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7.敦也の躾(2)~意識のその先にある物!(1)

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あれから、愛羅は涙を流しながら頬を真っ赤に染めて喘いでいた。

何しろ、敦也に責められてから
2時間近く立っていると言うのに
まだ許す気がないのか?

愛羅の中を大人の玩具とお尻の穴を指でグリグリと弄られていて休憩を与えられない体は疲労の色も限界に達していた。

ガクガクと体が震えてはしたなくも唇からは飲み込めない唾液が零れて行く。

出来ればこんなことは止めて欲しいのだ。
なのでこの卑猥なお仕置きが始まった時点で
愛羅は抗う事を諦めてしまっていた。

お前が悪いと敦也が責めるのには納得が行っていたし、少なくとも自分もそう思っていたので何も言わない。

敦也はそんな愛羅を見つめて
「なんか、生意気だな? 愛羅、そんなに上の空で居られるほど俺のお仕置きは満足ならないか?」
そう聞かれて愛羅の考えがフリーズする!

そう、本来ならば愛羅は責められていた時ですら敦也との会話を欠かさなかった。

ただ、嬲られている時ですら、イーブンがいいとちゃんとコミニュケーションが取れていたのである!

なのに、敦也は愛羅がどこか上の空なのがとてつもなく気に入らない!

「ふざけんなよ、お前の主人はこの俺だぞ、誰がよそ見していいと教えた?」
その怒鳴り声にハッと我に帰ると思う慌てて
「違う、許して敦也、私は」
「うるさい!」
そう叫ばれて悲鳴をあげた。

ズンっと中を突き刺した大人の玩具が運悪く子宮口に突き刺さってしまったのだ。

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
体がバタッと倒れてゼイゼイと息を吐くのと同時に沸き起こる痛みに悲鳴を上げかければ片手で唇のか中に指を差し込まれる。

「んっっっっ!!」
「舐めろ!」
低い声で命じられて絶対的な支配者の声に驚く愛羅!

「もう一度言うよ、舐めなさい、愛羅」
今度は優しく、でもしっかりと命じられてそのまま舌を絡ませるとちゅぱちゅぱと舐めて行く。

敦也が苦笑すると
「いい子だ、怖かったかな?」
涙の後をもう片手でなぞると
「どこに入ったのかは想像が着くよ、少しハードに責めすぎたかな? まさか子宮が降りてきているとはね」
そう言われて戸惑えば
「そう言えば愛羅?」
「ん?」
「お前今日は暇か?」
もう一度同じ問いかけをされて絶句する。

「ほら喋ろうな」
そう言いながら指を引き抜かれて
「あ、その、暇です」
「そう、結構、」
とだけ呟くとふっと微笑むと
「お前を1人にはしておけないな? 俺の家においで」
「嫌です」
「そうか? 子宮が降りてきているって言ったよね?」
「え?」
「もう一度聞こうか? 命令だよ、愛羅、同居しなさい、わかったね?」
「命じてるじゃないですか? 嫌です」
そう言った途端、ズングリンズンと明らかにそこを目掛けて嫐ような動きを始めた。

「や、やだあああああああああぁぁぁ」
泣き叫んでその動きは止まらない。

怖い、子宮を弄られていると言うだけでも恐怖なのにグリン、グリグリっと嬲られる度に強い中毒性のある快楽に支配される。

「あああああぁぁぁ、許して、」
「なると言え!」
「やっ、壊れてもいいもの、だから」
「ふーん、ならめちゃくちやにしてセックス依存にしてやるよ」
そう言うと容赦なくそこを攻めあげて行く!

