40 / 46
40話
しおりを挟む
ミラサイド
おデコに冷たさを感じて重いまぶたを開けるとそこには悲しそうな顔したイチがいた。
I「ねぇさん…熱出てきてる。病院行った方がいいよ?」
*「うん…ごめん…イチにまで迷惑かけて…ジュイは?話の途中で私…意識失っちゃって…。」
I「ねぇさん…ジュイはやめときな…ねぇさんが傷つくだけだよ。」
思いもよらないイチの言葉にまた、涙が溢れそうになるのをグッと堪えた。
*「なんで…そんな事言うの……?」
I「ねぇさんの泣いてる顔…もう見たくないからだよ?」
*「ねぇ…知ってる?」
I「ん?」
*「女が泣くのはね…それだけその人を愛してるからだよ……。」
I「ねぇさん…」
*「でも…イチの言うとりやめといた方がいいね…私は女としてジュイのそばにいたらきっとジュイをダメにしてしまう……私が傷つくんじゃなくて…私がジュイをボロボロに傷つけてしまう…。」
ゆっくりと痛む脇腹を押さえながら私は起き上がった。
*「病院行ってくる。ごめんね心配かけて…」
私は下を向いたままのイチを置いて部屋を出た。
私は脇腹の激痛に耐えながら自分の鞄を探して事務所の中を彷徨う。
すると、会議室でトウジと事務所の幹部達が話してるのが見えて、私は咄嗟に身を隠し聞き耳を立てた。
T「ミラさんとジュイのあの動画はリノンの仕業です…」
「ミラは今どこで何してるんだ!」
T「実は男に襲われて怪我をしてます。この公園での写真は男に襲われたその直後の写真です。リノンはジュイとミラさんの動画を使って俺を脅してきました。だから、この動画を持ってるのはリノンだけ…そして、この写真も同じアカウントから流出してる…おかしいと思いませんか?」
「証拠は…あるのか?」
T「この男に関する証拠はありませんが…俺を脅した証拠ならあります。ボイスレコーダーで撮ってあるので……」
そう言ってトウジが流したボイスレコーダーを聞いて…私は息を飲んだ。
📱📲
「トウジが私の言う通りにしてくれたら動画消してあげてもいいわ…。脅さないと私と付き合ってくれないでしょ?あんな女なんか消えたらいいのに…今日だってちょっとヤケドしたぐらいで大袈裟な…みんなに心配されて本当ウザい。あの人が消えてくれるなら私はなんだってする。」
T「それが…お前の本心なんだな…」
リ「えぇそうよ。これが私の本心…私は私が幸せだったら誰が不幸になっても構わないの。」
T「そっか…好きにしろ。俺はもう、付き合いきれねぇわ…。」
リ「!?あんたがずっと片思いしてるミラがどうなってもいいの!?」
T「あぁ…いいよ。俺にはこれがあるからな。」
私は微かに聞こえてきたボイスレコーダーの内容をすぐには理解ができなかった。
トウジが……私に片想い…?
トウジは私とジュイのために…自分を犠牲にしようとした?
