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第一章 出会い編
第四話 嫌われてはいないらしい②
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「綺麗だろう?」
満面の笑みを浮かべたフリードリヒ様が僕に差し出したのは、綺麗な細工の櫛だった。木で出来ているその手彫りの櫛は地球の京都のお土産屋さんで見るような櫛に似ていたが、それらよりも少し華美に見える。花の絵柄が彫られており、とても凝った造りだ。
「はい。すごく」
僕は素直にそう言っていた。
ごてごてした宝石のあるような物は、僕が地球育ちの上、元々そういった宝石類には縁のない僕には正直あまり素敵だと思えないのだが、今回の様なものは普通に素敵だと思える。派手すぎない、上品さがとても優しい雰囲気だし。
「繊細な作りですね」
そう言って、櫛を受け取った僕が色々な角度からじっと見ていると、フリードリヒ様が嬉しそうに「気にいったか?」と聞いてきた。身を乗り出す勢いのフリードリヒ様に、僕は驚いて目をぱちぱちと瞬かせながらも、小さく頷いて見せる。
「お前にやる」
「え……でも、これは」
綺麗だとは言ったけれど、いかにも高そうだ。
宝石などは全くないが、ここまで立派な細工ならどう考えても安物ではない。色々な物を最近貰っているし、さすがにこれ以上は貰えないと断ろうとするが、駄目だとフリードリヒ様は珍しく断ってきた。
今まで、フリードリヒ様は僕が遠慮すると「そうか」と大抵は引いてくれていたのに、僕が返そうとしても受け取ってくれない。
そもそも、地球にいた頃は髪を整えるのは千円とかで買った安物のブラシだったので、こういうものは使ったことはなかった。そもそも、地球の男は髪型自体へのこだわりはともかく、髪をとかすブラシなどに可愛さはあんまり求めない。嫌いじゃないとは思うけれど、どんなに身だしなみに気を使っている人でも、女性が使う様なお洒落なデザインの櫛を常に持ち歩いている様なタイプの人は周りにはいなかった。
(探せば居るんだろうけど、大抵は黒とかの奴だよね)
「生活に必ずいる物だろう。前に、そういうものなら受け取るとお前は言ったぞ」
「えぇ、それは……!」
確かに櫛は必需品だ。
そこまで身だしなみに拘っていないとはいえ、清潔感まで失うつもりはない。さすがに、ボサボサなのは嫌だったし、おさがりで貰ったかなり地味な古い櫛を使って髪は整えてはいたが、今のおさがりで十分満足している。他の男娼は櫛とか鏡とかに色々拘りがあるらしいので、可愛い物を持っている様ではあったけれど……他の子たちは皆、そういった物を持っていても自然だ。
フリードリヒ様から貰った布で作った衣装は、とても素敵だ。
僕に似合うだろうと思って選んでくださった素材だからか、僕が着ても違和感がないどころか、普段よりちょっと良いかも? なんて錯覚しちゃうくらいの代物だし……実際、評判は良い。ミネアも似合っていると褒めてくれたし、イシュトさんでさえ「中々良いじゃないですか」と言ってくれたくらいだ。
(だけど、これは……いくらなんでも勿体ないよ)
可愛いというよりは大人っぽいデザインではあったが、宝石のついた装飾品とかと同じく、こういうのはもっと綺麗な人が使ってこそ、似合うものだと思う。
そもそも、最近貰いすぎている。
お菓子は僕以外にもあげられるし、布はわけることができるから良いけれど……、これは分けることができないものだ。
今のフリードリヒ様は、僕に多分謝罪のつもりで贈り物をしてくれてるだけなんだろうし、他意はないかもしれないけれど、やっぱり受け取れない。折角の贈り物を断るのは本当に申し訳ないけれど。
「あの、フリードリヒ様……僕には」
「それは……俺が作ったんだ」
勿体ないのでお返しします……そう言おうとした僕を遮るように、フリードリヒ様が口を開いた。
「え?」
とんでもないことを言われた気がして、僕は一瞬固まった。
「んっ……実はな」
僕があんぐりと口を開けていると、フリードリヒ様がどこか照れた様子で視線を逸らしながら、やや早口で話し出した。
「お前はあまり物を欲しがらないだろう。何をやると言ってもすぐ断ってくる。生活に使うなようなものや食べられるなら受け取るとは言われたが、いくらなんでもあまりに色気が無さすぎるし……。だから、悩んで櫛を彫ったんだ。一応、お前の雰囲気に合うようにしたつもりだ。我ながら中々の出来栄えだと思うし。全く……お前くらいだぞ。俺からの贈り物を断ってくるのは」
思わず、僕は手の中の櫛とフリードリヒ様を交互に見た。
「え……えぇっ~~~!? こ、これフリードリヒ様が作ったんですかっ!?」
僕は思わず、大きな声をあげてしまった。
フリードリヒ様はムキムキマッチョというほどではないけれど、かなりがっちりとした体躯をしている。明らかにどちらかといえば剣を振り回してそうなタイプに見えるのに、こんな細かい細工の物を作れることに驚きを隠せない。
どう考えても職人技だし、ちょっと練習してできるようなものじゃない。
僕が大声をあげることなんて殆どないからか、フリードリヒ様も驚いたらしい。
「だからそう言ってるだろう。あまり大きな声を出すな。お前は普段小さな声で話すのに、たまにいきなり大声を出す奴だな」
前回の、フリードリヒ様と打ち解けるきっかけになった日のことを言っているのだろう。あの時は、ぽかんと口を開けていたが、今のフリードリヒ様は苦笑いを浮かべていた。といっても、その表情には僕に対して怒っているとかではなく、優し気なものだったけれど。
「だって、こんなに精巧な物をフリードリヒ様が作れるなんて……」
「見た目に合わないと思ったな? お前」
図星を指されて、僕はうっと声を詰まらせる。だが、フリードリヒ様は機嫌を損ねたわけではないらしい。むしろ、可笑しそうに笑った。
「お前は、素直な奴だな」
「いえ……」
僕は恥ずかしくて、俯いた。
「俺は、元々細工品を作るのが趣味だったんだ。色々あって、ここしばらくは作っていなかったんだが……な」
色々というのは、おそらくはこの娼館にやって来るようになった事情のことなんだろう。話の後半、少しだけ、フリードリヒ様の表情が曇った。
「そう……だったんですか」
僕は、じっと手元の綺麗な櫛を見つめた。
満面の笑みを浮かべたフリードリヒ様が僕に差し出したのは、綺麗な細工の櫛だった。木で出来ているその手彫りの櫛は地球の京都のお土産屋さんで見るような櫛に似ていたが、それらよりも少し華美に見える。花の絵柄が彫られており、とても凝った造りだ。
「はい。すごく」
僕は素直にそう言っていた。
ごてごてした宝石のあるような物は、僕が地球育ちの上、元々そういった宝石類には縁のない僕には正直あまり素敵だと思えないのだが、今回の様なものは普通に素敵だと思える。派手すぎない、上品さがとても優しい雰囲気だし。
「繊細な作りですね」
そう言って、櫛を受け取った僕が色々な角度からじっと見ていると、フリードリヒ様が嬉しそうに「気にいったか?」と聞いてきた。身を乗り出す勢いのフリードリヒ様に、僕は驚いて目をぱちぱちと瞬かせながらも、小さく頷いて見せる。
「お前にやる」
「え……でも、これは」
綺麗だとは言ったけれど、いかにも高そうだ。
宝石などは全くないが、ここまで立派な細工ならどう考えても安物ではない。色々な物を最近貰っているし、さすがにこれ以上は貰えないと断ろうとするが、駄目だとフリードリヒ様は珍しく断ってきた。
今まで、フリードリヒ様は僕が遠慮すると「そうか」と大抵は引いてくれていたのに、僕が返そうとしても受け取ってくれない。
そもそも、地球にいた頃は髪を整えるのは千円とかで買った安物のブラシだったので、こういうものは使ったことはなかった。そもそも、地球の男は髪型自体へのこだわりはともかく、髪をとかすブラシなどに可愛さはあんまり求めない。嫌いじゃないとは思うけれど、どんなに身だしなみに気を使っている人でも、女性が使う様なお洒落なデザインの櫛を常に持ち歩いている様なタイプの人は周りにはいなかった。
(探せば居るんだろうけど、大抵は黒とかの奴だよね)
「生活に必ずいる物だろう。前に、そういうものなら受け取るとお前は言ったぞ」
「えぇ、それは……!」
