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Chapter12(邂逅編)
Chapter12-③【稲妻パラダイス】
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ビルの隙間から重い雲が顔を出す。
空の比率はグレーが優勢になっってきた。
『ドッカーン!』
それを合図に雨が降り出す。
客達がホテルの中へ逃げ込んで行く。
一人取り残され、火照った身体を雨に晒した。
舐めた人差し指をサーフパンツへ滑り込ます。
細い指では飢えたアナルは満足しない。
中指と薬指を合流させる。
三本の指に空間を作り、アナルの機嫌を伺う。
満たされていない事は明白だ。
雨脚が激しさを増す。
三つ指を一旦閉じ、一気に開く。
幾ら繰り返しても、ひもじさに拍車を掛ける効果しか生まれなかった。
家のドアを乱暴に閉め、鍵を掛ける。
濡れた服を洗濯機に放り投げる。
寝室へ行き、カーテンを開けた。
グレーの雲は失せ、青空が眩しい。
空の青さとは正反対に気持ちは淀んでいる。
アナルが疼いて仕方ない。
特大のディルドを入れ、ベルトを締める。
これでディルドは固定された。
自分のペニスを入れようかと思ったが、気持ちに余裕がない。
ペニスを己のアナルへ入れる為には勃起を80%に保つ必要があった。
このフル勃起では無理だ。
今はこの特大ハリガタに頼るしかなかった。
全頭マスクを被る事で、異世界へ行ける。
演じる必要はない。
素のまま、欲望を貪る姿を撮るだけだ。
ペニスを自分のアナルへ挿入する事が特殊な能力とは知らなかった。
気付けば、自然と出来ていたのだ。
殆どの人が出来ると、疑わなかった。
レディースの競泳水着を着込む。
この締め付け感が堪らない。
女性のLサイズがじわじわと締め付けてくる。
カメラをセルフタイマーにし、デスクに置く。
「チーズ。」
声に反応したカメラが点滅する。
五回光った後にシャッターが押された。
股間を突き出し、カメラの向こうにいる奴等に挑発する。
自分がデカマラのカテゴリーに入るという事もSNSで知った。
自分より大きいディルドは幾らでもある。
それに比べたら小さい部類だと思っていた。
一度、ペニスをアナルに入れて、写真を撮ってみた。
そのままでは投稿出来ないので、水着を着て取り直す。
そして比較の為に、ペニスを強調した水着写真も撮る。
SNSに載せると、初めていいねが千件を越えた。
ペニスが消滅した理由が知りたいと、DMが殺到する。
それでモザイクを掛けた己のペニスの挿入画像をアップした。
今度は一万件を越える。
これが特殊な技で、自分がデカマラだと知った。
フォロワーが一気に増える。
初めて自分が認められた気がした。
しかし最近はいいねが伸びない。
毎回似た画像を載せても、新鮮味がない事は自覚している。
DMが来る事もなくなった。
それでも勃起度が増すと、いいねが微増する。
このフル勃起がいいねを呼び込んだ。
尻をカメラに向け、特大ディルドをアピールする。
生が欲しい。
動かないディルドではなく、生きたペニスで掘られたい。
そしてそれをカメラに収めたい。
今頃、カネチカはあのデカマラで掘られている筈だ。
口惜しさで、アナルが猛烈に疼く。
排出作用が働き、水着の生地を持ち上げた。
ベルトがなければ飛び出しているだろう。
ベルト等必要としない、生が欲しい。
その思いは益々高まった。
(つづく)
空の比率はグレーが優勢になっってきた。
『ドッカーン!』
それを合図に雨が降り出す。
客達がホテルの中へ逃げ込んで行く。
一人取り残され、火照った身体を雨に晒した。
舐めた人差し指をサーフパンツへ滑り込ます。
細い指では飢えたアナルは満足しない。
中指と薬指を合流させる。
三本の指に空間を作り、アナルの機嫌を伺う。
満たされていない事は明白だ。
雨脚が激しさを増す。
三つ指を一旦閉じ、一気に開く。
幾ら繰り返しても、ひもじさに拍車を掛ける効果しか生まれなかった。
家のドアを乱暴に閉め、鍵を掛ける。
濡れた服を洗濯機に放り投げる。
寝室へ行き、カーテンを開けた。
グレーの雲は失せ、青空が眩しい。
空の青さとは正反対に気持ちは淀んでいる。
アナルが疼いて仕方ない。
特大のディルドを入れ、ベルトを締める。
これでディルドは固定された。
自分のペニスを入れようかと思ったが、気持ちに余裕がない。
ペニスを己のアナルへ入れる為には勃起を80%に保つ必要があった。
このフル勃起では無理だ。
今はこの特大ハリガタに頼るしかなかった。
全頭マスクを被る事で、異世界へ行ける。
演じる必要はない。
素のまま、欲望を貪る姿を撮るだけだ。
ペニスを自分のアナルへ挿入する事が特殊な能力とは知らなかった。
気付けば、自然と出来ていたのだ。
殆どの人が出来ると、疑わなかった。
レディースの競泳水着を着込む。
この締め付け感が堪らない。
女性のLサイズがじわじわと締め付けてくる。
カメラをセルフタイマーにし、デスクに置く。
「チーズ。」
声に反応したカメラが点滅する。
五回光った後にシャッターが押された。
股間を突き出し、カメラの向こうにいる奴等に挑発する。
自分がデカマラのカテゴリーに入るという事もSNSで知った。
自分より大きいディルドは幾らでもある。
それに比べたら小さい部類だと思っていた。
一度、ペニスをアナルに入れて、写真を撮ってみた。
そのままでは投稿出来ないので、水着を着て取り直す。
そして比較の為に、ペニスを強調した水着写真も撮る。
SNSに載せると、初めていいねが千件を越えた。
ペニスが消滅した理由が知りたいと、DMが殺到する。
それでモザイクを掛けた己のペニスの挿入画像をアップした。
今度は一万件を越える。
これが特殊な技で、自分がデカマラだと知った。
フォロワーが一気に増える。
初めて自分が認められた気がした。
しかし最近はいいねが伸びない。
毎回似た画像を載せても、新鮮味がない事は自覚している。
DMが来る事もなくなった。
それでも勃起度が増すと、いいねが微増する。
このフル勃起がいいねを呼び込んだ。
尻をカメラに向け、特大ディルドをアピールする。
生が欲しい。
動かないディルドではなく、生きたペニスで掘られたい。
そしてそれをカメラに収めたい。
今頃、カネチカはあのデカマラで掘られている筈だ。
口惜しさで、アナルが猛烈に疼く。
排出作用が働き、水着の生地を持ち上げた。
ベルトがなければ飛び出しているだろう。
ベルト等必要としない、生が欲しい。
その思いは益々高まった。
(つづく)
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