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恋愛編(R)
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しおりを挟む1週間後
参加者の皆が学校の体育館に集まった。やはり皆、殺すのは嫌だったそうだ。鉄次は皆に説明した。
とある参加者が、運営の潜伏場所を特定したそう。鉄次は2日後に、襲撃する作戦を考えた。
2日後
四境山運営潜伏場所・午前8時・鉄次
参加者全員、潜伏場所に着いた。完全に山の中にある、バイオハザードに出てきそうな研究所だった。参加者全員、強力な銃を装備していたが、遥はデカい箱と、変形棒を持っていた。
「遥、そのデカい箱なんだ?」
「開けてからのお楽しみ」
遥はデカい箱を持った。
「全員、突撃!」
鉄次達は中へ入った。エントランスに5人の敵が居たが、遥の変形棒ですぐ倒した。
「邪魔すんな!どけー!」
鉄次も応援に来た銃持ちを、軽く破片手榴弾でぶっ飛ばし、下へ続く階段を降った。
「進めーー!」
階段はかなり長かった。
地下5階
研究者らが鉄次達を止めようとした。が、すぐ倒された。
「井上岳斗!何処に居る!」
鉄次は叫びながら進んだ。
地下5階巨大ホール・鉄次達
バンッ
鉄次達は巨大ホールの扉を開け、中に入った。ステージには井上岳斗が居た。
「井上岳斗!見つけたぞ!」
「来たのか、愚か者共」
井上は鉄次達を煽った。
「愚か者はお前だ!井上岳斗!」
「呼び捨てかい?」
「こんなクソゲーム、何故作った!」
鉄次は井上を殺す前に聞いた。
「戦闘データを取って、生物兵器を作って、あの四境の町を消す為だよ」
「はぁ?!」
「君達はバカだねぇ?生物兵器が何処にあるかも知らずに、ここに来るなんて」
井上は更に煽った。
「君達、コレなーんだ?」
井上はポケットから注射器を取り出した。
「それって、もしかして、生物兵器ってウィルスか?!テメェ、バイオハザード起こす気か?!」
鉄次は井上に機関銃を向けた。
「、、、ククク、そうだよ」
井上は注射器を腹に刺し、ウィルスを入れた。
「ッ!クソ!」
「うぐっ!ククク、これで君達も、、、」
井上が言った時、井上の身体が破裂し、中から得体の知れない巨大な化け物が現れた。化け物はステージの壁に肉や、ツタのような物を張り付け、ネメシスの様になった。ネメシスの様な物は、伸縮自在のツタを、参加者達の脚に巻き、宙吊りにした。
「助けてくれー!」
鉄次達はツタを撃ち、参加者達を助けた。
「井上岳斗!テメェをぶっ殺す!身体を破裂させてよ!」
鉄次達はありったけの弾を奴の頭に撃った。
「くたばれー!爆ぜろー!」
紗子が破片手榴弾を奴の首に向けて投げた。
バンッ
爆発すると、奴の首から上が下がり、うなじが丸見えになった。
「鉄次!コレ!」
遥はデカい箱を開けた。中にはデカい銃が入っていた。
「お、おい、何だよコレ、、、」
「レールガンじゃねーか!」
紗子は遥に聞いた。
「充電とかは大丈夫なのかよ?!」
「100%よ!鉄次!コレをアイツに!」
遥は言い、重いレールガンを鉄次に渡した。
「テメェを!ネメシスみたいにしてやるぜー!オラーーー!」
鉄次はレールガンを、奴のうなじに向けて撃った。
ズシャァン
光柱がうなじに攻撃した。奴はレールガンの痛みで、更に怯んだ。
「次は全員で!コイツを!」
参加者全員がレールガンを抑えた。
「いくぞー!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
鉄次がレールガンをぶっ放した。鉄次はレールガンの衝撃で、身体が吹っ飛んだ。
ゴキッ
鉄次の左脚が折れてしまった。光柱が奴のうなじを貫通した。奴の叫び声が聞こえる。そして、奴の身体は、吹き飛んだ。血肉が雨の様に降った。
「、、、か、か、勝ったーー!」
「うおおおおおおお!」
鉄次達は喜び、叫んだ。
「終わったんだー!このクソゲーが!いよっしゃー!」
「遥!勝ったんだよ!俺たち!」
「うん!」
遥は鉄次に抱きついた。
「今何時だぁ!?」
「10時だぁ!」
晴人は鉄次に言った。
「遥。血だらけのままだけど、学校、行かないか?」
「うん!」
学校・鉄次
「て、鉄次!遥!何で血だらけなんだよ!?左脚も何か変だし!」
2人は教室に来ていた。
「驚くな、楽徒。俺達、運営に勝ったんだ!」
「えっ、えーーー?!マジか!」
「やばい!凄い!」
「うおおおおおおおおおおおお!」
彼らは、勝ったのだ。
恋愛編 終演
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