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東の祓魔師と側仕えの少年
8.※準備はやっぱり念入りに※
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「ハルオミ殿のよいところは、確かここでしたね」
「ぁっ……だめ、そこっ…んんっ」
やっぱりこれですよね!
案の定浴室に連れ去られて、昨日と同じように体を洗われ、下半身を中心に刺激を与えられている。
ウラーさんの長い指が陰茎の先端を執拗に責めてくる。
「だめでは無いでしょう。こんなに垂れ流しにして……気持ち良いのを我慢してはいけませんよ。ハルオミ殿が快感によがっている姿でフレイヤ様の興奮を引き出して差し上げるのです」
「やぁ…っんん、あぁぁぁあっ…」
「そう。それでよろしい。快感に身を委ねて。
次は全体的に擦ってみましょうね。どうですか? ゆっくりが良いですか? それとも、速いのがお好きですか?」
「あぁぁっ!やっ、でる…んんぁぁあっ……ウラーさっ……でちゃう…っ!」
「っ! なかなか、いい顔をしますね……ええ。我慢せずに達してしまいましょう。ハルオミ殿のお好きなここもいじってあげますからね」
ウラーさんは片手で激しく扱きながら、もう片方の手で先端をくりくりと弄りだした。腰が抜けそうな感覚に、どう抗うこともできない。
「あぁっ、んっ、……ぁっぁああっ!! ………はぁっ、はぁ、はぁ」
「良い子です。ほら、こんなにたくさん出ましたよ」
僕から出たものを指に絡め取って目の前に見せつけてくる。恥ずかしすぎるからやめてほしい。
満身創痍で息を整える僕に、ウラーさんは衝撃的なことを言った。
「さて、これからが本番ですハルオミ殿」
「まっ、まだ…するの……?」
これで終わりじゃ無いの?
もうかなり疲れたのだけど……
「当たり前でしょう。午前の討伐を終えたフレイヤ様がもうじき休憩に戻って参ります。その時に準備が終わっていなければ、フレイヤ様を手間取らせることになってしまいますからね」
「準備って……今、終わったんじゃないの?」
きょとんとした顔のウラーさんが2、3度瞬きをして「つかぬことを伺いますが、性行為をしたことは?」と尋ねて来た。
「ないです」
僕の返事に、ウラーさんは目を見開いて深い驚きを吐き出すようにため息をついた。
「な…なんとっ……! 清いお身体とはますます側仕えとして相応しい!! なるほど、それで性行為の仕方が分からないのですね」
「う、うーん。まあ…そう、かな?」
「なんっの問題もありませんよハルオミ殿! これから少しずつ覚えていけば良いのです」
やり方分からない…のかな? 保健体育で習ったはずだけど。でもそれは確か男性と女性のそれだったような…んー、集中して授業受けた事ないから覚えてないや。
まあいい。考えるの面倒くさい。
教えてくれるというならありがたく教えてもらおう。
「よろしくお願いします」
すっぽんぽんで頭を下げる僕をウラーさんは任せなさいといったふうに見て、なぜか指をパチンと弾いた。すると、なぜかふかふかそうなマットレスのようなものが出現した。
ここお風呂だよね。
「姿勢が安定した方がハルオミ殿も集中しやすいでしょう」
心なしかうきうきしてる様子のウラーさんに抱え上げられ、僕の背中はマットレスに着地した。予想通りふかふか。
ウラーさんもこっちに乗り上げて、僕の太ももを掴んだ。
「では、早速失礼しますよ」
そう言って、脚を左右に広げて持ち上げられる。おそらく色々と丸見えなのだろう。
ウラーさんの手は僕のお腹を触る。昨日と同じくじんわり温かい。