その事実に驚いたのと同時にまた、脇腹に激痛が走りまた気が遠くなるのを歯を食いしばり堪える。
そして、私が今までトウジにしてきた事や言ってきたことを思い出して、私は心の奥底から後悔した。
私…1番最低じゃん…
自分に呆れ果てため息を落とすとズキっと脇腹が痛み…こうなったのも自業自得だなと思った私は見つからないカバンを諦めてデスクに行こうとエレベーターに乗った。
マネージャー室の階にエレベーターが着き壁伝いにエレベーターを降りると、息を切らしたソラと会った。
SR「ねぇさん!!やっと見つかった…探したよ!?」
*「ソラほんとごめん…病院に行きたいんだけどカバンが見つからなくて…」
SR「私の車にあるから…ほら、ねぇさん病院行くよ!」
私はソラに支えられながら病院に向かいソラの運転で病院に着くと診察を受けた。
診断の結果、骨折…
しばらくは絶対安静と診断された。
そして、またソラの車に乗り込むとソラの運転する車が私の家とは逆方向へと向かう。
*「え?ソラ?方向違うけど?」
SR「合ってるよ。ねぇさんはしばらく会社…行かないでいいことになったから。」
*「え…」
SR「ねぇさんこれ見て?」
赤信号で止まった隙にソラが自分のスマホを私に差し出し、それを見た私は息が止まるかと思った。
*「これ………。」
SR「騒ぎが収まるまで自宅謹慎になった。怪我の事もあるし…」
*「どうしよう…私のせいであの子たちが……」
SR「どうしようもないじゃん…好きなでしょ!?ジュイのこと…」
*「1番…ダメな形で知れ渡っちゃったな…この事…」
SR「ねぇさん、ジュイに酷いこと言われたでしょ?あれ全部リノンの仕業だから。リノンに嘘を吹き込まれてた。ジュイ今頃、寮で泣き崩れてるよ。」
*「え……もしかして……」
SR「寮に向かってる。」
ソラにそう知らされた私は無言のまま寮へと向かった。
寮の部屋に入るととても重い空気が漂っていて、それだけで私は圧倒されて倒れてしまいそうだった。
N「ねぇさん…怪我どうだった?」
ナオが心配そうに私にそう問いかけた。
*「うん…骨折してた…。」
H「ねぇさん…ほら、そこ座りな。」
ハヤトが私の顔を見て少しため息をつきながらソファに座るよう促す。
*「みんな…本当にごめんね…私のせいでこんな事になって…本当にごめん。」
立ったまま謝る私をユウが腕を引っ張るようにしてソファに座らせた。
Y「こうなったのはお前の責任なんだろ?下ばっか向いてねぇでどうやって責任とるのか話せよ…ねぇさんの前で。」
そう言って下を向くジュイにユウが圧をかけるのを見かねた私がつい、ジュイを庇うように助け船を出してしまう。
*「違うの。これは私のせいなんだよ…全部私が悪いの…だからジュイに責任はな……」
Y「ねぇさんはそうやっていつまでもこいつの事、甘やかすのか?そうやってまた、こいつを庇えばこいつはいつまで経っても自分の好きな女すら…守れない男のままなんだぞ?それでいいのかよ?」
*「いいのよ…私のことなんか守らなくていいの…」
Y「はぁ?」
*「私のことなんか…切り捨てればいいの…」
私の言葉を聞いて下を向いていたジュイが顔を上げて目に涙をためる。
*「あなた達はこんな事でぐらいでつまづいたらダメなの…もっと高みを目指さなきゃダメなグループなのよ…夢の邪魔をする人間は誰だとしても切り捨てなさい…それがたとえ…私だとしても…」
私の言葉を聞いたジュイは震える声で言った。
J「ミラにとったら…俺とのことは…こんな事ぐらいで終わらせれるってことかよ…。」
*「そうよ…寝たぐらいで勘違いないで…責任とか守るとか…そういう言葉でこの業界やっていけたら誰も苦労しないわ。私もこの事…会社に否定するからジュイも否定して。私たち本人が否定すればなんの問題もない。分かった?全てなかった事にするの。」
私が無表情のままそう言って立ちがるとジュイは私の前で縋るように泣き崩れた。
つづく
おデコに冷たさを感じて重いまぶたを開けるとそこには悲しそうな顔したイチがいた。
I「ねぇさん…熱出てきてる。病院行った方がいいよ?」
*「うん…ごめん…イチにまで迷惑かけて…ジュイは?話の途中で私…意識失っちゃって…。」
