走れエロス

ご対面

やばい。早く着替えないと。チクショオ。あれもこれも全部あの自称神のせいだ。

俺は慌てて風呂場を出た。当然、何も身につけていない裸の状態だ。

風呂場の外はおそらくあの自称神が用意したと思われる鏡で床や天井全てが鏡になっていて後ろや前横などあらゆる角度から裸が目に飛び込んだ。

俺は好奇心とあまりのキレイさに思わず見惚れてしまった。
あいつ意外にスタイルいいんだな。ここはこうなってるのか。

俺が思わず身体を触ろうとした瞬間、扉が少し開き優しい声でこう語りかけてきた。

何なら、触ってもいいですよ。本当は気になってるんじゃないですか。どんな風になってるか。欲望に素直になりましょう。こんなチャンスもうないですよ。責任は取ってもらいますけど。

後ろから悪魔のささやきが聞こえてきたおかげで俺は正気に戻る事が出来た。

急いで着替えないと俺は欲望と恥ずかしさと戦いながら着替え始めた。

ハアハア。先輩が目を半目で見ないようにしながら必死に着替えてる。欲望と戦って必死に耐えてる先輩なんだか興奮する。

後ろで、そんな俺をハアハアしながら興奮してい見ている変態に見守らながら俺は何とか服を着替え俺は脱衣所を出た。


だだいま。あれ居ない。おかしいな靴はそこにあるのに。

お姉ちゃん。おかえり。さあ、ご対面だ。俺は玄関に向かった。