全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

戦い編(上)

38

俺は、何をしてるのだろう。
「、、、」
無言で俺は、飛んでいた。空を、、、
「、、、何をしてるんだ、、、」
俺は、、、なんで空を飛んでいたんだろう。


遥

私は空を飛び、鉄次を追いかけた。
「鉄次、、、」
私は、鉄次を止めたい。高速で、鉄次を追いかけた。
「鉄次！このバカ！」
私は彼に追いつき、彼の頰を叩いた。
「う、、、は、遥。お、、」
「もう、バカ」
私は、鉄次を抱いた。
「遥、お、俺、」
「いい、言わなくて」
私は、、、私は、、、


2日後・鉄次

俺は学校で校長先生に呼び出しを食らって今、職員室に居る。
「何？先生」
「君、小傘縁って言う人を探しておるのだろう？」
「おい、なんで知ってんだよ？」
俺は少し、キレた。
「す、すまんすまん。実はワシな調べておったのだよ。小傘縁の情報を」
「校長先生、何してんすか、、」
「それで！11月28日！京都文化博物館でゲームに関する講義を行うそうなのじゃよ！」
「、、、それで？」
俺は校長に聞いた。
「この日に、君達2年生に修学旅行をしようと思うのじゃ！」
「修学旅行中に行けと、、、」
「どうじゃ？」
「、、、いいな、」
「そうか！なら決定じゃ！」
俺は少し呆れた。


後日

修学旅行の件は、すぐ皆に伝わった。これも全て、、、俺達の為か、、、気が遠くなる。
「修学旅行って、、、こんな時に、、、」
「遥。これ全て校長の考えなんだよ」
「えっ？」
やっぱり遥達は驚く。まぁ、驚くのも無理は無い。
「私達、どうしたらいいのよ」
「、、、小傘縁を殺す。それだけだ」
俺は、言った。