Do as you would be done by!!

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それから約1ヶ月後、オレは2年生に進級しました。

エイチもイイダも別クラスになったので、新たな気持ちで新学期を迎えることができます。

2年1組1番、また出席番号1番です。

始業式は名前の順で男女一列ずつ整列するため、1番のオレは先頭です。

先頭は何もできないので、正直暇です。

1年経っても相変わらず長い校長の話に痺れを切らしたオレは、つい

「頭は薄いのに眉毛は濃いな」

なんて独り言を言ってしまいました。

ボソッと言ったつもりでしたが、隣に座っていた女の子は

「ぶっ」

と吹き出してくれました。

その瞬間、オレはまた名前も顔もはっきりわからないこの状態で、隣の子に恋心を抱いてしまいました。

やっぱり女の子は反応の良さに限ります。

それから3日後、名前も顔もわかったオレは、その子とだけ喋るように心がけ、バレンタインデーには逆バレンタインデーを決行しようと懲りずに計画を立てるのでした。


結果はどうであれ、自分の気持ちを示すのにバレンタインデー等のイベント日を活用しない手はないと思います。

たとえ告白めいたことを言えなくても、その日の意味を知っている人なら気持ちは伝わるはず。

そんなオレのバレンタインデーの思い出。

要は、人にしてもらいたいことを自分がする。

英語にすると、Do as you would be done by.