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135話
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ユナside
アナの姿を見つける前にジョウキは情けない事にみんなの前でぶっ倒れた。
だからちゃんとご飯食べなきゃダメだよってあれだけ言ったのに!
2人はマネージャーさんにホテルまで先に送ってもらう事になった。
アナ…今度はちゃんと素直に話せるといいな…
そう思いながら横をチラっと見るとトウヤが車に向かう2人の背中をじっと見つめていた。
Y「トウヤ…もしかして…妬いちゃった?」
私がトウヤの隣に並び、控え室の中に入りながら問いかけた。
T「え?」
Y「倒れたとはいえアナがあんな風に1番に駆け寄ったのがジョウキだったからさ?」
私の話を聞いてトウヤはフワッと優しい笑顔浮かべた。
T「俺はもう大丈夫だよ?大切な人が俺には出来たからさ。」
Y「え!なになに!大切な人って…もしかして彼女出来たの!?」
私の言葉を聞いてニヤニヤしたメンバーがトウヤの周りに集まってきた。
Y「え…誰なの!モデル?女優?歌手?ねぇ!誰なの~誰にも言わないから教えて!お願い!」
こんなビックニュース私がウキウキしないワケがない!!私は照れているトウヤに目を輝かせながら問いかける。
T「うん…実は…俺ね?」
トウヤはモジモジしながら何故か私の顔色を伺って不安そうな顔をする。
Y「トウヤ……?」
T「その…めちゃくちゃ言いにくいんだけど…俺…実は…ユナの妹のミリとお付き合いをしています!!」
トウヤの口から妹であるミリの名前が出た瞬間、私は驚きと戸惑いのあまり心臓が一瞬、止まった気がした。
Y「え…?」
M「ユナの妹って…ことは…」
H「もし、もしもだけど…トウヤとミリちゃん?が結婚して…」
S「ユナとマハロが結婚したら…?」
N「2人は…義兄弟…?ってこと!?」
呆気に取られた私とマハロを置いて他のメンバーはそう騒いでいる。
Y「トウヤ…それって…本気なの…?」
T「はい…本気です。お姉さんどうぞよろしくお願いします!」
トウヤが深々と頭を下げるが私は全然笑えない。
微かに手が震え、胸がざわつく。
Y「トウヤには幸せになってほしい。だけど…なんでミリなの…」
私の言葉を聞いて一瞬にしてシーンっと静まりかえる控え室。
T「ユナは俺とミリこと反対…?」
Y「反対よ…」
私はその言葉だけを置いてそのままゴナの手を引いて控え室を出た。
つづく
アナの姿を見つける前にジョウキは情けない事にみんなの前でぶっ倒れた。
だからちゃんとご飯食べなきゃダメだよってあれだけ言ったのに!
2人はマネージャーさんにホテルまで先に送ってもらう事になった。
アナ…今度はちゃんと素直に話せるといいな…
そう思いながら横をチラっと見るとトウヤが車に向かう2人の背中をじっと見つめていた。
Y「トウヤ…もしかして…妬いちゃった?」
私がトウヤの隣に並び、控え室の中に入りながら問いかけた。
T「え?」
Y「倒れたとはいえアナがあんな風に1番に駆け寄ったのがジョウキだったからさ?」
私の話を聞いてトウヤはフワッと優しい笑顔浮かべた。
T「俺はもう大丈夫だよ?大切な人が俺には出来たからさ。」
Y「え!なになに!大切な人って…もしかして彼女出来たの!?」
私の言葉を聞いてニヤニヤしたメンバーがトウヤの周りに集まってきた。
Y「え…誰なの!モデル?女優?歌手?ねぇ!誰なの~誰にも言わないから教えて!お願い!」
こんなビックニュース私がウキウキしないワケがない!!私は照れているトウヤに目を輝かせながら問いかける。
T「うん…実は…俺ね?」
トウヤはモジモジしながら何故か私の顔色を伺って不安そうな顔をする。
Y「トウヤ……?」
T「その…めちゃくちゃ言いにくいんだけど…俺…実は…ユナの妹のミリとお付き合いをしています!!」
トウヤの口から妹であるミリの名前が出た瞬間、私は驚きと戸惑いのあまり心臓が一瞬、止まった気がした。
Y「え…?」
M「ユナの妹って…ことは…」
H「もし、もしもだけど…トウヤとミリちゃん?が結婚して…」
S「ユナとマハロが結婚したら…?」
N「2人は…義兄弟…?ってこと!?」
呆気に取られた私とマハロを置いて他のメンバーはそう騒いでいる。
Y「トウヤ…それって…本気なの…?」
T「はい…本気です。お姉さんどうぞよろしくお願いします!」
トウヤが深々と頭を下げるが私は全然笑えない。
微かに手が震え、胸がざわつく。
Y「トウヤには幸せになってほしい。だけど…なんでミリなの…」
私の言葉を聞いて一瞬にしてシーンっと静まりかえる控え室。
T「ユナは俺とミリこと反対…?」
Y「反対よ…」
私はその言葉だけを置いてそのままゴナの手を引いて控え室を出た。
つづく
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