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第1章 魔法学園の少女、アメリア

1,魔法学園の少女

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 マッサージ店を開店してから1ヶ月は普通にマッサージ店を営んだ。タツシは経営についても学ばなければならないし、想像以上に忙しかった。

 スタッフの人とかを雇い、マッサージすること以外は任せられるようになった。

 徐々に評判を伸ばし、ある程度世間に名前が知られるようになった頃、ようやく彼は楽しみにしていたことを始める。


「ようこそ、『スライム・リフレ』へ!」

「あの、よろしくお願いします。アメリア、と申します。」

「さ、どうぞどうぞ、こちらへ。このイスに座ってください。」

 タツシは施術室へ案内し、アメリアと名乗る美少女に言った。

「今から症状や、お体の状態などを聞いてですね、その後施術に入ります。では、まずはこちらのアンケートに今のありのままの様子を書いてください。」

 アンケートの質問な内容はもちろん普通の事項である。だが、今少女が座っているイスは普通のものではなかった。

 木でできた簡素なイスに見えるが、実はこれ、ジェネリックスライムが擬態したものだ。

 ジェネリックスライムはこの時点で、少女の体の状態をある程度把握した。

 そして、控え室に戻ったタツシは薄笑いを浮かべる。
 
「さーて、アメリアちゃんのおパンツの色は何色かなー?お、白色かあ!いいねえ清楚で。」

 そう、控え室には分裂したジェネリックスライムが透明な板状で佇んでおり、そこに大きくアメリアという少女のはしたない部分が映し出されていた。

「あ、もうちょっと近づいて、そうそう、おー、いい眺めだ。」

 ジェネリックスライムのスラ介は長年(2年)タツシと共に冒険してきたおかげで、意思疎通は完ぺきだ。

 彼女の足と足の隙間から細い触手のようなものが伸びていて、それがスカートの中を撮影している。

 しかし彼女は真剣にアンケート用紙に記入している上、ミニスカートが邪魔をして角度的に絶対にスライムは見えない。


「よし、一瞬だけパンツ越しに突っついてみてくれ!」


 その直後、彼女の両足がピクリと動く。恐らく秘所に若干の痒みを感じた程度で、本人は気にしていない。

 しかし、控室にいる彼は喜んでいた。

「おお! 足が動いた! やっぱり遠隔でイタズラ出来るって面白いなあ」

 モニターの役割をする分裂個体は6ついて、それぞれが別々の場所を映している。中央の大きいモニターは彼の指示で様々なところを写す。

 残りのモニターは監視カメラの如く透明な状態でひそかに佇むスライムからの感覚共有で映し出されたものだ。もちろんズームなんかもできるし、めちゃくちゃ高画質だ。(異世界すごい!)


 アメリアがアンケート用紙を記入し終わり、店員さんを呼ぼうとしていたところ施術室のドアががちゃりと開いた。


「あのっ、丁度アンケート記入し終わりました!」

「ありがとうございます。ふむふむ、少し肩が凝っている。あと、肌荒れに困っているんですね、なるほど。あとはやはりリフレッシュをしっかりしたい、と。では、その辺りを中心に直していきましょう!

 では、まず初めにこの極上ハーブティを飲んでください。」

「わあ! いい香りですね~!」

「当店自慢のティーです。かなりのリラックス効果が期待できますよ!」

 は変なものは何も入れていない。


「では、マッサージを始めさせていただきます。すでにご存じかと思いますが、当店では初め私が直接マッサージをしてお客様の状態を詳しく確認した後……」

「ぽよっぽよっ」

 近くの棚から突然愛くるしい青色のスライムが跳んできた。

「このスライムがマッサージを引き継ぎます。人間の手より繊細で、細かな調整も聞きやすく当店の売りです。」

「うふふ、思ったよりかわいいですね。初めはモンスターにマッサージされるって聞いて少し怖かったんですけど、思ったより可愛いです。触ってみてもいいですか!?」

「ええ、もちろん。」

 アメリアは人差し指でふにふにと突いた。

「わあぁ、柔らかい! 確かにこの子にマッサージをされたら気持ちよさそうですね!」

「はい、とっても気持ちいですよ~。では、このベッドに仰向けになってください。」

「はい!」

 彼女は楽しみにしながらベッドに仰向けになる。

 そして一通り肩や腰などの状態を確認した後、スラ介ことジェネリックスライムが彼女へのマッサージを始める。

「ではですね、このままうつぶせになってください。それでは続きはスライムに任せます。私は一旦控室に戻りますね。」

「はい。」

「あ、ちなみに、スライムが目の前にきてコロリ、と転がったら体の向きを変えろという指示ですので、その時には再び仰向けになってくださいね。」

「わかりました。」

「では、時間になったらまた来ますのでそれまでごゆっくりどうぞ。」

 タツシはバタン、と音を立ててドアを閉めた。閉めた……のだが実は部屋は出ていない。

(さ~て、気配を消したところで、ちょっとだけ覗いちゃいますかね~)

 一応こんなんでもレベル100を超える勇者。気配を消すスキルはかなり上位のものだ。


 ミニスカートの少女がうつ伏せになっている。覗くのはもちろん……

(うお~! やっぱり映像よりも迫力?があっていいなあ~~。いや~この商売始めてマジで良かった! まあ、本番はここからだけどな!)

