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戦い編(上)
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俺は純一郎と話しながら帰っていた。
「僕さ、獄中で女から聞いたんだよ」
「何を?」
「ゲームに課金すると、魔法少女の様な存在になるって」
「ッ、、、お前は信じるのか?」
「ほんとにあんのかな?って」
「、、、無いと思うよ」
俺は平然と嘘を吐いた。
11月24日
俺は一足先に、京都に着いていた。俺は裏路地に入り、能力で女子になり、京都の町を歩いた。
「、、、道がわからない、、、」
俺は近くを歩いていた子に聞いてみた。その子の名は沢田圭一。彼は地元の高校に通っている、普通の高校生だ。
「圭一君って言った?君は竜と黒炎の姫君ってゲーム知ってる?」
「はい、都市伝説で有名ですよね!課金したプレイヤーは魔法少女の様な存在になるって!でも、嘘ですよね?」
「そうね、、、本当よ」
「はい?ご、ご冗談は、、、」
「俺、そうだもん!」
俺はそう言い、元の姿に戻った。
「えっ、マジすか!他にも色々出来るんですか?」
「うん、」
「マジか!!」
この子。凄いはしゃぎ様だな。
結果、小傘縁の足取りをつかめないまま、4日が過ぎた。俺は京都駅でアイツらを待った。
「遅い!行くぞ!」
皆が来て俺は、すぐに文化博物館へ向かった。が、、、
「なぁ、俺、こんなの聞いてないぞ、、、」
そう、、、文化博物館が閉館日だったのだ。
「やられた!クソが!」
そのまま、終わってしまった。
俺達は四境に戻り、小傘縁の行き先を、俺と遥で考えていた。裏路地で。
「、、、わざわざなんで京都に呼び出したんだろう、、、」
「、、、」
考えている時だった。急に時が止まったかの様になり、街がモノクロの様になった。よく見ると、遥も止まっていた。
「凄いなぁ、よく生き残れたな、あれで」
「グレッドか、、、」
グレッドは、後ろにいた。
「時を止める能力か、、、俺とアンタだけを動かす、、か、、」
「よくわかってるじゃないか」
俺は後ろを向いた。
「アンタの能力は時を止めることと、身体能力の増加。でも、俺はアンタとは訳が違う」
「何?」
「俺は全ての能力が使えるんだ」
俺はグレッドに言った。
「嘘っぱちだろう?」
「ホントさ。更に、その気になればなんでもできる奴も居るしな」
俺はそう言い、固まった遥の身体を優しくトンっと叩いた。その時、グレッドの方からバンッと言う、けたたましい音が鳴り響いた。
「うぐっ、」
「なんでもできるのが遥でな、時の止まった状態でも動ける。更にはワープもできる。身体能力がアンタより、強くなる」
「がは、」
グレッドは血を吐いた。
「高校生に負けるって、どんな気持ち?」
俺はそう言い、遥に合図を出した。遥はグレッドの心臓を、握り潰した。
「ふぅー、疲れた」
「マレット変形が大変な事にならない様にな」
「そうね」
そして、時が元通りになった。
「僕さ、獄中で女から聞いたんだよ」
「何を?」
「ゲームに課金すると、魔法少女の様な存在になるって」
「ッ、、、お前は信じるのか?」
「ほんとにあんのかな?って」
「、、、無いと思うよ」
俺は平然と嘘を吐いた。
11月24日
俺は一足先に、京都に着いていた。俺は裏路地に入り、能力で女子になり、京都の町を歩いた。
「、、、道がわからない、、、」
俺は近くを歩いていた子に聞いてみた。その子の名は沢田圭一。彼は地元の高校に通っている、普通の高校生だ。
「圭一君って言った?君は竜と黒炎の姫君ってゲーム知ってる?」
「はい、都市伝説で有名ですよね!課金したプレイヤーは魔法少女の様な存在になるって!でも、嘘ですよね?」
「そうね、、、本当よ」
「はい?ご、ご冗談は、、、」
「俺、そうだもん!」
俺はそう言い、元の姿に戻った。
「えっ、マジすか!他にも色々出来るんですか?」
「うん、」
「マジか!!」
この子。凄いはしゃぎ様だな。
結果、小傘縁の足取りをつかめないまま、4日が過ぎた。俺は京都駅でアイツらを待った。
「遅い!行くぞ!」
皆が来て俺は、すぐに文化博物館へ向かった。が、、、
「なぁ、俺、こんなの聞いてないぞ、、、」
そう、、、文化博物館が閉館日だったのだ。
「やられた!クソが!」
そのまま、終わってしまった。
俺達は四境に戻り、小傘縁の行き先を、俺と遥で考えていた。裏路地で。
「、、、わざわざなんで京都に呼び出したんだろう、、、」
「、、、」
考えている時だった。急に時が止まったかの様になり、街がモノクロの様になった。よく見ると、遥も止まっていた。
「凄いなぁ、よく生き残れたな、あれで」
「グレッドか、、、」
グレッドは、後ろにいた。
「時を止める能力か、、、俺とアンタだけを動かす、、か、、」
「よくわかってるじゃないか」
俺は後ろを向いた。
「アンタの能力は時を止めることと、身体能力の増加。でも、俺はアンタとは訳が違う」
「何?」
「俺は全ての能力が使えるんだ」
俺はグレッドに言った。
「嘘っぱちだろう?」
「ホントさ。更に、その気になればなんでもできる奴も居るしな」
俺はそう言い、固まった遥の身体を優しくトンっと叩いた。その時、グレッドの方からバンッと言う、けたたましい音が鳴り響いた。
「うぐっ、」
「なんでもできるのが遥でな、時の止まった状態でも動ける。更にはワープもできる。身体能力がアンタより、強くなる」
「がは、」
グレッドは血を吐いた。
「高校生に負けるって、どんな気持ち?」
俺はそう言い、遥に合図を出した。遥はグレッドの心臓を、握り潰した。
「ふぅー、疲れた」
「マレット変形が大変な事にならない様にな」
「そうね」
そして、時が元通りになった。
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