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2.意外な共通点
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話が終わるとユノモトくんは
「土曜日の昼一時、えぬえぬランドで」
と一言だけ言って去っていってしまった。
えぬえぬランド、そこは確か一階がゲームセンター、二階がボーリング場になっている所だったかな?
そこへ私が一緒に行く意味はあるの?
理由も言わずに行ってしまったユノモトくんに今さら聞く勇気はない。
とりあえず言われた通り、次の土曜日は昼の一時にえぬえぬランドに行けばいいのかな?
私は手帳を取り出して、その内容を書き込んだ。
手帳に人の名前を書き込むのは初めて。
万が一のことを考えて、名前はイニシャルにしておいた。
『昼一時えぬえぬランド Yくんと待ち合わせ』
デートみたいになってしまった。
ユノモトくんはきっとそんな気全くないのに。
でも本当、どういう意味で私なんかを誘ってくれたんだろう?
当日になったらわかるかな?
楽しみのような、恐いような、複雑な気分。
でもそんな私の心中を誰も知らぬまま、時は過ぎていった。
そして約束の土曜日。
手帳で約束の時間と場所を何度も何度も確認して、少し余裕を持って家を出た。
「土曜日の昼一時、えぬえぬランドで」
と一言だけ言って去っていってしまった。
えぬえぬランド、そこは確か一階がゲームセンター、二階がボーリング場になっている所だったかな?
そこへ私が一緒に行く意味はあるの?
理由も言わずに行ってしまったユノモトくんに今さら聞く勇気はない。
とりあえず言われた通り、次の土曜日は昼の一時にえぬえぬランドに行けばいいのかな?
私は手帳を取り出して、その内容を書き込んだ。
手帳に人の名前を書き込むのは初めて。
万が一のことを考えて、名前はイニシャルにしておいた。
『昼一時えぬえぬランド Yくんと待ち合わせ』
デートみたいになってしまった。
ユノモトくんはきっとそんな気全くないのに。
でも本当、どういう意味で私なんかを誘ってくれたんだろう?
当日になったらわかるかな?
楽しみのような、恐いような、複雑な気分。
でもそんな私の心中を誰も知らぬまま、時は過ぎていった。
そして約束の土曜日。
手帳で約束の時間と場所を何度も何度も確認して、少し余裕を持って家を出た。
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