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殺促し編(四境・金沢編)

第4-10(1)話 Second curse

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鉄次、遥、早苗の3人が金沢へ行った時、急に四境高校が再開した。1年6組のあの3人以外は全員、登校した。呪いが、終わったからだ。担任も変わった。
「あの元気な3人は休みか、」
先生が言った。

ある日

「3人が居ないからなー」
クラスの武豊洋鬼たけとよようき花崎奈津子はなざきなつこに言った。
「私に言われても、ねぇ?」
「あの3人、金沢に行ったっぽいよ」
大咲刑事おおさきけいじが呟いた。刑事は男子だ。
「マジ?こんな時によく行くな」
「すご、それ」
奈津子は立ち上がり、
「トイレ行ってくる」
と言った。
「OK」
奈津子は廊下の真ん中を歩き、トイレに入った。
「、、、ん?」
1番奥の個室から音が聞こえる。奈津子は個室に近づいた。
「、、、、、」
個室の鍵は開いていた。奈津子はドアを開けた。
「ちょ!えっ?」
そこには、首の斬れている、奈津子のクラスの閑林鳴子かんばやしなるこが死んでいた。
「鳴子?し、死んで、る、」
奈津子はトイレを出て、先生を呼んだ。
鳴子の死因は事故死、上から落ちて来たカミソリが首を斬り、死亡。事故死とは考え難いが、指紋も何も出ていないので、警察はそう考えたそうな。


また、呪いが始まったのだ。
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