44 / 106
【第44話】ミンシア
しおりを挟む
クルミは、与太郎に疾風勁草流を教えた。型も少し教えたので、後は本人の努力次第。
「あとは、また今度ね。そろそろお披露目会の準備だからね。与太郎もレオパルドに変装させないとね。」
「まぁ仕方ないな、でもすぐばれないか?」
「わたしが何とかごまかすよ。」
魔法で、レオパルドに変装させた。そして、竜神王国の支援部隊と合流させた。支援部隊にはドレドラスも竜神王国から戻ってきていた。アリスの1日目のお披露目会に参加できなくて、ものすごいクレームを受けた。
今回は、1日目と変わらずクルミが最初だった。
今回は、古典的に白無垢で登場した。黒髪に白無垢、合わないわけがなかった。
親衛隊からも大歓声があがり、竜神王国の支援部隊も大盛りあがりになっていた。
クルミが前世で夢見ていた。服装を念願かなって着ることができて感無量だった。
今度はジークの横で着れたらいいな。と妄想していたのだった。
次は、街の女性達が参加した。1日目より多くの参加者がいてそれぞれ個性的な服装だった。
タマ婆もいた。メリットと一緒に出てきた。今回も失敗してしまった。
タマ婆とならメリットに注目がいくと考えていたクルミだったが、人は怖いもの見たさってあるのだとしみじみとクルミは実感するのだった。
タマ婆のインパクトが強すぎて、メリットは目立たないどころか、観客の記憶にも残らなかっただろう。ごめんメリット。
そして、支援部隊が待ち望んだ、
ミン宰相、ミンシアの登場だった。
タマ婆が、自信満々の顔だった。
ミンシアが登場した。また今回はすごい衣装だった。しかも何枚も着物を重ね着しており、歩くたびに脱いでいく。
そして最後は、薄い紫の着物を着になり・・・
というか透けていた。下着が分かるくらいに、でもそこに色気を感じたのだった。下着もデザインが凝ってありクルミも欲しいと思うくらいだった。
また、子供を持つ母親は、子供の目をふさいでいた。
さすがにタマ婆に聞いてみた。
「よくあんな衣装を着せれたね?」
「今回は、竜神王国の王様が来られるとのことで、ミンシア殿はどうにか振り向かせたいと言っておられたので、これぐらいしないと無理と伝えました。そして、前回ほどではないのですが、お酒の力も少々。」
やはり、ミン宰相は酒乱なのかもしれないとクルミは思った。
男性人からの歓声がすごかった。
会場は大いに盛り上がった。
ミンシアは、レオパルドの方をしばらく見つめて舞台を去って行った。
そして最後は、アリスの番だった。今回は前回より豪華絢爛に飾り付けてたドレスだった。
赤いドレスがよく似合っていた。
「智世ちゃーん!」「かわいいー!」こっちは女性にうけていた。
アリスは恥ずかしそうにみんなに手を振っていた。
「タマ婆、アリスの宝石とかすごくない?何であんなのあるの?」
「与太郎殿が用意してくれたようです。知らなかったのですか?」
めんどくさい状況だけれど、今の与太郎は、与一将軍が変装した姿だから、与一将軍が用意したということになる。
「しかもなぜかライゲン将軍も張り合って装飾品を用意されたので、凄い豪華になりました。」
お披露目会は、大成功だった。
このお披露目会は、今後も続いてこの街がファションの街として有明になっていくのであった。
祭りの後、クルミは急いでレオパルドに変装した与太郎を探した。
ミン宰相に見つかる前に解除しないといけなかったが遅かった。
与太郎に変装した。レオパルドの腕に手回すミン宰相がいたのだった。
「レオパルド王、わたしの服装どうでしたか?」
「あぁ よかったと思います。」
緊張で変なしゃべり方になる与太郎。
「嬉しいです!!」
さらに接近してくる、ミン宰相。
クルミは、ばれてなさそうでほっとしていたが実は、ミン宰相は、最初から偽物だと分かっていたのだった。
ミン宰相は思った。
わたしが偽物だと見破れないと思っていたみたいですね。レオパルド王をわたしが間違える分けないじゃないですか!
最初は、少し不機嫌だったけれど、せっかくなのでレオパルド王にできないことをしてみたいと考えてしまったのだった。
あぁ、レオパルド王にもできたらな・・・
「ちょっと用事を思い出した!」
与太郎が変装したレオパルドが逃げるように去って行った。
「フゥ まぁこんなところですね。そろそろ許してあげますか。」
ミン宰相の言葉をこっそりと聞いていたクルミは焦った。
やばい!ばれてる。
そこに救世主が現れたのだった。
「クルミ殿、そこで何をしているのですか?」
そこには本物のレオパルドがいた。
「レオあんたこそどうしてここに?」
「親父、竜王に言われて替え玉ではなく本人が行った方がいいと言われてな、不死鳥で運ばせるから急いで行けと。いつになく真剣に言われたから急いで来てみた。まぁ祭りは終わったようだな。」
カーグありがとう!!クルミは、心の中で感謝した。
「ミン宰相があんたのために頑張ったの褒めてあげなさい!」
とレオパルドを押し出した。
「えっ どういうことだ。」
物音に反応して、後ろ向きに声をかけてくるミン宰相。
「偽物役ご苦労様です。そろそろ終わりにしましょう。」
「何を言ってるんだ?ミンシア?」
「何って?」振り返るミン宰相。
レオパルド王を見てハッとした。
「えっ本物!」
後ろにいる、クルミに気づいた。
クルミが親指立てている。
そして、その場を後にした。
ミンシアは、クルミにありがとうと心の中で感謝した。ここでもう少し頑張ってみようと思った。
「申し訳ございません。本物のレオパルド王にも来ていただきまして。大変嬉しく思います。」
「嫌、今到着したばかりだからな。お披露目会は見れなかった。」
「レオパルド王。今見てください!」
その場でくるりと回った。
「いかかですか?」
「きれいだな。」
レオパルドはあまり表情も変えずに答えた。
「それだけですか?」
少し落ち込むミンシア。
「ミンシアは、どんな格好でもきれいだと思うのだが。」
その言葉で今度は嬉しくなるミンシア。さらにがんばるミンシア。
「わたしは、あなた様が好きです!昔からお慕いしておりました。」
「そうか。」
レオパルドの一言。
沈黙の時間が流れる。ミンシアは言わなければよかったと思った。
レオパルドが話し出す。
「やっと言ってくれたな。」
「どういう・・・・」
レオパルドは、困惑するミンシアを抱き寄せその唇にキスをした。
あまりの突然のことで、ミンシアは動揺したが、その後歓喜に任せてレオパルドを抱き締めたのだった。
「あとは、また今度ね。そろそろお披露目会の準備だからね。与太郎もレオパルドに変装させないとね。」
「まぁ仕方ないな、でもすぐばれないか?」
「わたしが何とかごまかすよ。」
魔法で、レオパルドに変装させた。そして、竜神王国の支援部隊と合流させた。支援部隊にはドレドラスも竜神王国から戻ってきていた。アリスの1日目のお披露目会に参加できなくて、ものすごいクレームを受けた。
今回は、1日目と変わらずクルミが最初だった。
今回は、古典的に白無垢で登場した。黒髪に白無垢、合わないわけがなかった。
親衛隊からも大歓声があがり、竜神王国の支援部隊も大盛りあがりになっていた。
クルミが前世で夢見ていた。服装を念願かなって着ることができて感無量だった。
今度はジークの横で着れたらいいな。と妄想していたのだった。
次は、街の女性達が参加した。1日目より多くの参加者がいてそれぞれ個性的な服装だった。
タマ婆もいた。メリットと一緒に出てきた。今回も失敗してしまった。
タマ婆とならメリットに注目がいくと考えていたクルミだったが、人は怖いもの見たさってあるのだとしみじみとクルミは実感するのだった。
タマ婆のインパクトが強すぎて、メリットは目立たないどころか、観客の記憶にも残らなかっただろう。ごめんメリット。
そして、支援部隊が待ち望んだ、
ミン宰相、ミンシアの登場だった。
タマ婆が、自信満々の顔だった。
ミンシアが登場した。また今回はすごい衣装だった。しかも何枚も着物を重ね着しており、歩くたびに脱いでいく。
そして最後は、薄い紫の着物を着になり・・・
というか透けていた。下着が分かるくらいに、でもそこに色気を感じたのだった。下着もデザインが凝ってありクルミも欲しいと思うくらいだった。
また、子供を持つ母親は、子供の目をふさいでいた。
さすがにタマ婆に聞いてみた。
「よくあんな衣装を着せれたね?」
「今回は、竜神王国の王様が来られるとのことで、ミンシア殿はどうにか振り向かせたいと言っておられたので、これぐらいしないと無理と伝えました。そして、前回ほどではないのですが、お酒の力も少々。」
やはり、ミン宰相は酒乱なのかもしれないとクルミは思った。
男性人からの歓声がすごかった。
会場は大いに盛り上がった。
ミンシアは、レオパルドの方をしばらく見つめて舞台を去って行った。
そして最後は、アリスの番だった。今回は前回より豪華絢爛に飾り付けてたドレスだった。
赤いドレスがよく似合っていた。
「智世ちゃーん!」「かわいいー!」こっちは女性にうけていた。
アリスは恥ずかしそうにみんなに手を振っていた。
「タマ婆、アリスの宝石とかすごくない?何であんなのあるの?」
「与太郎殿が用意してくれたようです。知らなかったのですか?」
めんどくさい状況だけれど、今の与太郎は、与一将軍が変装した姿だから、与一将軍が用意したということになる。
「しかもなぜかライゲン将軍も張り合って装飾品を用意されたので、凄い豪華になりました。」
お披露目会は、大成功だった。
このお披露目会は、今後も続いてこの街がファションの街として有明になっていくのであった。
祭りの後、クルミは急いでレオパルドに変装した与太郎を探した。
ミン宰相に見つかる前に解除しないといけなかったが遅かった。
与太郎に変装した。レオパルドの腕に手回すミン宰相がいたのだった。
「レオパルド王、わたしの服装どうでしたか?」
「あぁ よかったと思います。」
緊張で変なしゃべり方になる与太郎。
「嬉しいです!!」
さらに接近してくる、ミン宰相。
クルミは、ばれてなさそうでほっとしていたが実は、ミン宰相は、最初から偽物だと分かっていたのだった。
ミン宰相は思った。
わたしが偽物だと見破れないと思っていたみたいですね。レオパルド王をわたしが間違える分けないじゃないですか!
