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祖父帰る(菊池寛)
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結局、この顔面迫力満点の学業優秀文武両道出世街道爆進中の新婚ゴリラは、10も歳下の大学1年生に、愚痴を溢しに来たのか?
家主が床に寝転がっているのに(ピーちゃんがお腹でワイシャツのボタンを齧る遊びをしているので立ち上がれません)、お客様の新婚さんは我が家のソファを占領しています。
瑞穂くんは長風呂なので、「いつもみたいに」バスタオルを巻いたまま上がってこられても困るから、台所と居間を仕切る襖を閉めに行きたいなぁ。
さすがにゴリラの叫び声がウッホウッホウッホッホと響いていればわかるだろうけど。
あの残念ウッカリ娘の事だから、何しでかすかわからない。
あ、僕と瑞穂くんはまだ綺麗な間柄ですよ。
僕の悪戯好きの同級生がアレコレ吹き込みやがったんで、「ドッキリ」と言う概念を知った瑞穂くんなら、何をしても驚かない。
「だらしがないな。なんでお前寝てんだよ。」
厄介な人がもう1人来た。
「ちょうど良かった。じいちゃん、襖閉めて。」
「お?おお。」
「ピーチャン」
「おうおう、こんにちはピーちゃん。お前は光よりこの家では序列が上と見えるな。」
間違ってないかもしれない。
穴熊くんも、時々僕に登りたがるし。
来たのは祖父。
って貴方、この頭抱えゴリラの仲人してたでしょ。
「なんで新郎新婦より遅いの?」
「じゅり?」
ピーちゃんは、僕の会話の語尾が上がっているのを察して、動けない僕の代わりに首を傾げて疑問を表してくれた。
どんなオカメインコだ。
「そりゃ新郎新婦は式が終わったら、さっさと新婚旅行の一つも出かけるだろう。追い出すだけ追い出したら、あとは仲人の仕事だ。」
「ふぅん。」
「なんだお前、そんな事も知らんのか。」
知らんがな。
「まったく、これだから1度も結婚した事のない餓鬼は…。」
「じいちゃん?僕はまだ18歳、だいがくせぇ。結婚なんかまだ先の話だし、冠婚葬祭の殆どが体験してないよ。」
「バァバ!」
「瑞穂ちゃん!パンツ履いてパンツ!」
襖の向こうから、祖母の悲鳴が聞こえました。
しかもその内容たるや。
お下劣だなぁ。
「……俺は隠居したとは言え、付き合いのある奴が多い奴が出席していた式だったから、旧交を温めてたんだよ。」
「なんか県警本部長さんからご挨拶されましたよ…。」
「聞いてる……。警察に行くなら協力する事は吝かでないけどよ。お前の人生だ。強要するつもりはないよ。」
「襖の向こうの''アレ''は強要じゃないんですか?」
「……それはお前が教育しろ。嫁以前に、まともな大人に育てる事は、家族としてのお前の義務だ。」
「その義務も押し付けられてませんか?」
「………すまん。」
わぁ、爺ちゃんが謝ったぞう。
★ ★ ★
襖の向こうからする、おおよそ嫁入り前の16娘と後期高齢者祖母の会話とは思えない赤裸々な全裸トークを、4人と1羽は聞こえないふりする事に決めた。
祖父がピーちゃんを自分の人差し指に止まらせてくれたので、僕はやっと立ち上がれた。
ねじくれ曲がったネクタイと襟元を直す。
幸いな事に(というかやたら来客がある家だから)茶器セットとポットは居間に置いてある。
襖を開けて台所に行く必要がない。
でも6月だし、温茶じゃ無くて冷茶、アイスコーヒーの方がいいかな。
で、45リットルのミニ冷蔵庫も置いてあるので、冷たいミネラルウォーターと粉茶、紅茶・コーヒーのポーションと一緒にロックアイス入りサーモスの金属カップを並べよう。
熱いお茶が好みでしたら、湯呑みと急須も出しときます。
急須は綺麗に洗ってあるので、お茶っ葉でも粉茶でも抹茶でも、お好きなものを。
ポーションでホットコーヒーも作れますよ。
「これ、アレよねぇ。」
「なんですか?旧姓水野さん。」
「瑞穂ちゃん、花嫁修行をしてるって言ってるけど、師匠の方が嫁スキルが高いってのは、なんなのかな。」
「水野さん。瑞穂くんの歳を思い出して下さい。彼女がやってる家事は中学校の家庭科です。」
「…頑張ってね。師匠。」
新婚さんに目一杯心配されました。
そんな事言ったら、お隣のお姉さんなんか、貴女より歳上なんですけど。
どうしよう。
「おう、そうだ。折り詰め持ってきたぞ。腹減ってるだろう。」
「警視監、助かります。」
「ありがとうございます。警視監。」
折り詰め?