I「ねぇさん…ジュイはやめときな…ねぇさんが傷つくだけだよ。」
思いもよらないイチの言葉にまた、涙が溢れそうになるのをグッと堪えた。
*「なんで…そんな事言うの……?」
I「ねぇさんの泣いてる顔…もう見たくないからだよ?」
*「ねぇ…知ってる?」
I「ん?」
*「女が泣くのはね…それだけその人を愛してるからだよ……。」
I「ねぇさん…」
*「でも…イチの言うとりやめといた方がいいね…私は女としてジュイのそばにいたらきっとジュイをダメにしてしまう……私が傷つくんじゃなくて…私がジュイをボロボロに傷つけてしまう…。」
ゆっくりと痛む脇腹を押さえながら私は起き上がった。
*「病院行ってくる。ごめんね心配かけて…」
私は下を向いたままのイチを置いて部屋を出た。
私は脇腹の激痛に耐えながら自分の鞄を探して事務所の中を彷徨う。
すると、会議室でトウジと事務所の幹部達が話してるのが見えて、私は咄嗟に身を隠し聞き耳を立てた。
T「ミラさんとジュイのあの動画はリノンの仕業です…」
「ミラは今どこで何してるんだ!」
T「実は男に襲われて怪我をしてます。この公園での写真は男に襲われたその直後の写真です。リノンはジュイとミラさんの動画を使って俺を脅してきました。だから、この動画を持ってるのはリノンだけ…そして、この写真も同じアカウントから流出してる…おかしいと思いませんか?」
「証拠は…あるのか?」
T「この男に関する証拠はありませんが…俺を脅した証拠ならあります。ボイスレコーダーで撮ってあるので……」
そう言ってトウジが流したボイスレコーダーを聞いて…私は息を飲んだ。
📱📲
「トウジが私の言う通りにしてくれたら動画消してあげてもいいわ…。脅さないと私と付き合ってくれないでしょ?あんな女なんか消えたらいいのに…今日だってちょっとヤケドしたぐらいで大袈裟な…みんなに心配されて本当ウザい。あの人が消えてくれるなら私はなんだってする。」
T「それが…お前の本心なんだな…」
リ「えぇそうよ。これが私の本心…私は私が幸せだったら誰が不幸になっても構わないの。」
T「そっか…好きにしろ。俺はもう、付き合いきれねぇわ…。」
リ「!?あんたがずっと片思いしてるミラがどうなってもいいの!?」
T「あぁ…いいよ。俺にはこれがあるからな。」
私は微かに聞こえてきたボイスレコーダーの内容をすぐには理解ができなかった。
トウジが……私に片想い…?
トウジは私とジュイのために…自分を犠牲にしようとした?
その事実に驚いたのと同時にまた、脇腹に激痛が走りまた気が遠くなるのを歯を食いしばり堪える。
そして、私が今までトウジにしてきた事や言ってきたことを思い出して、私は心の奥底から後悔した。
私…1番最低じゃん…
自分に呆れ果てため息を落とすとズキっと脇腹が痛み…こうなったのも自業自得だなと思った私は見つからないカバンを諦めてデスクに行こうとエレベーターに乗った。
マネージャー室の階にエレベーターが着き壁伝いにエレベーターを降りると、息を切らしたソラと会った。
SR「ねぇさん!!やっと見つかった…探したよ!?」
*「ソラほんとごめん…病院に行きたいんだけどカバンが見つからなくて…」
SR「私の車にあるから…ほら、ねぇさん病院行くよ!」
私はソラに支えられながら病院に向かいソラの運転で病院に着くと診察を受けた。
診断の結果、骨折…
しばらくは絶対安静と診断された。
そして、またソラの車に乗り込むとソラの運転する車が私の家とは逆方向へと向かう。
*「え?ソラ?方向違うけど?」
SR「合ってるよ。ねぇさんはしばらく会社…行かないでいいことになったから。」
*「え…」
SR「ねぇさんこれ見て?」
赤信号で止まった隙にソラが自分のスマホを私に差し出し、それを見た私は息が止まるかと思った。
*「これ………。」
SR「騒ぎが収まるまで自宅謹慎になった。怪我の事もあるし…」
*「どうしよう…私のせいであの子たちが……」
SR「どうしようもないじゃん…好きなでしょ!?ジュイのこと…」
*「1番…ダメな形で知れ渡っちゃったな…この事…」
SR「ねぇさん、ジュイに酷いこと言われたでしょ?あれ全部リノンの仕業だから。リノンに嘘を吹き込まれてた。ジュイ今頃、寮で泣き崩れてるよ。」
