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恋愛編(序)
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しおりを挟むいつか
「信じていいのか?」
「、、、」
「、、、何か言えよ」
9月6日
2人は町を平気に歩いていた。いつ殺されるか分からないのに。雑貨屋に差し掛かった。その時、奥の路地裏で爆発した。
「、、、来た」
2人は棒を持ち、その場へ向かった。
そこには1組の武装カップルが居た。
「恭平・圭子ペアじゃないな」
2人は棒のボタンを押し、武装した。2人は相手の名前を聞く気にならなかった。
「、、、人の名前を聞かずに攻撃するのか?」
相手は聞いてきたが、鉄次は容赦なく斬った。
「ッ、、、容赦ないな」
男は首から血を流して、死亡した。
「えっ、、、」
女性は武器を振り、遥を殺そうとしたが、逆に、遥に殺された。
「あ、あ、あぁ、」
2人は勝った。
「残り48組、、、か」
鉄次は言った。
9月7日
『残り46組となりました』
「残り46組?おかしくねぇか?」
昨日より2組減っていた。
「残り48組だったよ、昨日」
遥は鉄次に言った。
「、、、どっかで2組が死んだな」
鉄次は適当に言った。
「どっかって、、、」
「そういえば昨日、夜お前何してた?」
鉄次は遥に聞いた。
「あなたと一緒に寝てたじゃない」
「そうだよな、ごめん」
鉄次は気になっていたのだ。遥が昨日の夜に、家を出ていた事を。
2人は学校へ向かった。
学校
「早速来たのか?」
「来たよ」
鉄次はクラスの冴島楽徒と話していた。
「殺したのか?」
鉄次は頷いた。その後、鉄次は楽徒に言った。
「残り46組なんだよ」
「何が?」
「カップルが。昨日の昼までは残り48組だったのが、今日は残り46組になってたんだ」
鉄次は遥を見た。
「ほう、誰かが殺したな、、、それ」
楽徒は鉄次に言った。その時、教室に恭平ペアが入って来た。入って来るなり恭平は、ハンドガンを手にし、遥に向けた。
「何してるんすか!?恭平さん!」
「君はわかるか?2組減っていたの!」
恭平は震えながら鉄次に言った。
「分かりますけど、、、」
「全てはこの子の仕業だ!」
「えっ?」
鉄次は遥を見た。遥は鉄次を見て、言った。
「あの人の言っている事は嘘よ、、、昨日の夜はあなたと一緒に寝てたじゃない、、、」
「鉄次君!信じちゃダメだよ!遥ちゃんは、殺人鬼だ!」
恭平は鉄次に言った。鉄次は戸惑い、遥を見て、言った。
「信じていいのか?」
「、、、」
「、、、何か言えよ」
「信じちゃダメだ!鉄次君!その子は殺人鬼なん、、、」
バンッ
鉄次は遥から渡されたハンドガンで恭平の頭を撃ち抜いていた。
「ッ!」
恭平の身体が吹き飛び、ドアにぶつかる。恭平は死んだ。
「、、、殺人鬼だろうと、俺は遥を信じる」
鉄次は、遥を信じた。
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