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脳筋なめんな! 10
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脳筋手ごわい。
思うに宮下よりは難易度は低いのだろう。平均的な麓の高校からやってくる奴らと同レベルだ。
頭が痛いが経験値が宿題をサクサクと進めさせる。六日滞在の内もう二日消化しているのだ。既に泥仕合どころか消化試合の如くなんの盛り上がりもなく俺からの一方的な指摘に三人共涙目だ。
「おら、泣いたって宿題は終わらんぞ」
「うっ、ぐすっ……」
「帰りたかったら帰っていいぞ。バスは動いてないしこの時間はみんなお休みの夜の早い村だ。そもそも人より動物に会う方が多い位だから、活動的な夏は気を付けないとな」
サバイバルゲームで生き残れるだろうかと考えるも直ぐに無理だなと無駄に体力があるだけにショートカットしようとして道なき道に入って遭難した確率がぐんと上がった。
「田舎やだ……コンビニもないしスマホの電波はいらないし……」
そういやWi-Fi繋げてなかったな……
天気が悪くなると時々電波繋がり悪くなるんだよ。まあ、俺はWi-Fiだから問題ないけど。大手A社で元々通信会社だから安定してるのが嬉しいけど。
国営放送ですらまともに入らないこんな山奥でテレビと言う娯楽すらないここではやっぱりさっさと寝るのが夜の正しい過ごし方となる。そして朝日の出と共に目を覚ますと言う事になる。くっ……
「良いじゃないか。どうせ勉強しに来たんだしスマホ要らないだろ。あ、ご実家の方には俺から電波環境悪い所だから連絡が取れにくいと思うからここの家電に連絡入れるようにお願いしてあるから」
「は?」
意味が分からないと言う三人に
「なに、連絡したければ家電にかけてくれって奴だ。
まあ、今時スマホが主流になって家電に電話かける勇気厳しいよなー。ましてや元気してる?ご飯ちゃんと食べてる?おやすみーなんてスタンプ投げれないしな」
いつでも電話は通じる物の心理的に切り離した結果未だにうんともすんとも着信音を生らさずに電話機は沈黙を保っている。一応久しぶりに復活したから試しに駆けてみたらちゃんと通じる事は保証済みだから通じないと言う事はない。
目の前の三人も家電に電話を掛ける事自体体験が乏しいだろうに一気にハードルを上げれば家電を掛けた経験も乏しい三人は完全にフリーズしていた。
高校生ぐらいだとまだ可愛いよなといつの間にか可愛さもなくなった離れの住み込みの奴らを思い出して
「まぁ、今日はもう遅いしこのぐらいにして、着いて来い」
簡単に片づけさせて三人に行くぞと声をかけて離れに向かう。
慌てて着いて来る三人は零れ落ちる離れの扉の明かりが頼もしいと言う様に急ぎ足な所をやっぱり街の子供だなあと微笑ましく見守りながら
「今晩の夜食はなんだー」
聞けば今日はスマブラ大会が開催されていて何とも言えない悲鳴が沸き立っていた。
そんな声に三人もどこかそわそわしだす中
「今日は綾人さんの畑で取れたトウモロコシで作ったトウモロコシご飯と虹鱒の塩焼きです」
土間の長火鉢で焼かれていた虹鱒を見て
「綺麗に串刺し出来るようになったな」
「はい。飯田さんに教えてもらってます!」
にこにこと誇らしげに陸斗が笑うからよかったなーと俺よりも高い所にある頭に手を伸ばして撫でてあげれば嬉恥かしと言う様に頬を染める。
初めて会った時から変らないなとそれがどこか嬉しくて
「陸斗、悪いが三人にも夜食食べさせてくれ」
「はい。綾人さんの分もありますよ」
すぐに電気釜を開ければバターとトウモロコシの甘い香りがふわっと広がった。
