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初恋

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ひっく
ひっく
ひっく

私は海辺で遊んでいたら
急にシャックリが
ひっく
ひっく
ひっく
止まらない

シャックリが止まらなかったら
しんじゃうって
まーくんが言ってた
わたし
しんじゃう
泣きながらシャックリが続く

海辺に丸くなって座っていたら
後ろから
君何してるの?

凄くキレイなお兄ちゃんが
声をかけてきた。

私は泣きながら
まーくんがシャックリ止まらなかったら
しんじゃうって
ひっく

まーくんが言ったことは
嘘だから大丈夫だよ
でもシャックリ止めたいね

ちょっと
ごめんね

そういって
キレイなお兄ちゃんが
私の顔の方に
手をのばしてきた
指先を見つめていたら
人差し指の横に黒子があった

指先の行方は
私の耳のアナ!?

少し指先をアナに入れて
グリグリ

シャックリが止まった!


うん
止まったね
良かった


私の頭を撫でて
行ってしまった。

もう1人男の人がいたみたいで
2人が歩いて行くのを
私はドキドキしながら
みていた。
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