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第7巻
#25 六人
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ピエロ殺人事件による被害者は、更に一人増えたそうだ。
被害者は玖賀瑠璃、十三。玖賀瑠璃は自宅の二階の、自分の部屋で何者かに襲われてしまい、死亡。死因は、出血多量らしい。詳しくはわからない。
林・事務所
「六人、これが何かわかるか?」
「何?」
奥田が声を上げた。
「アンタが****した人の人数?」
「バカか!殺すぞ!」
二階堂が奥田から逃げる様にして、事務所を出た。
「で、なんだ?」
「…ピエロの被害者の数だ。警察官を合わせてだが」
「うん、」
奥田は椅子に座り、「殺そう、あのピエロ」胸ポケットからコンバットナイフをだした。
「あぶねーな」
「……」
その時、外から二階堂の叫び声がした。俺と奥田は驚き、外へ出た。
「え?」
其処には、ピエロ。
「やーおデブちゃん?遊びに来たぞぉ?ハヒャヒャヒャ」
ピエロは高く飛び、何処かへ消えてしまった。すると奥田が、「行こう」
「え?」
「あの方向、警視庁の方だろ」
二階堂が、「行くの?」
「あぁ」
「アンタ、バッカじゃないの?!」
奥田がたじろぐ。
「……」
「死にたいの?」
「彼奴は人を、六人殺した。そんな奴を見過ごせるか?」
二階堂は頭を抱えて、事務所の壁を蹴った。
「…行こう!そしたら!」
「はぁ、俺は知らねーぞ」
2人が駅に向かって歩き始めた。俺は2人の後を追った。
警視庁・林
警視庁の中に入ると其処に、ピエロの姿があった。
「だ、誰だ!」
「誰でしょうねぇ?」
ピエロは震えだし、「最高ですねー、此処は」
「お、おい、何するつもりだ?」
俺は呟いた。するとピエロは、「バカ刑事共で溢れてて!」
するとピエロは、何かを放った。
「凄い!解放されたよ!アハハハ!」
ピエロを囲んでいた刑事達が苦しみだした。
「な、何よ?」
二階堂が後ろに一歩下がった。
「楽しいなぁ!」
ピエロが呟いた途端、刑事達の身体は破裂した。
「マジか!」
辺りが血だらけになった。
「嘘だろ…」
奥田が引いた。
「玄関で何を突っ立ってるのですか?バカ共?」
ピエロが此方を向いて、言い放った。するとピエロの口から、黒い液体が出た。
「え?何よあれ?」
「わからねーよ」
黒い液体は形状変化し、竜の様になった。ピエロが呟いた。
「ボクちんは黒竜煉瓦、俺様は、最強なのだよ!」
黒い四つ目の竜は俺達に向かって突っ込んできた。俺達は竜を避け、柱に隠れた。竜が吠える。
「なぁに?俺様から逃げられると思うなよ?」
「虹間妙子の遺体を燃やしたのは、お前か!?」
奥田が急に大声で言った。
「なぁに?燃やしただとぉ?……あぁ、アレか。虐めっ子の親か、アヒャヒャ」
「お前じゃない?」
「だーれがあんな腐った死体を燃やすか?えぇ?」
奥田は猛り立ち、「能力を判別不可能にしたのは、お前か!」
「……よくわかりましたねぇ。褒めましょう。ククク」
すると黒い竜は、奥田の隠れている柱に突っ込んだ。
「奥田!」
「楽しいですねぇ、人を食うのは!」
被害者は玖賀瑠璃、十三。玖賀瑠璃は自宅の二階の、自分の部屋で何者かに襲われてしまい、死亡。死因は、出血多量らしい。詳しくはわからない。
林・事務所
「六人、これが何かわかるか?」
「何?」
奥田が声を上げた。
「アンタが****した人の人数?」
「バカか!殺すぞ!」
二階堂が奥田から逃げる様にして、事務所を出た。
「で、なんだ?」
「…ピエロの被害者の数だ。警察官を合わせてだが」
「うん、」
奥田は椅子に座り、「殺そう、あのピエロ」胸ポケットからコンバットナイフをだした。
「あぶねーな」
「……」
その時、外から二階堂の叫び声がした。俺と奥田は驚き、外へ出た。
「え?」
其処には、ピエロ。
「やーおデブちゃん?遊びに来たぞぉ?ハヒャヒャヒャ」
ピエロは高く飛び、何処かへ消えてしまった。すると奥田が、「行こう」
「え?」
「あの方向、警視庁の方だろ」
二階堂が、「行くの?」
「あぁ」
「アンタ、バッカじゃないの?!」
奥田がたじろぐ。
「……」
「死にたいの?」
「彼奴は人を、六人殺した。そんな奴を見過ごせるか?」
二階堂は頭を抱えて、事務所の壁を蹴った。
「…行こう!そしたら!」
「はぁ、俺は知らねーぞ」
2人が駅に向かって歩き始めた。俺は2人の後を追った。
警視庁・林
警視庁の中に入ると其処に、ピエロの姿があった。
「だ、誰だ!」
「誰でしょうねぇ?」
ピエロは震えだし、「最高ですねー、此処は」
「お、おい、何するつもりだ?」
俺は呟いた。するとピエロは、「バカ刑事共で溢れてて!」
するとピエロは、何かを放った。
「凄い!解放されたよ!アハハハ!」
ピエロを囲んでいた刑事達が苦しみだした。
「な、何よ?」
二階堂が後ろに一歩下がった。
「楽しいなぁ!」
ピエロが呟いた途端、刑事達の身体は破裂した。
「マジか!」
辺りが血だらけになった。
「嘘だろ…」
奥田が引いた。
「玄関で何を突っ立ってるのですか?バカ共?」
ピエロが此方を向いて、言い放った。するとピエロの口から、黒い液体が出た。
「え?何よあれ?」
「わからねーよ」
黒い液体は形状変化し、竜の様になった。ピエロが呟いた。
「ボクちんは黒竜煉瓦、俺様は、最強なのだよ!」
黒い四つ目の竜は俺達に向かって突っ込んできた。俺達は竜を避け、柱に隠れた。竜が吠える。
「なぁに?俺様から逃げられると思うなよ?」
「虹間妙子の遺体を燃やしたのは、お前か!?」
奥田が急に大声で言った。
「なぁに?燃やしただとぉ?……あぁ、アレか。虐めっ子の親か、アヒャヒャ」
「お前じゃない?」
「だーれがあんな腐った死体を燃やすか?えぇ?」
奥田は猛り立ち、「能力を判別不可能にしたのは、お前か!」
「……よくわかりましたねぇ。褒めましょう。ククク」
すると黒い竜は、奥田の隠れている柱に突っ込んだ。
「奥田!」
「楽しいですねぇ、人を食うのは!」
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