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神さんとのお話

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 それは、ある店での事だった。
趣味のラーメン屋巡りの時、久しぶりに神にあったんだ。 
 俺と同じ変な名前なだけと、思っていたんだが、これが違ったんだよ。

 「久しぶりだな、古池さん。」
 「ああ、神さんも久しぶり。前は、喜多方、その前は佐野で会ったな、バイトやってる店で会ったのが、そう言えば始めてだったな。」
北海道の白糠のラーメン屋を思いだす。
 「ああ、あの塩の味と、大きなチャーシュー、ワシの所には無いからな。お前が羨ましいわ。」
 「日本だから、こんなにラーメンがあるからな。」
 「本当だ。でも、しばらくこれないんだ。誰かラーメン作れる人間でワシの世界に来てくれれば、好条件で頼むのにな。」

 「すまないな、何もなければ俺が、行ってやるのに。」
 「嫌々、二度とは戻れない可能性があるからな、よっぽどじゃなきゃ誘わないんじゃ。」
 「そっか、神さんの国ではラーメン以外にパスタはないの?うどんは?」
 「パスタまでの文明ではないんじゃ。」
 「そりゃ、可愛そうにな。ラーメンの本や小麦関係の本を持っていけば?小麦や生物は、何があるかわからんから無理だとは思うがな。」

 「そうじゃな。あ、古池さんやワシはあんたを連れていきたいが、死ぬのは見たくはない。明日車に注意をするんだぞ。」

 「お、神さん次みたいだぞ、相席が良いみたいだから久しぶりに一緒に座ろうか。」お、店員さんが来た。「あお姉さん、野菜ラーメンと餃子ね。」

 「あ、ワシはチャーシュー麺と餃子な。」
ラーメンを食べ終わり、帰ろうとすると、
 「古池さん、交通事故には気をつけるのだぞ。」
 
 「大丈夫、大丈夫。歩道はあるくし、信号も良く見るから。」


_________________________________________
他にも、転移物を書いてますので、良ければ稚作をお読みください。
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