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Chapter5(Bitter Legacy編)
Chapter5-④【渚のバルコニー】
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「良かったら、ランチをご一緒しませんか?
お近づきの印に、是非ご馳走させて下さい。」
昼過ぎに仁藤はヒバリに声を掛けた。
ヒバリがレオの顔色を窺う。
仁藤達の事を余り良く思ってない様子だ。
「そうっすよね!
旅先で知り合ったんだから、楽しくやりましょう!」
レオが間髪置かずに答えた。
『ご馳走に釣られやがって!
現金な奴だ。』
ヒバリは苦笑する。
プールサイドのレストランは家族連れで賑わっていた。
カウンターの下に水路が通っていて、足元から涼感を得られる造りになっている。
「えっ、ホタルさんって、タカユキさんの兄貴なの!」
レオが素っ頓狂な声を出す。
「やはりタカユキ君の知り合いでしたか。
遠慮なく好きな物をオーダーして下さい。」
仁藤は微笑みながら、レオにメニューを渡す。
『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』
故事に倣い、先にレオを手なずける事にした。
「レオ君の筋量なら一番大きいステーキをイケるのでは?」
ニコニコしながら勧める。
「これ、いいっすか?」
レオが一番高いステーキを指差す。
「ええ、勿論。ヒバリ君は?」
仁藤は妖しい視線を向ける。
「あっ、俺は…。
レオの半分のサイズで充分です。」
ヒバリが上唇を舐めて答えた。
「デザートもいいっすか?」
レオの視線はメニューに向いたままだ。
「遠慮なく。」
仁藤も淫らに唇を開き、挑発に応えた。
「あー、もう食えない!」
ホタルが腹を叩く。
「俺も!でも不思議とアルコールは入るんだよな!」
レオがウエイターを呼ぶ。
「だったらビーチで飲みましょうか?
折角、海に来たんだ。
焼きながら、乾杯しましょう。」
仁藤が提案する。
「おおっ、いいね。
だったら俺は生ジョッキ!」
ホタルが勢い良く言った。
「二人とも寝てしまいましたね。」
仁藤がヒバリに言う。
既に昼間の暑さは失せ、凪いだ風がまどろみを誘う。
しかし仁藤とヒバリに凪いだ風は関係ない。
「気を使ってくれたんじゃないか?」
ヒバリが己の股間を揉み出す。
「部屋にジャグジーがあるんだ。
リラックスしないか?」
仁藤はヒバリの突起した乳首を凝視し、舌なめずりした。
部屋に入ると、仁藤は荒々しくキスをした。
同時に乳首を責め立てる。
手加減なしに引っ張り、抓った。
「もっと、もっと…。」
恍惚のヒバリが繰り返す。
仁藤は唇を離すと、乳首に歯を立てる。
歯が肉に食い込み、身体を離す。
伸び切った乳首にヒバリは悶絶した。
手を伸ばし、アナルを確認する。
案の定、ディルドを咥え込んでいた。
「ん?」指先に違和感を覚える。
単なるディルドではない様だ。
アルミ製品で中心が空洞になっていた。
アナル責めと浣腸を同時に成立させるグッズで、あまり見掛けない。
『とんだド変態だ!
望みを叶えてやるぞ。』
予想以上の性癖を知り、ニヤリと笑う。
抱き抱えても、乳首を離さない。
バスルームに行き、タブにヒバリを置く。
重量に負け、遂に乳首が離れた。
歯型がくっきり残っている。
シャワーノズルを外し、ホースをアナルプラグの空洞に宛がう。
やはりアルミのプラグからは中が覗けた。
レバーを回すと、ホースが波打つ。
「おっ、おおおっ!」
体内に生暖かいお湯が満ちていくヒバリが快楽の声を漏らす。
熱り起つペニスからも先走りが溢れ出した。
レバーを戻すと、半開きの口にマラを押し込む。
飢餓状態のヒバリに昼間の精悍さはない。
後ろにある鏡にアナルから垂れ流しの汚水が映る。
極上の征服感に満足した。
汚水が出切った事を確認し、次の行動に移る。
バスタブに温めの湯を張り、バスソープをたっぷり流し込む。
ジャグジーを作動させると、瞬く間に泡が溢れた。
(つづく)
お近づきの印に、是非ご馳走させて下さい。」
昼過ぎに仁藤はヒバリに声を掛けた。
ヒバリがレオの顔色を窺う。
仁藤達の事を余り良く思ってない様子だ。
「そうっすよね!
