31 / 57
第2部 激戦編
第30話 不安を抱えるルキア
しおりを挟む
「ああ、ようやく俺達の機体も直ったか」
「総動員でしたからね。 ザック軍曹やミーナさんも帝国の無人MGTの調査が終わってから、手伝ってたみたいですし」
道中で、残りのジョージ中尉の部隊員を迎え入れた連合軍の魔導戦艦【フィールラスクス】。
賑やかになる格納庫の片隅で、アパ子と共にアパタイトのチェックをしていた私は、機体が直ったことに安堵するリュート小隊の隊員の嘆きと整備員の言葉を聞いた。
アーリントン達によって動作不良にされた上で、奪われた為に、リュート小隊は戦艦の中で歯がゆい思いをしていたようだが、もうすぐ最初の目的地に着く前に修理ができたようだ。
さらに、リュート小隊の機体はあの後総動員で修理したらしく、帝国のMGTの調査をしていたザック軍曹やミーナさんも手伝っていたらしい。
大変だったんだなぁ。
『そういえばマスター。 この戦艦は何処に向かっているのか聞いてます?』
「確か、マイア王女の故郷の【ロゼッタ魔法国】だったかしらね」
『ロゼッタ魔法国ですか。 確か、あそこ付近に帝国軍の前線基地の一つがあるんですよね』
「そうみたい。 これから、現地を守る部隊と協力して前線基地を叩くらしいよ」
『激しい戦いはこれから……ですかね』
「そうね。 アルムとか味方が多数いるけど、いざとなると不安ね。 私は未だにアパタイトの高い性能に頼ってる節があるから」
『マスター……』
現在、この戦艦はマイア王女率いる【魔法少女部隊】の故郷、ロゼッタ魔法国へと向かっている。
アルムから聞いた話だと、ファシナシオン王国からロゼッタ魔法国までは、西方向に馬車では片道一週間、この世界独特の技術の結晶の魔導乗用車だと片道3日は掛かる距離らしいが、戦艦なら数時間で着くという。
目的はロゼッタ魔法国の首都付近に構えている帝国軍の前線基地を壊滅させる事だ。
その任務を目前にして、私は抱える不安を口にした。
この世界に飛ばされてあまり日にちが経っていないのだが、それでもアパタイトの高い性能に頼ってる自分自身が、いつかアルム達の足を引っ張らないかという不安が過る。
「そこはまだ気にしない方がいい。 戦術とかはこれから試行錯誤でやっていけばいいさ」
「アルム?」
『アルムさん』
そんな悩みを抱えていた私の前にアルムが来て、そう声を掛けてきた。
「いつからそこに?」
「ついさっきだ。 リュート小隊の機体の修理具合を見に行こうとしてたら、丁度君を見かけたからな」
「リュート小隊の機体は、最終的に総動員だったみたい。 ザック軍曹やミーナさんも手伝ってたらしいから」
「ああ、あの二人には無理をさせたか。 それよりも……」
リュート小隊の機体の修理具合を見に行くついでに私を見かけたというアルムは、引き続き話を始める。
「ルキアはこの短期間で、よくやってくれてるよ。 色々不安な思いを抱えているのにさ」
アルムの言葉に私はじっと聞き入っている。
「これからもルキアのやれる範囲でやってくれればいい。 特に今は機体の性能に頼ってでもな」
彼の発言は、私の不安を吹き飛ばしてくれる。
「これからも、俺はルキアを支えたいと思っている。 だから、悩みがあったら打ち明けてくれ。 もちろん、仲間にもな」
「うん、ありがとうアルム。 少し前の世界での嫌な思い出を過ったから……」
「嫌な思い出?」
「ええ、それは……」
私はアルムに、自分が悩んでいた前の世界での嫌な思い出を作らせた人物について打ち明けた。
「なるほどな。 ルキアの世界にそのような考えの魔女がいると」
「一部とはいえね。 特にゼネアと言う女が常に私を見下していたからね」
「仲間や道具の性能に頼る魔女は底辺魔女とか腐ってるな。 そういえば、最近になって帝国周辺で確保されたゲートから出て来た女性が帝国軍の幹部として戦っているという情報があったな。 性格の方もさっきルキアが言っていた性格の女にそっくりっぽいけど……」
「流石にゼネアでないことを祈りたいけどね」
「まぁ、誰がどう言おうが、ここではそんな考えが通らない事を分からせてやるさ」
私を見下していたゼネアと言う魔女、そのゼネアの歪んだ考えなど、私が悩みを抱えている原因をアルムに打ち明けた。
最近になって帝国付近に転移された女性が、帝国軍の幹部として戦っているみたいだけど……ゼネアではないことを祈りたい。
アルムは、この【マナトピア】と言う世界ではゼネアの考えは通らないという事を分からせるとは言っていたが、あの女は通らないなら無理やり通らせるがモットーだから、厳しいんじゃないかと。
「アルムの言う通りだな。 俺もその情報は最近知ったばかりだが、この手の戦争では仲間との絆も必要だからな」
