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第2章 復讐編
第89話 これから
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「その姿で君を見るのはいつぶりだろうね」
「まさか、あの程度の爆発で肉体を失うとは・・・」
「800年以上眠っていたんだ。肉体も劣化するさ。さて、今度はどんな手を打つつもりだい、凪澤、いや、劣悪の霊神」
「どうするもこうも、あなたの言う未来へと世界を変えていけるようにあなたに従うだけですよ。」
「では、まずは影山 零への接触だな。今の君にはとてもいいと思うよ。あれは霊気にかなり恵まれている。取り憑けば、かなり馴染むはずだ」
「まずは肉体を取り戻すところからか・・・。すいません、爆発で肉体を失わなければこんなことには・・・」
「いや、構わないさ。すべて分かっていたことだ。ただ、1つだけ忘れるな。影山はあくまでも仮の肉体だ。前の肉体の方がお前には確実に合っている。儀式の準備が整うまで、影山に取り憑くということを忘れるな」
「分かりました」
恐山での戦いの後、鬼魅宮様とそんな会話をした。やはり、取り戻せるなら早めに肉体は取り戻しておきたい。鬼魅宮様がどこまで未来を知っているのかは知らない。ただ、命を与えてくださったお方の命令には従うまでだ・・・。
「よく分かったよ、劣悪の霊神。お前の条件にのるよ」
「ありがとう、零」
僕は零の体に入り込み、支配した。これでとりあえず、仮の肉体は手に入れた。
「おぉ、無事に取り憑けたんだね」
声がしたので後ろを見ると、鬼魅宮様がいた。
「鬼魅宮様・・・」
「明日の予定を伝えにきたんだよ」
「明日の予定は宮内を殺すのでは?」
「そう、それもある。だが、もう1つあるんだ」
「もう1つ・・・ですか?」
「あぁ、明日、恐山にクロという人物が現れる。そいつを仲間に霊帝会を設立して欲しい」
「霊帝会?」
「GEAのようなものさ。今後、必要となる。任せたよ」
「了解です」
「これから、ますます面白くなるよ、この世の中は」
そう言って鬼魅宮様は姿を消した。僕も影山の家へと帰った。
「まさか、あの程度の爆発で肉体を失うとは・・・」
「800年以上眠っていたんだ。肉体も劣化するさ。さて、今度はどんな手を打つつもりだい、凪澤、いや、劣悪の霊神」
「どうするもこうも、あなたの言う未来へと世界を変えていけるようにあなたに従うだけですよ。」
「では、まずは影山 零への接触だな。今の君にはとてもいいと思うよ。あれは霊気にかなり恵まれている。取り憑けば、かなり馴染むはずだ」
「まずは肉体を取り戻すところからか・・・。すいません、爆発で肉体を失わなければこんなことには・・・」
「いや、構わないさ。すべて分かっていたことだ。ただ、1つだけ忘れるな。影山はあくまでも仮の肉体だ。前の肉体の方がお前には確実に合っている。儀式の準備が整うまで、影山に取り憑くということを忘れるな」
「分かりました」
恐山での戦いの後、鬼魅宮様とそんな会話をした。やはり、取り戻せるなら早めに肉体は取り戻しておきたい。鬼魅宮様がどこまで未来を知っているのかは知らない。ただ、命を与えてくださったお方の命令には従うまでだ・・・。
「よく分かったよ、劣悪の霊神。お前の条件にのるよ」
「ありがとう、零」
僕は零の体に入り込み、支配した。これでとりあえず、仮の肉体は手に入れた。
「おぉ、無事に取り憑けたんだね」
声がしたので後ろを見ると、鬼魅宮様がいた。
「鬼魅宮様・・・」
「明日の予定を伝えにきたんだよ」
「明日の予定は宮内を殺すのでは?」
「そう、それもある。だが、もう1つあるんだ」
「もう1つ・・・ですか?」
「あぁ、明日、恐山にクロという人物が現れる。そいつを仲間に霊帝会を設立して欲しい」
「霊帝会?」
「GEAのようなものさ。今後、必要となる。任せたよ」
「了解です」
「これから、ますます面白くなるよ、この世の中は」
そう言って鬼魅宮様は姿を消した。僕も影山の家へと帰った。
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