匂いに負けてるけど食べると醤油の香ばしい匂いも舌の上に広がるんだぞと言う絶妙加減は初めてここで植田と水野に食べさせてもらってからの大のお気に入り。今思えばヒョロヒョロで抱きしめてあげたくなるはかなさ懐かしいと今ではすっかりこの家を使いこなすまでに逞しくなった陸斗は竈オーブンからラザニアまで取り出していた。他にもパイやら野菜にチーズを乗せた物などを取り出してきて
「じゃあ食べようか」
夕食はなんなんだったのかと言うくらいの目にも鮮やかな料理が並べられた。
「って言うか、竈オーブン使うの上手くなったな」
「ええと、綾人さんがいない時に飯田さんにたくさん教えてもらいました」
きらきらといい顔で誇らしげに言うものの、沢山作った料理の意味は未だに生家でろくにご飯を食べさせてもらえなかった経験から来ていると勝手に思っている。最初の頃は家で作ってたような、いわゆる田舎料理しか作れなかったけど、それから量を作る様になり、細っこい身体とは裏腹に食べまくる姿は美味しいからではなく次いつおなかいっぱい食べれるかという不安からの物。圭斗が引き取って先生はぶつくさ言ったけどいつも食糧に溢れて食べたい物を食べれる環境になってやっと無茶な食べ方をしてこっそりと吐く様な真似はしなくなった。
勿論飯田さんの家に間借りする時にそれを事前に伝えれば痛々しそうな目でそうですかと考え込んでいたけど、そこは食のエキスパート。陸斗に台所を好きなだけ使わせて、そしてたまに一緒に食材の使い方や料理の言われを教えて無茶ぐいじゃないけどあじわう食べ方を教えてくれた。
ポテトグラタンと飯田さんの料理以外にそこまで興味のない俺や、食べればいいと言うだけの圭斗では決して教えれない言葉に陸斗は少しずつ矯正されていまでは美味しい料理に目がない程度にとどまっていると思う。
あかん。
飯田さんの料理と言うだけで負けが見えている。
だって俺も飯田さんの料理に負けっぱなしなんだから自信がある。
しかたない。こればかりはもう別腹だと言って割り切る事にした。
思うに宮下よりは難易度は低いのだろう。平均的な麓の高校からやってくる奴らと同レベルだ。
頭が痛いが経験値が宿題をサクサクと進めさせる。六日滞在の内もう二日消化しているのだ。既に泥仕合どころか消化試合の如くなんの盛り上がりもなく俺からの一方的な指摘に三人共涙目だ。
「おら、泣いたって宿題は終わらんぞ」
「うっ、ぐすっ……」
「帰りたかったら帰っていいぞ。バスは動いてないしこの時間はみんなお休みの夜の早い村だ。そもそも人より動物に会う方が多い位だから、活動的な夏は気を付けないとな」
サバイバルゲームで生き残れるだろうかと考えるも直ぐに無理だなと無駄に体力があるだけにショートカットしようとして道なき道に入って遭難した確率がぐんと上がった。
「田舎やだ……コンビニもないしスマホの電波はいらないし……」
そういやWi-Fi繋げてなかったな……
天気が悪くなると時々電波繋がり悪くなるんだよ。まあ、俺はWi-Fiだから問題ないけど。大手A社で元々通信会社だから安定してるのが嬉しいけど。
国営放送ですらまともに入らないこんな山奥でテレビと言う娯楽すらないここではやっぱりさっさと寝るのが夜の正しい過ごし方となる。そして朝日の出と共に目を覚ますと言う事になる。くっ……
「良いじゃないか。どうせ勉強しに来たんだしスマホ要らないだろ。あ、ご実家の方には俺から電波環境悪い所だから連絡が取れにくいと思うからここの家電に連絡入れるようにお願いしてあるから」
「は?」
意味が分からないと言う三人に
「なに、連絡したければ家電にかけてくれって奴だ。
まあ、今時スマホが主流になって家電に電話かける勇気厳しいよなー。ましてや元気してる?ご飯ちゃんと食べてる?おやすみーなんてスタンプ投げれないしな」
