ来てくださったのにすみません。」
「いいのよ、朝霧君も入ってくれたことだし。」
入ったんじゃない、あんたに無理矢理入れられたんだ。都合良く改ざんするなよ。
「ではまた。」
俺は部室を出る彼女の小さな背中を黙って見送った...。
「んじゃ、俺も帰りますね。先生も暇ではないでしょうし。」
「先生のことは気にしなくていいのに。」
大丈夫です。本音は全く気にしてませんから。
「なんにせよ部長が居ないんじゃ部活はできないでしょ。」
少人数の部活なら当然のことだろ?
「君のそういうところ先生好きよ。」
何を勘違いしてるんだか...。
帰るための口実を述べただけだというのに...。
「さいなら。」
「はい、さようなら。」
俺は先生の何か見透かしたような笑顔にイラっとしつつ部室を後にした。
ほんといけ好かない先生だ...。
きっとあんなだからいつまで経っても結婚できないんだよ。本人の前では口が裂けても言えないがな。
そして俺は生議部に入ってしまった後悔と、部室を出て行く時の天宮城の表情を胸のどこかに残しながら部室を後にした。
かくして俺は入る意思もなく、入った記憶も自覚もないまま、先生の思惑通りに学生評議部、通称『生議部』へ入ることになったのだった。
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