確かに櫛は必需品だ。
そこまで身だしなみに拘っていないとはいえ、清潔感まで失うつもりはない。さすがに、ボサボサなのは嫌だったし、おさがりで貰ったかなり地味な古い櫛を使って髪は整えてはいたが、今のおさがりで十分満足している。他の男娼は櫛とか鏡とかに色々拘りがあるらしいので、可愛い物を持っている様ではあったけれど……他の子たちは皆、そういった物を持っていても自然だ。
フリードリヒ様から貰った布で作った衣装は、とても素敵だ。
僕に似合うだろうと思って選んでくださった素材だからか、僕が着ても違和感がないどころか、普段よりちょっと良いかも? なんて錯覚しちゃうくらいの代物だし……実際、評判は良い。ミネアも似合っていると褒めてくれたし、イシュトさんでさえ「中々良いじゃないですか」と言ってくれたくらいだ。
(だけど、これは……いくらなんでも勿体ないよ)
可愛いというよりは大人っぽいデザインではあったが、宝石のついた装飾品とかと同じく、こういうのはもっと綺麗な人が使ってこそ、似合うものだと思う。
そもそも、最近貰いすぎている。
お菓子は僕以外にもあげられるし、布はわけることができるから良いけれど……、これは分けることができないものだ。
今のフリードリヒ様は、僕に多分謝罪のつもりで贈り物をしてくれてるだけなんだろうし、他意はないかもしれないけれど、やっぱり受け取れない。折角の贈り物を断るのは本当に申し訳ないけれど。
「あの、フリードリヒ様……僕には」
「それは……俺が作ったんだ」
勿体ないのでお返しします……そう言おうとした僕を遮るように、フリードリヒ様が口を開いた。
「え?」
とんでもないことを言われた気がして、僕は一瞬固まった。
「んっ……実はな」
僕があんぐりと口を開けていると、フリードリヒ様がどこか照れた様子で視線を逸らしながら、やや早口で話し出した。
「お前はあまり物を欲しがらないだろう。何をやると言ってもすぐ断ってくる。生活に使うなようなものや食べられるなら受け取るとは言われたが、いくらなんでもあまりに色気が無さすぎるし……。だから、悩んで櫛を彫ったんだ。一応、お前の雰囲気に合うようにしたつもりだ。我ながら中々の出来栄えだと思うし。全く……お前くらいだぞ。俺からの贈り物を断ってくるのは」
思わず、僕は手の中の櫛とフリードリヒ様を交互に見た。
「え……えぇっ~~~!? こ、これフリードリヒ様が作ったんですかっ!?」
僕は思わず、大きな声をあげてしまった。
フリードリヒ様はムキムキマッチョというほどではないけれど、かなりがっちりとした体躯をしている。明らかにどちらかといえば剣を振り回してそうなタイプに見えるのに、こんな細かい細工の物を作れることに驚きを隠せない。
どう考えても職人技だし、ちょっと練習してできるようなものじゃない。
僕が大声をあげることなんて殆どないからか、フリードリヒ様も驚いたらしい。
「だからそう言ってるだろう。あまり大きな声を出すな。お前は普段小さな声で話すのに、たまにいきなり大声を出す奴だな」
前回の、フリードリヒ様と打ち解けるきっかけになった日のことを言っているのだろう。あの時は、ぽかんと口を開けていたが、今のフリードリヒ様は苦笑いを浮かべていた。といっても、その表情には僕に対して怒っているとかではなく、優し気なものだったけれど。
「だって、こんなに精巧な物をフリードリヒ様が作れるなんて……」
「見た目に合わないと思ったな? お前」
図星を指されて、僕はうっと声を詰まらせる。だが、フリードリヒ様は機嫌を損ねたわけではないらしい。むしろ、可笑しそうに笑った。
「お前は、素直な奴だな」
「いえ……」
僕は恥ずかしくて、俯いた。
「俺は、元々細工品を作るのが趣味だったんだ。色々あって、ここしばらくは作っていなかったんだが……な」
色々というのは、おそらくはこの娼館にやって来るようになった事情のことなんだろう。話の後半、少しだけ、フリードリヒ様の表情が曇った。
「そう……だったんですか」
僕は、じっと手元の綺麗な櫛を見つめた。
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