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咲良と生徒会のゆかいな(?)日常/本編その後
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「っやめ・・ッ、」
「いいよ?好きなだけ騒いでも。でも喉を痛めるだけだと思うなあ」
「咲良の声がかすれていたら朝日は咲良が残されている生徒会室で何かあったと思うだろうね」
こいつら・・。
出来うる限り手と足をばたつかせて抵抗を試みるが、当然、二人で押さえ付けられていて体力が持っていかれるだけだった。
「・・ね、どうせさ、暴れても無駄だよ?俺達しかいないんだからさ」
「や、・・ッ」
「ほら、咲良、気持ちのいいことにだけ集中してごらん」
「ーーぁ・・ッッ、ぅ・・ぁ、・・ッ」
先走りが垂れている性器にちゅっと口付けられるとびくっと腰が震えた。そんな俺の反応を見た類は目の前のぴくぴくと揺れている性器あむっと咥えると、濡れた口の中をくぽくぽと出入りさせるのだ。
その水音がなんともいやらしく、俺よりも大きい類が俺の股に顔を埋めているのは、それだけで視覚的にも腰にもキてしまうのだ。
「っ・・、ひ・・ッ、ぁ・・、あ・・・ッ」
「・・なんだか妬けてしまうな。咲良、こっちにも集中してくれないか」
いつの間にかシャツのボタンが外されていて、はだけたシャツからはほんのり染まった突起が露わになっていたのだ。
へそをするっと撫でられ、どんどん上に上がっていく指の腹が、すっかり浮かび上がりぴんっと主張している先をすりすりと擦るとあられもない声が漏れてしまう。
「ーーっ、や、・・だ・・ぁ、っぅ・・、ぁ・・ッ」
「・・っん、・・・咲良ちゃん、先走り凄いよ?もしかして、もうイきそ?」
「っひ・・・、ちが・・・ッ、・・ぁ、ぁっ・・、」
先が、熱い。全身の熱が先端に集まって、さらにそこを類の舌でちゅうと吸われ、乳首をこりこりと揉まれると、もう、何かが上り詰めてくるのだ。
「気持ちいいね、咲良。イってごらん」
「ーーっぁ、ぁ・・ッ、や・・・ぁ、ぁ・・・ッッ」
びくん、と体が跳ねると、膨張している性器からどろっとした液体が類の口に弾けるのだ。
それを口内で受け止めた類は躊躇なくこくん、と飲み込むと、自らの唇をぺろっと舐めた。
「ん、・・・随分と濃いね。なに、最近ご無沙汰な感じ?」
肩で呼吸をする俺を労るように那智は撫でると、
「・・類、もうそろそろ」
と類を見やるのだ。
「うん、行こっか」
「・・咲良、続きは俺の部屋でしよう。久しぶりなんだろう?大丈夫、たっぷり解してあげるからね」
ーーこの流れはやばい。部屋に連れて行かれる。
俺を見下ろした二人がにやっと笑った時だった。
ーーバンッ
生徒会室の扉を乱暴に開かれると、ツカツカと足音が早足でこちらまで近付いてくるのだ。
二人は入って来た人物をばっと見やると、やべっ、と互いに顔を見合わせ、急いで俺の衣服を直そうとするが間に合わなかったようだった。
「っ、お、おい・・・ッ、何やってんだあんたら・・・ッッ!」
上から降ってきた声の主は朝日ではなかった。
でも助かると分かった安心感からか、目の端からは溜まった涙が溢れ出してしまうのだ。
「あー・・・、ね?これは、なりゆきでさ・・。ねえ?」
「あ、ああ・・・、朝日に放置されている咲良が可哀想で、つい、熱くなってしまって・・・」
「そんなの言い訳だろ・・ッ!どうせ二人がかりで抵抗できないようにやったくせに・・・・!!」
「兄さん・・・、だいじょーーーーーっわ、!」
弥生の胸に飛び込み嗚咽を漏らす俺の背を撫でると、俺を見下ろした弥生は、ん"ん"っと咳払いをし、視線を逸らすのだ。
「・・に、兄さん、まずは服、着ようか」
ーーそうだった。
弥生から離れてぐいっと涙を拭い、脱ぎ捨ててあるズボンとパンツを拾って履いていると、類のわざとらしい「あれ、弥生くん?」という声が生徒会室に響くのだ。
「お兄さんを助けに来たいい子ちゃんっぽい感じだったのにさ、弥生くんもお兄さんの裸見てしっかり反応してんじゃん」
「なるほどね・・。助ける、というのは口実で、実は交ざりたかった、ということか」
弥生は顔を真っ赤にさせながらも必死に否定しているが、この2人にはその声は届いていないようだった。
「あ、そういうこと?なら言ってくれれば良かったのに、ねえ?」
「ああ、心配しなくてもいい。朝日には黙っておいてあげるから、弥生も遠慮なく交ざるといいよ」
「・・ち、違う・・・っ、俺は・・・、ッ!」
うろたえている弥生と二人の間に立つと、弥生を背に俺は二人をきっと睨んだ。
「・・弟を虐めないでもらえますか。服着てない状態で抱き着いた俺が悪いんで。こんなのただの生理現象でしょ」
「な、弥生」と振り向くと、弥生は俺に庇われたのが意外だったのか、目を見開くのだ。
俺と弥生のやり取りを見ていた二人はつまらない、と言わんばかりに息を吐いていた。
「・・でさ、弥生、悪いんだけど、」
「部屋に泊めてくれないか?」
