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星屑物語 61
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ファウエルが帰宅したのは深夜に近い時間だった。
今日はいろいろと精神的に疲れた早く寝たいと屋敷へと戻れば屋敷の奥から賑やかな声が聞こえた。
楽しそうな声なので何だろうと釣られて行けば使用人の休憩場からの声だった。
使用人のくつろげる場所に家人が入るのはルール違反なのでどうしようかと思ったが
「おいしい!やっぱりルードの料理って罪深いわぁ!」
「ですね。こんな時間だと言うのに、年寄にはなんて残酷でしょう!」
「そう言って皆さん容赦なく食べるんだから。
胃もたれしても知りませんよ?」
「そんな事よりおなかすいたからもっと食べたい!」
アリーの声に思わず扉を開けてしまった。
開けた瞬間皆さん見られてはいけないと言うような顔をして、何やら口いっぱいに頬張っていたナタリーは慌てて背中を背けるもリスのように膨らんだ頬がかくされていなかった。
これは見てはいけなかったなと思うも
「ええと、旦那様もご一緒にいかがです?」
ルードのなけなしのフォローなのかもしれないが
「何だろうか、美味そうだな」
香ばしい匂いと空腹には勝てなかった。
ガキじゃあるまいしと思うも茶色い肉の塊だろうか、何やらとろりとした黄色いソースがかけてある料理をフォークがなかったのでひょいとつまんで口へと放り込んだ。
「あ……」
マリエルが急いでフォークを差し出してくれた物のまさか手で食べるとは思わなかったと言う様に固まっていたが
「モデラー、白ワインを用意して」
ソナーの指示に慌ただしく動き出す合間にも俺はもう一つ肉の塊を口へと放り込む。
それはナタリーの頬袋がいっぱいになったようにひょいひょいと口へと放り込んでしまう美味しさについにはアリーが料理が盛られた皿を持って俺の反対側へと逃げてしまった。
「エル様これ以上は私の分が無くなってしまいます!」
「アリー、それはみんなの分もだよ」
呆れたようなルードの声によく見れば皿の上には先ほどの半分ほどしか残っていなかった。
「ご、ごめん。美味しかったからつい……」
「旦那様の場合は空腹も一役立ってましたでしょう」
差し出されたワインを飲みながらソナーも温かなスープとパンを差し出してくれた。
湯気の上るスープを早速と言う様に頂きながら
「所でこれはどう言う事か聞いてもいいのかな?」
全員が肉料理をまた頬張り出した所で聞けば
「あれから戻って後片付けをしたのですが、案外食材が余ってしまいまして、今から一刻ほど前小腹がすいたのでその食材で夜食を作っていたのですよ」
苦笑するルードに
「私達は今日の反省と来年の予想を立てて用意しすぎた食材をもう一度メニューと共に考え直す為に話し合いをしてたのですが、お茶が欲しくなったのでこちらに来た所でルードがカラアゲを作っている所に遭遇したのです」
と言うのはナタリー。
「部屋で待っていても一向に戻ってこないお姉様に私とマリエルが食堂に覗きに来た所つまみ食いをしているお姉様を発見して……」
「食堂からの賑やかな様子にたまたま通りかかったヒューリーと一緒に覗けばお嬢様方がカラアゲを取り合いして居まして」
調理場の主のソナーも呆れていたがその手にはちゃんとカラアゲが確保してあった。
「これだけ人が集まればそれはもう賑やかで、モデラーやお嬢様が覗きに来るのは時間の問題でしたね」
ヒューリーも揚げたてのカラアゲをふーふーと息を吹き付けて頬張っていた。
「そんなわけでこんな時間にカラアゲパーティが始まってしまいました」
苦笑して言うルードはまだカラアゲを揚げていた。
一体どれだけ揚げるつもりだと思うも
「カラアゲの匂いだー!
俺にも食べさせてー!!」
「こらミシェル!アリーに謝罪に来たんじゃないのか!」
「兄上、それはカラアゲを食べてからでも問題ないで……」
突如開け広げられた扉の先には王子二人が並んで立っていて……
室内の状況を確かめるような長い沈黙の後に
「やった!ルードのカラアゲだ!!!」
「ハニーマスタードはある?あ、くそっ!タルタルソース何てかけやがって、ミシェル待て!まずは基本に則ってなにもかかって無いのから食べるんだ!」
「兄上何バカなこと言ってるんですか?
