111 / 188
閑話
◆茉莉も知らない?ドキドキ乙女ゲーム情報◆
しおりを挟む前半はある程度、茉莉も知っている情報。後半はまったく知らない情報です。
興味があれば、ご一読ください。
------------
◆攻略対象
ヒロインはミュリエル。
攻略対象は、セーファス様、ベイル様、クリフォード様、ボルト(思い出したのは城に召集されてから)の四人。隠しキャラもいるが茉莉は知らない。
◆ルート選択
ゲームスタート時に【王宮ルート】か【フィールドルート】かを選択できる。
【王宮ルート】
主に王太子殿下セーファス様と、のちの公爵であるベイル様を攻略するルート。
(難易度は上がるが他の二人もしようと思えば攻略できる)
「移民の暴動」が最大のイベント。
↑見事に鎮圧するとそれぞれの好感度が大幅にアップする。
→一定の貢献、攻略キャラによる鎮圧で、現状キープまたは好感度小幅アップ。
↓鎮圧失敗でバッドエンド。国が滅び、攻略対象たちは戦争奴隷となる。
ヒロインは支配下で圧政に苦しむ。(貧困に苦しみ、看取る日々を過ごす)
ライバルをいなせるかによって、パーフェクトエンド、グッドエンドに別れる。
・パーフェクトエンド:周囲の尊敬を集めての結婚生活。
・グッドエンド:周囲にぐちぐち言われながらの結婚生活。
【フィールドルート】
主に騎士のクリフォード様と、領地にいるボルトを攻略するルート。
(こっちも難易度は上がるが他の二人も攻略しようと思えばできる)
「国境線防衛」が最大のイベント。
↑思い出の地である森からの侵入者に気づき防衛に成功すれば、それぞれの
好感度が大幅にアップする。
(その最中に、ボルトと隣国の王太子(同じ顔)と遭遇するイベントがある)
→思い出の地である森からの侵入者に気づき攻略対象に伝えられれば、
現状キープまたは好感度小幅アップ。
↓防衛失敗でバッドエンド。二人は戦死し、国が滅ぶ。
ヒロインは隣国王太子の元でお人形にされる。
(贅沢できるが、精神的苦痛に見舞われる)
ライバルをいなせるかによって、パーフェクトエンド、グッドエンドに別れる。
・パーフェクトエンド:周囲の尊敬を集めての結婚生活。
クリフォード→ベルネーゼ侯爵家に婿入りし跡を継ぐ。
ボルト →隣国の王となり、ミュリエルは王妃となる。
・グッドエンド:周囲にぐちぐち言われながらの結婚生活。
どちらの場合も騎士爵を得てその妻となる。
(が、一代限りの爵位なので侯爵令嬢としては負け組)
◆茉莉が知らなかったゲームの話
それぞれの攻略対象にライバルと悪役令嬢がいる。ライバルの友好度がパーフェクトエンドかグッドエンドかに大きく影響を与える。
ライバルとのミニゲームで勝利を納めると、攻略対象の好感度とライバルの友好度が上がり、パーフェクトエンドに近づく。
悪役令嬢は好感度と友好度を大幅に下げる存在で、選択肢の中に時々罠のように潜んでおり、それを選択してしまうとバッドエンドに近づく。
ライバルはそれぞれ以下の通り。
セーファス→レイラ
ベイル→メリッサ
クリフォード→神秘使いの少女
ボルト→シンディー(子爵家令嬢)と隣国の王女(ボルトの正体が明らかになったあと)
悪役令嬢は共通でレイラ様(実際は……)
------------
シンディーはあれです。ミュリエル様の侍女です。
今はいわゆる行儀見習いというやつですね。
0
お気に入りに追加
218
あなたにおすすめの小説
冤罪から逃れるために全てを捨てた。
四折 柊
恋愛
王太子の婚約者だったオリビアは冤罪をかけられ捕縛されそうになり全てを捨てて家族と逃げた。そして以前留学していた国の恩師を頼り、新しい名前と身分を手に入れ幸せに過ごす。1年が過ぎ今が幸せだからこそ思い出してしまう。捨ててきた国や自分を陥れた人達が今どうしているのかを。(視点が何度も変わります)
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
愛など初めからありませんが。
ましろ
恋愛
お金で売られるように嫁がされた。
お相手はバツイチ子持ちの伯爵32歳。
「君は子供の面倒だけ見てくれればいい」
「要するに貴方様は幸せ家族の演技をしろと仰るのですよね?ですが、子供達にその様な演技力はありますでしょうか?」
「……何を言っている?」
仕事一筋の鈍感不器用夫に嫁いだミッシェルの未来はいかに?
✻基本ゆるふわ設定。箸休め程度に楽しんでいただけると幸いです。
なんで私だけ我慢しなくちゃならないわけ?
ワールド
恋愛
私、フォン・クラインハートは、由緒正しき家柄に生まれ、常に家族の期待に応えるべく振る舞ってまいりましたわ。恋愛、趣味、さらには私の将来に至るまで、すべては家名と伝統のため。しかし、これ以上、我慢するのは終わりにしようと決意いたしましたわ。
だってなんで私だけ我慢しなくちゃいけないと思ったんですもの。
これからは好き勝手やらせてもらいますわ。
【完結】初恋の彼が忘れられないまま王太子妃の最有力候補になっていた私は、今日もその彼に憎まれ嫌われています
Rohdea
恋愛
───私はかつてとっても大切で一生分とも思える恋をした。
その恋は、あの日……私のせいでボロボロに砕け壊れてしまったけれど。
だけど、あなたが私を憎みどんなに嫌っていても、それでも私はあなたの事が忘れられなかった──
公爵令嬢のエリーシャは、
この国の王太子、アラン殿下の婚約者となる未来の王太子妃の最有力候補と呼ばれていた。
エリーシャが婚約者候補の1人に選ばれてから、3年。
ようやく、ようやく殿下の婚約者……つまり未来の王太子妃が決定する時がやって来た。
(やっと、この日が……!)
待ちに待った発表の時!
あの日から長かった。でも、これで私は……やっと解放される。
憎まれ嫌われてしまったけれど、
これからは“彼”への想いを胸に秘めてひっそりと生きて行こう。
…………そう思っていたのに。
とある“冤罪”を着せられたせいで、
ひっそりどころか再び“彼”との関わりが増えていく事に──
愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。
私達、政略結婚ですから。
黎
恋愛
オルヒデーエは、来月ザイデルバスト王子との結婚を控えていた。しかし2年前に王宮に来て以来、王子とはろくに会わず話もしない。一方で1年前現れたレディ・トゥルペは、王子に指輪を贈られ、二人きりで会ってもいる。王子に自分達の関係性を問いただすも「政略結婚だが」と知らん顔、レディ・トゥルペも、オルヒデーエに向かって「政略結婚ですから」としたり顔。半年前からは、レディ・トゥルペに数々の嫌がらせをしたという噂まで流れていた。
それが罪状として読み上げられる中、オルヒデーエは王子との数少ない思い出を振り返り、その処断を待つ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる