妄想日記4<<New WORLD>>

YAMATO

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Chapter11(The Wind Rises編)

Chapter11-⑤【合格Kiss】

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「まあ、70点って所だな。」
ケツワレを投げ捨てたナツキがニヤリと笑う。
「だが所々詰めが甘いぜ。」
重そうな睾丸から水が流れ落ちていく。
「まず野郎の乳首責めは血の味が必須だ。」
饒舌な口がブラックに乳首に食らい付くと、躊躇なく歯を立てる。
肉が裂ける感覚が分かった。
ナツキは卑猥な音を立てて、それを吸い込む。
背後に回した手がアナルに侵入してきた。
バイト時代に仕込まれて以来、三年間アナルは使っていない。
アナルから快楽は得られなかったのだ。
だが乳首の痛覚が先に立ち、アナルの侵入に気が回らない。
三本の指を巧みに使い、どんどん奥に入り込む。
内壁を擦り、未知の快楽の存在を知らしめた。
 
「あんま使ってない様だな。」
ナツキは唾液を己の亀頭に塗りたくる。
ベンチに腰掛け、熱り起つペニスを突き立てた。
「ほらっ、自分から入れに来い。
お前みたいにプライドの高い奴が自ら掘られに来るのが、一番興奮するんだ。」
ナツキの自慢のペニスが話してる錯覚を覚える。
長く太い竿の上で異常に発達した亀頭が君臨していた。
「おらっ、自分でアナルを広げて、俺に拝ませろ。」
ナツキは己の乳首を引っ張りながら、亀頭を捏ね回す。
震える指を自分のアナルへ入れる。
「そうだ、それからどうするかは分かるよな?」
屈辱的な問い掛けに小さく頷く。
左右の指を両側に引っ張り、空間を生み出す。
そして開いたアナルをナツキの顔に突き出した。
「おうっ、いい眺めだぜ。
イケメンの醜態は最高のご馳走だからな。」
ナツキはその空間を唇で塞ぐと、大量の唾液を送り込んできた。
神聖な部室での情事に背徳感が伴う。
慣れ親しんだ場所で、初めて歪んだ快楽の存在を知った。
「で、次はどうするんだ?
潤滑油はもう充分だぜ。」
ナツキがせせら笑う。
ブラックは顔を歪ませる。
だが知ってしまった享楽は目の前にあった。
もう引き返せない。
瞳をぎゅと閉じると、広げたアナルをゆっくりと熱り立つペニスに覆い被せた。
 
「次にお前が甘いのはこれだ!」
ナツキは両足を踏ん張ると、ブラックを持ち上げる。
見苦しいと分かりながらも、発達した僧帽筋にしがみ付く。
ジャンプする度に巨大な亀頭が奥底を突き上げた。
腹に押し潰されていたマラが再び活気を取り戻す。
「誰も侵入した事のねぇ未開の地で射精するのが野郎の勲章だ!」
吠えたナツキは更に大きくジャンプした。
「おおっう!」
落下が加速し、得も言われぬ刺激が脳天を襲う。
「詰めはこれだ!」
ナツキはケツワレを拾うと、口に押し込んだ。
「んぐっ!」
異臭が口内に充満し、息が出来ない。
「飼い犬に主人の臭いを覚え込ませるんだ。」
屈強な下半身は疲れ知らずだ。
アナル責めの手は緩まない。
必死に鼻腔呼吸を繰り返すが、少ない空気しか取り込めない。
酸欠状態の中のセックスに我を忘れた。
 
「ほらっ、鏡を見てみろ。
いつも踏ん反り返っている部長さんの醜態をな。
売女みたく野郎に掘られて、淫らな声を出してんだ。」
朦朧とした意識の中、鏡を見る。
赤みを帯びた筋肉野郎にしがみ付く男がいた。
快楽に身を任す無様な男が自分自身とは信じ難い。
「ほらっ、連結部分をしっから見ろ!
お前はこの太マラにアナルを掻き回されて、悶えているんだよ。」
ナツキは脇の下を持ち上げ、腰を引く。
赤黒いペニスが鏡に映る。
ぶっ太い血管が幾重にも浮かんでいた。
『これが俺のアナルを掻き乱している。』
その事実が自尊心を崩壊させた。
ナツキが手を離すと、重力に逆らえない。
二度目の射精を密着する腹にぶちまけた。
 
「やっぱナツキさんには敵わないや。」
顔面にザーメンを浴びたブラックは滴り落ちる男汁を舌で掬う。
「お前、馬鹿か?
俺に張り合うなんて、千年早ぇよ。」
がさつな笑い声がシャワールームに響いた。
「お前さ、俺の専属奴隷にしてやってもいいぜ。」
煙草に火を点けたナツキが旨そうに煙を吸い込む。
「校内は禁煙ですよ。」
ブラックは『禁煙』の張り紙に視線を向ける。
「喫煙者がいるから、張り紙してあんだろ。」
気に止める様子はない。
「お前なら、気合い入っているから、どんな責めにも堪えられるだろ。
奴隷試験に合格だぜ。」
尖った唇から吐き出した煙を顔に吹き掛けた。
 
『試験…、合格…。』
ブラックの思考に何かが引っ掛かった。
パーツがひとつ埋まったのだ。
「もしかしたら今回の襲撃って、試験じゃないすか?」
閃きを口にする。
「オリジナルの風紀マンはナツキさんがやっつけた。
組織は至急新しい風紀マンを必要とした。
その為に昇格試験をしたのでは?
こう考えれば、今回の襲撃者は研究生だから、マスクしてないのも合致しますよ。」
思い付きを口にしただけだが、話している内に正しく思えてきた。
「満更でもねぇ考えだな。
だが、正規風紀マンの仮2がいれば、昇格試験は必要ねぇだろう?」
ナツキが埋らないパーツを指摘する。
 
 
(つづく)
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