じん☆こう

霜月麗華

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西尾浜高等學校。この學校では、女子高生による虐めが、跡を絶たない。私は3-4の生徒で、学級委員を務めている。これを気に食わない生徒が居た。元彫安子もとぼりやすこ。彼女はかなりの悪で、西尾浜市では有名な不良集団の1人だった。彼女の悪業は、数え切れない程ある。昨日彼女は、教室の窓を叩き割り、停学処分を食らっている。ある日私はトイレに行き、お花を摘んでいた所を狙われ、上から大量の水を被った。更に、個室から出ると、バケツを投げつけられた。かなり痛かった、、。私の両親は2人共元不良で、とても酒癖が悪く、いつも酒を飲んで酔い、平気で私を殴る。正直ウンザリしている。早く消えないかな?元彫安子!クソ両親!早く消えろ!と、どんなに願っても、その願いは叶う筈もなく、殴られ蹴られ、叩かれる。私は學校帰りに田圃に向かって、
「死ねーーー!」
と叫んだその時、目の前の田圃が一瞬で、ただの土になった。
「何、コレ?」
急な光景に、私は驚いた。コレは、何かの超能力なんだ。私はそう考えた。
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