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ニンニク最高
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ニンニクそれは言葉では言い表す事ができない無限の可能性を秘めた食材。いや違う食材を超えたもはや我々に恵みを与えてくれる神そのも。
カンナちゃん。料理出来上がるたびに神棚に飾ってあるニンニクに祈りを捧げないくたさいっす。料理が冷めちゃうっす。
はい。ちょっと待って下さい。奥田さん。あともう少しでニンニク様に捧げる祈りが終わるんで。
全く。カンナちゃん。見た目はいいんだけど相変わらずのニンニクバカっすね。そんなだから彼氏の一つもいないんすよ。料理もニンニク料理しか作らないし、客そっちのけでニンニクの事しか考えてないんすから。ねえ、先輩もそう思うっすよね。
貴様死にたいのか。貴様ごどきが。カンナ氏の料理を愚弄するなど激おこぷんぷん丸でござるぞ。あの芸者作品の様な素晴らしい料理を理解できない何て可愛そうなやつなり。
ちょっと、先輩。痛い。痛い。アイアンクロはやめて下さいっす。自分これでも女っすよ。か弱いんすよ。やりすぎだって。それにテンパリすぎてキモいオタクみたいになってるよ。
何がか弱いだ。このまな板キン肉女。片手で猪殴り倒す奴が何言ってんだ。少しは自分の力を考えろ。この前だって虫が出てきて怖がって俺に抱きついて全身の骨バキバキにへしおっただろうが。このゴリラ女。
それは仕方ないっす。自分虫は苦手なんす。
(嘘っす。本当は先輩に自分を意識して欲しくて抱きついただけっす)
何顔赤くしてんだ。さっきのアイアンクローが効いたか。
何でも無いっす。
後輩は小声でこう言った。
それに言ったすよね。フォローするのは彼女に対して料理の事フオーロしてどうすんすか。
トーマスさん私の料理の事をそんなに愛してくれてたんですか。
今まで一度も食べてくれなかったからいつも何しに来てんだ。コイツと思ってましたが見直しましたよ。トーマスさん。
まあ、結果オーライっすね。
トーマスさん。私感動しました。私の料理をこんなにも評価してくれるなんて。あなたの期待に応える為に私全力を尽くしました。
彼女はトーマスの前に大量のニンニク料理を運んで来た。
今日は料金はいただきません。私の新作料理の数々をここゆくまで食べてって下さい。
その瞬間、トーマスの目から大量の灰が溢れ出した。
せんぱあぁいいいいいい。
トーマスさん。大丈夫ですか。
あははは。先輩はきっと感動のあまり目から灰が出ちゃったんす。そうですよね?
そ。そ。そのとおり。これぞ。目から鱗ならぬ目から灰感動のあまり前が見えない。
そうですか。人間ってリアクションで目から灰出せましたっけ。
まずい。このままでは先輩が人間じゃ無いってバレるフォローしないと。
きっと。これもニンニクの力っすよ。ニンニクの美味しさが起こしたミラクル くる クル っす。
なるほど。それなら納得です。ニンニクに不可能はありませんから。
相手がバカで助かったっす。
ホナミ。
どうしたんすか。急に下ので名前よんで。
その瞬間トーマスの全身は全て灰になった。
燃え尽きたぜ。真っ白にな。
せんぱあぁいいい。
トーマスさん。どこ行ったんですか。
イリュージョンっす。先輩たら私を置いて帰るなんてひどいな。じゃあ帰るっす。
ホナミはその後、トーマスの灰を全て集め家に持って帰った。
先輩しっかりして下さい。そうだ。灰にプロテイン混ぜたら蘇るかもっす。
ホナミは灰になった彼にプロテインを混ぜた。
そして一時間後、灰が集まり、トーマスは復活した。
あー危なかったっす。あともう少しで死ぬとこだった。うん。
おい。ホナミ。これどう言う事っすか。
いやあ、どうやら私の飲みかけのプロテイン入れたから私のDNAと混ざって私ぽっくなっちゃいましたね。まあ、命が助かったんで。それでよしとして下さいっす。てへ。
可愛いからいいじゃ無いっすか。これからは双子でいきましょうっす。
てへじゃねえよ。そもそも、灰に何か混ぜんじゃねえよ。
その後、トーマスはもう一度灰になり元の姿に戻してもらったそうな。
カンナちゃん。料理出来上がるたびに神棚に飾ってあるニンニクに祈りを捧げないくたさいっす。料理が冷めちゃうっす。
はい。ちょっと待って下さい。奥田さん。あともう少しでニンニク様に捧げる祈りが終わるんで。
全く。カンナちゃん。見た目はいいんだけど相変わらずのニンニクバカっすね。そんなだから彼氏の一つもいないんすよ。料理もニンニク料理しか作らないし、客そっちのけでニンニクの事しか考えてないんすから。ねえ、先輩もそう思うっすよね。
貴様死にたいのか。貴様ごどきが。カンナ氏の料理を愚弄するなど激おこぷんぷん丸でござるぞ。あの芸者作品の様な素晴らしい料理を理解できない何て可愛そうなやつなり。
ちょっと、先輩。痛い。痛い。アイアンクロはやめて下さいっす。自分これでも女っすよ。か弱いんすよ。やりすぎだって。それにテンパリすぎてキモいオタクみたいになってるよ。
何がか弱いだ。このまな板キン肉女。片手で猪殴り倒す奴が何言ってんだ。少しは自分の力を考えろ。この前だって虫が出てきて怖がって俺に抱きついて全身の骨バキバキにへしおっただろうが。このゴリラ女。
それは仕方ないっす。自分虫は苦手なんす。
(嘘っす。本当は先輩に自分を意識して欲しくて抱きついただけっす)
何顔赤くしてんだ。さっきのアイアンクローが効いたか。
何でも無いっす。
後輩は小声でこう言った。
それに言ったすよね。フォローするのは彼女に対して料理の事フオーロしてどうすんすか。
トーマスさん私の料理の事をそんなに愛してくれてたんですか。
今まで一度も食べてくれなかったからいつも何しに来てんだ。コイツと思ってましたが見直しましたよ。トーマスさん。
まあ、結果オーライっすね。
トーマスさん。私感動しました。私の料理をこんなにも評価してくれるなんて。あなたの期待に応える為に私全力を尽くしました。
彼女はトーマスの前に大量のニンニク料理を運んで来た。
今日は料金はいただきません。私の新作料理の数々をここゆくまで食べてって下さい。
その瞬間、トーマスの目から大量の灰が溢れ出した。
せんぱあぁいいいいいい。
トーマスさん。大丈夫ですか。
あははは。先輩はきっと感動のあまり目から灰が出ちゃったんす。そうですよね?
そ。そ。そのとおり。これぞ。目から鱗ならぬ目から灰感動のあまり前が見えない。
そうですか。人間ってリアクションで目から灰出せましたっけ。
まずい。このままでは先輩が人間じゃ無いってバレるフォローしないと。
きっと。これもニンニクの力っすよ。ニンニクの美味しさが起こしたミラクル くる クル っす。
なるほど。それなら納得です。ニンニクに不可能はありませんから。
相手がバカで助かったっす。
ホナミ。
どうしたんすか。急に下ので名前よんで。
その瞬間トーマスの全身は全て灰になった。
燃え尽きたぜ。真っ白にな。
せんぱあぁいいい。
トーマスさん。どこ行ったんですか。
イリュージョンっす。先輩たら私を置いて帰るなんてひどいな。じゃあ帰るっす。
ホナミはその後、トーマスの灰を全て集め家に持って帰った。
先輩しっかりして下さい。そうだ。灰にプロテイン混ぜたら蘇るかもっす。
ホナミは灰になった彼にプロテインを混ぜた。
そして一時間後、灰が集まり、トーマスは復活した。
あー危なかったっす。あともう少しで死ぬとこだった。うん。
おい。ホナミ。これどう言う事っすか。
いやあ、どうやら私の飲みかけのプロテイン入れたから私のDNAと混ざって私ぽっくなっちゃいましたね。まあ、命が助かったんで。それでよしとして下さいっす。てへ。
可愛いからいいじゃ無いっすか。これからは双子でいきましょうっす。
てへじゃねえよ。そもそも、灰に何か混ぜんじゃねえよ。
その後、トーマスはもう一度灰になり元の姿に戻してもらったそうな。
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