結婚式で?
「今はよ、引き出物だのカタログだの持って帰るから結婚式の折り詰めは減ってるかもな。ま、お祝いだからよ。昔は祝い事には大抵付いてたもんだ。おい、婆さん。」
「ちょっと待って、瑞穂ちゃんに服着せてから。」
「……お前の嫁は裸族なのか?」
「多分、悪戯だと思うけど、ばあちゃんが来てテンションが上がっているのかもしれません。色々お子様なので。」
「すまん、アレ以外に嫁候補が見繕えなかった。」
「大叔父のじいちゃんが1番酷いこと言ってますよ。」
それにご縁があるなら、瑞穂くんだろうと、まだお会いしてない誰かだろうと結婚すると思いますよ。
「あんな攻撃されたら、俺にゃ対処の仕方わからん。」
「僕もですよ。」
「相馬一族って破天荒だよな。」
「あなたも私も、外から見たら一族なんですよ。他人のフリしないでよ。」
「………はい。」
たちまち嫁に言い包められるゴリラ。
あと、この。本人不在(襖1枚向こう)の修羅場って何?
……….
あのさ、じいちゃん?
世間ではこれを折り詰めとは言いません。
「寿司桶」と言います。
祖母が(服を着た瑞穂くんと一緒に)、抱えて来たのは直径が1メートル弱のちゃんと木で組んである寿司桶2つ、じゃない2桶と、2段重ねの重箱でした。
わぁ、この重箱もプラスチックじゃなくて木製だよ。
しかも鎌倉彫に金箔まで散らしてある。
「これ、返しに行くの?あのホテルに?」
面倒くさいくさそうだ。
「料金込みだから要らん。お前が使え。」
お重ならともかく、こんな大きな寿司桶、どう使ったらいいんだろ。
「あの、警視監?俺たちの手元に届いた見積り書には書いてなかったですが?」
「普段世話になってるからな、このくらい奢らせろ。お人形さんみたいに座っているだけだったんだから腹空いてるだろ。俺もだ。食え食え。」
「頂きましょう、警部補。私もお腹ぺこぺこだもん。」
「あぁ、頂こう。」
「うん、警視監、頂きます。」
「なんだ水野、未だに亭主を警部補呼びかい。」
「警視監こそ。もう籍も入れてあるので、私は水野じゃありませんよ。」
「俺だって、とっくに警視監じゃなくなったんだがね。」
「警視監や相馬さんに関わっている私達にとっては、警視監はずっと警視監です。警部補は、そうですねぇ。赤ちゃんが産まれたらお父さんにしましょうか。」
「後藤が昇進しないで、子供が産まれなかったらどうすんだ。この先詰まってるぞ。」
「未来永劫、警部補ですよ。」
「勘弁してくれ。」
未来永劫警部補さんが、さっきとは別の悩みで頭を抱え出した。
「1度ね。湯呑みに白湯を注いで湯呑みを温めるの。」
「ハイ」
「その白湯を急須に入れて2分、茶葉を開くまで置いておきます。」
「オチャパはどのくらい?」
「最初は濃いめにするから、このくらいね。」
そんな会話を物ともせず、祖母は瑞穂くんに「美味しいお茶」の淹れ方を伝授しているし。
相変わらず動じない人だ。
さて、まだ5時前だし、お腹なんか全く空いてない(あれだけ食わされて減るわけない)本人はどうしよう。
あ、昨日駅前の露店で買ったシジミ、砂吐き終わったかな?
あれですまし汁でも作るかな。
席を立とうとした僕のスラックスの裾を引っ張るゴリラがいますよ。
なんですか?