「怖い、壊れて やだああああああぁぁぁ」
そう言う言葉をうわ言のように呟くとその意識を手放した。

★☆★

愛羅はゆっくりと目を覚ました。

体が疲労しすぎていて戸惑って居れば
「起きたか?」
その聞き覚えのある声に戸惑いその声の方を向く。

立派な椅子に座り足を優雅に組んで見つめる人こそ、愛羅の上司であり、また愛羅のご主人様でもある敦也が愛羅に微笑みながら優雅に紅茶を飲んでいるのでした。

「ここは、どこ?」
見回して見たところ、愛羅の知らない部屋なのです。

「ここは、お前のために特別に用意した部屋だよ」
そう言われてえっ? っとした顔をするのです。

「かかった金は気にしなくていい、さて、愛羅」
そう言われて戸惑えば敦也が愛羅に無言で手招きをするので
愛羅がベットから起きて敦也の元に行くと椅子をテーブルから引いて愛羅の体を自分の向きと同じにするとそのまま膝の上に座らせた。

そして、テーブルの上にある1枚のその紙を指さして
「これを読んで、読み終わったら声かけてね」
そう言われて愛羅が紙を眺める。

そこにはこう書かれてあった。

「私、芹沢愛羅は今回起きた事の責任を取り今から10日間ほど敦也様に罰として調教して頂き、今度は逃げぬ証として敦也様の婚約者になる事をこの場で宣言致します!」
そう書いてあり名前を書く欄があるので絶句した顔をするのです。

「読んだ?」
「よ、読みました、なんです? これは?」
そう聞き返せば当然の様な顔で
「何って、宣誓書だけど?」
「……」
そう言われて戸惑いを隠せなければ
「どうした? 愛羅、顔が真っ青だよ?」
そう言われてもすぐに返答が出来ずに戸惑えば
「嫌です、したくありません」
「はっ?」
「だから、したくないと……言っているんです!」
そう言えば愛羅を見る敦也の瞳から優しい光が消えた気がした。

「この後に及んで、何を言っているんだ? お前は」
その明らかに不機嫌な口調に戸惑えば
「そろそろ、限界なんだけど、俺が黙って優しく頷いているうちに言う事を聞いてくれれば、酷い事はしないよ愛羅、もう一度聞こうか? 今、なんて言った?」
その問いかけがあまりに冷たくて戸惑えば
「もう一度だけ聞く、なんと言ったのかな? 愛羅」
その問いかけ優しいのに瞳が冷たい、そこから沸き起こる恐怖に動揺すれば
「この後、泣き叫ぶほど虐めて上げても俺は全然いいんだよ? 愛羅」
「嫌です、許して、それだけはいや、私は貴方の物じゃない、こんな扱いは契約違反だわ」
そう泣き叫べば敦也が苦笑した。

「お前の意見なんて聞いていないんだよ、愛羅、俺の指示に従いなさい、そこにサインしろ俺はそう言っているんだ」
そう言われて絶句した顔をする。

敦也がため息を着くと
「どうも、やはり最初がまずかったらしい、お前は俺の何? 愛羅」
その問いかけはとても重たいのです。

「それは、私は敦也のせ、性奴隷です」
そう言わされている感が否めない。

「そう、いい子だ、よく言えたね? そう、お前は俺の性奴隷だ、なのに、主人がしろと言った事をお前は1度たりとも出来てはいないね?」
その問いかけに敦也がなぜこのタイミングで愛羅にこの紙を見せつけたのかが分かり嫌々と愛羅も首をふるのです。

「さて、本来、性奴隷とは、どんな姿でいるべきかな?」
その問いかけはその笑みは愛羅の考えていた事柄より深くてまた意地悪なのです。

「さぁ、愛羅、答えを聞こうか?」
愛羅が戸惑えば敦也がすかさず
「おっと、初めのホテルの時のように逃げられては困るから、今はイーブン発言は無しな?」
そう言われて愛羅は逃げ道を失う。

「あ、敦也意地悪しないで」
それは、縋るような声で敦也がにんまりと微笑む。

「愛羅、俺の可愛い子、さぁ、答えを聞こうか?」
そうこれ自体が敦也の用意した愛羅への罰なのでした。

愛羅を失う事はないしこの先も愛羅が敦也について行かぬ道もないでしょう!

「ほら、愛羅言ってごらん」
そう言われて愛羅が悔しそうに俯くのです。
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