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8.旧友1
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『タマキ様。ソロソロ到着シマスノデオ姿ヲ』
「あぁ、わかった」
ゆっくり進んでいると思っていた牛車だが、目的地までそう時間はかからなかった。
仕方ない、というように一度頭を掻いた次の瞬間、牛車の中に黒い7本の尻尾が現れる。
千草の頭にも狐耳が現れている。
フワリと滑らかに止まった牛車。牛が外され、狐が降りるように促す。
先に降りかけた千草が、思い出したように浅葱を振り返る。
「そうじゃった」
浅葱の眉間に指を伸ばす。バチンと、大きな音がなったと思うと、浅葱の眉間に朱で描いた赤い紋様が現れた。
「吾の眷属の証だ。……浅葱、何か言われたとしても平常心でな」
心なしか固い表情の千草は浅葱の返答を待たず、さっさと牛車を降りていった。
平安時代にワープしたような屋敷を狐の先導で歩いていく。道すがら見かける狐たちは、千草や迎えにきた狐のように人型で狐耳と尻尾を生やしているものは少なかった。
圧倒的に多いのは、人の姿がとれずに動物のままの姿で服を着、二足歩行で歩いているものだった。
――たまき様だ。行方不明の。
――黒狐だ。実在しておったのか。
――尾が7本になっとるぞ。前は5本だったろう。
――今さら何をしにきたのだ。狐界を裏切ったものが。
――人間を連れておる。大した力もない人間だ。
――堕ちたな、たまき様も。人間なぞに肩入れするからだ。
浅葱の耳に届く狐たちのヒソヒソとした声。反論しようと口を開くより先に、ピシャリとした千草の声が聞こえた。
「浅葱、何もしゃべるな、今は」
そういうと、周りの狐を一瞥した。
「葛の葉に仕えとるのであれば、下らん陰口で主の名を穢すな。……もっとも、陰口でなく面だっていうのであれば、吾はいつでも聞こう」
千草が言い終わると同時に周りの空気が変わる。言葉だけでも伝わる圧倒的な力の差。
ピタリと陰口が止まる。静かになった廊下を千草は力の差を見せつけるように悠然と歩いていくのだった。
`※
「たまき、久しぶりね」
案内された部屋に入ると、葛の葉は既に待っていた。
狐の先導はここまでのようだ。千草と浅葱を部屋に案内し終わると、静かに下がった。
ふと、部屋に入る足を止めた千草はくるりと室内を見回し、ため息をつく。
そして、葛の葉の方に向かって呆れたように話しかける。
「浅葱まで呼びつけて何の用ですか?小細工までして」
「まぁ座りなさい」
葛の葉は一段高いところで脇息にもたれ掛かっている。人型で尾は9本。
浅葱にも一目見ただけで千草よりも強い力を持っているのが感じられた。
千草は物怖じしていない様子で、それでも最低限の礼儀をわきまえつつ、葛の葉に失礼にならない一歩下がった場所に座すると、軽く頭を下げた。
千草に促され、浅葱も彼女の後ろの目立たないところに座り、叩頭する。
「二人とも頭を上げて」
鈴のような声で頭を上げた浅葱の目の前に葛の葉が立っていた。
顎を指で掴まれ、無理矢理視線を合わせられる。
浅葱は葛の葉の金色の目から逃れることも出来ず、なすがままにされる。
「大した能力もないし、覇気もない。たまき、力を分け与えてまで何故この者に執着する?」
「浅葱、だからだ」
葛の葉の圧が強まる。だが、千草は臆せず話し続ける。
「狐は壊すことは出来ても寄り添うことは出来ぬ。浅葱は人間の中でもその能力に長けておる。どこまで出来るか見てみたい」
「それだけ?」
葛の葉の金色の目が千草を見据える。
「生き残るためには、狐も変わらねばならぬ」
正面から葛の葉の視線を受け止めた千草は重い言葉を吐き出した。
「葛の葉、時代は変わったのだ。
京におればまだ信仰するものは多いが、他の場所ではどうだ?
寂れとる稲荷神社は多い。それだけ世の中は信仰心が薄れとる。
その証拠に妖狐になれる狐は減っておるだろう?」
葛の葉は黙り込む。気にせず千草は話し出す。
「人間はすごいぞ。100年しか経っていないのに、この大地が地球という球体ということに気づき、球体の外には宇宙という名の再現がない世界に飛び立っておる。
そんな中で、昔のような盲目的に狐の力を信じる人間はもう現われんだろう。我々も変わらねば滅びる」
葛の葉の目はガラス玉のように表情が抜け落ちている。
千草は浅葱をチラリと見ると、彼の頭に直接語りかける。
千草の要望に浅葱は躊躇うことなく頷くと心を無にした。
「葛の葉、お主達は俗世と離れすぎておる。他の偉そうにしている狐もそうだ。今人間がどのように考えているかわからないだろう?
……浅葱を読めば良い。コイツは人の感情を読み取ることに関して、右に出る者がいない」
腹を立てた表情で、それでも葛の葉は言われたとおりに浅葱の頭の中を覗く。
100年前から始まるその記憶は時代と共に変わっていく。
まだ戦争くらいまではそれなりにあった信仰心が、戦後の復興と共にどんどん薄れていく。
家電が進化すると同時に、不思議な現象はすべて科学で解明されるようになった。
その一例が狐火のことだった。
――狐火は死体についているリンが発火したものだ。
すべてがそうでないのにも関わらず、定説のように語られることで人々は更に信仰心を無くす。
そして、寂れて荒れ放題になった稲荷神社……。
葛の葉には信じられなかった。1000年以上前より妖狐のトップとして生きていて、未だ信仰強い京の都しか知らぬ彼女の知らない世界。
ただ、腐ちて廃屋になったかつての稲荷神社。神社を守れるレベルの妖狐が不足していると聞いていたが、それにしても酷い有様の妖狐の城。
――葛の葉は受け入れることができなかった。
「莫迦な!!」
「うっわああああああ!!!」
葛の葉が激しく怒る。無の状態で狐の怒りをダイレクトに受けた浅葱は激しい痛みに襲われ、絶叫と共に、気を失った。
それを見た千草のブワっと圧が増した。
「葛の葉、分かっておろう?浅葱は吾の眷属だと。
傷つけるとは……分かっておろうな?」
地の底から聞こえるような低い声。葛の葉は背筋に冷たい汗が流れるのを感じ取る。
黒狐の千草が本気を出せば、葛の葉と良くて相打ち、悪ければ殺される。
深い怒りをたたえた千草に葛の葉は言葉が出てこなかった。
何も答えない葛の葉に一歩ずつ近づく千草。
(逃げ……っ)
もう遅かった。手が伸びると触れる位置まで近づいていた千草は、躊躇なく葛の葉の喉を手で掻き切った。
「あぁ、わかった」
ゆっくり進んでいると思っていた牛車だが、目的地までそう時間はかからなかった。
仕方ない、というように一度頭を掻いた次の瞬間、牛車の中に黒い7本の尻尾が現れる。
千草の頭にも狐耳が現れている。
フワリと滑らかに止まった牛車。牛が外され、狐が降りるように促す。
先に降りかけた千草が、思い出したように浅葱を振り返る。
「そうじゃった」
浅葱の眉間に指を伸ばす。バチンと、大きな音がなったと思うと、浅葱の眉間に朱で描いた赤い紋様が現れた。
「吾の眷属の証だ。……浅葱、何か言われたとしても平常心でな」
心なしか固い表情の千草は浅葱の返答を待たず、さっさと牛車を降りていった。
平安時代にワープしたような屋敷を狐の先導で歩いていく。道すがら見かける狐たちは、千草や迎えにきた狐のように人型で狐耳と尻尾を生やしているものは少なかった。
圧倒的に多いのは、人の姿がとれずに動物のままの姿で服を着、二足歩行で歩いているものだった。
――たまき様だ。行方不明の。
――黒狐だ。実在しておったのか。
――尾が7本になっとるぞ。前は5本だったろう。
――今さら何をしにきたのだ。狐界を裏切ったものが。
――人間を連れておる。大した力もない人間だ。
――堕ちたな、たまき様も。人間なぞに肩入れするからだ。
浅葱の耳に届く狐たちのヒソヒソとした声。反論しようと口を開くより先に、ピシャリとした千草の声が聞こえた。
「浅葱、何もしゃべるな、今は」
そういうと、周りの狐を一瞥した。
「葛の葉に仕えとるのであれば、下らん陰口で主の名を穢すな。……もっとも、陰口でなく面だっていうのであれば、吾はいつでも聞こう」
千草が言い終わると同時に周りの空気が変わる。言葉だけでも伝わる圧倒的な力の差。
ピタリと陰口が止まる。静かになった廊下を千草は力の差を見せつけるように悠然と歩いていくのだった。
`※
「たまき、久しぶりね」
案内された部屋に入ると、葛の葉は既に待っていた。
狐の先導はここまでのようだ。千草と浅葱を部屋に案内し終わると、静かに下がった。
ふと、部屋に入る足を止めた千草はくるりと室内を見回し、ため息をつく。
そして、葛の葉の方に向かって呆れたように話しかける。
「浅葱まで呼びつけて何の用ですか?小細工までして」
「まぁ座りなさい」
葛の葉は一段高いところで脇息にもたれ掛かっている。人型で尾は9本。
浅葱にも一目見ただけで千草よりも強い力を持っているのが感じられた。
千草は物怖じしていない様子で、それでも最低限の礼儀をわきまえつつ、葛の葉に失礼にならない一歩下がった場所に座すると、軽く頭を下げた。
千草に促され、浅葱も彼女の後ろの目立たないところに座り、叩頭する。
「二人とも頭を上げて」
鈴のような声で頭を上げた浅葱の目の前に葛の葉が立っていた。
顎を指で掴まれ、無理矢理視線を合わせられる。
浅葱は葛の葉の金色の目から逃れることも出来ず、なすがままにされる。
「大した能力もないし、覇気もない。たまき、力を分け与えてまで何故この者に執着する?」
「浅葱、だからだ」
葛の葉の圧が強まる。だが、千草は臆せず話し続ける。
「狐は壊すことは出来ても寄り添うことは出来ぬ。浅葱は人間の中でもその能力に長けておる。どこまで出来るか見てみたい」
「それだけ?」
葛の葉の金色の目が千草を見据える。
「生き残るためには、狐も変わらねばならぬ」
正面から葛の葉の視線を受け止めた千草は重い言葉を吐き出した。
「葛の葉、時代は変わったのだ。
京におればまだ信仰するものは多いが、他の場所ではどうだ?
寂れとる稲荷神社は多い。それだけ世の中は信仰心が薄れとる。
その証拠に妖狐になれる狐は減っておるだろう?」
葛の葉は黙り込む。気にせず千草は話し出す。
「人間はすごいぞ。100年しか経っていないのに、この大地が地球という球体ということに気づき、球体の外には宇宙という名の再現がない世界に飛び立っておる。
そんな中で、昔のような盲目的に狐の力を信じる人間はもう現われんだろう。我々も変わらねば滅びる」
葛の葉の目はガラス玉のように表情が抜け落ちている。
千草は浅葱をチラリと見ると、彼の頭に直接語りかける。
千草の要望に浅葱は躊躇うことなく頷くと心を無にした。
「葛の葉、お主達は俗世と離れすぎておる。他の偉そうにしている狐もそうだ。今人間がどのように考えているかわからないだろう?
……浅葱を読めば良い。コイツは人の感情を読み取ることに関して、右に出る者がいない」
腹を立てた表情で、それでも葛の葉は言われたとおりに浅葱の頭の中を覗く。
100年前から始まるその記憶は時代と共に変わっていく。
まだ戦争くらいまではそれなりにあった信仰心が、戦後の復興と共にどんどん薄れていく。
家電が進化すると同時に、不思議な現象はすべて科学で解明されるようになった。
その一例が狐火のことだった。
――狐火は死体についているリンが発火したものだ。
すべてがそうでないのにも関わらず、定説のように語られることで人々は更に信仰心を無くす。
そして、寂れて荒れ放題になった稲荷神社……。
葛の葉には信じられなかった。1000年以上前より妖狐のトップとして生きていて、未だ信仰強い京の都しか知らぬ彼女の知らない世界。
ただ、腐ちて廃屋になったかつての稲荷神社。神社を守れるレベルの妖狐が不足していると聞いていたが、それにしても酷い有様の妖狐の城。
――葛の葉は受け入れることができなかった。
「莫迦な!!」
「うっわああああああ!!!」
葛の葉が激しく怒る。無の状態で狐の怒りをダイレクトに受けた浅葱は激しい痛みに襲われ、絶叫と共に、気を失った。
それを見た千草のブワっと圧が増した。
「葛の葉、分かっておろう?浅葱は吾の眷属だと。
傷つけるとは……分かっておろうな?」
地の底から聞こえるような低い声。葛の葉は背筋に冷たい汗が流れるのを感じ取る。
黒狐の千草が本気を出せば、葛の葉と良くて相打ち、悪ければ殺される。
深い怒りをたたえた千草に葛の葉は言葉が出てこなかった。
何も答えない葛の葉に一歩ずつ近づく千草。
(逃げ……っ)
もう遅かった。手が伸びると触れる位置まで近づいていた千草は、躊躇なく葛の葉の喉を手で掻き切った。
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