「あのよ。」
「はい。」
「お前ってさぁ、1人でなんでもこなしちうから気が付かなかったけど、中身警視監と同じなんだな。」
「なんと言う侮辱を。」
「お前ら、よく本人を前にして言えるな。」
「本人のいないところで良いましょうか?」
「まったく、光の野郎、口ばかり達者になりやがって。誰に似たんだか。」
あなたです。
家主が床に寝転がっているのに(ピーちゃんがお腹でワイシャツのボタンを齧る遊びをしているので立ち上がれません)、お客様の新婚さんは我が家のソファを占領しています。
瑞穂くんは長風呂なので、「いつもみたいに」バスタオルを巻いたまま上がってこられても困るから、台所と居間を仕切る襖を閉めに行きたいなぁ。
さすがにゴリラの叫び声がウッホウッホウッホッホと響いていればわかるだろうけど。
あの残念ウッカリ娘の事だから、何しでかすかわからない。
あ、僕と瑞穂くんはまだ綺麗な間柄ですよ。
僕の悪戯好きの同級生がアレコレ吹き込みやがったんで、「ドッキリ」と言う概念を知った瑞穂くんなら、何をしても驚かない。
「だらしがないな。なんでお前寝てんだよ。」
厄介な人がもう1人来た。
「ちょうど良かった。じいちゃん、襖閉めて。」
「お?おお。」
「ピーチャン」
「おうおう、こんにちはピーちゃん。お前は光よりこの家では序列が上と見えるな。」
間違ってないかもしれない。
穴熊くんも、時々僕に登りたがるし。
来たのは祖父。
って貴方、この頭抱えゴリラの仲人してたでしょ。
「なんで新郎新婦より遅いの?」
「じゅり?」
ピーちゃんは、僕の会話の語尾が上がっているのを察して、動けない僕の代わりに首を傾げて疑問を表してくれた。
どんなオカメインコだ。
「そりゃ新郎新婦は式が終わったら、さっさと新婚旅行の一つも出かけるだろう。追い出すだけ追い出したら、あとは仲人の仕事だ。」
「ふぅん。」
「なんだお前、そんな事も知らんのか。」
知らんがな。
「まったく、これだから1度も結婚した事のない餓鬼は…。」
「じいちゃん?僕はまだ18歳、だいがくせぇ。結婚なんかまだ先の話だし、冠婚葬祭の殆どが体験してないよ。」
「バァバ!」
「瑞穂ちゃん!パンツ履いてパンツ!」
襖の向こうから、祖母の悲鳴が聞こえました。
しかもその内容たるや。
お下劣だなぁ。
「……俺は隠居したとは言え、付き合いのある奴が多い奴が出席していた式だったから、旧交を温めてたんだよ。」
「なんか県警本部長さんからご挨拶されましたよ…。」
「聞いてる……。警察に行くなら協力する事は吝かでないけどよ。お前の人生だ。強要するつもりはないよ。」
「襖の向こうの''アレ''は強要じゃないんですか?」
「……それはお前が教育しろ。嫁以前に、まともな大人に育てる事は、家族としてのお前の義務だ。」
「その義務も押し付けられてませんか?」
「………すまん。」
わぁ、爺ちゃんが謝ったぞう。
★ ★ ★
襖の向こうからする、おおよそ嫁入り前の16娘と後期高齢者祖母の会話とは思えない赤裸々な全裸トークを、4人と1羽は聞こえないふりする事に決めた。
祖父がピーちゃんを自分の人差し指に止まらせてくれたので、僕はやっと立ち上がれた。
ねじくれ曲がったネクタイと襟元を直す。
幸いな事に(というかやたら来客がある家だから)茶器セットとポットは居間に置いてある。
襖を開けて台所に行く必要がない。
でも6月だし、温茶じゃ無くて冷茶、アイスコーヒーの方がいいかな。
で、45リットルのミニ冷蔵庫も置いてあるので、冷たいミネラルウォーターと粉茶、紅茶・コーヒーのポーションと一緒にロックアイス入りサーモスの金属カップを並べよう。
熱いお茶が好みでしたら、湯呑みと急須も出しときます。
急須は綺麗に洗ってあるので、お茶っ葉でも粉茶でも抹茶でも、お好きなものを。
ポーションでホットコーヒーも作れますよ。
「これ、アレよねぇ。」
「なんですか?旧姓水野さん。」
「瑞穂ちゃん、花嫁修行をしてるって言ってるけど、師匠の方が嫁スキルが高いってのは、なんなのかな。」
「水野さん。瑞穂くんの歳を思い出して下さい。彼女がやってる家事は中学校の家庭科です。」
「…頑張ってね。師匠。」
新婚さんに目一杯心配されました。
そんな事言ったら、お隣のお姉さんなんか、貴女より歳上なんですけど。
どうしよう。
「おう、そうだ。折り詰め持ってきたぞ。腹減ってるだろう。」
「警視監、助かります。」
「ありがとうございます。警視監。」
折り詰め?
