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良い眺めだなぁ
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「マヌガレータちゃん、おっぱい大きかったでしょ?」
「お、おぉ、どうだったかな」
機関車の時に初見で巨乳であることは服の上からでも確認済みだったのだが。
生で見て思ったのは、組んだ腕からこぼれそうになっていたということはつまり、軟乳だということだ。
一瞬の出来事で、しかも見てはいけないのかと思ったので、じっくり見てないのだが。
あの一瞬でくっきり形や大きさを目に焼き付けれたのは、からし屋マタジで所長に修業を付けてもらったのが効果あったのかもしれないな。たった半年だったけど。
「羨ましいなぁ。お兄ちゃんも大きい方が好きでしょ?」
返答に困った。「俺はおしり派だ!」と真面目に答えるわけにもいかないので。
「このっ!」
「ぐえっ」
首に回してる腕に力を込められたので、お返しに湯船の中におんぶをしたまま潜ってやった。
ポコポコと頭を叩かれながら、皆のいるところまで近づくと絶景だった。
いくつもの桃が湯船に浮かんでいたのだ。
なんというパラダイスなんだこれは
ミゼルの友達達は浴槽の端に腕と顔を乗せて海を眺めているのだが、そのおかげで可愛い桃尻がプカプカと浮かんでいるのだ。
エヘエヘエヘと変態親父の笑い声が一番似合う状況で、その笑い声を出すのを我慢しつつ平静を装いながらもニヤケて近づき端から堪能していった。
「ミゼルもー」
そう言いながら俺から離れ、端に同じように並んで桃尻を浮かべて海を眺めることにした。
大きなものや小さなもの、形の良いものや艶の良いなど様々に浮かぶ桃尻を見ながら最後に阿蘇山の噴火のような汚いケツが浮かんでいた。
阿蘇山が汚いのではない、俺の脳内が噴火しそうなのだ。
そのマグマのような汚いケツの正体はアンナの父親だった。
このオッサン、娘の友達に混ざって一緒に並んで浮かんでやがった。
抑えろ殺意、目覚めろ冷静!
俺は脳内に呪文を唱えるようにしながら、幸いにもアンナの父親の反対側にいるミゼルの隣に並んで、己の冷静さを召喚するのに時間を要した。
少し離れた角のところで湯船に浸かっているマヌガレータ。
「マヌガレータは海見ながら浸からないのか?」
「はぁ? 私は湯船に浸かりながら瞑想してるのよ。邪魔しないでよ」
「へいへい、すんません」
「まったく」
きょろきょろして全く瞑想してるようには見えなかったので声を掛けたのだが、気分を害したようで真ん中の辺りに歩いていった。
だんだんと湯船に沈んでいくマヌガレータはドポンっと急に消えた。
「下に泳いでいったかな」
そう思って暫くすると、ばしゃばしゃと手が出てきて、あきらかに溺れているようなマヌガレータの顔が湯船から出てきた。
「あぶっあぶっぶっ!」
ミゼル達は海を眺めながらバタ足をしてはしゃいでいるので全く気付いてないよだった。
仕方なく、マヌガレータに近づいていった。
溺れている人を救う時は下からと聞いたことがあったので、一度潜ってからマヌガレータを抱きかかえようとしたが。
キックキック、アンドキックで俺はマヌガレータの溺れるキックを顔面などに受けながらなんとか抱きかかえることに成功した。
「お前、泳げないのか?」
「あばば、あばば」
まだ冷静さを取り戻していないようだ。
脇から腕を回して抱いているのだが、乗っかっている胸は事故のようなものだと思ってほしいのだが。
十歳、十歳、彼女は十歳と自分に言い聞かせながら端の方に進んでいくのだが、リミッターを解除した俺の息子を踏み場にしてくれてるので腰が引けて力が入らない。
皆のいる所に無事連れていけたのだが、相変わらずの湯船に桃尻島の端に孤島が……。
「お、おぉ、どうだったかな」
機関車の時に初見で巨乳であることは服の上からでも確認済みだったのだが。
生で見て思ったのは、組んだ腕からこぼれそうになっていたということはつまり、軟乳だということだ。
一瞬の出来事で、しかも見てはいけないのかと思ったので、じっくり見てないのだが。
あの一瞬でくっきり形や大きさを目に焼き付けれたのは、からし屋マタジで所長に修業を付けてもらったのが効果あったのかもしれないな。たった半年だったけど。
「羨ましいなぁ。お兄ちゃんも大きい方が好きでしょ?」
返答に困った。「俺はおしり派だ!」と真面目に答えるわけにもいかないので。
「このっ!」
「ぐえっ」
首に回してる腕に力を込められたので、お返しに湯船の中におんぶをしたまま潜ってやった。
ポコポコと頭を叩かれながら、皆のいるところまで近づくと絶景だった。
いくつもの桃が湯船に浮かんでいたのだ。
なんというパラダイスなんだこれは
ミゼルの友達達は浴槽の端に腕と顔を乗せて海を眺めているのだが、そのおかげで可愛い桃尻がプカプカと浮かんでいるのだ。
エヘエヘエヘと変態親父の笑い声が一番似合う状況で、その笑い声を出すのを我慢しつつ平静を装いながらもニヤケて近づき端から堪能していった。
「ミゼルもー」
そう言いながら俺から離れ、端に同じように並んで桃尻を浮かべて海を眺めることにした。
大きなものや小さなもの、形の良いものや艶の良いなど様々に浮かぶ桃尻を見ながら最後に阿蘇山の噴火のような汚いケツが浮かんでいた。
阿蘇山が汚いのではない、俺の脳内が噴火しそうなのだ。
そのマグマのような汚いケツの正体はアンナの父親だった。
このオッサン、娘の友達に混ざって一緒に並んで浮かんでやがった。
抑えろ殺意、目覚めろ冷静!
俺は脳内に呪文を唱えるようにしながら、幸いにもアンナの父親の反対側にいるミゼルの隣に並んで、己の冷静さを召喚するのに時間を要した。
少し離れた角のところで湯船に浸かっているマヌガレータ。
「マヌガレータは海見ながら浸からないのか?」
「はぁ? 私は湯船に浸かりながら瞑想してるのよ。邪魔しないでよ」
「へいへい、すんません」
「まったく」
きょろきょろして全く瞑想してるようには見えなかったので声を掛けたのだが、気分を害したようで真ん中の辺りに歩いていった。
だんだんと湯船に沈んでいくマヌガレータはドポンっと急に消えた。
「下に泳いでいったかな」
そう思って暫くすると、ばしゃばしゃと手が出てきて、あきらかに溺れているようなマヌガレータの顔が湯船から出てきた。
「あぶっあぶっぶっ!」
ミゼル達は海を眺めながらバタ足をしてはしゃいでいるので全く気付いてないよだった。
仕方なく、マヌガレータに近づいていった。
溺れている人を救う時は下からと聞いたことがあったので、一度潜ってからマヌガレータを抱きかかえようとしたが。
キックキック、アンドキックで俺はマヌガレータの溺れるキックを顔面などに受けながらなんとか抱きかかえることに成功した。
「お前、泳げないのか?」
「あばば、あばば」
まだ冷静さを取り戻していないようだ。
脇から腕を回して抱いているのだが、乗っかっている胸は事故のようなものだと思ってほしいのだが。
十歳、十歳、彼女は十歳と自分に言い聞かせながら端の方に進んでいくのだが、リミッターを解除した俺の息子を踏み場にしてくれてるので腰が引けて力が入らない。
皆のいる所に無事連れていけたのだが、相変わらずの湯船に桃尻島の端に孤島が……。
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