すると俺の言葉にその場にいた全員が吹き出したのだ。
弥生に至っては何を言ってんの?とでも言いたそうな顔をしていた。
「いいよ?好きなだけ騒いでも。でも喉を痛めるだけだと思うなあ」
「咲良の声がかすれていたら朝日は咲良が残されている生徒会室で何かあったと思うだろうね」
こいつら・・。
出来うる限り手と足をばたつかせて抵抗を試みるが、当然、二人で押さえ付けられていて体力が持っていかれるだけだった。
「・・ね、どうせさ、暴れても無駄だよ?俺達しかいないんだからさ」
「や、・・ッ」
「ほら、咲良、気持ちのいいことにだけ集中してごらん」
「ーーぁ・・ッッ、ぅ・・ぁ、・・ッ」
先走りが垂れている性器にちゅっと口付けられるとびくっと腰が震えた。そんな俺の反応を見た類は目の前のぴくぴくと揺れている性器あむっと咥えると、濡れた口の中をくぽくぽと出入りさせるのだ。
その水音がなんともいやらしく、俺よりも大きい類が俺の股に顔を埋めているのは、それだけで視覚的にも腰にもキてしまうのだ。
「っ・・、ひ・・ッ、ぁ・・、あ・・・ッ」
「・・なんだか妬けてしまうな。咲良、こっちにも集中してくれないか」
いつの間にかシャツのボタンが外されていて、はだけたシャツからはほんのり染まった突起が露わになっていたのだ。
へそをするっと撫でられ、どんどん上に上がっていく指の腹が、すっかり浮かび上がりぴんっと主張している先をすりすりと擦るとあられもない声が漏れてしまう。
「ーーっ、や、・・だ・・ぁ、っぅ・・、ぁ・・ッ」
「・・っん、・・・咲良ちゃん、先走り凄いよ?もしかして、もうイきそ?」
「っひ・・・、ちが・・・ッ、・・ぁ、ぁっ・・、」
先が、熱い。全身の熱が先端に集まって、さらにそこを類の舌でちゅうと吸われ、乳首をこりこりと揉まれると、もう、何かが上り詰めてくるのだ。
「気持ちいいね、咲良。イってごらん」
「ーーっぁ、ぁ・・ッ、や・・・ぁ、ぁ・・・ッッ」
びくん、と体が跳ねると、膨張している性器からどろっとした液体が類の口に弾けるのだ。
それを口内で受け止めた類は躊躇なくこくん、と飲み込むと、自らの唇をぺろっと舐めた。
「ん、・・・随分と濃いね。なに、最近ご無沙汰な感じ?」
肩で呼吸をする俺を労るように那智は撫でると、
「・・類、もうそろそろ」
と類を見やるのだ。
「うん、行こっか」
「・・咲良、続きは俺の部屋でしよう。久しぶりなんだろう?大丈夫、たっぷり解してあげるからね」
ーーこの流れはやばい。部屋に連れて行かれる。
俺を見下ろした二人がにやっと笑った時だった。
ーーバンッ
生徒会室の扉を乱暴に開かれると、ツカツカと足音が早足でこちらまで近付いてくるのだ。
二人は入って来た人物をばっと見やると、やべっ、と互いに顔を見合わせ、急いで俺の衣服を直そうとするが間に合わなかったようだった。
「っ、お、おい・・・ッ、何やってんだあんたら・・・ッッ!」
上から降ってきた声の主は朝日ではなかった。
でも助かると分かった安心感からか、目の端からは溜まった涙が溢れ出してしまうのだ。
「あー・・・、ね?これは、なりゆきでさ・・。ねえ?」
「あ、ああ・・・、朝日に放置されている咲良が可哀想で、つい、熱くなってしまって・・・」
「そんなの言い訳だろ・・ッ!どうせ二人がかりで抵抗できないようにやったくせに・・・・!!」
「兄さん・・・、だいじょーーーーーっわ、!」
弥生の胸に飛び込み嗚咽を漏らす俺の背を撫でると、俺を見下ろした弥生は、ん"ん"っと咳払いをし、視線を逸らすのだ。
「・・に、兄さん、まずは服、着ようか」
ーーそうだった。
弥生から離れてぐいっと涙を拭い、脱ぎ捨ててあるズボンとパンツを拾って履いていると、類のわざとらしい「あれ、弥生くん?」という声が生徒会室に響くのだ。
「お兄さんを助けに来たいい子ちゃんっぽい感じだったのにさ、弥生くんもお兄さんの裸見てしっかり反応してんじゃん」
「なるほどね・・。助ける、というのは口実で、実は交ざりたかった、ということか」
弥生は顔を真っ赤にさせながらも必死に否定しているが、この2人にはその声は届いていないようだった。
「あ、そういうこと?なら言ってくれれば良かったのに、ねえ?」
「ああ、心配しなくてもいい。朝日には黙っておいてあげるから、弥生も遠慮なく交ざるといいよ」
「・・ち、違う・・・っ、俺は・・・、ッ!」
うろたえている弥生と二人の間に立つと、弥生を背に俺は二人をきっと睨んだ。
「・・弟を虐めないでもらえますか。服着てない状態で抱き着いた俺が悪いんで。こんなのただの生理現象でしょ」
「な、弥生」と振り向くと、弥生は俺に庇われたのが意外だったのか、目を見開くのだ。
俺と弥生のやり取りを見ていた二人はつまらない、と言わんばかりに息を吐いていた。
「・・でさ、弥生、悪いんだけど、」
「部屋に泊めてくれないか?」
すると俺の言葉にその場にいた全員が吹き出したのだ。
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