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前編

3話 大切な友人

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なかなか集中できず、仕事が手につかなかった。
時雨につけられた傷よりも今朝言われた言葉がチクリと痛んでいた。


どうして?
あんなに憎んでいたじゃないか。
最愛の兄を殺されて、恨んでいたじゃないか。
死ねばいいとさえ言葉にしたじゃないか。
それなのに。
目頭が熱くなるのはなぜだろう。
あの人の苦しげな顔が脳裏を過るのはなぜなんだろう。
苦しめばいいんだとさえ、思っているはずなのに。
うるさいくらいに心臓は高鳴っていた。


「体調大丈夫ですか?顔色がすごく悪いです」

心配そうに部下に声をかけられる。大丈夫ですと返事をするが、気分が晴れることはなくて。

雨音は家に帰りたくなくて、時雨に会いたくなくて、友人に連絡を取る。

気分転換をしてきたらいいと言われたことを思い出す。
本当に彼は自分のことをよくわかっている。
きっと彼は自分なんかよりもこの気持ちを理解しているだろう。

友人は泊まりに行くことを快諾してくれた。事情も知っているためすごく心配してくれていた。


「お仕事お疲れ様!迎えに来ちゃった!」


時間はあっという間に過ぎ、帰っていると友人こと立花秋たちばなあきが眩しい笑顔で立っていた。


「わざわざ迎えに来てくれなくても良かったのに」
「だって心配だったし、嬉しかったんだもん」


夕焼けよりも赤い色の髪がふわりと揺れる。
秋はとても純粋でまっすぐな人間だ。あまり表情の変わらない雨音とは真逆でころころと表情が変わる。
異姓ではあるが、安心して背中を預けられて、心を許せる大切な友人だ。


「雨音、痩せたね。クマもできてる。あんまり食べてもないし眠れてないんでしょ?」
「違うと言っても秋には通用しないね」
「状況が状況だから仕方ないかもしれないけど、心配だよ」

ぽろぽろと泣き出す秋に雨音はぎょっとする。

「なんで秋が泣くの?」
「雨音が泣かないから。だから俺がかわりに泣くんだ」
「……ここは目立つから秋の家に行こう?」


泣く秋の手を引いて雨音は歩き出す。


「……かわりに泣いてくれてありがとう」


うんと頷く秋の髪をくしゃりと雨音が優しく撫で、ふわりと微笑んだ。





「……ねぇ、そっちに行ってもいい?」


秋手作りの晩ごはんを食べ、風呂に入りふたりはベッドと布団に寝転んでいた。

特に秋の言葉を断る理由はないのでいいよと雨音は返事をする。


「思ってること全部吐き出して。このままじゃ息ができなくて苦しいよ?」

とんとんと背中をあやすように叩かれ、じわりと涙が滲んでくる。


「……寂しいんです。兄さんがいなくなって」
「……うん」
「……憎いんです。兄さんを殺した相手が」
「……うん」
「……でも、嫌いになれないんです。そんな相手のことが」
「……時雨さんだっけ?」

雨音はうんと頷く。

「……兄さんの親友で、私のことも可愛がってくれた」
「……雨音は絶対に時雨さんを嫌いにならなきゃいけないの?」

ぽつりと呟かれた言葉に雨音はパチパチと瞬きをする。

「俺には嫌いになりたくないって聞こえるよ」
「……仇を私が憎まなくて、誰があの人を憎むの……?」
「許せって言ってるんじゃないよ。憎まなくても、無理に嫌いにならなくていいと思うだけ。だって、嫌いと言う瞳が悲しそうなんだもん」

そっと秋が雨音の涙を拭う。

「自分の心に嘘をついたらどんどん苦しくなる。自分で自分を傷つけちゃダメだよ」


「……殺したことは許せない!好きで殺したんじゃないってこともわかってる!時雨兄さんも傷ついてるってわかってる!」
「……うん」
「でも!私が許してしまったら兄さんはどうなる!とても、とても悲しいじゃない……!」
「……遥人さんは悲しまないと思う。泣いて、自分に嘘をついて、時雨さんを無理に嫌って、苦しんで……どれも遥人さんは望まない」

違う?と秋が首を傾げてじっと雨音を見つめる。違わないと雨音は頷いて、ぽすんと秋の胸に頭を預ける。


「時雨さん、良い人だよ。嫌なら一緒に暮らしてなんかいないでしょ?」
「……接し方がわからないの」
「今は思うままでいいんじゃないかな。たぶん時雨さんは雨音が立ち直るのを待ってると思うんだ」
「……うん」


「だから正直でいなよ?」


優しい声が安心を連れてくる。泣き疲れた雨音が眠りへと落ちていく。


「……盗み聞きはよくないよ、鏡夜さん?」
「時雨に頼まれたんだよ。雨音の様子を見てくれって」
「だいぶ本音、吐き出せたみたい。ふたりとも不器用だね」
「お互いを大事にしてるのに、な」


「お前がいてくれてよかったよ」

鏡夜の言葉に友達だからねと秋は笑って答えた。



「ん……?」

目を覚ますと窓の外はまだ真っ暗だった。
枕元の時計を確認すると時間はまだ午前2時だった。
隣ですぅすぅと穏やかに秋が眠っている。
目は腫れているけれど、心はすごく軽くなっていた。


「……ありがとう、秋」


さらりと綺麗な赤い髪に優しく触れた。
いつも秋のまっすぐさに救われてきた。
自分はここまでまっすぐにはなれず、あれこれと難しく考えてしまう。
迷ったときはシンプルで良いのだ。
心の声に耳を傾けて、素直になればいい。


「……私は兄さんを殺した時雨兄さんが憎いです」


ぎゅっと布団を握る。


「……でも、本当に憎いのは時雨兄さんをそうさせたMIPVです」


ぱたりと涙が零れる。


「……苦しむ時雨兄さんを助けたい。私にきつく当たられても、傍にいて支えてくれたあの人を」


ようやく雨音はふわりと笑っていた。
私はたぶん、時雨兄さんが好きなんだ。



「お、自分に正直なのは良いことだね」


ふわりと風になびくカーテンからにゃははと笑いながら女が現れる。


「あなたは誰ですか?」


突然現れた謎の女を雨音は睨み付ける。


「あたしはね、雨宮雫~よろしくね」


対する雫には全く邪気がなく、ニコニコと笑っている。


「警戒しなくても大丈夫だよ~君にも、隣の子にも危害を加える気なんかないから」
「では、こんな時間にどうしてここに?」
「それ答えなきゃだめ?」

上目遣いで見つめる雫にうっと一瞬雨音がたじろぐ。

「そう聞かれても、知らない人がこんな時間に来たら気になるでしょう?」

それもそうかと雫はぽんと手を叩き、にっこりと頷いた。

「情報収集とだけ。そもそも君たちに危害を加えるつもりならふたりとももう死んでるよ?あたしは強いからね~」


ほらと首筋にいつの間に手にしたのかナイフが当てられている。つぅと冷や汗が流れ落ちる。ごめんごめんと雫が雨音を解放する。


「小さな情報、些細な情報が何に繋がるかわからないから、ね?夜中に失礼しました。バイバイ。秋くんに雨音ちゃん」


ひらりと雫は窓から飛び降りる。
慌てて見た外にもう彼女の姿はない。



「……雨音?」


寝ぼけた声が名前を呼ぶ。開け放たれた窓を閉めて秋のもとに向かう。


「起こしちゃった?」
「ん……大丈夫。まだ暗いし、一緒に寝よ?」


ぎゅっと抱きついてくる秋をそっと雨音が抱き締め返す。


「あったかいね」
「そうだね」


温もりに瞼は重たくなっていく。


考えるのは後にしよう。
今はこの温もりを大切にしようーー。




「いい夜だねぇ」


のんびりとした声にはぁと鏡夜がため息をつきながら姿を見せた。


「いつから気づいてた?」
「最初から?ま、今日はあたしのほうが先に鏡夜をつけてたんだけどね」
「あいつらは関係ねぇよ?」
「それは未来にしかわからないことだよ?怖い顔しなくても危害を加える気はないから安心して?」
「それこそ今は、だろ?」
「未来は常に変わって行くからね。“絶対”はないよ」


じゃあねと雫は身軽に跳び、目立たないように夜の街を駆けていく。


「できるなら、あんたと敵対しない未来を願うよ」


鏡夜はそう呟いていた。


翌朝、すっきりとした顔で雨音は秋の家を後にした。

「泊めてくれてありがとう」
「どういたしまして。俺、一人暮らしだしいつでも来てくれていいよ。親友なんだから遠慮はいらないし」
「親友……ってちょっと恥ずかしいな」

くすくすと笑う雨音になんで笑うかなと秋が頬を膨らませる。

「兄さんと時雨兄さんもこんな感じでしたね。どうして私は自分の感情ばかりで、時雨兄さんの感情を理解しようとしなかったんでしょうね。辛くないはずがないのに」
「今からでも大丈夫だよ」

まっすぐな秋の視線が雨音に力を与えてくれる。

「……秋といると私はちっぽけな人間だなって思うよ」

よくわからないという風に首を傾げる秋に雨音は柔らかく笑う。このままの秋でいてねと告げる。

「じゃ、また」
「またね!」


そう言い、ふたりは別れた。



「雫、いるんでしょ?」
「ありゃ、気づいてたの?」
「気づいてたのって、夜中に来てたじゃないか」
「やっぱり寝たふりだったか」
「ま、いいけどね」

あははと笑う雫に秋は苦笑する。

「雨音は親友だからあまり巻き込んで欲しくないんだけど」
「怖い顔しないでよ、秋。危害は加えないってば」
「これでも?」

ポイと投げられた検査キットを雫がキャッチする。これは満が開発した簡易のMIPV感染を調べるためのものだった。はっきりとそれには陽性と反応が現れていた。いつも笑っている雫からもさすがに笑みが消える。


「ーー椿雨音も“感染者”だよ」


知りたくなかった現実に秋はなにかに祈るかのように目を閉じた。





「おはようございます。迎えに来ましたよ」

出勤前に結羽の所に寄り、雨音は時雨と合流する。なにか話したいのだがどうしていいかわからずに静寂が場を支配する。

せっかく頑張ると決めたのに。
ぎゅっとハンドルを握りしめる。


「雨音、楽しかったみたいだな」
「……え?」
「すっきりとした顔してる。やっぱり俺と離れるのが正解だったみたいだ」
「それは……違います。秋のおかげで自分の気持ちと向き合えたんです。私は忘れていました。兄を失った悲しみだけに囚われて、悲しいのは自分だけじゃなかったってことを」
「俺に悲しむ資格はないよ」
「いえ、そんなことはありません。私はあなたのことが大好きだという大切なことも忘れていました」

隣から息を飲む気配が伝わってくる。

「本当は最初から気づいていたんです。ただ目を背けて逃げ続けていただけ。兄さんは時雨兄さんを恨んでいない。私が恨むことも望んでいない。拗らせたのは私なんです。恨むべきは時雨兄さんではなくて、MIPVなんです」

声にならない泣き声が隣から聞こえてくる。


「また、私と仲良くしてくれませんか?」


雨音の声にあぁと時雨は大きき、くしゃくしゃと雨音の黒髪を撫でた。





これは誰も知らない話。
今となっては時雨しか知らない物語だ。



「どういうことだよ!?」


時雨は寂しそうに笑う遥人の胸ぐらを掴んでいた。小柄な遥人の身体はいとも簡単に持ち上がる。


「言葉のままだ。俺を殺してくれ。……手遅れになる前に」
「殺してほしいなら理由を説明しろよ!?」
「……ごめん。言えないんだ。いや、正確に言えば言えるほどの情報がないんだよ」
「なんだよ、それ」


ずるずると時雨は座り込む。


「……頼むよ、時雨。もう残された時間がないんだよ」


つうと涙が頬を伝い、ぽたりと時雨の顔に落ちた。
遥人が馬乗りになり、泣きながら時雨の首を絞めてくる。その力は思ってたよりも強く、時雨は反射的に暴れてその手から逃れる。苦しさに激しく咳き込んだ。

不意にどくんと心臓が鳴る。
制御のできない衝動が襲いかかる。



殺したい。
コロシタイ。



コロセコロセコロセコロセーー。



生々しい抗えない衝動が支配する。


はぁはぁと息が荒い。
馬乗りになった相手は泣きながら笑っていた。


「……時雨も巻き込んでたんだな。ごめんな。俺が親友だったから巻き込んじまった」


涙を流しながら首を横に振る。
こんなことしたくないと思うのに身体は言うことを聞かない。
苦しさからだろう。触れていた手の甲に遥人の爪がたてられる。



「時雨。俺は死ぬけどお前は悪くないよ。ありがとな」
「嫌だ!嫌だ……っ!言うこと聞けよっ!俺の身体だろ……っ!」
「……ごめんな。でも、お前を殺人犯にしなくて済んでよかったよ。俺が先に首を絞めたから、正当防衛だ……」


少しずつ遥人の力が抜けていく。
手は力を緩めることはなく、確実に命を奪っていく。


「……神代結羽を頼れ……彼女なら助けになってくれる……“感染”させてごめんな……あと、雨音のこと……頼む……ありがと…な……?」


かくりと遥人の力が抜ける。それと同時に自分の手の力も抜けていた。


ぱたぱたと涙がこぼれ落ちる。


馬乗りになった相手は動かない。抵抗で手の甲に爪痕が血を流していた。


壊れたように笑いながらカタカタと震える手でスマホを操作する。
119にかけようとして頭を振る。違う。かけるのは110のほうだ。


なぁ、遥人。
正当防衛なんかにしないからな。
だって、それはお前が俺を殺そうとした証じゃないか。
お前は誰も殺そうとしてないよ。
俺がお前を殺そうとしたんだ。

だってさ。
そうしないと雨音がかわいそうじゃないか。
お前を失っただけじゃなく、殺人未遂をしようとしたなんて辛すぎる。
俺が憎まれ役になって、雨音の心を守るよ。
遥人のことも。
雨音のことも。
大好きで、大切だからーー。


すぐに電話は繋がり、時雨は告げる。


「親友を、殺しました……」



どうか真実が知られませんように。
ただただ薄れていく意識の中で時雨はそう祈っていた。



遥人の死の連絡を聞き、結羽は全てを悟った。
警察の反応で遥人が感染者だと気づかれていないと気づく。


「俺が死んだときはそういうことだと思ってくれ」


最後に会ったのはいつだったか。遥人はそう悲しげに言っていた。
遥人とはそこそこ長い付き合いだった。警察とそれに協力する医者という関係だったが、不思議と馬があって個人的な付き合いもあった。


「西野時雨、か」


遥人が大事な妹を任せ、死を選ぶ相手だ。きっと良い人間なんだろう。
託された西野時雨にそっと瞳を閉じる。つうと一筋涙が流れた。
遥人。後は任せて。
私が全てを守るから、どうか安らかに。


やがて連れて来られた彼の目は泣いたせいで腫れていた。



「いい奴すぎて不安になるんだよ。全部抱え込んでしまうんだ」
「遥人がそれを言う?似た者同士だと思うけど」
「そんなことねーよ。それをわかってて妹を託す俺は酷い奴だよ」

ふぅと紫煙が吐き出される。

「ここ、禁煙なんだけど」
「あぁ、悪い」
「良いよ。今日だけは見逃してあげる。不安なんでしょう?慣れない煙草を吸うくらいだし」
「……俺はあとどれくらい正気でいられる?」
「はっきりとはわからない。ただ、あまり長くはないだろうね。残念だけど」
「はっきり言うなぁ、結羽は」
「隠しても仕方ないでしょ」
「だな。ありがと」


「俺が死んだときはそういうことだと思ってくれ」


「わかった。ひとつ聞いてもいい?」
「ん?」
「どうして彼は感染者かもしれないのに生き残ると思うの?感染者が人を殺したら死ぬことは遥人がよく知ってるでしょ?」
「ただの勘だよ」
「……呆れた。それ本気で言ってるの?」
「本気だよ。俺の勘の的中率はよく知ってるだろ?」
「まぁね」
「それにさ、結羽のことも信頼してるんだよ。結羽ならどうにかしてくれるって」

笑顔の遥人に胸がきゅっと苦しくなる。

「助けてあげられなくてごめん」
「大丈夫。最初から覚悟はしてたから。この事件に関わったときから遅かれ早かれ、感染するだろうって」
「……西野時雨は優しくされるのを望む人間?」
「違う。恐らく、罪の意識から冷たくされるのを望むよ」
「わかった。覚えておくよ」


「さよなら、結羽」
「さよなら、遥人」


小さな背中が遠ざかっていく。
結羽はぎゅっと手を握りしめていた。


目を覚ました時雨に結羽は努めて冷たく話しかける。


「へぇ。君は生きてるんだね。はじめての生存者だ。どう?人を殺した感想は?」

知らない場所に時雨は戸惑っている。

「わけがわからないという顔をしているね?説明してあげるよ。君はMIPVに感染し、椿遥人を殺害した」
「MIPV…?」

聞きなれない言葉に時雨は小さく首を傾げた。

「Murder Impulse Promotion Virusま、すれば殺人衝動促進ウイルスだね。感染者は例外なく殺人を犯し、死んでいく。だが、君は感染者にもかかわらずこうして生きている。実に興味深い。今、このMIPVの感染者による犯罪が増えている。君には協力してもらうよ。拒否権はない」
「あなたは……?」
「自己紹介が遅れたね。私は神代結羽。研究者で医者だ。で、君には彼女と組んで貰うよ。尤も知らない仲ではないようだけれど」


キイとドアが開いて入ってきたのは雨音だ。ただ向けられる視線は冷たく凍てついている。


「理由はどうあろうと殺人は殺人です。どうして私があなたのような殺人鬼と行動を共にしなければならないのか理解できません」


予想通りに雨音は時雨のことを仇だと思っているようだった。


「雨音。私怨は持ち込むな」
「わかっています、神代さん」
「あと、理解を求めるな。時雨がウイルスに対抗する“鍵”だとお前にもわかるだろう?」


言葉に詰まる時雨に雨音が歩み寄る。


「あなたには協力する義務がある」



酷なやり方だとは思っている。真実を知らせないまま、誤解させたままいるのだから。


憎まれることで、生きる意志を持ってもらわないと困るから。
遥人の死を無駄にしないためにもーー。
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