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第4章 聖女の近侍、ラネル

32,動かないでください

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 「んんん!? あっ待ってんん!? ああぁぁ!」



 彼女の膣内に媚薬を放出し始めた。



 彼女の膣が急いで分泌した愛液が媚薬で洗い流される。



 もちろんこの媚薬の中に粘膜を保護する働きのある成分も入っているため膣が傷つくことはない。



 彼女の膣内では勢いのある水流が荒れ狂っている。



「これ気持ちいい!! なんで!? なんでこんなことに……っ…なっているの……!? ああっんっんああ!…んん!ん…んっんっあっあ……………んんっんんっ…」



 一通り彼女の膣内を媚薬で埋め尽くすと、最後に一瞬、ノズルの先端がさらに伸びて子宮口に到達し、40℃ほどに温められた粘性の媚薬をビュッっと打ち出した。





 その刹那、彼女の脳内は真っ白になり、体全体を稲妻が走る。



「ああぁああぁ…あ…!あああああ♡あっ…あ…あっああっん♡ん♡…ん……っあっん…あ♡っ…ああ…っん♡♡♡♡っんん…んん…っ…♡っ……♡ん…あ……あ♡」



 一瞬頭が真っ白になった後も快感の余韻は残り、それを味わうために自ら腰を動かして水流に股を近づけるラネル。



 膣に刺さっていたノズルは抜け、代わりに追加で三本、水が噴出されるようなった。



 4本の水が直列になって放たれている状態だ。



 ラネルは前後に腰を動かしながらそのさわさわとした感触を味わう。





 10分後。



「ラネル様。店長が心配していますが体調は大丈夫でしょうか?」



 ラネルは女性スタッフにドアの外から話しかけられた。



「は、はい! 大丈夫です! 今行きます!」



 ラネルは急いで終えようと終了、というボタンを押す。



 すると風魔法なのか一気に水が吹き飛び何もなかったかのようになった。



 膣内はぐっしょりだがそれに気づかずラネルは急いでトイレを出た。





「遅かったですねラネルさん。大丈夫ですか?」



「はっはい。大丈夫です。やっぱりちょっとおなかの調子が悪くて……」



「それは心配ですねぇ。さあ、さっそくこれに着替えてください。」



「はい。」



 ラネルは渡された袋を受け取り、更衣所で着替える。



 しかし、その袋の中にはかなり薄い布の、布面積の少ない水着が入っていた。



(こんなの着るの……?)



 しかし常にクラリスに仕えていてあまり常識を知らないラネル。



 それが普通なのだと思いそのまま着てタツシの前に姿を現した。



(ラネルさんて使用人とは思えないほどスタイルイイよなー。肌荒れさえ治してしまえば超美人じゃ……?)



「ではマッサージを受ける前にこのハーブティーを飲んでください。おなかの調子を整えるのに必須の成分がいくつも入っていますよ。」



 そういいながらハーブティーを渡すタツシ。



 そもそもラネルは別におなかの調子が悪いなんてことは全くないのだが、一応腸の調子を整える成分も・入れておいた。



 しっかりハーブティーを飲むラネル。



「それではマッサージに入りましょう。ここに寝てくださいね。」



 ラネルはベッドに寝た。いつものスライムが直方体になったベッドだ。



「すごいふにふにしているんですね……」



「そうですね、当店でこのベッドはすごい好評なんですよ~。」



 仰向けになっているラネルにさっそくオイルを塗っていくタツシ。



「ひゃっ」



「ああすみません。しっかりオイルを塗って体を温めていきますからね~。」



「はい……」



 しかしすでに膣内、そして子宮内にすら媚薬を流し込まれ出来上がっているラネル。



 タツシがおなかや太ももに触れただけでも感じてしまう。



「ぁっ……」



「なるべく体は動かさないでくださいね。」



「すみません……ん!」



「ちょっと、言っているそばから動かさないでくださいよ、ははは。」



 笑いながら注意するタツシ。



 しかしラネルはそれどころではない。



(どうしよう、あそこが結構濡れているんじゃ……)



 明らかに水着に水分がしみ込んでいる感覚のあるラネル。



 これが見られたら恥ずかしすぎると必死に足を閉じていた。



 それでも腰がビクビク動いてしまうのだが。



「すみません、このオイルぜひともデリケートなところにも塗りたいのですが、さすがに私が塗るわけにはいかないので、今塗っていないところに塗っていただけますか?」



「はい! 分かりました。」



 ラネルは小さい瓶を受け取るとタツシは部屋を出ていった。



 そして股と乳首に塗っていく。



(危なかった……なんとかこれで大丈夫そうね……)



 オイルさえ塗ってしまえば濡れるのは当然で、それがバレることはない。



 そう安心してラネルはオイルをたっぷり塗った。



「塗りましたー。」



「入りますねー。」



 部屋に戻るタツシ。



「では、軽くおなかを押しますね。痛かったら言ってください。」



「はい。」



 タツシは秘密のツボを押した。
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