「さて、どうしましょうね……わたくしがハルオミ殿の全てを暴いてしまうわけにはいきませんから、気持ちのよいところを自覚していただく程度にしておきましょうか」
ウラーさんがぼそぼそ呟く言葉は、あまり耳に入ってこなかった。
なぜならば彼は言いながら僕のお尻の窄みの周りを、こりをほぐす整体師のように真剣な眼差しで触っていたからだ。そんなとこ真剣に見つめられると困る。
やっぱり、昨日みたいにそこを触るのかな。
ぼーっと考えていると、予想通り、出口であるはずのそこに外部からの侵入を感じ取った。
「んっ…ぁ」
「痛いですか?」
「いたく、ないけど……っ」
痛くないけど、昨日の今日で慣れるはずもなく、声が漏れてしまう。
「でしたら、もう少し奥まで入れますからね。そのまま呼吸は止めず、深く吸って…吐いて……その調子です」
「ふぅ…はぁ……んんんっ」
どんどん大きくなる違和感に、自然と顔が歪むのを感じる。これ、本当に性行為に必要なのだろうか。
ウラーさんの指は少し浅くなったり深く入ったり、くいっと曲がったりを繰り返している。その度に僕の吐息は情けない声をともなって漏れ出る。
「あぁぁ…はぁ…ん」
「さて…と、この辺りでしょうか」
「え……、ああぁぁっ!…んんっ、なに、なにウラっ、さん…っ!」
昨日も気持ちよかったけど、こんな気持ちよさは知らない。頭がくらくらして、目の前がチカチカして、おかしい。
「んんっ!や、やぁ…いや…はぁ…ぁあぁぁ!」
ビクビクビクッ
腰が変な動きをする。足もガクガクして、体が自分のものじゃなくなったみたいになっている。
「ここがハルオミ殿の気持ち良いところですよ」
そう言われても、何が何だかわからない。とにかくおかしい。体が……
「やぁっ…ぁぁあっ!もう、も…へん、に、なるっんんっっ…あぁ…!」
気づいたら疲労感につつまれて息も絶え絶えになりながら、マットレスに全身を預けていた。
一体何が起こったのだろう。こんなことをフレイヤさんともするのだろうか。ウラーさんの口ぶりからして手加減されているようだったから、もしかしたらこれ以上のことをするのかも知れない。
これ以上は無理だ……
なんて言っていられる空気でもなく、僕は昨日同様、午前の討伐を終えて帰って来たフレイヤさんを出迎えた。
「ぁっ……だめ、そこっ…んんっ」
やっぱりこれですよね!
案の定浴室に連れ去られて、昨日と同じように体を洗われ、下半身を中心に刺激を与えられている。
ウラーさんの長い指が陰茎の先端を執拗に責めてくる。
「だめでは無いでしょう。こんなに垂れ流しにして……気持ち良いのを我慢してはいけませんよ。ハルオミ殿が快感によがっている姿でフレイヤ様の興奮を引き出して差し上げるのです」
「やぁ…っんん、あぁぁぁあっ…」
「そう。それでよろしい。快感に身を委ねて。
次は全体的に擦ってみましょうね。どうですか? ゆっくりが良いですか? それとも、速いのがお好きですか?」
「あぁぁっ!やっ、でる…んんぁぁあっ……ウラーさっ……でちゃう…っ!」
「っ! なかなか、いい顔をしますね……ええ。我慢せずに達してしまいましょう。ハルオミ殿のお好きなここもいじってあげますからね」
ウラーさんは片手で激しく扱きながら、もう片方の手で先端をくりくりと弄りだした。腰が抜けそうな感覚に、どう抗うこともできない。
「あぁっ、んっ、……ぁっぁああっ!! ………はぁっ、はぁ、はぁ」
「良い子です。ほら、こんなにたくさん出ましたよ」
僕から出たものを指に絡め取って目の前に見せつけてくる。恥ずかしすぎるからやめてほしい。
満身創痍で息を整える僕に、ウラーさんは衝撃的なことを言った。
「さて、これからが本番ですハルオミ殿」
「まっ、まだ…するの……?」
これで終わりじゃ無いの?