結婚式で?
「今はよ、引き出物だのカタログだの持って帰るから結婚式の折り詰めは減ってるかもな。ま、お祝いだからよ。昔は祝い事には大抵付いてたもんだ。おい、婆さん。」
「ちょっと待って、瑞穂ちゃんに服着せてから。」
「……お前の嫁は裸族なのか?」
「多分、悪戯だと思うけど、ばあちゃんが来てテンションが上がっているのかもしれません。色々お子様なので。」
「すまん、アレ以外に嫁候補が見繕えなかった。」
「大叔父のじいちゃんが1番酷いこと言ってますよ。」
それにご縁があるなら、瑞穂くんだろうと、まだお会いしてない誰かだろうと結婚すると思いますよ。
「あんな攻撃されたら、俺にゃ対処の仕方わからん。」
「僕もですよ。」
「相馬一族って破天荒だよな。」
「あなたも私も、外から見たら一族なんですよ。他人のフリしないでよ。」
「………はい。」
たちまち嫁に言い包められるゴリラ。
あと、この。本人不在(襖1枚向こう)の修羅場って何?
……….
あのさ、じいちゃん?
世間ではこれを折り詰めとは言いません。
「寿司桶」と言います。
祖母が(服を着た瑞穂くんと一緒に)、抱えて来たのは直径が1メートル弱のちゃんと木で組んである寿司桶2つ、じゃない2桶と、2段重ねの重箱でした。
わぁ、この重箱もプラスチックじゃなくて木製だよ。
しかも鎌倉彫に金箔まで散らしてある。
「これ、返しに行くの?あのホテルに?」
面倒くさいくさそうだ。
「料金込みだから要らん。お前が使え。」
お重ならともかく、こんな大きな寿司桶、どう使ったらいいんだろ。
「あの、警視監?俺たちの手元に届いた見積り書には書いてなかったですが?」
「普段世話になってるからな、このくらい奢らせろ。お人形さんみたいに座っているだけだったんだから腹空いてるだろ。俺もだ。食え食え。」
「頂きましょう、警部補。私もお腹ぺこぺこだもん。」
「あぁ、頂こう。」
「うん、警視監、頂きます。」
「なんだ水野、未だに亭主を警部補呼びかい。」
「警視監こそ。もう籍も入れてあるので、私は水野じゃありませんよ。」
「俺だって、とっくに警視監じゃなくなったんだがね。」
「警視監や相馬さんに関わっている私達にとっては、警視監はずっと警視監です。警部補は、そうですねぇ。赤ちゃんが産まれたらお父さんにしましょうか。」
「後藤が昇進しないで、子供が産まれなかったらどうすんだ。この先詰まってるぞ。」
「未来永劫、警部補ですよ。」
「勘弁してくれ。」
未来永劫警部補さんが、さっきとは別の悩みで頭を抱え出した。
「1度ね。湯呑みに白湯を注いで湯呑みを温めるの。」
「ハイ」
「その白湯を急須に入れて2分、茶葉を開くまで置いておきます。」
「オチャパはどのくらい?」
「最初は濃いめにするから、このくらいね。」
そんな会話を物ともせず、祖母は瑞穂くんに「美味しいお茶」の淹れ方を伝授しているし。
相変わらず動じない人だ。
さて、まだ5時前だし、お腹なんか全く空いてない(あれだけ食わされて減るわけない)本人はどうしよう。
あ、昨日駅前の露店で買ったシジミ、砂吐き終わったかな?
あれですまし汁でも作るかな。
席を立とうとした僕のスラックスの裾を引っ張るゴリラがいますよ。
なんですか?
「あのよ。」
「はい。」
「お前ってさぁ、1人でなんでもこなしちうから気が付かなかったけど、中身警視監と同じなんだな。」
「なんと言う侮辱を。」
「お前ら、よく本人を前にして言えるな。」
「本人のいないところで良いましょうか?」
「まったく、光の野郎、口ばかり達者になりやがって。誰に似たんだか。」
あなたです。
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