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第3章 タツシの夏休み

7,スライムと一緒

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 家に帰ったアメリアはすぐさま自室へ行く。

「はぁ、はぁ、はあぁぁぁ。」

 結局二度も先輩の前で絶頂してしまったのだ。

「スライムさんひどいよぉ……うねうね動かないでぇ……」

 アメリアは私服を着たままベッドに寝転がる。

 アメリアの中では依然としてスライムが不規則に動き続けている。

〈ああっ……そんなに強くしちゃいやぁぁぁ♡ あんっ〉

 すぐさま自分の周囲に防音魔法を展開する。普通の人間は喘ぎながら魔法を行使することなど到底出来ないのだが、これは彼女の努力の結果と言えるだろう。

〈んっ……あ……いや、そこはやめてえぇぇ〉

 スライムはびよぉ~んと膣内から幾本もの触手を伸ばし、クリトリスを撫でまわし始める。丁寧に愛液を塗りたくっている。

 昔よりはるかに大きくなったその突起をスライムは優しくさすっていく。

〈あっああっ……いっちゃう……あん♡ あっ あああっ あ……〉

 スライムの膣内での振動が激しくなっていく。ぐにっぐにっっとGスポットを押し込み、アメリアを絶頂へと導いていく。

〈あああ! それだめ!!! アアっ ああああっ ああイク! あんっ んっ んんん~~~ んっ〉

 体をピクリと動かしながら、アメリアは自室で絶頂した。

 ちなみに分泌される愛液は全てスライムが吸収するため全く服などが汚れる心配はない。

 おかげでますますオナニーが捗ってしまうのだが。

「はぁ……はぁ……スライムさん、本当に人前だけはやめてよぉ……」

 スライムはアメリアの声に全く反応せず、触手を引っ込めて膣内へと帰っていく。

(ああ、よかった。これで終わりなのね……)

 スライムが動きを止めるかどうかは全く分からない。学校の休み時間に動くときには大抵一度イけば収まるが、たまに先程のように何度も責められることもある。


「今からどうしようかなぁ……本当はまだデート中だったのよね……。」

 先輩に申し訳なくなり、悲しくなるアメリア。

「今度またどこかに連れて行ってもらおうかな。でもスライムさんがいる間は安心できないなぁ……。

 スライムさん、いつになったら出てくれるんだろう? 次にタツシさんのところに言ったら出てくれるかな?」

 そこでアメリアは気が付く。

「そうだ! 先輩に海に連れて行ってもらおう! たしかスライム・リフレ2号店が開店するのあそこだって店の入り口に書いてあったし!」

 先輩に翌日そのことを話すのを楽しみにしながらアメリアは勉強を始めた。



 久しぶりに長時間勉強して疲れたアメリアは風呂場へ向かった。

 服に包んでタツシからもらった件の瓶を抱えて。

「♪ーーーー♪~~」

 鼻歌を歌ってご機嫌そうなアメリア。

 そう、スライムが膣内に来てからいいこともあるのだ。

 風呂場へ行くとさっそく始まった。

〈ああ~! 本当に助かるわぁ~。スライムさん、器用なのよねぇ~〉

 スライムは石鹸の一部を吸収し、それを水に溶かして泡を立てて彼女の体全体を這いずり回る。

 アメリアが何もしなくても自動的に体を洗えてしまうのだ。

〈早い! もう体洗い終わるじゃない! じゃあ、髪もお願いね!〉

 アメリアは体を洗い流しながら、スライムは彼女の頭に張り付き髪をまとめていく。

 スライムを抱えることになった初日にスライムに髪の手入れの手順を話したらすべてやれてしまったのだ。

 しかも早いし丁寧に。

 両手が開いたアメリアは、右手を股に、左手を乳首に回す。

「あっ……あんっ……」

 この瞬間から彼女は発情し、顔を赤らめ、そして快感を貪る。

 数か月前から始まったこの習慣は今も形を変えて続いていた。

〈ああ~っ あんっ ん……んっ……〉

 当初は常時展開させることの難しかった防音魔法を巧みに操り、完全に防音しながら喘ぐ。

 それが世界で最も無駄な防音魔法の使い方だと彼女は自覚していない。

〈ああ……先輩……んっ……〉

 アメリアは先輩とキスしたときのことを思い出してオナニーに耽っていた。

〈ああっ……先輩、ダメです……そんな……ああ、イっちゃう………ああああ!〉

 ビクっっと上体を反らし彼女はイった。

〈い、いや、そんな、まだ結婚してませんし……学生ですし……〉

 アメリアがどんな妄想をしているのかは誰にでも分かるだろう。だが、スライムは彼女に彼氏を想像してイクことを望まない。

 自分の主を思い出せとばかりに、にゅるりと膣内に入り、そしてタツシのアレの形に変わって奥をノックする。
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