いつでも電話は通じる物の心理的に切り離した結果未だにうんともすんとも着信音を生らさずに電話機は沈黙を保っている。一応久しぶりに復活したから試しに駆けてみたらちゃんと通じる事は保証済みだから通じないと言う事はない。
目の前の三人も家電に電話を掛ける事自体体験が乏しいだろうに一気にハードルを上げれば家電を掛けた経験も乏しい三人は完全にフリーズしていた。
高校生ぐらいだとまだ可愛いよなといつの間にか可愛さもなくなった離れの住み込みの奴らを思い出して
「まぁ、今日はもう遅いしこのぐらいにして、着いて来い」
簡単に片づけさせて三人に行くぞと声をかけて離れに向かう。
慌てて着いて来る三人は零れ落ちる離れの扉の明かりが頼もしいと言う様に急ぎ足な所をやっぱり街の子供だなあと微笑ましく見守りながら
「今晩の夜食はなんだー」
聞けば今日はスマブラ大会が開催されていて何とも言えない悲鳴が沸き立っていた。
そんな声に三人もどこかそわそわしだす中
「今日は綾人さんの畑で取れたトウモロコシで作ったトウモロコシご飯と虹鱒の塩焼きです」
土間の長火鉢で焼かれていた虹鱒を見て
「綺麗に串刺し出来るようになったな」
「はい。飯田さんに教えてもらってます!」
にこにこと誇らしげに陸斗が笑うからよかったなーと俺よりも高い所にある頭に手を伸ばして撫でてあげれば嬉恥かしと言う様に頬を染める。
初めて会った時から変らないなとそれがどこか嬉しくて
「陸斗、悪いが三人にも夜食食べさせてくれ」
「はい。綾人さんの分もありますよ」
すぐに電気釜を開ければバターとトウモロコシの甘い香りがふわっと広がった。
匂いに負けてるけど食べると醤油の香ばしい匂いも舌の上に広がるんだぞと言う絶妙加減は初めてここで植田と水野に食べさせてもらってからの大のお気に入り。今思えばヒョロヒョロで抱きしめてあげたくなるはかなさ懐かしいと今ではすっかりこの家を使いこなすまでに逞しくなった陸斗は竈オーブンからラザニアまで取り出していた。他にもパイやら野菜にチーズを乗せた物などを取り出してきて
「じゃあ食べようか」
夕食はなんなんだったのかと言うくらいの目にも鮮やかな料理が並べられた。
「って言うか、竈オーブン使うの上手くなったな」
「ええと、綾人さんがいない時に飯田さんにたくさん教えてもらいました」
きらきらといい顔で誇らしげに言うものの、沢山作った料理の意味は未だに生家でろくにご飯を食べさせてもらえなかった経験から来ていると勝手に思っている。最初の頃は家で作ってたような、いわゆる田舎料理しか作れなかったけど、それから量を作る様になり、細っこい身体とは裏腹に食べまくる姿は美味しいからではなく次いつおなかいっぱい食べれるかという不安からの物。圭斗が引き取って先生はぶつくさ言ったけどいつも食糧に溢れて食べたい物を食べれる環境になってやっと無茶な食べ方をしてこっそりと吐く様な真似はしなくなった。
勿論飯田さんの家に間借りする時にそれを事前に伝えれば痛々しそうな目でそうですかと考え込んでいたけど、そこは食のエキスパート。陸斗に台所を好きなだけ使わせて、そしてたまに一緒に食材の使い方や料理の言われを教えて無茶ぐいじゃないけどあじわう食べ方を教えてくれた。
ポテトグラタンと飯田さんの料理以外にそこまで興味のない俺や、食べればいいと言うだけの圭斗では決して教えれない言葉に陸斗は少しずつ矯正されていまでは美味しい料理に目がない程度にとどまっていると思う。
あかん。
飯田さんの料理と言うだけで負けが見えている。
だって俺も飯田さんの料理に負けっぱなしなんだから自信がある。
しかたない。こればかりはもう別腹だと言って割り切る事にした。
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