*「え……もしかして……」
SR「寮に向かってる。」
ソラにそう知らされた私は無言のまま寮へと向かった。
寮の部屋に入るととても重い空気が漂っていて、それだけで私は圧倒されて倒れてしまいそうだった。
N「ねぇさん…怪我どうだった?」
ナオが心配そうに私にそう問いかけた。
*「うん…骨折してた…。」
H「ねぇさん…ほら、そこ座りな。」
ハヤトが私の顔を見て少しため息をつきながらソファに座るよう促す。
*「みんな…本当にごめんね…私のせいでこんな事になって…本当にごめん。」
立ったまま謝る私をユウが腕を引っ張るようにしてソファに座らせた。
Y「こうなったのはお前の責任なんだろ?下ばっか向いてねぇでどうやって責任とるのか話せよ…ねぇさんの前で。」
そう言って下を向くジュイにユウが圧をかけるのを見かねた私がつい、ジュイを庇うように助け船を出してしまう。
*「違うの。これは私のせいなんだよ…全部私が悪いの…だからジュイに責任はな……」
Y「ねぇさんはそうやっていつまでもこいつの事、甘やかすのか?そうやってまた、こいつを庇えばこいつはいつまで経っても自分の好きな女すら…守れない男のままなんだぞ?それでいいのかよ?」
*「いいのよ…私のことなんか守らなくていいの…」
Y「はぁ?」
*「私のことなんか…切り捨てればいいの…」
私の言葉を聞いて下を向いていたジュイが顔を上げて目に涙をためる。
*「あなた達はこんな事でぐらいでつまづいたらダメなの…もっと高みを目指さなきゃダメなグループなのよ…夢の邪魔をする人間は誰だとしても切り捨てなさい…それがたとえ…私だとしても…」
私の言葉を聞いたジュイは震える声で言った。
J「ミラにとったら…俺とのことは…こんな事ぐらいで終わらせれるってことかよ…。」
*「そうよ…寝たぐらいで勘違いないで…責任とか守るとか…そういう言葉でこの業界やっていけたら誰も苦労しないわ。私もこの事…会社に否定するからジュイも否定して。私たち本人が否定すればなんの問題もない。分かった?全てなかった事にするの。」
私が無表情のままそう言って立ちがるとジュイは私の前で縋るように泣き崩れた。
つづく
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
悲恋 (一部BL要素含む)
樺純
恋愛
王が世を支配する時代。
トナとコハクは愛し合いながら穏やかな日々を過ごしていました。
そんな時、トナとコハクの住む町に王が現れます。
トナは王に身染められ、愛するコハクと別れ胸を痛めながら王宮に入る事になります。
王宮に入ったトナに次々と起こる試練。
トナを失い悲しみに暮れるコハク。
そんな二人に幸せな日々は訪れるのでしょうか…?
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。
甘い束縛
はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。
※小説家なろうサイト様にも載せています。
これ以上私の心をかき乱さないで下さい
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のユーリは、幼馴染のアレックスの事が、子供の頃から大好きだった。アレックスに振り向いてもらえるよう、日々努力を重ねているが、中々うまく行かない。
そんな中、アレックスが伯爵令嬢のセレナと、楽しそうにお茶をしている姿を目撃したユーリ。既に5度も婚約の申し込みを断られているユーリは、もう一度真剣にアレックスに気持ちを伝え、断られたら諦めよう。
そう決意し、アレックスに気持ちを伝えるが、いつも通りはぐらかされてしまった。それでも諦めきれないユーリは、アレックスに詰め寄るが
“君を令嬢として受け入れられない、この気持ちは一生変わらない”
そうはっきりと言われてしまう。アレックスの本心を聞き、酷く傷ついたユーリは、半期休みを利用し、兄夫婦が暮らす領地に向かう事にしたのだが。
そこでユーリを待っていたのは…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる