REALITYのあれこれ

伊藤穂乃花

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「大事にされてる」と自信を持つには土台が必要という話

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 自信を持つには土台が必要ですぅ。
 それがスポーツや芸術なら『練習量』とか一人で出来たりもしますが、人間関係の場合、それは自分だけではどうにも出来ません。

 愛されている自信、必要とされてる自信。
 これらは人との関係で育まれます~。

 また、それを誰かが言ってくれることで、自覚が出来たりして、「自分は愛されてる」と確信を持てることもあります。

 今日の枠ではそういう話が多かったですぅ。

「リスナーちゃんがイベント走ってる時、必ず推しが枠に来てるから、大事にされてるなーって見てる!」
「推しさん、リスナーくんの枠にコラボで上がってゲームしてるから、いつも仲いいな~って思ってるよ」
「Aちゃんの推しさん、私が枠に行った時、すごくAちゃんの話をしていたよ♪」
「枠にいつもいる人だから、他では接したくないって枠主もいるから。REALITY外でも話してたり、遊んでるの見ると本当に仲がいいんだなーって思う」
「Bくんの推しちゃん、前にBくんが他の女の子のところに長い時間いるって妬いてたよw」
「いつも推しさん、サブじゃなくてメインでリスナーちゃんのルームに遊びに入ってるでしょ。あれって、コラボ通知がいってもいいって思ってるくらいなんだなーって」

 等々……。

 他の人から見て「大事にされてる」って話をされると「あ、自分は大事にされてるんだ」と認識できて、そう周りに言われるとうれしくなったりして、自己肯定感が高まって、自信の土台になります~。

 逆に「私がいなくてもいいんだな」「あ、他の人のほうが大事なんだな」思ったりすると、『必要とされている自信』は下がっていきます。

 そして「私はこの人に必要ない」と思い、そのまま自己肯定感も自己評価も下がるか。
 あるいは切り離せる人なら必要としない人から離れて、「そばにいて」「いてくれないと寂しい」というところにお引越ししますぅ。

 これは今日、推し話をしていたから、たまたま推す人推される人が例ですが、Vの彼女彼氏、配信者側でも同じです。

「他の通知は切ってるけど、彼女ちゃんのだけは通知入れてるって言ってたよ」
「いつもずっといるよね。あ、気づいてなかった? 他の人が話してる時は潜るようにしてるけど、ずっといるって言ってたよ」
「今月はサポーターレベル1までにしておくけど、来月に彼がガチイベ走るから、ぐっと我慢して貯めてるって」
「彼女ちゃんのSNSの投稿、彼氏さんいつも見てるよ? 彼女ちゃんどうしてるかな言ったら、今日は○○食べに行ってたとか教えてくれたりするしー」

 などなど。相手の心の中に自分がいるんだなと思える言動があったりすると、愛されている自信になって、土台が出来ていきますー。

「どんと構えてればいいのに」という人もいますが、構えるには土台が必要なのですぅ。

 『人間は社会的な生き物である』とアリストテレスが言ってましたが、人に認められることで必要とされることで愛されることで信じられることで、人間は土台を作っていきます。

 そして、その土台となる部分は、REALITYだけでなく、他の実生活でも、赤ちゃんの頃からどれくらい土台が出来てるかもあるため、人によって必要な量が変わってきます~。

 コップで例えるなら、元々そこそこ水が入ってる人なら、ちょっと水を注げば満杯になります。
 それで安定します。
 ところがコップが空っぽの人もいますし、コップがものすごく大きくてたくさん注がないと満杯にならない人もいますし、中にはコップの一部が壊れていて、どんなに水を注いでも満たされない人もいますぅ。

 そういう人にはひたすら愛情の水を注ぎ続けることが必要です~。
「前に好きだって言ったじゃん」は通じないのですぅ。
 毎日毎日カッコいいよ、大好きだよ、あなただけが好きだよ言わないと、水がなくなってしまうのです。

 そんなわけで『自信を持つには土台が必要』『土台が作られるのに必要とする愛情の量は人によって違う』というお話でした。
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