もうかなり疲れたのだけど……
「当たり前でしょう。午前の討伐を終えたフレイヤ様がもうじき休憩に戻って参ります。その時に準備が終わっていなければ、フレイヤ様を手間取らせることになってしまいますからね」
「準備って……今、終わったんじゃないの?」
きょとんとした顔のウラーさんが2、3度瞬きをして「つかぬことを伺いますが、性行為をしたことは?」と尋ねて来た。
「ないです」
僕の返事に、ウラーさんは目を見開いて深い驚きを吐き出すようにため息をついた。
「な…なんとっ……! 清いお身体とはますます側仕えとして相応しい!! なるほど、それで性行為の仕方が分からないのですね」
「う、うーん。まあ…そう、かな?」
「なんっの問題もありませんよハルオミ殿! これから少しずつ覚えていけば良いのです」
やり方分からない…のかな? 保健体育で習ったはずだけど。でもそれは確か男性と女性のそれだったような…んー、集中して授業受けた事ないから覚えてないや。
まあいい。考えるの面倒くさい。
教えてくれるというならありがたく教えてもらおう。
「よろしくお願いします」
すっぽんぽんで頭を下げる僕をウラーさんは任せなさいといったふうに見て、なぜか指をパチンと弾いた。すると、なぜかふかふかそうなマットレスのようなものが出現した。
ここお風呂だよね。
「姿勢が安定した方がハルオミ殿も集中しやすいでしょう」
心なしかうきうきしてる様子のウラーさんに抱え上げられ、僕の背中はマットレスに着地した。予想通りふかふか。
ウラーさんもこっちに乗り上げて、僕の太ももを掴んだ。
「では、早速失礼しますよ」
そう言って、脚を左右に広げて持ち上げられる。おそらく色々と丸見えなのだろう。
ウラーさんの手は僕のお腹を触る。昨日と同じくじんわり温かい。
「さて、どうしましょうね……わたくしがハルオミ殿の全てを暴いてしまうわけにはいきませんから、気持ちのよいところを自覚していただく程度にしておきましょうか」
ウラーさんがぼそぼそ呟く言葉は、あまり耳に入ってこなかった。
なぜならば彼は言いながら僕のお尻の窄みの周りを、こりをほぐす整体師のように真剣な眼差しで触っていたからだ。そんなとこ真剣に見つめられると困る。
やっぱり、昨日みたいにそこを触るのかな。
ぼーっと考えていると、予想通り、出口であるはずのそこに外部からの侵入を感じ取った。
「んっ…ぁ」
「痛いですか?」
「いたく、ないけど……っ」
痛くないけど、昨日の今日で慣れるはずもなく、声が漏れてしまう。
「でしたら、もう少し奥まで入れますからね。そのまま呼吸は止めず、深く吸って…吐いて……その調子です」
「ふぅ…はぁ……んんんっ」
どんどん大きくなる違和感に、自然と顔が歪むのを感じる。これ、本当に性行為に必要なのだろうか。
ウラーさんの指は少し浅くなったり深く入ったり、くいっと曲がったりを繰り返している。その度に僕の吐息は情けない声をともなって漏れ出る。
「あぁぁ…はぁ…ん」
「さて…と、この辺りでしょうか」
「え……、ああぁぁっ!…んんっ、なに、なにウラっ、さん…っ!」
昨日も気持ちよかったけど、こんな気持ちよさは知らない。頭がくらくらして、目の前がチカチカして、おかしい。
「んんっ!や、やぁ…いや…はぁ…ぁあぁぁ!」
ビクビクビクッ
腰が変な動きをする。足もガクガクして、体が自分のものじゃなくなったみたいになっている。
「ここがハルオミ殿の気持ち良いところですよ」
そう言われても、何が何だかわからない。とにかくおかしい。体が……
「やぁっ…ぁぁあっ!もう、も…へん、に、なるっんんっっ…あぁ…!」
気づいたら疲労感につつまれて息も絶え絶えになりながら、マットレスに全身を預けていた。
一体何が起こったのだろう。こんなことをフレイヤさんともするのだろうか。ウラーさんの口ぶりからして手加減されているようだったから、もしかしたらこれ以上のことをするのかも知れない。
これ以上は無理だ……
なんて言っていられる空気でもなく、僕は昨日同様、午前の討伐を終えて帰って来たフレイヤさんを出迎えた。
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