旅先で知り合ったんだから、楽しくやりましょう!」
レオが間髪置かずに答えた。
『ご馳走に釣られやがって!
現金な奴だ。』
ヒバリは苦笑する。
プールサイドのレストランは家族連れで賑わっていた。
カウンターの下に水路が通っていて、足元から涼感を得られる造りになっている。
「えっ、ホタルさんって、タカユキさんの兄貴なの!」
レオが素っ頓狂な声を出す。
「やはりタカユキ君の知り合いでしたか。
遠慮なく好きな物をオーダーして下さい。」
仁藤は微笑みながら、レオにメニューを渡す。
『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』
故事に倣い、先にレオを手なずける事にした。
「レオ君の筋量なら一番大きいステーキをイケるのでは?」
ニコニコしながら勧める。
「これ、いいっすか?」
レオが一番高いステーキを指差す。
「ええ、勿論。ヒバリ君は?」
仁藤は妖しい視線を向ける。
「あっ、俺は…。
レオの半分のサイズで充分です。」
ヒバリが上唇を舐めて答えた。
「デザートもいいっすか?」
レオの視線はメニューに向いたままだ。
「遠慮なく。」
仁藤も淫らに唇を開き、挑発に応えた。
「あー、もう食えない!」
ホタルが腹を叩く。
「俺も!でも不思議とアルコールは入るんだよな!」
レオがウエイターを呼ぶ。
「だったらビーチで飲みましょうか?
折角、海に来たんだ。
焼きながら、乾杯しましょう。」
仁藤が提案する。
「おおっ、いいね。
だったら俺は生ジョッキ!」
ホタルが勢い良く言った。
「二人とも寝てしまいましたね。」
仁藤がヒバリに言う。
既に昼間の暑さは失せ、凪いだ風がまどろみを誘う。
しかし仁藤とヒバリに凪いだ風は関係ない。
「気を使ってくれたんじゃないか?」
ヒバリが己の股間を揉み出す。
「部屋にジャグジーがあるんだ。
リラックスしないか?」
仁藤はヒバリの突起した乳首を凝視し、舌なめずりした。
部屋に入ると、仁藤は荒々しくキスをした。
同時に乳首を責め立てる。
手加減なしに引っ張り、抓った。
「もっと、もっと…。」
恍惚のヒバリが繰り返す。
仁藤は唇を離すと、乳首に歯を立てる。
歯が肉に食い込み、身体を離す。
伸び切った乳首にヒバリは悶絶した。
手を伸ばし、アナルを確認する。
案の定、ディルドを咥え込んでいた。
「ん?」指先に違和感を覚える。
単なるディルドではない様だ。
アルミ製品で中心が空洞になっていた。
アナル責めと浣腸を同時に成立させるグッズで、あまり見掛けない。
『とんだド変態だ!
望みを叶えてやるぞ。』
予想以上の性癖を知り、ニヤリと笑う。
抱き抱えても、乳首を離さない。
バスルームに行き、タブにヒバリを置く。
重量に負け、遂に乳首が離れた。
歯型がくっきり残っている。
シャワーノズルを外し、ホースをアナルプラグの空洞に宛がう。
やはりアルミのプラグからは中が覗けた。
レバーを回すと、ホースが波打つ。
「おっ、おおおっ!」
体内に生暖かいお湯が満ちていくヒバリが快楽の声を漏らす。
熱り起つペニスからも先走りが溢れ出した。
レバーを戻すと、半開きの口にマラを押し込む。
飢餓状態のヒバリに昼間の精悍さはない。
後ろにある鏡にアナルから垂れ流しの汚水が映る。
極上の征服感に満足した。
汚水が出切った事を確認し、次の行動に移る。
バスタブに温めの湯を張り、バスソープをたっぷり流し込む。
ジャグジーを作動させると、瞬く間に泡が溢れた。
(つづく)
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