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第1章 電話霊編
第22話 テレゴの本心
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テレゴはウネウネしながら、ニコニコと笑っていた。
「テレゴと言ったな。お前は、3年前、スマホを利用して人を殺したか?」
と、篠崎さんが聞くと、テレゴは口調を変えながら、
「そんなのはイツモノことですヨ~。わーたしはお前たちオロカナ人間を~消~スために生まれた存在ナーノデスからネ~」
と答えた。
「お前は口調を揃えて話すことができないのか?」
「はぁ、分かったよ。じゃあ、お前たち、3人に問おう。今の人間はこの世に必要だと思うか?答えは否。なぜなら、今のお前たちはどんな事でもスマホに頼ろうとする。勉強も遊びも、いじめすらも。確かにゲームは面白いさ。友達との連絡だって簡単にとる事ができるさ。だが、最近は間違った使い方をする人間が増えてきている。そして、外で遊ばない、本も読まない。僕はそんな闇から生まれたのさ。僕が間違った事をしているかい?だって、そんな人間世の中にはいらないだろ?幽霊はスマホも触らないし、平和に暮らしているぜ?」
「じゃあ、どうして弟を殺した?私の弟は、お前が恨むような事はしていないぞ。スマホも程々に利用して、外でも元気遊ぶような子だったぞ?」
「そんなの知らないよ~。たまたま、僕がかけた電話がその子に当たっただけの話。僕の電話でここに来れるのは霊気を持つ人間だけ。それ以外は粉砕する。しかし、君もひつこいねぇ。弟が死んだのがそんなに大事かい?死んだならそれでいいじゃないか。どんなに嘆いても帰ってくることはない。僕からしたら、嬉しいことだよ。霊気がない人間は殺しやすいからね~」
「は?お前、自分が何を言っているのか分かってるのか?」
篠崎さんが怒りをあらわにした。明らかにさっきより霊気量が倍増している。篠崎さんは深呼吸をして、構えた。
「テレゴと言ったな。お前は、3年前、スマホを利用して人を殺したか?」
と、篠崎さんが聞くと、テレゴは口調を変えながら、
「そんなのはイツモノことですヨ~。わーたしはお前たちオロカナ人間を~消~スために生まれた存在ナーノデスからネ~」
と答えた。
「お前は口調を揃えて話すことができないのか?」
「はぁ、分かったよ。じゃあ、お前たち、3人に問おう。今の人間はこの世に必要だと思うか?答えは否。なぜなら、今のお前たちはどんな事でもスマホに頼ろうとする。勉強も遊びも、いじめすらも。確かにゲームは面白いさ。友達との連絡だって簡単にとる事ができるさ。だが、最近は間違った使い方をする人間が増えてきている。そして、外で遊ばない、本も読まない。僕はそんな闇から生まれたのさ。僕が間違った事をしているかい?だって、そんな人間世の中にはいらないだろ?幽霊はスマホも触らないし、平和に暮らしているぜ?」
「じゃあ、どうして弟を殺した?私の弟は、お前が恨むような事はしていないぞ。スマホも程々に利用して、外でも元気遊ぶような子だったぞ?」
「そんなの知らないよ~。たまたま、僕がかけた電話がその子に当たっただけの話。僕の電話でここに来れるのは霊気を持つ人間だけ。それ以外は粉砕する。しかし、君もひつこいねぇ。弟が死んだのがそんなに大事かい?死んだならそれでいいじゃないか。どんなに嘆いても帰ってくることはない。僕からしたら、嬉しいことだよ。霊気がない人間は殺しやすいからね~」
「は?お前、自分が何を言っているのか分かってるのか?」
篠崎さんが怒りをあらわにした。明らかにさっきより霊気量が倍増している。篠崎さんは深呼吸をして、構えた。
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