早い者の勝ちに決まってるではありませんか!!」
「おまえっ!皿を抱えて食べるバカがどこにいるっ!!!」
突如始まった兄弟喧嘩はカラアゲの奪い合いとなってそれはもう見事な喰いっぷりに歯止めをかけるべくルードは揚げたてアツアツのカラアゲを贈呈して黙らせると言う恐ろしい攻撃をするのだった。
二人ともあまりの熱さに机に突っ伏して悶えているのをよそにグレゴール家の住民たちは白ワインを片手に優雅に食べ始めるのだが
「所でこれは何の会だったのだ?」
スープも食べ終わりとろりととろけるチーズのかかるカラアゲなる物を頬張りながら首を傾げれば
「ただの夜食です。
人の夜食を奪う奴は明日後悔すればいいと言う悪意も混ぜてあるのでどうぞ気にせずお召し上がりください。
ああ、ミシェル、カラアゲは飲み物ではないのですよ!」
ルードのにこやかな顔での説明に、これはしたたかに怒っているのだなと少しだけ彼の事を理解してかくも魅惑的なカラアゲをまた一つ頬張るのだった。
今日はいろいろと精神的に疲れた早く寝たいと屋敷へと戻れば屋敷の奥から賑やかな声が聞こえた。
楽しそうな声なので何だろうと釣られて行けば使用人の休憩場からの声だった。
使用人のくつろげる場所に家人が入るのはルール違反なのでどうしようかと思ったが
「おいしい!やっぱりルードの料理って罪深いわぁ!」
「ですね。こんな時間だと言うのに、年寄にはなんて残酷でしょう!」
「そう言って皆さん容赦なく食べるんだから。
胃もたれしても知りませんよ?」
「そんな事よりおなかすいたからもっと食べたい!」
アリーの声に思わず扉を開けてしまった。
開けた瞬間皆さん見られてはいけないと言うような顔をして、何やら口いっぱいに頬張っていたナタリーは慌てて背中を背けるもリスのように膨らんだ頬がかくされていなかった。
これは見てはいけなかったなと思うも
「ええと、旦那様もご一緒にいかがです?」
ルードのなけなしのフォローなのかもしれないが
「何だろうか、美味そうだな」
香ばしい匂いと空腹には勝てなかった。
ガキじゃあるまいしと思うも茶色い肉の塊だろうか、何やらとろりとした黄色いソースがかけてある料理をフォークがなかったのでひょいとつまんで口へと放り込んだ。
「あ……」
マリエルが急いでフォークを差し出してくれた物のまさか手で食べるとは思わなかったと言う様に固まっていたが
「モデラー、白ワインを用意して」
ソナーの指示に慌ただしく動き出す合間にも俺はもう一つ肉の塊を口へと放り込む。
それはナタリーの頬袋がいっぱいになったようにひょいひょいと口へと放り込んでしまう美味しさについにはアリーが料理が盛られた皿を持って俺の反対側へと逃げてしまった。
「エル様これ以上は私の分が無くなってしまいます!」
「アリー、それはみんなの分もだよ」
呆れたようなルードの声によく見れば皿の上には先ほどの半分ほどしか残っていなかった。
「ご、ごめん。美味しかったからつい……」
「旦那様の場合は空腹も一役立ってましたでしょう」
差し出されたワインを飲みながらソナーも温かなスープとパンを差し出してくれた。
湯気の上るスープを早速と言う様に頂きながら
「所でこれはどう言う事か聞いてもいいのかな?」
全員が肉料理をまた頬張り出した所で聞けば
「あれから戻って後片付けをしたのですが、案外食材が余ってしまいまして、今から一刻ほど前小腹がすいたのでその食材で夜食を作っていたのですよ」
苦笑するルードに
「私達は今日の反省と来年の予想を立てて用意しすぎた食材をもう一度メニューと共に考え直す為に話し合いをしてたのですが、お茶が欲しくなったのでこちらに来た所でルードがカラアゲを作っている所に遭遇したのです」
と言うのはナタリー。
「部屋で待っていても一向に戻ってこないお姉様に私とマリエルが食堂に覗きに来た所つまみ食いをしているお姉様を発見して……」
「食堂からの賑やかな様子にたまたま通りかかったヒューリーと一緒に覗けばお嬢様方がカラアゲを取り合いして居まして」
調理場の主のソナーも呆れていたがその手にはちゃんとカラアゲが確保してあった。
「これだけ人が集まればそれはもう賑やかで、モデラーやお嬢様が覗きに来るのは時間の問題でしたね」
ヒューリーも揚げたてのカラアゲをふーふーと息を吹き付けて頬張っていた。
「そんなわけでこんな時間にカラアゲパーティが始まってしまいました」
苦笑して言うルードはまだカラアゲを揚げていた。
一体どれだけ揚げるつもりだと思うも
「カラアゲの匂いだー!
俺にも食べさせてー!!」
「こらミシェル!アリーに謝罪に来たんじゃないのか!」
「兄上、それはカラアゲを食べてからでも問題ないで……」
突如開け広げられた扉の先には王子二人が並んで立っていて……
室内の状況を確かめるような長い沈黙の後に
「やった!ルードのカラアゲだ!!!」
「ハニーマスタードはある?あ、くそっ!タルタルソース何てかけやがって、ミシェル待て!まずは基本に則ってなにもかかって無いのから食べるんだ!」
「兄上何バカなこと言ってるんですか?
早い者の勝ちに決まってるではありませんか!!」
「おまえっ!皿を抱えて食べるバカがどこにいるっ!!!」
突如始まった兄弟喧嘩はカラアゲの奪い合いとなってそれはもう見事な喰いっぷりに歯止めをかけるべくルードは揚げたてアツアツのカラアゲを贈呈して黙らせると言う恐ろしい攻撃をするのだった。
二人ともあまりの熱さに机に突っ伏して悶えているのをよそにグレゴール家の住民たちは白ワインを片手に優雅に食べ始めるのだが
「所でこれは何の会だったのだ?」
スープも食べ終わりとろりととろけるチーズのかかるカラアゲなる物を頬張りながら首を傾げれば
「ただの夜食です。
人の夜食を奪う奴は明日後悔すればいいと言う悪意も混ぜてあるのでどうぞ気にせずお召し上がりください。
ああ、ミシェル、カラアゲは飲み物ではないのですよ!」
ルードのにこやかな顔での説明に、これはしたたかに怒っているのだなと少しだけ彼の事を理解してかくも魅惑的なカラアゲをまた一つ頬張るのだった。
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