最初は、少し不機嫌だったけれど、せっかくなのでレオパルド王にできないことをしてみたいと考えてしまったのだった。
あぁ、レオパルド王にもできたらな・・・
「ちょっと用事を思い出した!」
与太郎が変装したレオパルドが逃げるように去って行った。
「フゥ まぁこんなところですね。そろそろ許してあげますか。」
ミン宰相の言葉をこっそりと聞いていたクルミは焦った。
やばい!ばれてる。
そこに救世主が現れたのだった。
「クルミ殿、そこで何をしているのですか?」
そこには本物のレオパルドがいた。
「レオあんたこそどうしてここに?」
「親父、竜王に言われて替え玉ではなく本人が行った方がいいと言われてな、不死鳥で運ばせるから急いで行けと。いつになく真剣に言われたから急いで来てみた。まぁ祭りは終わったようだな。」
カーグありがとう!!クルミは、心の中で感謝した。
「ミン宰相があんたのために頑張ったの褒めてあげなさい!」
とレオパルドを押し出した。
「えっ どういうことだ。」
物音に反応して、後ろ向きに声をかけてくるミン宰相。
「偽物役ご苦労様です。そろそろ終わりにしましょう。」
「何を言ってるんだ?ミンシア?」
「何って?」振り返るミン宰相。
レオパルド王を見てハッとした。
「えっ本物!」
後ろにいる、クルミに気づいた。
クルミが親指立てている。
そして、その場を後にした。
ミンシアは、クルミにありがとうと心の中で感謝した。ここでもう少し頑張ってみようと思った。
「申し訳ございません。本物のレオパルド王にも来ていただきまして。大変嬉しく思います。」
「嫌、今到着したばかりだからな。お披露目会は見れなかった。」
「レオパルド王。今見てください!」
その場でくるりと回った。
「いかかですか?」
「きれいだな。」
レオパルドはあまり表情も変えずに答えた。
「それだけですか?」
少し落ち込むミンシア。
「ミンシアは、どんな格好でもきれいだと思うのだが。」
その言葉で今度は嬉しくなるミンシア。さらにがんばるミンシア。
「わたしは、あなた様が好きです!昔からお慕いしておりました。」
「そうか。」
レオパルドの一言。
沈黙の時間が流れる。ミンシアは言わなければよかったと思った。
レオパルドが話し出す。
「やっと言ってくれたな。」
「どういう・・・・」
レオパルドは、困惑するミンシアを抱き寄せその唇にキスをした。
あまりの突然のことで、ミンシアは動揺したが、その後歓喜に任せてレオパルドを抱き締めたのだった。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
心の声が聞こえる私は、婚約者から嫌われていることを知っている。
木山楽斗
恋愛
人の心の声が聞こえるカルミアは、婚約者が自分のことを嫌っていることを知っていた。
そんな婚約者といつまでも一緒にいるつもりはない。そう思っていたカルミアは、彼といつか婚約破棄すると決めていた。
ある時、カルミアは婚約者が浮気していることを心の声によって知った。
そこで、カルミアは、友人のロウィードに協力してもらい、浮気の証拠を集めて、婚約者に突きつけたのである。
こうして、カルミアは婚約破棄して、自分を嫌っている婚約者から解放されるのだった。
王太子の子を孕まされてました
杏仁豆腐
恋愛
遊び人の王太子に無理やり犯され『私の子を孕んでくれ』と言われ……。しかし王太子には既に婚約者が……侍女だった私がその後執拗な虐めを受けるので、仕返しをしたいと思っています。
※不定期更新予定です。一話完結型です。苛め、暴力表現、性描写の表現がありますのでR指定しました。宜しくお願い致します。ノリノリの場合は大量更新したいなと思っております。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる