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中編
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メモに書いてあった指定の場所に着いてから、5分ほど経った。メールには、場所と時間以外の詳しいことは記されていなかった。
少し不安になりながら、周りをキョロキョロ見回していると、一人の男の人が声をかけてきた。体型は中肉中背、メガネを掛けている。一言で表すなら『おじさん』だ。
「きみが、カーテちゃんかい?」
「えっ・・・」
この仕事に申し込む時、1枚の紙を書かされた。その紙には住所や、名前などを書く欄があった。しかし、なぜこのおじさんが私の名前を知っているのだろう。
「あのー、私は何をすれば良いんですか?」
「あー、何も知らないでここに来ちゃったのかー。まぁ俺はそっちのほうが、こうふn・・・」
最後の方は何を言ったのかうまく聞き取れなかった。そして、おじさんはまた話し始めた。
「それじゃあ、カーテちゃん。行こっか」
「えっ、どこにですか?」
「いいから、俺に付いてきて」
「あっ、はい・・・」
私は言われるがまま、おじさんに付いっていった。そして、十分程歩いた時ある建物の前でおじさんは止まった。その建物は今にも崩れそうなぐらい古かった。周りは人通りが少なく、この付近からは暗い雰囲気が漂う。
「さぁ着いたよ。中に入ろうか」
「はっ、はい」
「そんなに怖がらないでよ。まだ何もしてないよ」
部屋の前に着くとおじさんは扉を開け、部屋に入った。私もその後ろをついて行く。部屋の中は裸電球が天井から吊り下げられているのと、ベッドが一つある以外家具も何も無い。
そうすると鼻息が荒いおじさんが、たった一言こう言った。
「さぁ、そこのベッドに寝て」
少し不安になりながら、周りをキョロキョロ見回していると、一人の男の人が声をかけてきた。体型は中肉中背、メガネを掛けている。一言で表すなら『おじさん』だ。
「きみが、カーテちゃんかい?」
「えっ・・・」
この仕事に申し込む時、1枚の紙を書かされた。その紙には住所や、名前などを書く欄があった。しかし、なぜこのおじさんが私の名前を知っているのだろう。
「あのー、私は何をすれば良いんですか?」
「あー、何も知らないでここに来ちゃったのかー。まぁ俺はそっちのほうが、こうふn・・・」
最後の方は何を言ったのかうまく聞き取れなかった。そして、おじさんはまた話し始めた。
「それじゃあ、カーテちゃん。行こっか」
「えっ、どこにですか?」
「いいから、俺に付いてきて」
「あっ、はい・・・」
私は言われるがまま、おじさんに付いっていった。そして、十分程歩いた時ある建物の前でおじさんは止まった。その建物は今にも崩れそうなぐらい古かった。周りは人通りが少なく、この付近からは暗い雰囲気が漂う。
「さぁ着いたよ。中に入ろうか」
「はっ、はい」
「そんなに怖がらないでよ。まだ何もしてないよ」
部屋の前に着くとおじさんは扉を開け、部屋に入った。私もその後ろをついて行く。部屋の中は裸電球が天井から吊り下げられているのと、ベッドが一つある以外家具も何も無い。
そうすると鼻息が荒いおじさんが、たった一言こう言った。
「さぁ、そこのベッドに寝て」
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