 この後スラ介の補助で転移して部屋を出た。


 スライムは今アメリアの背中の上でボヨンボヨンと飛び跳ねている。肩こりに効くツボ押しをしているのだ。このツボ押しはタツシと熱心に研究したので本当に効く。

 そのあとスライムがびよーーんと伸びて肩をうまく揉んでいく。器用に両肩を違う揉み方で揉んでいき、程よい刺激を与えていく。

「んふ~。気持ちいいなあ~。」

 彼女もまたリラックスして心地よさそうだ。

 


 しばらくするとスライムが彼女の目の前にきてコロリ、と転がった。ここで彼女は、仰向けになれという指示を思い出し、仰向けになる。


この後、スライムは近くの容器からクリーム状の薬を取り出し、少女の顔に塗っていく。

 とても丁寧で優しく塗っている。

 このクリームもタツシ(が命令してスラ介)が開発した物で、非常に早く肌荒れを直し、お肌をぷるっぷるに保つ。

 タツシもどんな成分が入っているのか知らないが、スラ介が安全だと言っているため全面的に信用した。何かあっても回復魔法があるし。

 

 一通り塗り終わった後、スライムがブルリと震えた。

 これはジェネリックスライムの催眠魔法だ。体はほとんど眠らないものの、頭は完全に睡眠状態に陥る。

「あれ……なんだか眠くなって来ちゃった……うーん……」

 彼女はゆっくりと瞼を閉じていく。
 
 スライムは彼女が寝息を立て始めたことを確認すると、そっと彼女のスカートの中へもぐりこんでいく。

 そして器用に彼女のパンツを横にずらし、絶対他人に見せることのない秘部を露にさせた。



(うお~~~~~~!? アメリアちゃんのおマンコだ~~!? やべー! まだ毛が薄っすらとしか生えてないぞ!?)

 彼女はこの時点で王立魔法学園の1年生、年齢にして16歳である。

 控室のモニターでその様子を見たタツシはめちゃくちゃ興奮していた。

(よし! このままアメリアちゃんのあそこをぐちゃぐちゃにしよう! まずはクリ責めだ! そぉ~っと頼むぜ!)

 まだ引っ込んでいるクリトリスをスラ介は優しく撫で始める。


 そして数分が経ったあたりで物語は冒頭のシーンへに至る―――



=================================

 アメリアは困惑していた。

(どうしてあんな夢……うぅ……それにお股がなんか少し熱いような……)

 家に帰る途中、自分でも分かるほど濡れているのが分かった。

(どうしよう……家に帰ったらまずシャワーを浴びなきゃ)


 アメリアは何とか家に帰る。アメリアは王都でも屈指の商会長の娘であるため家も相当に大きい。

「おかえりなさいませ、アメリア様。」

「ただいま。あの、私結構汗をかいちゃったからお風呂入るわ。」

「かしこまりました。」


 アメリアは急いで脱衣所に駆けこみ、制服を脱ぐ。

 どこか遠くの店の控室で男が興奮しているが、今はそれは置いておこう。

 アメリアは自分のパンツが濡れてしまっていることを確認すると、近くに置いてあるドライヤー風の温風を発する魔道具で乾かす。

(使用人さんたちにばれるわけにはいかないもんね……)

 そんなに量は多くなかったのか、2分ほどで乾かすことができた。

 そのあとアメリアはいそいそと浴場に入った。


「ふうぅ……」

 全身にシャワーをかける。マッサージ屋から出て以来、嫌な汗が全身からにじみ出ていただけに、爽快感がある。

 それにどうやら肩を中心に全身が軽くなったようだ。スライムによるマッサージは確かに効果があったようだ。

「またしばらくしたら行こうかしら。学生は安いし。(今度はあんな夢見なければいいけど……)」

 シャワーを浴びながらようやく感じてきたマッサージ後の爽快感に浸っていると、ふとマッサージ店で寝ている夢の内容を思い出した。

 はっきりと覚えているわけではないが、一度絶頂に達してしまった。さらにその後も気持ちよくなっていき……





 左手でシャワーのヘッドを持ったアメリアは無意識に右手を股間に伸ばしてしまった。

「あんっ♡」
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