「ジョージ中尉、それにフェリア軍曹も」
「そうですよルキアさん。 もし、ルキアさんの悩みの主犯格が現れたらみんなで倒しましょう!」
後からジョージ中尉とフェリア軍曹がこっちに来て、私を気遣う。
そういえば、この二人は恋人同士だったんだよね。
「ルキアさーん、私達【魔法少女部隊】もお手伝いしますよー」
「防衛戦ではいい所がなかったから、我々リュート小隊も助太刀しますよ」
そして、マイア王女率いる【魔法少女部隊】やリュート小隊も私を励ましてくれた。
確かにこの世界ではこういう仲間の助けがありがたく思える。
ゼネアの見下しのせいで、私は一人でやるしかなかった前の世界とは大違いだ。
「もう君も連合軍の仲間だしな。 一人で抱えるなよ」
「そうね、ありがとうアルム」
『各員に連絡。 もうすぐ【ロゼッタ魔法国】の首都、【フェアリーテイル】に着きます』
「もう到着か。 ルキア、出撃準備はしておいてくれ。 俺達もすぐに出撃するから」
「ええ」
みんなの励ましや気遣いによって、安心感を得た私はアパ子と共に出撃前の最終チェックを行う。
こうして、最初の前線基地襲撃戦が間もなく始まろうとしていた。
「総動員でしたからね。 ザック軍曹やミーナさんも帝国の無人MGTの調査が終わってから、手伝ってたみたいですし」
道中で、残りのジョージ中尉の部隊員を迎え入れた連合軍の魔導戦艦【フィールラスクス】。
賑やかになる格納庫の片隅で、アパ子と共にアパタイトのチェックをしていた私は、機体が直ったことに安堵するリュート小隊の隊員の嘆きと整備員の言葉を聞いた。
アーリントン達によって動作不良にされた上で、奪われた為に、リュート小隊は戦艦の中で歯がゆい思いをしていたようだが、もうすぐ最初の目的地に着く前に修理ができたようだ。
さらに、リュート小隊の機体はあの後総動員で修理したらしく、帝国のMGTの調査をしていたザック軍曹やミーナさんも手伝っていたらしい。
大変だったんだなぁ。
『そういえばマスター。 この戦艦は何処に向かっているのか聞いてます?』
「確か、マイア王女の故郷の【ロゼッタ魔法国】だったかしらね」
『ロゼッタ魔法国ですか。 確か、あそこ付近に帝国軍の前線基地の一つがあるんですよね』
「そうみたい。 これから、現地を守る部隊と協力して前線基地を叩くらしいよ」
『激しい戦いはこれから……ですかね』
「そうね。 アルムとか味方が多数いるけど、いざとなると不安ね。 私は未だにアパタイトの高い性能に頼ってる節があるから」
『マスター……』
現在、この戦艦はマイア王女率いる【魔法少女部隊】の故郷、ロゼッタ魔法国へと向かっている。
アルムから聞いた話だと、ファシナシオン王国からロゼッタ魔法国までは、西方向に馬車では片道一週間、この世界独特の技術の結晶の魔導乗用車だと片道3日は掛かる距離らしいが、戦艦なら数時間で着くという。
目的はロゼッタ魔法国の首都付近に構えている帝国軍の前線基地を壊滅させる事だ。
その任務を目前にして、私は抱える不安を口にした。
この世界に飛ばされてあまり日にちが経っていないのだが、それでもアパタイトの高い性能に頼ってる自分自身が、いつかアルム達の足を引っ張らないかという不安が過る。
「そこはまだ気にしない方がいい。 戦術とかはこれから試行錯誤でやっていけばいいさ」
「アルム?」
『アルムさん』
そんな悩みを抱えていた私の前にアルムが来て、そう声を掛けてきた。
「いつからそこに?」
「ついさっきだ。 リュート小隊の機体の修理具合を見に行こうとしてたら、丁度君を見かけたからな」
「リュート小隊の機体は、最終的に総動員だったみたい。 ザック軍曹やミーナさんも手伝ってたらしいから」
「ああ、あの二人には無理をさせたか。 それよりも……」
リュート小隊の機体の修理具合を見に行くついでに私を見かけたというアルムは、引き続き話を始める。
「ルキアはこの短期間で、よくやってくれてるよ。 色々不安な思いを抱えているのにさ」
アルムの言葉に私はじっと聞き入っている。
「これからもルキアのやれる範囲でやってくれればいい。 特に今は機体の性能に頼ってでもな」
彼の発言は、私の不安を吹き飛ばしてくれる。
「これからも、俺はルキアを支えたいと思っている。 だから、悩みがあったら打ち明けてくれ。 もちろん、仲間にもな」
「うん、ありがとうアルム。 少し前の世界での嫌な思い出を過ったから……」
「嫌な思い出?」
「ええ、それは……」
私はアルムに、自分が悩んでいた前の世界での嫌な思い出を作らせた人物について打ち明けた。
「なるほどな。 ルキアの世界にそのような考えの魔女がいると」
