私の記念日

トモ

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警察署

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カーラの、元家族と一緒に弁護士は、警察署へ出向いた。
今までのカーラが歩んできた辛い過去、これから幸せになる記念すべき日に、陰を落とさない為にも、黙って連れてきた。
この人達は、本当にどうしようもない。
警察署でも、おとなしくする事なく、ずっと喚いていた。
そして警察官に「弁護士の方からお話を聞きましたが、このまま自分達の言い分を通すなら、ここから出せません。保釈金をお支払いいただくことになります。今ならまだ、弁護士さんの判断で、書類にサインすれば、ご家族の方のお迎えがくれば帰れます。どうします?」と聞いた。すると、2人は「息子に迎えに来てもらう」と言った。
連絡を受けた、長男は、慌てて警察署まで迎えに来た。そして「一体何をしてるんだ。どこまでカーラに迷惑をかけたら気が済むんだよ!いい加減にしろ。」とすごい剣幕で怒っていた。
そして「申し訳ありません。今日まさか、カーラの結婚式に乗り込んでるなんて思いもせず、監視すべきでした。カーラにも本当に申し訳ないことをしました」と弁護士に謝った。そして弁護士は、「カーラさんには、バレていませんよ。みんなで阻止して、今は新婚旅行に向かってます。今後は、接近禁止命令を出して今サインしたので、近づくと逮捕されるのでお気をつけて」そう言って別れた。 
長男は、反省したのね。きっと今までが異常、そして両親も虐待していた事に気づいたのね。まあ遅すぎたけど。
カーラさんには教えないでおきましょう。
カーラさん、お幸せに
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