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第3章 ゴースト・キング編
第226話 異変①
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ガブリス・モートルが吹っ飛ばされてから5分後、現場に吹っ飛ばした本人が帰ってきた。
「よぉ、元気にしているか、青山 優牙」
「やっぱり、お前だったのか、影山。どうして、ここに?」
「細かいことを話すつもりはない。まぁ、強いて言うなら腕試しってところだな。それより、ゴースト・キングの核は一体どこにあるんだ?」
「ゴースト・キングの核がどうかしたのか?」
「もし、ここにあるのならば、もう時期目覚めるぞ、ゴースト・キングが」
「はぁ?なんで、ゴースト・キングの核がここにあるんだよ。核は封印されているんだぞ。それにゴースト・キングの肉体はガブリスが吸収したし・・・。って、それより、ガブリスはどうした?」
「ガブリス・モートルは俺が倒した。まぁ、いい。ゴースト・キングの復活を信じるか信じないかはお前たち次第だ。ただ、俺に間違いはないと思うぞ」
そう言い残して、影山は去っていった。ゴースト・キングが目覚める?意味が分からない。ただ、さっきから辺りの霊気が、異常なほどに増えているような気がする。
「優牙、影山の発言、もしかしたら本当かもしれないな」
片山さんがそう言った時だった。アメリカGEA本部からのメールが入った。
「本部の地下に封印しているゴースト・キングの核が数分前から行方不明になっています。さらに会長も行方不明です。さらに、先程からアイダホ州の皆さんがいる場所の霊気が異常なほどに増加しています。こちらでも調査を進めますが、現場では注意を払うようにしてください」
という内容だった。ゴースト・キングの核が無くなるってかなりの大事じゃないのか?かなり、嫌な予感がする。俺のその予感に応えるかのように、突然、辺りが薄暗くなった。見上げると、小さな赤い球体が宙に浮いていた。そして、その球体は形状変化をし、俺が亜空間に取り込まれる前に見たゴースト・キングの姿になった。
「なっ、復活しやがったッ!?」
辺りが騒然とした。ゴースト・キングはニヤリと笑っていた。
「よぉ、元気にしているか、青山 優牙」
「やっぱり、お前だったのか、影山。どうして、ここに?」
「細かいことを話すつもりはない。まぁ、強いて言うなら腕試しってところだな。それより、ゴースト・キングの核は一体どこにあるんだ?」
「ゴースト・キングの核がどうかしたのか?」
「もし、ここにあるのならば、もう時期目覚めるぞ、ゴースト・キングが」
「はぁ?なんで、ゴースト・キングの核がここにあるんだよ。核は封印されているんだぞ。それにゴースト・キングの肉体はガブリスが吸収したし・・・。って、それより、ガブリスはどうした?」
「ガブリス・モートルは俺が倒した。まぁ、いい。ゴースト・キングの復活を信じるか信じないかはお前たち次第だ。ただ、俺に間違いはないと思うぞ」
そう言い残して、影山は去っていった。ゴースト・キングが目覚める?意味が分からない。ただ、さっきから辺りの霊気が、異常なほどに増えているような気がする。
「優牙、影山の発言、もしかしたら本当かもしれないな」
片山さんがそう言った時だった。アメリカGEA本部からのメールが入った。
「本部の地下に封印しているゴースト・キングの核が数分前から行方不明になっています。さらに会長も行方不明です。さらに、先程からアイダホ州の皆さんがいる場所の霊気が異常なほどに増加しています。こちらでも調査を進めますが、現場では注意を払うようにしてください」
という内容だった。ゴースト・キングの核が無くなるってかなりの大事じゃないのか?かなり、嫌な予感がする。俺のその予感に応えるかのように、突然、辺りが薄暗くなった。見上げると、小さな赤い球体が宙に浮いていた。そして、その球体は形状変化をし、俺が亜空間に取り込まれる前に見たゴースト・キングの姿になった。
「なっ、復活しやがったッ!?」
辺りが騒然とした。ゴースト・キングはニヤリと笑っていた。
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