「一部とはいえね。 特にゼネアと言う女が常に私を見下していたからね」
「仲間や道具の性能に頼る魔女は底辺魔女とか腐ってるな。 そういえば、最近になって帝国周辺で確保されたゲートから出て来た女性が帝国軍の幹部として戦っているという情報があったな。 性格の方もさっきルキアが言っていた性格の女にそっくりっぽいけど……」
「流石にゼネアでないことを祈りたいけどね」
「まぁ、誰がどう言おうが、ここではそんな考えが通らない事を分からせてやるさ」
私を見下していたゼネアと言う魔女、そのゼネアの歪んだ考えなど、私が悩みを抱えている原因をアルムに打ち明けた。
最近になって帝国付近に転移された女性が、帝国軍の幹部として戦っているみたいだけど……ゼネアではないことを祈りたい。
アルムは、この【マナトピア】と言う世界ではゼネアの考えは通らないという事を分からせるとは言っていたが、あの女は通らないなら無理やり通らせるがモットーだから、厳しいんじゃないかと。
「アルムの言う通りだな。 俺もその情報は最近知ったばかりだが、この手の戦争では仲間との絆も必要だからな」
「ジョージ中尉、それにフェリア軍曹も」
「そうですよルキアさん。 もし、ルキアさんの悩みの主犯格が現れたらみんなで倒しましょう!」
後からジョージ中尉とフェリア軍曹がこっちに来て、私を気遣う。
そういえば、この二人は恋人同士だったんだよね。
「ルキアさーん、私達【魔法少女部隊】もお手伝いしますよー」
「防衛戦ではいい所がなかったから、我々リュート小隊も助太刀しますよ」
そして、マイア王女率いる【魔法少女部隊】やリュート小隊も私を励ましてくれた。
確かにこの世界ではこういう仲間の助けがありがたく思える。
ゼネアの見下しのせいで、私は一人でやるしかなかった前の世界とは大違いだ。
「もう君も連合軍の仲間だしな。 一人で抱えるなよ」
「そうね、ありがとうアルム」
『各員に連絡。 もうすぐ【ロゼッタ魔法国】の首都、【フェアリーテイル】に着きます』
「もう到着か。 ルキア、出撃準備はしておいてくれ。 俺達もすぐに出撃するから」
「ええ」
みんなの励ましや気遣いによって、安心感を得た私はアパ子と共に出撃前の最終チェックを行う。
こうして、最初の前線基地襲撃戦が間もなく始まろうとしていた。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
そろそろ寿命なはずなのに、世界がじじいを離さない
凜
ファンタジー
妻に先立たれ、酒を浴びる毎日を送り余生を楽しんでいた岡村鉄次郎70歳は、愛刀の鉄佳を月に照らした瞬間異世界に転移してしまう。
偶然ゴブリンキングから助けた皇女シルアに国を立て直すよう頼まれ、第二の人生を異世界で送ることに。
肝臓が悲鳴を上げ寿命が尽きると思っていたのに、愛刀を持てば若返り、自衛隊上がりの肉体はちょっとやそっとの魔物くらい素手でワンパン。あくまで余生を楽しむスローライフを希望するじじいの元にばばあが現れて……?
俺TUEEE改めじじいTUEEE物語が今始まる。
強いじじいと強いばばあ好きな方は是非宜しくお願いします!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
嫌われ聖女さんはとうとう怒る〜今更大切にするなんて言われても、もう知らない〜
𝓝𝓞𝓐
ファンタジー
13歳の時に聖女として認定されてから、身を粉にして人々のために頑張り続けたセレスティアさん。どんな人が相手だろうと、死にかけながらも癒し続けた。
だが、その結果は悲惨の一言に尽きた。
「もっと早く癒せよ! このグズが!」
「お前がもっと早く治療しないせいで、後遺症が残った! 死んで詫びろ!」
「お前が呪いを防いでいれば! 私はこんなに醜くならなかったのに! お前も呪われろ!」
また、日々大人も気絶するほどの魔力回復ポーションを飲み続けながら、国中に魔物を弱らせる結界を張っていたのだが……、
「もっと出力を上げんか! 貴様のせいで我が国の騎士が傷付いたではないか! とっとと癒せ! このウスノロが!」
「チッ。あの能無しのせいで……」
頑張っても頑張っても誰にも感謝されず、それどころか罵られるばかり。
もう我慢ならない!
聖女さんは、とうとう怒った。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
旦那の真実の愛の相手がやってきた。今まで邪魔をしてしまっていた妻はお祝いにリボンもおつけします
暖夢 由
恋愛
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる